インパネはタブレット一枚、スマホで制御

今日は納車日。

3年乗ったSUVから、同じメーカーのほぼ同じグレードのSUVへの乗り換えです。わずか3年とはいえ、その間に車も進化するもので。

特に驚いたのはインパネが細長いタブレット一枚になっていること。

奥行きがなく、ペラペラの板一枚。
左側のタブレットはタッチパネルで操作。奥行きがないことに慣れてしまえば便利なのは便利です。テスラは最初から縦長のタブレット一枚でしたけど、他メーカーも追随していますね。

今の車はインターネットで接続されており、それが故に「コネクテッド・カー」とも呼ばれていますが、もうひとつの進化は、スマホの専用アプリからの制御。

車の位置情報の取得はもちろんのこと、ドアのロックの開け締め、ウインドウの開け締めまでスマホから遠隔操作で行えます。ライトを点灯させることもできるし、燃料の残量や走行距離、ウォッシャー液、タイヤの空気圧、ブレーキオイルの状態まで確認可能。

まさにコネクテッド・カーですね。内燃機関を積んでいるとはいえ、もはや自動車は走るコンピューター。これが故に半導体、IC、ハーネス、ケーブル、コネクタ、ワイヤレスモジュールなどの部品が大量に使われるようになってきました。逆に、昨今の半導体不足など供給の問題が発生すれば、一部の機能を削減して販売するなど臨機応変な対応も可能なわけです。

とはいえ、シンプルではないなあ。
システムとしては複雑だし、コネクテッドなゆえにセキュリティリスクとも背中合わせ。

今日もラウンド中にゴルフ仲間が「70歳越えたら車運転してゴルフ場なんて行けなくなるよね」と言っていたのですが、いやいや、20年先なんて車は全部自動化されてますよ、形もどうなっているか分からないし、と話をしていました。

実際、車や移動方法も形を変えているでしょうね。人が運転するということはなくなっていると思います。間違いなく。