霧に霞む国境の警備から離任したいと思う

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昨日の続きです。

二夜連続で仕事帰りに整骨院に行きました。症状から言うと完全に「ぎっくり腰」らしいです。まあね、薄々感じていましたが、あの「魔女の一撃」のようにカウンター1発でノックダウンという感じではなかったため、じわりじわりと国境(歩ける状態と寝たきりの狭間)に近づき、その周辺をウロウロしている感じです。

整骨院では、骨盤矯正と坐骨周りの筋肉をほぐしてもらい、帰宅後は骨盤矯正体操を実行。座っている時間が長いと尻の筋肉(いわゆる尻のほっぺたの肉ですね)が凝るらしい。座ってPCをカチャるのが仕事なので、適度に運動や足腰伸ばしながらケアをしていく必要がありそうです。

とにかく、この国境から出来るだけ遠く離れたいし、今気候的には一番の山とランのシーズンなので、晴れ渡る六甲山を指をくわえながら眺めるのも辛い。とはいえ、今週末は出来るだけ身体を休めてケアにつとめたいと思います(既に歯医者と整骨院を予約済)・・・

早く完治して運動後の冷たいビールを飲みたい!
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こちらの腰世界(歩ける)とあちらの腰世界(寝たきり)の国境におります

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元々持病の腰痛ですが、出張疲れかフライト疲れか、腰が崩壊直前となっております。

何度もぎっくり腰になっているベテラン腰痛者ですので、こちらの世界(歩ける)とあちらの世界(寝たきり)を隔てるレッドゾーンは身体が良く覚えています。今はまだギリギリ動けるレベルですが、多分、くしゃみ一つであちらの世界に光速で移動するでしょう。

昨日、あまりの痛みで仕事にならないので、会社近くの整骨院を予約し、治療に行きました。まあ骨盤が歪んでいるとのことで(そりゃそうだろう)、骨盤矯正マッサージと電気を当ててもらい、少しマシになったかなという感じです。あとは、貰ったチラシにある骨盤矯正運動をしっかりやるだけ。まだ歩けるだけマシですが、ほんとレッドゾーンを超えてしまうと、あっという間に寝たきりの生活になりますからね。ガラス細工のような腰です。風邪や頭痛と違うのはこればかりは、気合いと根性が全く通用しないところ。ベッドから降りてトイレにいくのに、どれだけ時間掛かるか!その間、ずーっと激痛との戦いです。ああ、ほんまに一度腰を取って、健康で新鮮な腰に付け替えたい!

ちなみに、本サイトのアクセスレポートを見ていると、毎月以下のような検索ワードでかなりの方が訪れてくれています。例えば、

「ぎっくり腰 トイレ」
「ぎっくり腰 かと思ったら」
「ぎっくり腰 動けない」
「ぎっくり腰 笑う」
「ぎっくり腰 真っ白に」
「ぎっくり腰 人生」
「ぎっくり腰 人生狂わす」

皆さん、「ぎっくり腰で人生狂わす」なんておおげさな!と思うでしょう?いえいえ、ほんと、それくらいのことを考えるんですよ。僕なんて、死すら覚悟しましたからね!ちなみにこのブログの人気記事はこちらです。3年以上前の記事なのに、未だに腰痛に悩む皆さんが仲間探しと、しばしの安息のために訪れてくれています。

腰痛人生史上最大クラスのぎっくり腰に直面した時、人は何を考えるか (2013年1月6日)

ただのぎっくり腰だと思っていたのが別の病気だと診断された時、人は何を考えるか (2013年1月9日)

さあ、この一週間が正念場です。
とりあえず一寸先は闇ということで、どうなるか分かりませんが、職場に行くことが出来れば毎日仕事帰りに整骨院に通院するつもりです。

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金融経済を理解するためには「マネー・ショート」を見るのが一番ではないかと

帰国中の機内で見た映画の中でダントツで面白かったのが「マネー・ショート 華麗なる大逆転」です。

サブプライムローン問題に端を発するリーマン・ショックに至る2年間を専門的かつシリアスに、そしてコミカルに描いたこの作品、とても面白かったのです。ほんと、久しぶりに面白い映画に出会いました。一応、個人的なオチとしては、ランディングの一時間前から見始めたこと・・・最後まで見ることなく、飛行機を降りなくてはならなかったことが最大のオチであると言っても過言ではありませんが、経済学をかじってなくても、是非、金融経済を理解してほしく、この映画を見ていただきたいと思います。

そんな風に思っていたら、マネー・ショートの解説が様々な経済の専門家からなされていましたのでご紹介します。ちなみにリーマン・ショックの時も、TVや新聞で、CDSやMBSはさんざん解説されていましたね。

映画『マネー・ショート』の感想と作中に出てくる金融用語の解説/リーマンショックの基礎知識

この映画を見ると、いかに金融経済が信用取引(=脆弱な人間の感情と儲け主義)に左右されているか、目先の拝金主義に侵されているかを知ることができます。もちろん、リーマン・ショックで諸々と規制は厳しくなったようですが、資本主義はプラスに働くと経済発展と技術革新を生みますが、既存の経済学のように右肩上がりの成長を前提としているようでは、今後の人口減少とシュリンクには対応することができません。新しい経済理論、カモーン!

(写真はMissionPeak麓の高級住宅街です。記事の内容とは関係ありません)
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空港での朝食

サンフランシスコ国際空港から関西への直行便で帰国しました。帰りの便はすべて満席。土曜日発になると一気に金額が高くなってしまうものですから、皆、恐らく日曜日発の便で帰ってくるようにしているのでしょうね。

サンフランシスコでは、いつも飛ぶ前に同じお店で同じものを食べています。それが、この Huevos Rancheros。メキシコの定番朝食料理です。トルティーヤの上に煮た豆と目玉焼きが乗っているイメージですが、僕はこれが大好き。カリフォルニア地ビールのsierra nevadaと一緒に食べるのが最高です。この店が関空行きのゲートから近いというのもありますが、もはや出国前の儀式のようになっています。

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こちらは747ジャンボです。
関空路線は787 Dream Liner が就航しているので、これは恐らくIncheon行きかな? 747型のジャンボは本当に存在感があります。日本の航空会社からはすべて退役してしまいましたが、まだまだ世界の空では現役で飛んでいます。

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出張の疲れも爆睡でしっかり癒えましたので、今日から気持ち新たにがんばります。

企業の膨張に見る、スタートアップスのエグジットに対する力学

サンタクララの Quadcept シリコンバレー支社の通りを挟んで向かい側に、Nvidia の巨大新社屋が建設中なのですが、こちらに来る度にその全容が明らかになって行きます。Nvidiaは今の社屋も立派なのに、更に拡張を続けています。

こちらでは一つの大企業の社屋が大学のキャンパスのように集積している地域があちらこちらにあり、それぞれ、拡張を続けているために近隣の不動産を買い取りまくってビルを建設したり、オフィスを居抜きで使ったりしています。例えば、AppleやGoogle、Oracle、Facebook、そして僕の行動範囲の中では、CiscoやIntelなどは、社屋がどこまで続くの? ってくらいひたすら、通り沿いが同じ会社の建物だったりします。

彼らがなぜここまで大きくなって膨張を続けているのか。もちろんサービスや製品のヒットにもよりますが、ある程度市場に自社の製品が行き渡ると、今度は自社にない技術、これから進出しようとする市場でプレゼンスを持っている企業、同じ市場にいる競合などを次々に買収し始めます。故に、彼らは更に拡大していくのです。CiscoやNvidiaも良い例で、来る度に社屋が増えているのはそういう理由によるものだったりします。クパティーノにあるAppleのドーナツ型宇宙船のような新社屋が建設中ですが、この新社屋には20,000人が集まると言われています。そりゃ、近隣の不動産高騰するわ。

こちらのビジネスパートナーやアントレプレナーと話をしていると、誰々がどこの会社に会社をバイアウトして見事にリタイアを果たしたとか、フリーモントやサラトガに豪邸を建てたとか、今は、どこどこの会社にバイアウトをするために、新しくこういう会社を作っている、とか、そのような話を良く聞きます。

日本との違いは、大手(戦略的売却先)が受け皿としてたくさんあり、そこがやっていないこと、あるいは、その会社が欲しそうな技術を作ってうまく持っていくことができれば、バイアウトの可能性もたくさん出てくるということでしょうね。自分の製品を確実に世界に広めるための方法として、あるいはリタイアメントするための方法として、バイアウトは非常に一般的な方法になっている(もちろん、思い通りに出来るかどうかは別にしてですが)というのが、シリコンバレーの特徴と言えるかもしれませんし、そのような風土が重力となり、世界から人・物・金を引き寄せているのだと思います。

先日、Tie-Conに少し参加させていただきましたが、こちらではインド人が大活躍しています。今や、Google、MS、AdobeのCEOは皆インド人ですし、彼らもしっかりとビジョンを持って勉強し、その技術力を持って就職して今の地位に君臨したんでしょうね。投資のセッションや、カンファレンスは大盛況でした。スタートアップスは資金を集めて加速し、バイアウトに向けて邁進する。ティアワンの企業は、そんな彼らを支援しながら、最終的に多額の金額で買収する。そのような形が成り立っているのだと思います。日本とは金額もスケールも何もかも差がありすぎて、こちらにいると感覚がおかしくなってしまいます。

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Mission Peak で運動不足を解消

出張中はどうしても運動不足になりがち。食事の量も意識していてもたくさん食べてしまうし、夜は美味しいローカルのクラフトビールを飲むし、明らかにカロリーオーバーになります。その運動不足を解消すべく、シリコンバレーを一望出来る Mission Peak に登ることにしました。

天気は雨の予報でしたが、雨はなく曇空。
眺望は期待できないと分かっていましたが、たくさんのハイカーで賑わっていました。中にはトレイルランナーやマウンテンバイカーも。緩やかな上りなので、確かにトレランには最適です。

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美しい景色を見ながら、ガスで覆われた山頂に。本来であればここからシリコンバレーを一望することができます。

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麓に、フリーモントのTeslaの大きな工場が見えます。

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トレイル沿いのリスさんは、とても人なつっこい。
いつもハイカーに餌をもらっているからなのか、近くに近寄ってきます。

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往復3時間程度のトレイルです。
ちょうど良い距離のワークアウトとなりました。

まるで日本にいるかのような

今回の出張も、本当に実りあるものとなりました。
全ては繋がっている。無駄なものは一切ない。

そういう因果関係を思わずにはいれません。
とにかく、前に進むのみです。

とりあえず、一段落ついたので今日は El camino 沿いの Chicara で焼肉をいただいて疲れを癒やすことにしました。
アサヒビールに焼肉。
まるで日本にいるかのようです。

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ちなみにこちらは先日のランチ。
日本だろ。

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3D最前線

今日の打ち合わせは珍しくサンフランシスコのダウンタウンで。普段はサンタクララやサンノゼでの仕事が多いので、仕事でSFまで行くのは、とても新鮮です。

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訪問先は3D最先端の企業です。
ミクロレベルの細胞、タンパク質、DNAレベルの再現から、メディカル、エンターテインメント、巨大構造物、都市そのものまでをデザインし、シミュレートし、ベリフィケーションする世界一の企業。ここが今日の打ち合わせ先です。しかしここの技術力には度肝を抜かれました。

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打ち合わせはとても盛り上がり大成功でした。今でもメールをやり取りしていますが、本当にお互い良いエンゲージが出来たと思います。こうして協業先がグローバルで増えて行くのはとても嬉しいことですし、やりがいを感じます。祝杯は、クラムチャウダーとサラダとIPAにしました。

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シリコンバレー住宅事情

仕事終了後、現地で大変お世話になっているビジネスパートナーのご自宅にお招きいただき、お庭でBBQを催していただきました。ここはAppleの本社がある場所で有名なクパティーノです。ちなみに、シリコンバレーは物価の上昇と地価の高騰で非常に住みにくくなっているようで、会う人、会う人、みなから同じ話を聞きます。

しかし、ロケーション的には最高の立地です。

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Quadcept U.S. Branch の天気の良さったら

飛行機内で結構寝ることが出来たので、SFOに到着してから精力的に動くことが出来ています。日本時間の17時に出発し、10時間後(日本時間の夜中3時頃)に到着する訳ですが、サンフランシスコ時間は午前10時半。そこから長い一日が始まります。

空港で予約しているレンタカーをピックアップし、101を南に向かって運転。El Camino Real沿いのSanta Claraのいつもの店でランチをして、ホテルにチェックイン。夕方からは現地のビジネスパートナーとミーティングからの会食です。

ここが間借りさせていただいている Quadcept U.S. Branch です。

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ディナーは、Cisco Way (通称:シスコ村)近くの中華料理店にお連れいただきました。

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シスコ本社社屋の近辺は、きれいなアパートメントが立ち並んでいます。

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今夜は、まだ寝ることができません。
今からシンガポールとカンファレンスコールが始まります。うーん、早く寝たい!!