撮るために走るのか、走るために撮るのか

朝からバタバタと忙しかった土曜日。

ようやく落ち着いた時は夕暮れ時でした。走り始めるには一番良い時間です。そしてこの時間、走る以外にもう一つ楽しみがあります。

それは・・・

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そう、夕焼け空。

芝生とスプリンクラーという黄金の組み合わせ。
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持参していた携帯用三脚で恒例のセルフィー。
撮るために走るのか、走るために撮るのか。

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明日は娘達のバレエの発表会。毎日遅くまで練習漬けの毎日、疲れていると思うけど、がんばってね。

明日も明後日も予定ビッシリで、パパは満足に距離を稼ぐことが出来なさそうですが、こういう時こそ、細切れの時間を大切にしたいと思います。

ここ数年、記憶にないほど

無事に一週間が終わりましたが、なんといっても今週のハイライトは・・・

酒を飲んだ日が一日だけだったということです。

今までは逆パターン、つまり一週間の内に一日だけ休肝ということに取り組んでいましたが、先週の日曜日から数えて一日だけ飲み、あとの五日は休肝なんて、少なくともここ数年では記憶にないくらいの快挙です。これで少しは僕の海馬も膨張したでしょうか。(そもそも、海馬って伸縮するものなのかな)

あの記事が出たからという訳ではありませんが、一度酒抜きをやってみると、身体がとにかく楽になったこと、朝早起きして走れること、夜も練る直前まで冴えていて読書や仕事ができることなど、いいことずくめだったので、喜んで続けることができたという感じです。もちろん今朝も6時から6km走ることができました。

ちなみに来週は2,3回会食の予定が入っているので、今週と同じという訳にはいかないと思いますが、それでも全然大丈夫です。何が大丈夫なのかは分かりませんが、とにかく大丈夫。

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思い掛けないブレイクスルー

大阪で話題になった「神」歩道橋、そう、大阪駅とヨドバシ梅田を繋ぐペデストリアンデッキを遅ればせながら初めて渡りました。茶屋町方面で働く僕にとって、普段の通勤はJR大阪駅の御堂筋口を出て、そのまま阪急三番街を抜けるルート。あまり関係ないと言えば関係がなかったからです。

今日は帰りにヨドバシに寄る用事があったので、チャンスと思い渡ってみましたが・・・これは便利!

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いつもなら一階まで降りて横断歩道を渡り、更に大阪駅の二階まで階段を登るか、地下一階まで降りて通路を抜けてエスカレーターで上がるかしかないからです。

考えてみると、なぜここが繋がらないのか不思議に思ったことはありましたが、事前に計画を知らなかった一般人にとっては、「どうしようもないこと」なんだろうと思って気にもしませんでした。しかし、これが一夜にして橋桁が出来、あれよあれよという間にペデストリアンデッキが出来てしまったのは、まさに青天の霹靂。ああ、そうか、この方法があったか!という、例えるなら100均で超便利なアイデアグッズを見つけたような気分です。

「これが当たり前」「仕方がないことだから」と思うのは普通のことです。しかし、諦めずに求めていると、いつかどこかでブレイクスルーしたり、ご褒美に巡り合ったりするものですね。多少大袈裟かもしれませんが、仕事や人生も同じことが言えるかもしれません。

【実証実験】うん、やっぱり軽くて楽

昨日の記事で、酒を飲まない日は翌日が楽ですしね、と書きましたが、やっぱり楽ですね。

今朝は5時に目がパチっと覚め、6時前に家を出て10kmジョギング。身体は軽かったものの、6時台でも気温が高く、後半はバテてしまいました。下のセルフィーを見てもらっても分かるように、自撮りでもあごが上がってつらそうでしょう。ほんとに汗だくだったのです。

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長く走っていると分かるのですが、夏場でちゃんと走れるのは夜だけです。確かに朝は5時から明るいし、新鮮な空気は爽やかで気持ち良いんですが、日が昇ってしまうとあっという間に気温が上昇してしまいます。

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とはいえ、大量に発汗してシャワーを浴びると、頭もスッキリ。
朝から仕事に集中できると生産性も上がるし、気持ちが前向きになっていいことだらけ。

ちょっと、無理なく続けて行こうと思います。

楽か楽でないかといえば、楽

先週は火曜日以外は毎日会食+飲み会が続くという、まるで忘年会シーズンのような日々を過ごしていたので、この日曜日はさすがにダウン。こりゃちょっと休肝をせなと思っていると、こんな記事が。

350ml缶ビールを週に9本以上飲むと脳の海馬が萎縮する? 英研究(BLOGOS)

もしこの研究が本当なら、僕の海馬は萎縮を通り越して存在すらしていないのではないかという状態です。海馬って、記憶や空間学習能力をつかさどり、アルツハイマー病における最初の病変部位であるそうです(Wikipedia)。

願わくば、ポックリと死にたいし、年を取ってからボケてしまって人に迷惑を掛けることだけはしたくないので、少し生活を見直してみてもいいかも、ちょうど日曜日は休肝したので、今日も休肝してみようと、記事に背中を押されてみました。

という訳で、今日のお供はこれ。

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今はいい時代になりましたね、

ノンアルコールビールは美味しいし、ハイボール代わりの炭酸水もあるし。お酒を飲むことを0にするつもりはないので(特にラン後のビールは最強だから)、家飲みはちょっと控えてみようかなと、少なくとも今は思っています。

やっぱり、飲まない日は翌日が楽ですしね。
 
 

MAKERS BAZAAR OSAKA

土曜日、大阪ATCで行われていたメーカーズ・バザールに行ってきました。

取引先から友人、知人までたくさんの方が出展、来場しており、とても楽しく見ることができました。電子工作からクラフトもの、3Dプリンターまで幅広いラインアップ。

家族連れの方も多く、プロから子供まで幅広く楽しめる場となっていました。僕も普段、電子工作に興味のない娘たちのために、共立電子さんで子供向けのワイヤーLEDキットを購入。家に持って帰ると、楽しそうに組み立てていました。

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会の終了後は、懇親会に出席させていただき様々なクリエイターの方と交流を楽しみ、その後、普段から仕事でも仲良くさせていただいているCADメーカーの皆さんと会食。

ものづくりには、エレキ(電子・電気)とメカの連携が必須ですが、飲みでもエレ・メカ協調設計は重要ですね。笑

さて、Quadceptは、8/5(土)、8/6(日)に東京ビッグサイト開かれる「Maker Faire Tokyo 2017」にスポンサー出展します。こちらも是非、来場くださいね!

笑うことで大抵のものは軽くなる

こういうタイトルで始めると、「君は何か重たいものでも背負っているのか」と思われそうですが、全くそんなことはありません。ここ数日、心の底から笑うような出来事が、とても幸せなことに何度も重なり、よく笑った後は本当に気持ちが良く、改めて、笑いは色んなことを軽減する作用があるなと思ったのです。

例えば、先日のランニングチーム3周年懇親会の時の集合写真。

前列端っこの方で、愛すべき仲間二人が強烈に面白いポーズをしていて(ここでは絶対に掲載できませんが笑)、何度見てもゲラゲラ笑ってしまうのです。その写真を見せると、多分僕は笑い袋のように、いつでもどこでも忠実かつ正確にゲラゲラ笑うと思います。何か気持ちが落ちるようなことがあれば、その写真を見て、荷を軽くするようにしたいと思います。

そして、今日の取引先との飲み。

相手の方は昨年の神戸マラソンでデビューしたランナーなのですが、初マラソンの時のエピソードがとても面白く(本人さんは生きるか死ぬかの状況だったと思いますが)、クラフトビールを飲みながら、ずっと笑ってしまいました。今思い出しても、笑ってしまいますが、それは僕もランナーだからこそ、辛さの先にある非常事態とそこから逃げたい気持ちが痛いほど分かるからです。そういう意味では笑いは共感から生まれるんでしょうね。

笑いって、本当に素晴らしいですね。
あー、面白かった。笑

そういえば昨夜のセミナー後の飲み会でも腹筋崩壊したなあ・・・毎日笑える幸せ!

(写真はたまに無性に食べたくなる、古潭の味噌ラーメンです。記事とは関係ありません。笑)
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蕎麦屋での酒場談義はジャズとゴルフ

蕎麦屋飲みは、居酒屋に行くのとは少し雰囲気が違います。小料理屋のカウンターとも少し違う。何が違うのか、明確に表現できるほどの語彙を持ち合わせてはいませんが、あえて言うなら「粋」ということになるんでしょうか。

昨夜は仕事帰りに少しクールダウンしたくて、一人で馴染みの蕎麦屋の暖簾をくぐりました。カウンター席で隣り合わせた常連さん方と、挨拶代わりの酒場談義。様々な話題の中で特に印象に残っているのは、最初にご一緒させていただいた紳士とのJazzトークでした。1961年、NYのVillage Vanguardで録音された、Bill Evans Trioの”Sunday at the Village Vanguard”は、なぜすごいのか、酔っ払った時はオスカー・ピーターソンではなく、キース・ジャレットが聴きたくなるよね、とか、共通かつ共感できる話が多く、ついつい盛り上がってしまいました。こんな話を延々と「初めまして」のお客さんと出来るのも、蕎麦屋ならではかもしれません。

閉店前に最後に残っていた常連さんとは二度目のカウンターでしたが、共通の趣味であるゴルフの話題から、ラウンドの日程まで決まり、それはそれで楽しみです。皆さん、年齢的にも大先輩の方々ばかりで学ばせてもらえることが多い上に、色々と気にかけていただけることもあり、幸せを感じます。

蕎麦屋飲みは、決してハードルが高いものではないのですが(費用もどちらかというと安い)、集まっている方が「粋」な方ばかり。もちろん店にもよるのでしょうが、どうもそういう傾向が強いように思います。

いずれにしても、Jazzとゴルフは人を近づけますね。

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多分、何かの制限がなければ、ずっと話し続けていれるような感覚

先日、所属しているランニングチーム「うめラン」の結成3周年懇親会が行われました。

ランナーの皆さんとは、時間を忘れるくらい話が弾みます。多分、何かの制限がなければ、ずっと話し続けていれるような感覚です。

マラソンは克服型スポーツの代表です。誰しもタイムを1秒でも縮めたいし、1mでも長い距離を走れるようになりたい。願わくば、笑顔で楽に走りたい。そのために、雨の日も風の日も、仕事で疲れていても走りに行きます。仲間たちのサポートもあります。支えたり支えられたりして、大会本番を迎え、辛さや楽しさや達成感を同じように経験する「同志」。共感し合える仲間同士の絆は、ランという共通言語で結ばれています。

僕は参加させてもらってからまだ一年未満の新人ですが、一人で黙々と走っていた孤独ランナーの時とその後では、分かりやすい言葉で言うと、ラン人生が変わりました。ルールを尊重しながらも、みんなとても仲が良い。気持ちの良い方ばかりで、いつも感謝しています。

「走ることが好き」という共通項の元に集い、緩やかだけど、相互の信頼と思いやりと尊重によって固く結ばれる集団(コミュニティ)があるというのは、これからの社会を生きていく上で、一つの型になるでしょうね。

皆さんにも走ることをオススメしたいですが、そうでなくても、趣味を持ち、同じ趣味の仲間で集まるというのは、やはり良いことです。

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うめランといえば、大阪城。
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あんたみたいな若いもんは、そんなところに並んでちゃいかんよ

どうやら今年のシーズン初戦は、サンフランシスコの南に位置する、San Pedro Valley で開催される「Pacifica Summit Trail Run 30km」 になりそうです。9月にシリコンバレー出張があり、現地のビジネスパートナーから、「週末はこんなレースがあるので、是非出よう」とのお誘いがあったのでした。

大会のWEBサイトを見ると、累積標高が4100FTとあります。つまり1250mですから、30kmと行っても感覚的にはロードの40km〜50kmくらいに感じるレースとなるでしょう。昨年の「六甲Sea to Mountain ハーフトレラン」のしんどさ(累積標高1300mくらい)を知っているので、これはしっかり準備をしなければ大変なことになる、と身体が警告を発しました。いつまでもロードをちんたら走っていては全然ダメな訳です。レース本番まで残りニヶ月と少ししかないし、これは山に行かねば、と、家から徒歩で行ける高座の滝を目指しました。

梅雨の合間の晴天ということもあり、芦屋川駅はハイカーでいっぱい。もう本格的な夏山シーズンが始まっているようです。この状態では高座の滝からロックガーデンまで渋滞が起こるだろうなと予想し、コース取りを考えていたのですが、やっぱり王道ルートを登ることにしました。

トレイルランナーの方ならきっと同意いただけると思うのですが、登山道を走っていると(歩いていても)、ウエアやシューズ、軽装のリュックなどのスタイルを見て、すぐに、あ、こいつは走ってるヤツだとバレてしまうのです。そうすると、ありがたいことに、お先にどうぞ〜と皆さんに道を開けていただけるのですが、開けていただいたからには、ありがとうございまーす、すいませーん、横とおりまーす、などと言いながら颯爽と走り抜けていかなければなりません。これがなかなか良いトレーニングになるのですが、キツイ登りなどでは辛くもあるのですよね。

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さて、ハイカー渋滞が発生していたロックガーデンの入り口にある登りに差し掛かった時、列の最後尾にいたご老人が、後ろの僕に気付き、「ワシなんか80歳やけどな、こんな前の列見たら迂回路登って先回りするねん、あんたみたいな若いモンがこんな列に並んどったらあかん、この辺はどこからでも登れるから脇道行きなさい」と叱咤激励してくれました。ほれ、はよ、ここから登れ、と急かされるものですから、僕も、ありがとうございます(41歳だから若くはないんだけどな、あ、でもご老人の半分か、なら若いわな)と考えつつ、ではルート変えます、と、知らないけもの道を登り始めました。六甲は庭みたいなところとはいえ、けもの道一本一本まで熟知している訳ではありません。でも、方角さえ知っていればなんとかなります。

少し登ったところで、後ろを振り返ってみました。するとさっきのご老人がまだ下で僕の様子を見てくれていたんです。ああ、この人はやっぱり山男だなと確信しました。こいつは登り慣れてそうだから分かるだろうと思って、ほれ行けとは言ったものの、万が一デタラメなルートを取ってしまわないか、そうなら、下から大きな声でガイドしてやろうと、ちゃんと目線で確保してくれていたのです(多分)。さすが、山男。

IMG_2948(写真:iPhone セルフタイマー)

ロードはロードの良さがありますが、山は山の良さがあります。
まず、人とのコミュニケーションがたくさんあります。いろんなハイカー、ランナーとすれ違う時、休憩している時に挨拶や会話が生まれます。何人かのトレランナーと、暑いですね、川に飛び込みたいですわ、などと言葉を交わしました。これは山の良さですよね。

初戦のトレランレースが決まった今、ロードだけでなく、山に行くことが多くなりそうです。

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