ポジショントークではなく、自分のオーガニックな言葉で伝える

少し間が空いてしまいましたが、先日東京を本拠とする一般社団法人グローバル人事塾主催の勉強会が本町で開催されました。東京では月に二回開催されていますが、大阪では4月の湯川鶴章さん以来です。

今回のゲスト講師はベストセラー「明日の広告」でお馴染み、コミュニケーションディレクターとして活躍中の佐藤尚之さん。僕も公私共に尊敬している方で、久しぶりの再会に喜びが隠せませんでしたが(多分前回お会いしたのは数年前のバーカウンターだった記憶・・・笑)、それよりなにより「ソーシャル時代の社員教育とインナーキャンペーン」というテーマで110分ぶっ通しの講演に学びがいっぱい。細かいレポートは(社)グローバル人事塾の公式サイトにアップされていますので、こちらを是非ご覧ください

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個人的には「(通り一遍の)ポジショントークではなく、自分のオーガニックな言葉で伝える」という話に気持ちを新たにされました。どうしても人に何かを伝える時に「うちの会社は・・・」とか「会社の方針が・・・」などの表現を使ってしまいます。もちろん会社の事が他人事になっている訳ではなく、あくまで自分事なのですが、それでもなぜだか一枚、壁を挟んでいるかのように伝えがち。やはり会社の事を自分事のように伝え、伝える相手にも自分事のように思ってもらうために、自分の言葉でオーガニックに伝えるのが大切ですね。

うちの会社も優秀で気持ちの良いスタッフがたくさん働いてくれていて、自分も毎日のように、みなが楽しく、最高のパフォーマンスを発揮し、満足の行く報酬を得、ステークホルダーに最高のサービスを提供することができるためにどうすれば良いのかを考えています。ネットを駆け巡るデジタル情報が1.8ゼタの「砂の一粒時代」、ポジショントークや企業発信の情報なんて、誰も聞かないよね。「そんなこたあ分かってんだよ、本音言えよ」とか「教科書どおりの言葉なんていらねえよ」。そんな感じでしょうか。ソーシャル時代は友人が最強のメディア。つまり発信する情報は友人が語るかのように、本音でオーガニックに伝えなければならない。ザッポスの10個のコア・バリューのように、分かりやすく誰もが共感できるようでなければならないんです。

ちなみに僕も少し登壇させていただいてHR勉強会の目的についてお話をさせていただきました。いくらAIの時代だロボットの時代だ、と言っても、結局は人と人とのオーガニックな繋がりが会社や組織を作っているのです。そういう意味で経営陣は当たり前ですが、人事の役割はとても重要です。

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全ての勉強会に出席できている訳ではありませんが(ほとんど東京だし)、この会で知り合う各業界をリードするたくさんの講師の方、そして参加される方との交流を通して、毎回ものすごい学びを得ることができています。

講演をしていただきました、さとなおさん、そして会場提供の中央会計さん、運営スタッフの皆さん、そしてお会いした全ての皆さん、素敵な時間を共有できて嬉しかったです。ありがとうございました!

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