・
新卒向け合同就職説明会の一日。
日本独自の新卒一括採用という仕組みについては色々と問題提起はあるものの、企業側からすれば毎年春に新卒者を受け入れるということは一つの「定められたフロー」になっているため、余程のことがない限り変わりそうにもありませんね。
ただ、経団連、大企業を筆頭に、新卒採用の開始時期を来年以降は2月以降に遅らせる、学生との直接コンタクトは4年生の8月以降に・・・という流れもあり、今後どのように「新卒採用」が変化していくのか、採用系企業や人事担当者にとっては目が離せなくなっているのも事実です。
国際競争力を高めるために学生には就活ではなく学業に集中させた方が良い、というのは理想論で、僕もそれに一票ですし、アメリカのように学部を出てすぐに就職ということをせず、興味ある企業にインターンに行くなり、ボランティアをするなり、世界を旅するなりしてから、就職先をゆっくり探すという流れの方が、人生経験と積み、人脈を広げるという意味において良いのではと思います(日本でこういうことをすると、第二新卒扱い、あるいは、お前大丈夫?などというレッテルを貼られること多数)。
ちなみに弊社は、仮に留年していようが、中退していようが、卒後ブラブラしていようが、本人にやる気とスキルがあれば、全くレジュメの内容は問いません。その代わり、面接時に「模範解答」を述べることだけはして欲しくない。きれいな履歴書じゃなくても、その理由を正直に話してくれた方が(例えば、留年していても「いや〜その時期パチンコにハマっちゃいまして、バイトとパチの往復で単位取れませんでした、でも、思い直して卒業したんすよ、えへへ」など)分かりやすいし、なんや、面白いやっちゃな、で印象に残ります。まあ、うちがまだまだ小規模の会社であること、テック企業であるため、エリートより、変でもキラリと光る何かがある人間が欲しいという理由もありますが。大企業はそうも行きませんよね。付け加えると、今のところ、弊社の新卒採用の間口は極端に狭いです。ハードル上げまくるので、合説での人気もエントリーも少ない少ない(笑)まあ、フィルタリングに時間を掛けたくないため、わざとそうしているんですけれど。
いずれにしても、今日は一日、様々な国から来た留学生とたくさん話すことができて楽しかったです。留学生は正直に色々と質問したり、話してくれますから。いずれにしても、学生の皆さんがんばってくださいね。