止まない雨はない


台風一過で久しぶりに空が見えた大阪の夕暮れ。

止まない雨はない
晴れない空はない

色んな言葉がありますが、とても勇気づけられる言葉でもあります。どんよりした天気で心身共に低空飛行しておりましたが、空が見えると気持ちも晴れやかになるものです。とはいえ、外出先の店のTVで「鬼怒川決壊」のニュース。関東こんなことになってるの!?と驚きました。被災された方には心からお見舞い申し上げます。とにかく無事に安全に。


なんだか最近のニュースを見ていると明るい話題が少なく、TVを敬遠しがちになってしまいます。シリア難民のニュース、ハンガリー移民のニュース・・・何の罪もない子供たちがどうしてこんなに苦労しなければならないのか、泣かなければならないのか、死ななければならないのか。娘を持つ父として、子供たちの映像を見る度、本当に心が痛みます。

止まない雨はない

この言葉が、国も家も捨てていつ沈むか分からないボートに乗り、命をかけて逃げなければならない人々の絶望の中でどこまで希望になるのか、僕には分かりません。「こんなに世界は美しいのに、こんなに世界は輝いているのに・・・」というナウシカ(原作本)の言葉を思い出します。

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一日にタイプする文字量は


ふと思ったこと。

一日で一体何文字くらいタイプしているのだろう。
職種にもよって差異が発生するのは事実だけれど、少なくとも僕は、メールやチャットや資料作成など、PCの前でひたすらタイプ(コーディングではない)することが仕事と言って過言ではありません。作家でもないのに、一日に一体どれだけ文字を打つんだ。日本語でも英語でもちょっと調べてみましたが、「タイピングスピード」に関することばかり出てきて、さすがに社会人の一日にタイプする文字量の平均は見つけることができませんでした。

タイプライターもPCもネットもない時代は、こんなに文字を打つということがなかったはず。手書きはとても疲れるし、いくらなんでもこんなスピードでは書けないですよね。これも情報化社会の一片と考えて良いのかもしれません。

メールやLINEやチャットという伝達手段に加え、資料の電子化、SNSやブログなどのテキストと写真で情報を発信するツールの台頭が、人の文字によるアウトプットを急速に促したことは事実だと思います。日記なんて三日坊主だった人でも、SNSなら写真と共に文章を週に何度かはアップするでしょう。技術が進化し、人も進歩していると仮定するなら、このようなパラダイムシフトは歓迎すべきものと信じたいです。


いくら待っても晴れない。

晴れたら走ろうなんて悠長なことを考えていると時間ばかり経ってしまうし、身体に苔が生えてしまいそうなので、今週のラン予定を立てることにしました。予定と言っても至ってシンプルです。「晴れようが小雨が降ろうが走る」です。

平日の夜に走るのはなかなか難しいので、走るとしたら朝。
とはいえ平日は時間がないので、無理せず5kmだけ。それを平日に3回走れば15km。土日で20km走れば一週間で35kmを稼げる計算ですね。この計画どおりに出来れば、月に140Kmを稼ぐことができます。ただ厄介なのが出張ですね。出張時にどれだけ稼ぐかがポイントです。

というわけで、早速今朝、仕事前に5km走ってきました。

小雨パラパラ、気温も低め、ミストシャワーを浴びながらのようで気持ち良かったです。気のせいか、オフィスでも集中力の持続時間が長く、仕事も捗ったような気がします。

明日は台風で大雨のようですが・・・
大雨の時はどうしよう。

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曇り空とR&B


随分と涼しさが増したようです。

相変わらず秋と夏が北と南でせめぎ合っているようで前線は列島上空で絶賛停滞中ですが。

今日のように終日社内にいる日で、デスクから見上げる空がどんよりしていると、イヤフォンから流れるBGMには懐かしのR&Bをチョイスしてしまいます。スッコーンと抜けるような明るいのではなく、しっとりmellowなやつ。

愛聴しているネットラジオの “ Radio Tunes ” には、ちゃんと、90’s R&B というチャンネルがあって(他にも80’s Dance や 00’s R&Bなどジャンルがとても細かく分かれている)、自分で色々とアレンジしなくても、任せておけばよろしい。CMも入らないし、とても快適です。

さあ、今週もバリバリ気合入れて行きますよ!

Maxwell Video Fortunate

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充電


ここ数週間の疲れが出たのが、今日は一日自宅に閉じこもり、寝ては起きのぐうたら生活。

先週がなかなかハードだったのと、昨日は睡眠時間3時間でゴルフに(23時半に寝たのに2時半に目が覚め寝れなくなった)。奇跡的に秋雨が止んで晴れ、朝は濃霧でスタートが1時間遅れたけれど、とても楽しいラウンド。

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予定よりも時間が押したため、車を飛ばして帰り、娘の塾の迎えに行き、シャワーを浴びてお気に入りの店へ。たくさん飲んで、帰って爆睡。使い切った充電の切れたiPhoneよろしく、電源が入るまではおとなしく。明日からの一週間も走り切る準備ができました。

さあ夜ご飯の準備もバッチリしたので、今からちびちびとやりながら、日曜日の夜を過ごしたいと思います。

一歩づつ、こつこつと


自己啓発書やハウツー本は読まなくとも、今を輝く経営者達の言葉はニュースメディアでも飛び交っているのでついつい目にしてしまいます。また、いろんな集まりやカンファレンスでそういう人達が登壇することがあります。最近も、日本を代表する企業の経営者の言葉を聞いたのですが、大変参考にはなるものの、正直、「それはあなただからでしょ」と思うようになってきました。(別にヤサグレてはいません)

子供の頃は、クラスにスポーツが得意な子、国語が得意な子、計算が得意な子、絵が得意な子・・・それぞれに得意分野が違う子たちがたくさんいましたよね。

子供って、そういうものだと思います。内気な子もいれば、人気者もいて、色んな子たちが集まってクラスを形成していました。しかし大人になればどうでしょうか。誰しも否応なしに「働く=金を稼ぐ」ということをしなければなりません。いくらダイバーシティだの多様性だのと言われようが、大人になればいかにビジネスを上手くやれるか、金を稼げるか、という物差しで測られてしまうんです。得意分野があったとしても、生活できなければ意味がない、そう言われる訳です。それは生きていくために仕方のない事だし、原始以来、人は食うために働いて来ました。中には生まれながらに食べることに困らない人間もいますが、それはまた特別です。


ビジネスの世界で名の知れた人間は、インターハイでベスト4に残るようなチームのキャプテンみたいなもので、「1%の世の中」と言われますが、ほんと、1%未満の人達なんです。そういう人は、たまたま「金を稼ぐ」「組織を作る」「市場を作る」という分野で、とてもセンスがあった人達なんですね。持って生まれたものと言っても過言ではないと思います。

いくら、

「寝ずに勉強しました!」
「寸暇を惜しんで働きました!」
「明日食うものがなければ死のうと思っていました!」

と言っても、寝ずに働いている人間なんて山のようにいるし、同じこと思って明日が見えない人間も幾らでもいるし、みんな色々と折り合いをつけながら歯を食いしばって働いているんです。その上、誰もが知る超有名経営者は大抵、とても遊んでいます。あえて言いませんが、国外国内関わらず、ほんと、そうなんです。そんな暇あったら仕事しろよと思うのですが、以外にそうでもないんです。それは、仕組みを作ったからなんですね。センスがあったんです。もちろん、そのプロセスでは寝ない時もあったでしょう。でも、寝ないことが、結果として実を結んだだけのことです。99%の人間が同じこと、つまり、寝ずに学び、寸暇を惜しんで働いたとしても、実を結べないんです。これを言ってしまえば終わりですが、世の中というものは、資本主義であれ共産主義であれ、そういうものなんです。

結局、僕がこの過疎ブログで何をが言いたいのかというと、成功者の言葉は参考にすれば良いけれど、「鵜呑みにしてはいけない」ということです。イチローが「バットはこういう風に振ればヒット打てるんだよ」と言って、その真似をしたとしても、誰があんな選手になれるのかってことです。言い方を変えると、身の丈をわきまえることが大切です。

誰もが出来ること、つまり「諦めず、コツコツと日々積み重ねる」ということだけをやれば良いのだと思います。人も、組織も、会社も、そうです。「会社たるもの、こうあるべき」なんてものはクソです。それぞれ事情は異なるし、使えるリソースも雲泥の差ほど違う。

だから、良い意味で「身の丈」なんです。
無理したり背伸びすれば、いずれ破綻します。

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中之島での出来事


U18 WBSC 野球ワールドカップが大阪で開かれています。僕も大会のことは知っていましたが、大阪で開かれていることは知りませんでした。今日、中之島のリーガロイヤルホテルで選手たちを目にするまでは。

本日の昼、打ち合わせのためにリーガのロビーラウンジに向かっていると、「CUBA」と書かれた野球のユニフォームを来た選手たちがたくさんいました。一目で高校生と分かります。みんなお行儀良く、静かに座ってます。うわ、キューバの代表やん!と思わず声にしてしまいました。そうか、WBSC、大阪でやってるんだ。

その後も、エレベーターから続々と日本代表チーム(清宮君やオコエ君もいた)、アメリカ代表チーム、チェコ代表チーム、ブラジル代表チームの選手たちが降りてきてはまた昇ったりして、インターナショナルな雰囲気を楽しむことができました。国民性も色々とあって面白いです。アメリカ代表チームは、帽子を斜めに被ったり、ダボダボのTシャツ着たりしてほんとドラマで見るようなアメリカンティーンズだし、ブラジルチームはとにかくテンションが高い(エレベーターで奇声を上げたりして非常にうるさいw)。見る限り、キューバの選手と日本の選手が一番お行儀良かったですね。それぞれに国民性の違いがあり面白かったです。

ちなみに、ロビーラウンジの2つ先のテーブルには、星野仙一元監督がいらっしゃいました。やっぱりオーラあります。ここにはちゃんと「写真やサインはNGです」という趣旨の張り紙が貼ってあるのですが、こういう有名人が良く打ち合わせしたりするんでしょうね。

さすが「関西の迎賓館」リーガロイヤル。創業50年の老舗ですが、このような国際大会や国際会議をするためには、受け皿の質・量の重要性を実感しました。東京オリンピックも問題山積のようですが、インフラ整備は本当に大切ですよね。こんなの当たり前のことですが、なかなか上手く進んでいないように見えるのは、組織の問題なのか何なのか・・・

rrh(写真はwikipediaから)

雲を跳ねのけて


オホーツク海から来る強力な低気圧と、南方の夏雲の間に挟まれて、日本列島はおろかベトナムまで伸びる巨大な秋雨前線にやられっぱなしの今日この頃です。しかしどうにかならないか、このジメジメは。一週間に晴れ間が除くのがこれ程少ないなんて、この際、オホーツクでも熱帯でもいから、どっちかにがんばって欲しい。はよどっちか勝て!見てくださいよ、この前線を。もはや嫌がらせにしか思えない。

画像はデイリーポータルZから
yabai

昨夜は京都泊、今朝は6時の電車で神戸まで帰ってきて、ほぼ終日外出。種々の打ち合わせで取引先の会議室に5時間半閉じこもっていました。偏頭痛なんて酒で飛ばしてしまえ!まだまだ疲れてませんよ!もっと議題もってこーい!

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夜は東京のものづくりの皆さんと梅田で会食兼ディスカッション。深く考えている人、現実志向の人、明るい未来を考える人。みんな違ってみんないい!

京都の懐 赤垣屋


戦前からある老舗中の老舗居酒屋、赤垣屋。
特別に予約をとっていただき、行って参りました。噂に違わず素晴らしいお店。カウンターには有名な俳優さんと常連さん方が座り、なんとも言えない文化的雰囲気を醸し出しています。京都の歴史と懐を垣間見た(いや、まだまだ垣間みるには自分が未熟すぎる)気がします。

一番奥の個室も、百年住宅ならではの柱や襖のしみに味があります。

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いや、勉強になりました。
必ず再訪します。

八月末


8月が終わるということは、子供たちにとっては夏休みが終わるということ。秋の涼しさを感じるまでにはまだ少し掛かりそうですが、どこか寂しい気持ちになるものです。

今月最後の週末ということもあり、今日は地域のあちこちで縁日やお祭などのイベントが行われていました。僕も今日は一日家に閉じ籠もって集中したお陰で一つ山を超えたので、一緒にお祭りを楽しみました。

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この雰囲気が夏の良さですね。

さて明日は8月の最終日。
9月に入ると、年末までのスケジュールが進み始めます。一日一日を大切に塗りつぶして自分で納得できるように、しっかりがんばりたいと思います。

感覚で生きること、ゴールを見据えること


学校で何を学んだか、大学で何を専攻したか。
結果も大切だけれど、それよりも、プロセスから何を学んだかの方が大切です。結果重視なら、そこそこの大学でマスターかドクターまで行けば良いでしょう。少なくとも日本では新卒採用からがスタートですので、何でもOKではないでしょうか。

君のゴールはどこにあるのか。
そのゴールに向かってのスキルに対してアセスメントができるのはあくまで自分です。自分で自分の能力をよく知っているからです。少なくとも僕には残念ながら秀でた能力はありません。自分から見て能力がある人が羨ましく感じることもあります。でも、視点を変えれば、何か活かせるものもあるのです。イスタブリッシュメントでもなく、特筆すべきことがなくても、です。

大切なのは、きっと、感覚に基づいた想いと、ゴールイメージです。
あきらめない。卑下しない。

それが、自分がここに居させる原動力になるのだろうと思います。

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