「最近、人の流れが全然読めないんですよね」と、人気中華料理屋のマスター。
木曜日の19時、界隈では人気の名店ともあって念のため予約して行ったにも関わらず、ほぼ貸し切り。おかげでカウンターの奥、調理するマスターと会話が出来る特等席に座らせていただきましたが、もっとお客さんいてもいいのに、なんか変。
美味しい創作中華をいただきながら料理の説明を親切にしてくれるマスターですが、お会計の時、「お客さんの流れが全然読めなくて。月曜日に満席になって、後から来られたお客さんをお断りすることもあれば、同じ時間にお客さんが集中しててんやわんやになることもあって、分散していただければと思うのですが、両極端なんです」と。コロナ前まではある程度お客さんの流れを読めたし、週末は予約である程度埋まるから段取りの計算も出来たらしいのですが、不思議ですよね、とのことでした。
自分も仕事の仕方が大きく変わったので行動変容した側の人間ですが、確かに「週末だから行こう」「週初めだから控えよう」というのはなくなりました。集中できる早朝に仕事をして、夜は早めに就寝というスタイルに変化しましたし、出勤しなくて良いので食事に出る時は、お店を決めて早い時間からスタートという形になりました。会社勤めの人たちも、自分のように、時間場所にとらわれないワークスタイルが徐々に浸透しているのかもしれませんね。
そういえば、治療でお世話になってる歯科医の友人も同じことを言ってました。彼はキャンピングカーを保有し、ご夫婦でのキャンプが趣味なのですが、休暇を取ってキャンプに行くと「平日やったのにすごい人やったわー」と。やっぱり多くの人のワークスタイルが変化してるのかな、と。そうかもしれませんね。自分も週末仕事して平日に休むこともありますから。
行動変容で従来の人の流れが変化しているのは事実のようで、今後、営業時間や定休日のあり方なども変わっていくかもしれませんね。
さて、冒頭でご紹介した中華屋さんですが、大阪は本町の瓦町仔鹿さんです。
料理が美味しいのはもちろんですが、ドリンクの氷もかわいくて、思わず写真を撮ってしまいました。美味しいお料理とお酒、真面目だけど気さくなマスターとスタッフさんに癒やされました。ありがとうございました。
街場の中華とクリニックで聞く、人の流れの意外な変化
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