いまさらながら、ブランディング

今週土曜日は出社日。

土曜出勤の場合は、

全体会議が行われるのが通例となっています。

その会議において行われるのが3分間スピーチ。

社員も増え、アサインする頻度も少し長くなって参りましたが、

今月は私の番なのです。

毎回、何を話そうか・・・と頭を悩ませるのですが、

ちょうど最近発表されたアルミ製のMacBookを見て、

製品やサービスのブランディングを考察してみることに。

MacBookの検証はこちらから。

アップル、というよりもスティーブ・ジョブスのマーケティング戦略

の巧みさは言わずもがなですが、iPodとiPhoneで切り開いた

高いブランド・イメージ効果で、出す製品、発表するもの全てが、

新鮮に映ります。

そして情報をためてためて、ジョブズが、

あの「現実歪曲フィールド」と呼ばれる18番のプレゼンをする訳ですね。

デザインも広告も、全てコンセプチュアル。

ここを突っ込み始めると非常に話が長くなってしまうので、

結局何を紹介したかったかというと、

この新規参入エアライン、

日本で唯一のデザインエアラインなのです。

スターフライヤー

真っ黒の機体に、全席皮シート。

サイトのデザインを見ても分かるように、

非常にスタイリッシュで近未来的なエアラインです。

格安航空会社(LCC)であることに間違いはないのですが、

「安いから・・・」という動機ではなく、

「乗ってみたい!」と思わせる世界感を上手に演出しています。

非常にコンセプチュアルですね。

ブランドとの提携も積極的に行い、

ファッション誌にも度々登場。

プロモーションにいたっては、

もはや航空会社の広告ではないですね。


 

デザインは、工学デザイナーの松井龍哉氏。

2006年には新領域デザイン部門でグッドデザイン賞も

受賞しています。

ちなみに、

あのホテル・コストで有名はステファン・ポンポニャック

プロデュースでコンピレーションアルバムも出ています。

このアルバムは私も持っていますが、

「ステファン」色が全開で、

とても快適な空間を演出してくれます。

Star Flyer compiled by Stephane Pompougnac

とにかく、徹底的にこだわっています。

うちのブランディングにもとても参考になりますし、

飛行機大好きなtomo-k的には、

かつてのブラニフ航空のように、

こんな飛行機会社がどんどん出てくることを

期待してしまいますよね。

さ、以上をネタに、がっつりつっこんで、

スピーチ資料を作ります。

なんとかなるやろー笑