ものづくりの中枢の話


7月といえば、全英オープンゴルフ。

今年は聖地セント・アンドリュースで開催されましたね。最終日は三つ巴のプレーオフで幕を閉じましたが、今大会も日本を代表するフラッグシップの某IT企業がスポンサーを勤めておりまして、小生も仲良く取引させていただいている縁でこんなものを分けていただきました。オリジナルボールケースです。

しかしメジャー大会のスポンサーなんて、一体いくらの費用が掛かるのだろう。小規模ながらも経営を司る者の一人として、気にせずにはいれません。やっぱり、フラッグシップの強さを思い知らされます。


今日は、やはり日本を代表するメーカーの生産技術の中枢で丸一日を過ごしました。ずらりと並んだPCで何十人も並んで機械設計をしているフロア、日々新製品を生み出すメーカーの中枢の規模の大きさ、そして進化を支え続けるR&Dと研究センター。

ものづくりはオートメーション化されたといえ、やはり熟練の技術が今なお生きる世界です。その熟練の技術を習得させ、同じ動きをするロボティクス。エンジニアがアームを掴んで手の動きを教示する。アームはその手の動きを習得し、人の手の動きのように柔軟に、かつ正確に反復する。

日本メーカーの地盤沈下が指摘されますが、やはり、やはり。基幹産業としての「ものづくり」には凄みを感じずにはいれません。