規模を縮小しつつも継続するという力


神戸ルミナリエをまともに見るのは恐らく10年ぶりくらいです。もちろん、点灯していない時や百貨店の駐車場から見ることはあったとしても、ちゃんと列に並び、イルミネーションの下を通り抜けるなんて本当に久しぶりでした。

毎年存続の危機と言われつつも21回目を迎えるという、この継続の力には感銘を受けます。規模は随分縮小されたようですが、それでも、多くの人の目を楽しませ、神戸という街の魅力を引き出し、震災を忘れないという意味においては、改めて重要なイベントだと感じました。

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歩くことで見える景色


日が短くなっているので、早めの時間からジョギングに出掛けようとすると、案の定、次女が「わたしも一緒に走るー」というのです。パパ10km走るんだよ、10kmというのはね、ここから三宮駅まで走るのとおんなじなんだよーと言って、いつもは「ごめんね、すぐに帰ってくるからね」と一人でパッと走ってくるのですが、昨日に限っては一緒に遊んでくれる長女が風邪でダウンしていたこともあり、なんだか寂しそうにしているので、じゃあ、自転車でついてくる?というと、うん!と。

小学校の低学年ですし、毎日乗っている訳でもないですから、自転車でもさすがに10kmはきついので、ああ、もう今日はいいかな、と、次女の自転車練習に付き合っていると思って近所を歩いて散策することにしました。

いつもはサーッと走り抜けるか、夜中に酔っ払いながらぶらぶらと眺める景色ですが、ゆっくり立ち止まりながら歩くと見える景色もあるものです。

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モディアノの作品ではありませんが、川沿いには人が集まり、そこで様々な営みがなされています。人間模様とでもいいましょうか。買い物帰りに公園で休憩する老婦人、習い事のかばんをほっぽり出してぶらんこで一人遊ぶ男の子、ケーキの箱を持って楽しそうに歩く夫婦。

時間もちょうど夕暮れ時。
ライトのあかりと紺碧の空のコントラストがとてもきれいでした。

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地図はもはや役に立たない。必要なのはコンパスだ。


「世界の変化のスピードがこれだけ速くなると、『地図』はもはや役に立たない。必要なのは『コンパス』だ」

伊藤穰一さんのバイオシティ構想に関する記事(wired.jp)を読んでいて出会った言葉です。これは、MITメディアラボの指針の一つだそうですが、この言葉ほど、今の時代に必要なものはありません。

世の中は急速に変化しており、一年先ですら予測出来る人はいません。会社という組織的な枠組みでの成長や、人生という個人の歩みでも、「その時点で頭の中に描いた道」のとおりに進むことだけにこだわっていると、変化が起きた時に対応できず、道にしがみつくあまり動きは鈍り、チャンスがあっても掴むことができないという意味で、とてもリスキーです。セレンディピティとも縁がないので面白くもありません。

重要なのは地図ではなく、コンパスです。

例えば目的地が「成功」(何をもって成功とするかは自由ですが)である場合、成功というゴールに対して最短で進むことができるのはコンパスです。何が起こるか分からないために地図は必要ないし、存在さえしません。古い車のカーナビが役に立たないのと同じく、地図は時代のスピードについていくことが出来ません。しかし、コンパスが指す方向さえ見失わなければ、その場その場の最短ルートを、柔軟に、しなやかに選択することができます。

コンパスが指す方向だけを見据え、地図なんて破り捨ててしまいましょう。

必要なのは、コンパスです。

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店の外は雨


例えば、志を同じにする仲間とのウイスキーや、家のように落ち着く場所でのウイスキー。

それらを楽しんだ後、仮に、いや現実として、屋外に出た時に雨が降っていたとしても、起きた出来事すべてを肯定するような夜が週の半ばだからこそ、濡れながら家に帰って仕事の続きをしてメールを送り、読みかけの本を少し進めてテキストを打つ。

それで師走の一日は過ぎて行くのですから、時のスピードには敵わない。
そういう夜です。

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ハーズバーグのニ要因と承認欲求について


著名な心理学者であるハーズバーグの仕事に対するニ要因理論によると、人間には苦痛を避けようとする本能的な欲求と、心理的に成長しようとする人間的欲求という別々の欲求があるとのことです。言い換えるなら、苦痛を避けようとする本能的な欲求を満たしても、人間は「不満足感」が減少するだけで積極的な満足感を増加させることはないということです。また、逆に心理的な成長を求める人間的欲求を十分に満たすことができなくても、不満足感が増加するわけではないと言われています。

つまり、仕事の満足感を得る要因と不満を起こす要因は別物で、不満となる要因をいくら取り除いても、満足感を得ることにはつながらず、それはあくまで不満足感を減少させる効果でしかなく、仕事の満足感を引き出すには「動機づけとなる要因」にフォーカスしなければならないという訳です。

心理的な成長から来る満足感=「やりがい」を感じるのは、至極個人的な主観によるものです。何にやりがいを感じるかは人それぞれ。一方で成長企業は人を必要とするものですが、一方的な夢やビジョンを押し付けて賛同を得られれば御の字ですが、そこに響く人ばかりではないということも忘れることはできません。少なくとも、不満要因を取り除くことが企業努力として求められていることなのかもしれません。

我々の会社は誰に話をしても「すごいね!そんな会社、大阪にあるんだね!」と言っていただける会社ですし、そのような評価をいただいていることを誇りに思っています。しかし、そこに甘んじることなく、不満要因を取り除きつつも、妥協せずに賛同いただける人を探し続ける努力を怠らないように邁進して行きたいと思っています。もし、Quadceptの開発に興味がある方、是非、コンタクトください。よろしくお願いします。


努力を何で評価するかは人それぞれです。
僕は他者からの評価よりも、自分で自分を評価する事を何よりも優先していると思います。しかし、その評価は何かで可視化したいと思っている、言い換えれば(承認欲求)があるのも事実で、それはランニングしかり、休肝日しかり、カレンダーにレコーディングするようにしています。同じように、ほとんどが出張ベースとなる海外渡航についても、毎度感じるプレッシャーを可視化するために、本来剥がすべき手荷物バーコードを油性マジックで消しながら(消し忘れもありますが)も剥がさずに置いています。

このプレッシャーを感じた分、成長出来ていると自己評価して承認欲求を満たすくらいの弱さは持っていますし、馬鹿にされても良いと思っています。それで、明日もがんばれるのなら。

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【Gallery】Steak, Shrimp, Burgers


感謝すべきことに、2006年から毎年海外に社員旅行に行かせていただいているのですが、業務や日程の都合上、行き先は2回のバリ島を除いてすべてグアムです。こうなると食事の場所も大体決まってくるわけで、特に社員みんなが集うディナーはOUTBACKなどのキャパが大きいお店になりますが、美味しいものは美味しい!やっぱり肉!

ということで、いくつか写真を載せておきます。
そしてこれらの食事を美味しくいただくために、ビーチランニングをしたり、歩いたり、しっかり運動することでお腹を空かせることも良いサイクルになっていると思います。

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番外編です。
グアムでの朝食はいつもMcDonaldのローカルブレックファースト。
休日は家でも同じものを作ったりするくらいのお気に入りです。

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さて、明日からまた業務再開です。
しっかりリフレッシュできたので、また一生懸命がんばりたいと思います!

南の島で盆踊り

タイミング良く、グアムでジャパンフェスティバルが行われていました。秋祭りです。たくさんの日本人、日系人、ローカルの方々、観光客で賑わっていました。

南の島で炭坑節。
なんだかホッとすると同時に、日本人会の歴史を感じます。

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