月別アーカイブ: 2008年5月
到着
駒ヶ根SA
季節のうつろい
・
会社の非常階段は、
別名「第三会議室」と呼ばれているのだけれど、
僕にとっては、しばしの休息+リセットの場所でもある。
大阪の最高気温は27度。
ビルから眼下を見下ろすと、
新緑がきれいに映えていた。
新芽が萌え出る良い季節。
・
夜に、
最近別のアパレル会社に転職したばかりの
服飾デザイナーAからメール。
久しぶりだったので、すぐに行くーといい、
急いでPCをシャットダウンし、
軽く(と行っても生4杯)をご馳走になってしまった。
いつも美味しい。
美味しさにかまけて、
色んな話をし(過ぎて)しまった。
ま、お互いを冷やかしながらのビールは美味しい。
ありがとう。
そんなこんなな水曜日。
気付くと4月も終わっていた。
5月1日だけ頑張れば、
2日から少し早めのGW。
信州八ヶ岳の自然に思いを馳せながら、
ラスト一日、
ラストスパート。
自分は飛んでいけばよいのに
「破壊と慈悲の混沌」
という、
知る人ぞ知るであろう言葉があって、
その言葉が、すごく人間くさくて僕は好きなのだけれど。
今の状態。
破壊願望や慈悲の心はそこにはなく、
ただただ、インディビジュアルな観点においてのみ、
粘着力のある何かがたっぷりと満たされている
底の見えないカオスに首を突っ込んで、
さらに底を見ようとしている状態。
良く言えば「maddle through」、
悪く言えば「meaningless」。
続けて行けば、答えは見えるんだろうか、
針の穴のような光が見えてくるのだろうか。
【日本人は社会的に賢くなりすぎた】と、
茂木先生はおっしゃっているけれど、
それは社会の最小単位である一個人としてもきっとそうで、
でも決して、それは良い意味ではない気がする。
しがらみや、社会的立場や、こうなければならないという自分像や、
相対的な評価とか、プライドとか、KYとか、
そんなどうでも良いことが、まるでシルクのように柔らかいんだけれど、
鋼のように固い足枷のようになって、
身動きが取れないという状態。
という訳で、
最近いろんなことが混沌になっていて、
歩かないと、との強迫観念にまた押し潰されそうな、
深夜のPC前。
こうなったら、
自分が持てる唯一の武器である、
「バカ」をフルスロットルにするしかないかもしれない。
精神的マイノリティは精神的マイノリティらしく、覚悟を決めて。
ジャンキーからも足を洗おう。
健康診断、お決まりの再検査だし。
「マイペースで」、とか、「自分に素直に」
とか、人には気楽に言うくせに、
その言葉が、実は苦手。
素直になれたなら、どんだけ楽か。
マイペースで歩けたら、どんだけ楽か。
それができないから、苦しいのであって。
とりあえず、現実を現実として受け入れ、
その上で真っ裸になれる日を目指して、
まだ歩けそうだから、歩くことにすることに決めました。
ま、全部計算です。
明日から、GW恒例のデドックスな旅に出ます。
携帯からいつものように、
マイナスイオンたっぷりの写メを投稿しますので、
お時間あれば、この絡みにくいブログに足を運んで下さい。
筍の里
・
この時期、
毎年恒例の筍掘りに出掛けました。
28日で80歳になる祖母も、
自分の里の山で筍を掘れるこの日を、
毎年楽しみにしています。
祖母と二人で車に乗り、
一路、岸和田の山間部へ。
親戚も集まり、
皆で鍬を片手に思い思いの場所で、
筍を探します。
皆、高齢なのに無茶苦茶元気なのには
驚きます。
平均年齢なんぼやねん、というメンバーの中で、
85歳のじいさんやらばあさんやらが、
健脚よろしく山に分け入り、
筍掘ったりワラビを集めたり・・・・
声も大きいし、よく食べるし。
田舎の人は、
本当に元気ですね。
そして竹やぶの中でBBQ。
この時も、
「ぼく、もっと肉食べんかいな!」と、
皆に発破を掛けられる始末。
32歳になって「ぼく」と呼びかけられるのも
新鮮ですが、70歳台、80歳台の集まりの中では、
「ぼく」と言われても仕方ありません。
己の未熟さを痛感する今日この頃です。