とろけながら落書きをするような感じで


脳疲労時に何が一番効くかというと、それはウイスキーです。きっぱりと。
身体の疲れ、脳の疲れ、肩コリ・・・かちかちになった身体はもはや岩のように言うことを聞かず、どうにもこうにもコントロール出来ない。遅い時間に帰宅し、たまらず冷凍庫を開けて角瓶を取り出し、レモン風味の炭酸水で割って、ゴクリと喉に流し込む。

シングルモルトや響などは、風味を楽しめる余裕がある時や、ゆったりとした気持ちの時にロックでいきたいもの。砂漠で飢え乾き、ようやく見つけたオアシスでまず冷たい水を一口飲みたいような気分の時は、キンキンに冷やしたハイボールなのです。

サントリーのサイトでも紹介されていますし、ウイスキー好きの友人にも聞いたのですが、角瓶は冷凍庫に保管していると、トロットロになります。当たり前のことですが、水と違って凍らないんですね。それを聞いてからというもの、角瓶は冷凍庫へ。これを「角とろウイスキー」と言うらしい。これ本当に美味しいんです。是非、お試しあれ。


朝の5時から夜中の0時に至るまで、一日24時間の中で人間っていろんなことを行うものですね。本好きの僕は、早朝に起きてキリシタン史の本に始まり、日中ガッツリ仕事をし、海外とやり取りし、事業計画書を読み、遺伝子の本を夜カフェで読み、帰りの電車でユダヤの歴史を読み、帰宅して「続・最後から二番目の恋」(唯一見ているテレビ番組)を視聴する。

行為に一貫性が全くない。鍋で言うと「闇鍋」。料理で言うと「冷蔵庫の残り物で作ったカレー」のような日々です。このようなメルティング・ポットから突然変異のように何かの化学反応が生まれないかと思って期待しているのですが、まあ、この歳になるまで目立った物は生まれていませんよね。(笑

あかんやん、時間の浪費ですやん

と、自分にツッコミを入れる木曜日の夜です。
あー疲れた・・・

ラストスパート!

「それしかすることがない」ことのメリット


かなりの忙しさで、時間に追われる日々。
ルーチンワークである情報収集やサイトの回覧なども全然出来ていません。それが出来ていない数日間で「不安」を感じるのですから、不思議ですよね。

情報から遮断されてしまうという不安感、近視眼的になり、視野が狭くなり、ただコマネズミのように目の前のタスクを消化することだけになってはいないか、など、色々と焦燥感に駆られてしまいます。頭の中では「忙しさを解消する唯一の方法は、一つ一つこなすことだけである」とは分かっているんですけれど。ここは、虚無僧のように黙々と頭と手を動かすことにフォーカスする必要がありそうです。


そんな中ではありますが、今夜は久しぶりに夜カフェ。
やっぱり、捗る捗る。毎日21時にはカフェ入りして23時に帰宅するようなことができれば最高なのに。ちなみにですが、カフェの効果については以前このような記事を書いています。

Le café それしかすることがない (2012/11/5記事)

アイデアやクリエイティビティはどこから生まれるか (2013/7/23記事)

まあ、一番シンプルな答えは、「それしかすることがない」に尽きると思いますね。二時間なんてあっという間。家ではなかなかそうは行きませんもんね。

今夜は、仕事帰りと思われるクリエイター5人くらいが、皆で MAC Book Air を開いてマインドマップを書きながらアイデアラッシュかプロジェクト会議のようなことをやっていました。僕が入店した21時過ぎには既にいて、23時前に出る時にもまだいましたから、かなり盛り上がっているようです。もしかしたら、社員同士ではなく、会社という枠を超えて集まっているのかもしれません。良いですよね、社外に出て環境を変えて仕事をする。とても生産性が高い方法だと思います。

参考までに、Tech Watchのこんな記事もどうぞ。

「サンフランシスコにおけるカフェの潮流 &「Haus caffe」に行ってきた!」

面白いですよ。

それでは今日はこの辺で。

今年はどうも縁がないらしい


東京出張時の楽しみと言えば、新幹線の車窓から見える富士山。

関東にいる人にとってはそんなに珍しいものではないと思うのだけど、関西人にとっての永遠の憧れは富士山を完全な姿で見ることだったりするのです(tmk調べ)。今年に入ってからも、何度も往復している大阪〜東京間ですが、まだ一度もお目にかかれていない。ついでに言うと、隠れた富士山ウォッチスポットである八ヶ岳ベースの山梨側からもまだ見ることが出来ていない。

一体どうなっているのだという気持ちを抑えつつ、今朝の富士山がこれです。

やっぱりな!!!!

ね!?こうなるでしょ?
ちなみに、この写真の中の富士山がどこにあるのかと言うと、ラピュタに出てくる「竜の巣」のような雲に覆われておられます。縁がないとはこのことだ。昨年は勝率高かったんだけどな。まあでも、取引先のダンディ社長に品川駅でばったり会ったり、紹介いただいた方がとても素晴らしく今後のビジネス展開が面白くなったりと、人との縁はたくさんありましたので、これ以上を求めるというのは贅沢というものでしょう。

次回は再来週。
次のタイミングに期待したいと思います。

関係ないですが、午後から雨の予定だった東京。
しかしありがたいことに雨にも会わず夕陽も美しかったので。

多摩川の写真です。

It will be a refreshing change of pace


グッとペースを上げて集中し、たまに立ち止まって顔を上げ、周りを見渡してみる。ペースを上げている時は目の前のことしか見えず、視野が狭くなるけれど、一つのことを完遂する時は、イヤフォンで耳を塞ぎ、PCにかじりつくと良いパフォーマンスが発揮されますよね。

でも「あ、何か忘れているかも・・・」と不安になる時もある。そんな時は、顔を上げて周りを見渡してみる。例えばメモ書きを見たり、メーラーを開けたり。電話や打ち合わせで否応なしに顔を上げざるを得ない時もありますけれど、それが「今、自分がどこにいて、何をしなければならないのか」を確認するための良いきっかけとなったりします。

そんなことを繰り返していると、今日がもう5月の真ん中であるということに気づきました。今年に入ってから、2月と3月は「存在したのか?」というくらいあっという間に過ぎ去って行き、さあ4月に入って心機一転!と思ったのも束の間、5月後半戦て(笑)今年は一体どうなっているのだ。そりゃブログの更新も飛ばしがちになるわ。

6月は展示会に海外出張と、こちらもしっかりと予定を管理しなければあっという間に流されていきそうですので、今からしっかりタスク管理しておきたいと思います。(とは言いつつも、暴風雨のようなメールと電話の嵐に振り回されているんですけれど)


気分転換には良質の音楽を。

やっぱり季節柄、Sabrina Malheiros ですね。

この爽やかさが彼女の”House,jazz,samba”を融合させた”nu bossa”の真骨頂かと思っております。今日はスピード感がたまらないこの一曲を。

Sabrina Malheiros – Bobeira (2011)

気分は、Ipanema beach。

雨の日のテンプレート漁り


娘の授業参観の後は一人でゆっくり自宅+カフェ仕事。
外の雨を気にしながら、思い思いに過ごす人達とテーブルを並べてモニターに向かい、プレゼンテーション資料を作成。

プレゼン資料は、自分なりに作成した「型」を、長年あれこれ考えながらバージョンアップを繰り返して使用しています。この形に放り込めば、ある程度、短時間で効率的に作成できるようなものです。しかし、同じテンプレートを使用していると、マンネリ化してしまうのも事実。そこで新たな刺激やアイデアを得るためにアクセスしているのが、ご存知、slideshare ですね。

この slideshare で最近話題になっていたのが、このスライド。

【プレゼン】見やすいプレゼン資料の作り方【初心者用】

【初心者用】とはなっていますが、初心者ではなくても、改めて気付かされること多数。ああ、そういえば、こういうところ気を付けてなかったな〜 と思うようなこともたくさんあります。是非、参考に。こういうのをシェアできる良い時代ですね。


連休の中日ですが、今日から金曜日まで予定びっしり。
気合入れて行きましょう!

dataSTICKIES ー 斬新なアイデアと、それを実現できる技術の両輪


RocketNEWS で見かけた未来のデバイス。USBメモリがなんと付箋の薄さに・・・です。極薄付箋型のデータ保存デバイスですね。

ほとんど付箋紙!「貼るだけでデータの読み書きが出来る超極薄USBメモリ」が考案される

こちらオフィシャルサイトです。

http://datastickies.com/

まあ、「USBメモリ」っていうのはちょっと違いますね、なにせ、PCに張るだけでデータ移動が出来てしまうんですから。もちろん、専用のアプリやデバイスが必要です。

でも、何がすごいって、その斬新なアイデア。直感性を徹底的に追求し、重ねるだけで容量アップ。例えば、32GBと16GBの付箋メモリを重ねると、48GBの付箋メモリの出来上がり。

この「dataSTICKIES」、現在開発中ということですが、数年後には実用化されて人々の生活が変わるでしょう。アイデアとそれを実現することができる技術の両輪がイノベーティブな製品を生み出します。素晴らしい。


アマゾンCEOのジェフ・ベゾズの個人的投資先一覧をまとめたブログです。

ジェフ・ベゾスが個人で投資するスタートアップの陣容から漂う「未来を作っている感」がヤバイ

文字通り「未来に投資」をしていることが分かります。宇宙・新エネルギー、量子コンピュータ、ヘルスケア、教育、エンタープライズなどなど・・・興味がある人はご覧あれ。

自身もアマゾンを率いる傍ら、個人投資家としても活躍。後ろを振り返らず、現状を維持しようともせず、ただひたすら前だけを見ている姿勢を垣間見ることができますね。
 
 
 

今からは想像できない、20年後の世界のリーダーとなる都市


Wall Street Journal から
20年後に世界のリーダーとなる都市は?―ジャカルタとマニラが有力

ATカーニー調べ。
以下、記事から抜粋です。

「低中所得国の34都市のランキングを発表、商業活動から労働力の健全性、さらには安全性に至るまで、あらゆる面で世界的リーダーになり得る都市として、ジャカルタをトップに挙げた。次点はマニラで、次いでエチオピアの首都アジスアベバ、サンパウロ、ニューデリー、リオデジャネイロと続いている」

20年後といえば、遠そうで近い未来。
ジャカルタ、マニラ、サンパウロなどは分かるとして、3位のアジスアベバはびっくり。固定観念やイメージだけでモノを判断してはいけないですね。これから変貌を遂げていく都市を見るのは楽しそうです。一方、今まで世界を引っ張って来た、NY、ロンドン、東京、パリなどはどうなって行くのでしょうか。シュリンキングシティ化していくのでしょうか。

ちなみに今、一番興味がある本がこれです。
ゴールデンウィーク用に購入。

国家はなぜ衰退するのか(上):権力・繁栄・貧困の起源


今週は昼夜問わず予定びっしりで、何だか訳がわからない間に金曜日。とはいうものの、日々のスケジュールは公私共にグーグルカレンダーに記載しているのでちょっとチェックするとどこで何をしていたのかはすぐに分かるのですが、それにしても早かったなー。今年に入ってから特にですが「加齢と共に早く感じる」ということでしょうかねえ。

前回の記事ではありませんが、一日一日を大切に。

(今すぐ計算しよう)人生30,000日の内、何日分使った?


これ、計算してみると驚きます。

平均寿命が80歳として考えてみると、人の一生における日数は、

365日✕80年=29,600日
81年で約30,000日。

そこで計算してみました。
僕は38歳なので、365✕38としてみると・・・

【13,870日】

やばっ!!!!
約14,000日も使ってしまっている、うわ、もう半分だ。何も自己実現出来ていないや。焦る!!

こう考えてみると一日たりとも無駄には出来ないし、悩んだり、決定を先延ばしにする時間すらもったいない。一日一日をいかに大切に生きるか、ゴールまでの最短距離をいかにシミュレーションして迷うことなく進み続けるか。これに尽きます。

この話は、Dropbox創業者のドリュー・ヒューストンが母校MITの卒業式で語ったスピーチの中でのワンフレーズ。MIT学生時代に企業してわずか20代で億万長者になったドリュー。現在31歳で世界に名だたる企業を作り上げた青年ですが、そんな彼でも24歳の時に「うわ、9000日も使ってしまった!!」と焦ってしまったようです。

<以下、スピーチ抜粋>
引用元「「人生のコツはたったの3つ」Dropbox創業者ドリュー・ヒューストンの卒業スピーチが感動的」(logmi)

「つまり、誰も実際の人生でパーフェクトな成績を収めることはできません。大学を卒業すれば、学校の成績など関係ないのです。ビル・ゲイツの最初の会社は信号を操作するソフトウェアをつくる仕事をしていました。スティーブ・ジョブズの最初の会社は、無料通話ができるプラスチックのホイッスルをつくっていました。彼らの最初の会社は成功しませんでしたが、彼らがそんなことを気にしているとは思えません。これからの人生で失敗したってそんなに大したことではありません。人生の中で一度だけ正しければいいのです。

昔は私も心配ばかりしていました。でも落ち着いて物事を考察し、心配癖を吹き飛ばした日のことを覚えています。サンフランシスコに移ったばかりのある夜、眠れずにインターネットを見ていたところ、「あなたの人生は30,000日」と書いてあるページを見つけました。最初は「あぁそうかい」と見ていたのですが、なんとなく気になり、計算機を取り出し24歳×365日をやってみたところ 「わぉ、9,000日も使ってしまった! 今まで何をやっていたんだ!」と思いました。ちなみにここにいる皆さんはすでに8,000日使っていますよ。これが初めに言った「30,000」です。

その夜、気が付きました。「準備や練習なんてしている暇はない、毎日時間は過ぎていくばかり。これからはパーフェクトな人生ではなく面白い人生にしよう!」。冒険して人生を終えたいと思いました。」

よし、人生何日目かの今日、悔いなく無駄なくしっかり生きよう。

フレッシュはとても新鮮である


新入社員の季節ですね。

今日はお世話になっているパートナー企業の新入社員研修の外部講師として、二時間ほど話をさせていただきました。
しかし新入社員の皆さん、院〜専門卒まで年齢層に幅はあれど、フレッシュやわー。デザイン会社なので女性が圧倒的に多いし。そして質疑応答の時間になっても女性が活発なんですよね。元気いっぱいに質問してくるし、発言も多い。男性も爽やかな感じでがんばっていましたが、女の子は元気だわ。

さて、このような機会を与えていただくと、何を話そうかとあれこれ考えるので脳の整理にも役立ちます。持ち時間は二時間。あまりに深堀りし過ぎると時間がいくらあっても足りないし、浅すぎてもいけない。ある程度の広さを確保しながら、少し深堀りするところは時間をかける。そして、飽きさせないように。極力、難しい話は噛み砕いて説明しなければならないので、逆にこちらの方が勉強になります。興味を持ってもらうために強弱つけたり小ネタも仕込んだりしながら、研修資料を作っているというのは楽しいものです。

内容としては、インターネットの基礎知識、サイト、システム構造、OSとDB、ネット上のトリプルメディア(ペイド、オウンド、アーンド)戦略、消費者行動モデル「AISAS」「SIPS」、プロモーション施策、そして、主観バリバリの「インターネットとハードウエアの融合による未来像」・・・などなど。ちょっと詰め込み過ぎたかもしれないけれど、楽しんで研修を受けてもらえたようで何よりでした。


この二日間かなり忙しくしていたからなのか、地元の駅に着くと「目も開けていられない状態」。眠いとかそういうのではなく、目がしょぼしょぼして開かない。そして頭痛がひどい。仕方ないから、帰宅してウイスキーのボトルを開ける。ちょっとウイスキーが入ると血行が良くなって、少しだけ復活する。この繰り返し。これはこれで良いのだけど、一つだけ難点があるとすれば、自宅なのに「飲み過ぎてしまう」ということ。いやいや、ほどほどにしとかないといけませんね。

それでは、今日はこの辺で。

David Morales Ft Tamra Keenan – Here I Am (Kaskade Remix)

コンセプトトレーラーと牛達の話


3月31日ということで、無事に期末を迎えた企業も多かったのでは。お疲れ様でした。当社の決算は5月末なので、自社的に忙しいということもなかったのですが、取引先関連の締め+増税前とあって、今月はどこで何をしていたのかも忘れてしまうくらいバタバタして、あっという間に過ぎ去って行きました。

でもこうして3月の全ての業務を終え、帰宅前の一時を駅構内のカフェで過ごしていると、脳みそのデフラグをしながら、様々な事案を冷静に考えることができますね。


幾つかのネタをYoutubeから。

ウォルマートのコンセプトトレーラーがかっこいい。
コンセプトモデルなので、実用車ではないらしいですが、いかにも”Advanced”です。外見もさることながら、コックピットがまるで飛行機だ。

Introducing the Walmart Advanced Vehicle Experience concept truck

ウォルマートと言えば、創業者サム・ウォルトンの「私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ (講談社プラスアルファ文庫)」を昔に読んでとても感銘を受けたことがあります。40年で、石油も自動車も抜いて世界一の売上高を誇る企業(2013年はロイヤル・ダッチ・シェルに次いで二位だが)を育て上げたサム・ウォルトン。単なるビジネス書ではなく、一個人のライフストーリー。


こちらは、Whatsより。

人という監獄から解放された牛。その喜ぶ姿にあなたは何を感じますか?

乳牛という役目を終えて死を待つばかりの牛25頭を引き取って育て始めたケルンの牧場主。牛達が喜びのあまり草原を飛び跳ねているのを見ると、考えさせられること多し。

“happy Cows” Kuhrettung Rhein Berg english subtitles / vacas liberadas

明日から4月ですね。
心機一転がんばりましょう!

それでは今日はこの辺で。