タンパク質だけに、豆知識

予想通りの晴天。

晴れたら25kmランに出掛けようと思っていたのです。3月一週目のフルマラソン前に、まとまった距離を走るのは今日が最後。レース直前の二週間は5km、10kmくらいで適当に調整しなければ疲労が溜まって本番で良い結果がでないと言われています。本当はラスト一ヶ月はクールダウンと言われているのですが、なにせ12月と1月は出張ばかりで忙しかったので、ろくに走ることができませんでした。仕方なしに直前でがんばったという訳です。さて今日は15時スタートで2時間ちょっと掛けて25kmを走って来ました。

本当はもう少しスタートを早めたかったのですが、調べ物をながらの文献探しに思いのほか時間が掛かってしまったのです。お昼前後はあんなに暖かかったのに15時を過ぎると段々と冷え込んで来ます。気持ち良く晴れていたのが嘘のように、六甲山も「今から降らせたろうか」という厚い雲が立ち込めています。そりゃ気温下がるわ。

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走るまでにすべきことをある程度終わらせておくと良いことがあります。それは、お風呂に入りながらのお酒タイム。

風呂のフタをテーブル代わりにして、ハイボールを作り、アテを皿に並べて湯船に浸かり、RadiotunesのJazz Vocal channelを流しながら至福の時間を過ごすことができます。メロウなJazzボーカルが風呂場に響き、ウイスキーの香りを楽しみながらポカポカ温まる。本を持ち込みたくもなりますが、ふやけてしまうのでやめています。

しかし、長距離走った後は筋断裂を起こしているので、必ずタンパク質を一番に摂るようにしましょうね。炭水化物ではなくタンパク質。僕の場合は、走り終わりはすぐに豆乳を飲むことにしています。その後にお酒を飲みたいので、胃に粘膜をはるという目的もあります。

タンパク質だけに豆知識でした。

昔とくらべて今は

雨の土曜日。もちろん走ることはできないので、しとしと降る雨を眺めながら大人しく自宅で仕事と書き物を。

外に出るといっても子供の送り迎えくらいで、本当に一日篭りっぱなし。おかげで色々とコトが進みました。寒い雨の日は図書館に行くのも、カフェに行くのも億劫になってしまいます。考えてみると、今のようにスタバやタリーズなどのカフェがなかった時代、外で勉強をする時に向かうのは、大学や市内の図書館でした。今はすっかり時代も変わってしまい、外勉の選択肢としては、カフェ以外にも、コワーキングスペースやレンタルスペース、そして書店(!)など、よりどりみどりですよね。ちなみに最寄りの駅前に新しく出来た書店は、カフェスペースも併設されていて、とても居心地が良いそうです。今度一度行ってみようかな。

とはいえ、丸一日身体を動かさないでいると、それはそれで気持ちの悪いもの。夕方、気分転換にTVをつけるとBSでゴルフ番組をやっていたので、そうだ、夜は打ちっぱなしに行こうと思い、すかさず仲間のSちゃんにLINE。「行く?」「行くー!」の極めてシンプルなやり取りで、21時からスタートし、閉場する23時前までおしゃべりしながらのオッサン二人練習となりました。

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雨も上がり、気持ちの良い夜です。明日は良い天気になりますよね、きっと。

いつか行ってみたい場所を幾つか

誰でも、死ぬまでに一度は行ってみたい場所があるのではないでしょうか。

いつかウユニ塩湖で写真を撮りたい、いつかモナコでF1観戦がしたい、いつかエロマンガ島でエロマンガを読みたい・・・

僕は死ぬまでに行ってみたい場所が二つあり、一つはシングルモルトの聖地、アイラ島の蒸留所(アードベックやラフロイグ)でピートの香りを嗅ぐこと、そしてもう一つは、カミノ・デ・サンチアーゴとして知られる、フランスからピレネーを超えてスペインのサンチアゴ・デ・コンポステーラまでの道のりを歩くことです。

どちらも、きっと何もない場所だろうということは想像がつきます。アイラ島は、きっと蒸留所しかないし、カミノ・デ・サンチアーゴは世界遺産を構成する古い町々をたくさん通るものの、町から町への田舎道はきっと何もないに違いありません。でも、僕はアイラ島とカミノ・デ・サンチアーゴの両方とも、本で読んで憧れが強く、実際に行くと何もないところなんだろうなと思いつつも、何かそういう場所がある方が人生を生きていく上での目標にもなるだろうと思い、イメージの中で大切にしています。

こちらがアイラ島。スコットランドにある島です。

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今はネットで検索すれば、いくらでも写真を見ることができますし、口コミの情報を簡単に入手することもできます。先日リニューアルした「kicmil.jp」もその一つ。特集記事もあり、旅に関する最新情報は何でも入手できます。読んでいるだけで旅に出たくなるサイトですね。

ちなみに、エロマンガ島ですが、Google Mapsでは「イロマンゴ島」と表示されてしまっていて、かつての栄光が霞んでしまっているのが残念です。

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根拠はないが真実を突いた言葉

40歳という年齢は人生の中で大きなターニングポイント、例えば「折り返し地点」や「不惑」などな言葉で表されているように・・・であることには間違いなさそうですが、自分が思うほど複雑でも知的なものでもなさそうです。

というのも、何気なく聞く無邪気な言葉の一つ一つに、「ああ、これは真実かもしれないな」と何周か回って納得することが多いからです。

例えば、今日。少し喉が痛いな、風邪気味かな、と呟いた言葉を迅速に拾ったSE君がすかさず言った、

「ロシア人はウォッカを飲んで風邪を治すそうですよ」

この言葉を鵜呑みにし、ああ、だから僕は風邪やインフルにも掛かっていないんだ、これが本当の「アルコール消毒」か、と心底納得したりするのです。そこに医学的な根拠があるかないかは分かりませんが。

こういう「根拠はないけれど、なんだか真実を突いたような言葉」というのは記憶の底に残っているもので、もう10年くらい前の話ですが、

『ジェームズ・ブラウンの「ウェ〜」というシャウトと謎のステップを再現できるのは、大阪や尼崎の下町のおっさんしかいない。何かの拍子に「うぇ〜」や「か〜っ」とやるのは、ソウルミュージックと同じだ。底流に流れているのは同じソウルなんだ』

JB御大のライブ映像を一緒に見ながら、先輩の経営者が言い放ったこの言葉も然りで、よくよく考えると全く意味不明なのですが、妙に納得できたりする言葉は、実はよくよく考えなくても良いものなのかもしれません。

これぞ、Don’t Feel, Think.の世界なんでしょうね。

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良いことなのか悪いことなのかはさておき

平日の外食・飲み会が多い自分にとって、仕事を終えてどこにも立ち寄らずに帰宅する日はつまり、今のうちにやれることをやっておこうという夜になります。例えば、アイロンがけとか靴磨きとか、妻の代わりに洗濯物を干したりとか。

我が家は週末以外、夜に洗濯を行うことが多いのですが、寒空の下でシャツを干していると、自分が普段着ている服が、いかに同一ブランドでワンパターンに統一されているかが分かります。シャツのメーカー、ジーンズのメーカー、ポロシャツのメーカー、ジャケットのメーカー、ほとんど全てが統一されているのです。遊び心の「あ」の字もありません。これは別に拘りでも何でもなく単純に「選ぶのが面倒くさい」、ただそれだけの理由です。

言い換えると、自分が時間を割きたいと思っていることが、服の選定ではないということなんだろうと思います。ある程度シンプルで、身体にピッタリと合うことさえ確認できれば、もう、次からはそのブランドの同じサイズのものを買えばよろしい。擦り切れたり、くたびれたりすると、同じサイズのものを買い換えればそれでOK。わざわざウインドウショッピングをしたり、ネットや雑誌でリサーチすることもありません。ほんと、服選びには全くといっていいほど時間を使わないのです。

人間には平等に24時間という時間が与えられています。その24時間をどう使うかは各自の自由です。しかし、とにかく忙しい現代人にとっては、多くの「すべきこと」をマルチにこなさなければなりません。一体どうしてこんなに忙しくなってしまったのかということはさておき、こうなると、自分にとって重要なことに時間を割き、そうでないことには割かない、という取捨選択が必要になります。少なくとも自分にとっての服選びは、プライオリティの下の下という事になっています。

それが良いことなのか、悪いことなのかはさておきですが。

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飯テロという名の敵

とても良い天気なのに、あまりの強風に屋外に出来る気にこれっぽちもなりませんでした。

ネットニュースを見ると「関東では春一番を観測」とありましたが、関西でもこんなに強い風が吹いているのに、地域ニュースでは「強い風に注意しましょう」くらいのもので、なんだか肩透かしを食らった気分です。僕だけがこんなに心配しているのか、と取り残された気持ちになってしまいます。

風がひゅーひゅー吹く音と、今にもちぎれて飛んでいってしまいそうな庭の木の葉をリビングから眺めつつ、ちょうど良いや、今日はデスクワークの一日にしようと思って自宅で大人しくしていました。下手に外に出ると、飛んできた金ダライに頭を打つかもしれません。それにしても、すごい風。

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とはいえ、夕方には風も収まるだろう、その時にはジョギングに出掛けようと思っていたのが的中。風も落ち着き始めた17時半から走り始めましたが、この時間の国道沿いは焼肉屋が最大の敵になります。店外に放出されるあの香ばしくスモーキーな香り。焼肉の香りってどうしてあんなに人を幸せに(あるいは不幸せに)させるんでしょうね。ランナーにとっては「飯テロ」でしかありません。

どちらにしてもお腹もすくし、早く帰ろうと思う気持ちが足を速めます。痛めている膝を考慮して軽く10kmでしたが、気持ち良く汗をかくことが出来ました。

いつもの休日、走って、読んで、仕事。
していることに変化はほとんどありませんが、季節は少しづつ春に向かっているようです。

Eruption と コミュニティ、その先にあるものに対する期待

メーカーズ飲み会関西の第二回目。

こんな楽しい会を企画いただいている主幹のUTさん始め、皆様に本当に感謝しております。本日はLTもさせていただきました。Quadceptが何を目指し、何を成し遂げようとしているかをご理解いただけたかと思います。真面目にふざける、ふざけているけど真面目。これが関西の良いところ。このDNAはしっかり受け継いでいるつもりです。

個人的にではありますが、今日の会が素晴らしかったと思うのは、IT業界と違って横の繋がりがない製造業界において、こんなにも様々なメーカーの皆様が集っておられるところ、そして、利害関係一切なしに、どうにか盛り上げて行こう、何かしらのインベーションを起こしていこう、そういう「想い」が共有できているところです。単なるフラストレーションではなく、そういう想いが熱くなり、イラプションする、それがこういう場から生まれるのだと思っています。

コミニケーションというのは時として軽く見られがちですが、コンセプチャルなことばかり考えている人間としては、やはり「個の想い」の力を信じたい、いや、信じているという一面があります。エンジニアリングと哲学は対局にあるように思いますが、根っこは同じなんです。

問題は、イラプションとコミュニケーションの先に何があるかです。
仮説的には色々とリストアップできますが、もう少し思考を醸成させてからアウトプットしたいと思います。素晴らしい人財が集まる関西、これからポジティブに楽しみです。

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「速さ」よりも「楽さ」

天気予報のとおり、素晴らしい晴天の一日。

前日の夜に決めていたことがあります。それは、朝起きた時の気分と天気で、走りに行くか、登りに行くか、それとも頭がすっきりしている間に仕事をするかを決めようということです。

幸い前夜の酒も残っておらず、すっきりと目覚めることが出来たのですが、少し寝過ごしてしまったようです。山に行くなら7時には起きなければなりませんし、走りに行くなら8時にはスタートしたいけれど、時間は過ぎてしまっています。

そこで、今日は朝のうちにデスクワークを終わらせることにしました。朝の気持ち良い空気は仕事や読書に向いてますね。

買い物を済ませて、午後からは15Kmラン。今日は久しぶりに、少し突っ込んでみようと思っていたのです。突っ込むとは早いペースで走ること。20kmはちょっと距離が長過ぎるので、15kmで調整。結果的にスピードに乗れず、5分/km フラットペースで15kmを走破。まだまだ身体が仕上がっていないようです。

僕の場合、なぜトレーニングするかというと、タイムを縮めるというよりも、出来るだけ「楽」に走りたいがためなのです。フルマラソンの、あの残り5km、10kmの過酷さったら。足の痙攣は完全に準備不足。毎回、足を引きずるようにしてゴールするのはイヤ。笑)ゆっくりでもいいから、やっぱり楽に走りたい訳です。それにタイムが付いてこれば、尚良しで。

というわけで、まだまだトレーニング、トレーニング!!

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会いたかったボトル

苦楽園で10週年を迎えたBARの名店、「A mistad」。
最近、苦楽園で飲むことが少なくなり、めっきり足が遠のいていたのですが、A mistad の10週年が、僕の誕生日の2月2日に迎えたということもあり、是非近々と思いつつ、なかなか行くタイミングがない日々が続いていました。

しかし、今夜。
A mistad の二号店、かわいいEさんが取り仕切られている「Kitchen Bar Amistad UCHIDE」に久しぶりに顔を出す機会があり、ああ、ご無沙汰ですね、という感じで見せていただいたのが、この10週年記念ボトルです。

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「Monkey Shoulder」に「To」を足してオーナーの名前の「Tomokey Shoulder」とした記念ボトルを見て、ああ、やっぱりいいな、何かは分からないけれど、何かしら縁があるんだなと(勝手に)思いに耽った夜なのでした。というのも、僕の名前とオーナーの名前が同じだからです。そして、それを覚えていただいていたEさんもこの名前に縁があるのです。

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うん、何だかとても満たされた良い夜です。
満たすお店というのは、そんなにないからこその感謝ですね。