新幹線の車窓から、完璧な富士山。

今日は大切な商談のために二週連続の東京出張、新幹線の車窓からの富士山。こんな完璧な富士山見たの久しぶり!また写真もうまいこと撮れた!

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いよいよ年末という感じになってきました。今夜は大阪でセミナーがありますのでトンボ返りとなります。それにしても、久しぶりの新幹線。最近、飛行機での出張が多かったので、QRコードを出してiPhoneでシャリーンと改札を通り抜けそうな勢いでしたが、あかんあかん、とEXカードとICOCAをパスケースから取り出しました。

日帰りはともかく、一泊二日の東京ならANAの旅作が安くて便利です。シーズンにもよりますが、伊丹 – 羽田の往復航空券とホテルがセットで35,000円など。しかもセットになっているホテルのグレードが良いんです。イメージで言うと、駅から10分くらい離れたちょっと不便なビジネスホテルに泊まるのと同じ値段で、半蔵門駅の真上のモントレに泊まれます。しかも豪華な朝食バイキング付き。前もって出張が決まっていると絶対にお得ですよ。それに飛行機って、乗っている時間が短いので好きです。

新幹線のメリットは駅からのアクセスが良いのと、急な出張でも対応できるのと、車内をオフィス代わりに使えるというところでしょうか。電子機器の利用も気にしなくて良いし、2時間半落ち着いて仕事をすることができます。今日も移動時間をフル活用していますよ!筋肉痛も膝痛も関係なし!仕事!仕事!

東京は昨夜の降雪で今日も寒い一日になりそうです。
それでは、今日も一日がんばりましょう。

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日本のマーケットを守っているのは、日本語という特異な言語と、分かりにくい文化なのかもしれない

国際ビジネスをやっていると、海外を飛び回ることが必然的に多くなります。
IT業界にいる人間にとって、例えば、シリコンバレーや、インドや、深センなどに行くと、日本の存在感の薄さに否応なしに気付きます。先週、ドイツでエレクトロニカが開催されましたが、そこから帰ってきた方も「日本の存在が薄い」と嘆いていらっしゃいました。

先週、僕が滞在していたバンガロールでは、日常的な公用語はヒンディー語ですが、ビジネス公用語は全て英語。つまり、現地でビジネスをしている人間は、皆もれなくバイリンガルです。果たして日本はどうでしょうか。英語が話せるとかっこいい、そう思われている時点で日本の特異性が明らかになります。僕は、少なくとも今の日本の市場と日本経済を見ていて、一億数千万の人口によるそれなりの規模の市場と、日本語と文化の特異性が日本という国を(鎖国的に)守っているのではないかと思います。もし、日本人がもれなくバイリンガルであったなら、外向けにもっと市場が広がる可能性もありますが、外資に蹂躙される可能性もなくはないのです。この日本語の言語としての難しさと、先進国の中で最も早く超高齢化社会を迎える社会と、わびさび的な分かりにくい文化と、博多の道路陥没の復旧の速さに代表される「火事場のクソ力」的な団結力と効率性が、日本を日本たるものにしているのではないかと考えてしまいます。至極内向きな発想ですが、グローバル化に対して、日本は日本が守っているということも、また一つ理論として言えるのかもしれません。

少なくとも、僕は久しぶりの蕎麦と日本酒に、やっぱり日本だなあと思う時点で、鎖国的国民なのです。(朝令暮改があってもご容赦くださいw)

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【Airport Gallery】軍人とビジネスマンが入り乱れる空港 Kempegowda International Airport (ケンペゴウダ国際空港 BLR)

夜間飛行と聞くと、やはり城達也さんのFM番組「ジェットストリーム」を思い出しますが、バンコクからバンガロールへの飛行時間は3時間と短いながら、21時〜0時の夜間飛行となりました。もちろん外の景色は真っ暗。ほとんど寝て過ごしたことは言うまでもありません。

さて、今日の空港紹介は国際都市バンガロールの玄関、ケンペゴウダ国際空港です。ちょうどブラックマネー追放の政府発表があったからかどうかは分かりませんが、セキュリティが変に厳しく(パスポートチェック、航空券チェックがいたるところにある)、軍が空港に入る人々をチェックしているという状態。そんな中、欧米やアジアからのビジネスマンが闊歩している不思議な空港でした。

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インドは通貨ルピーの持ち込みも持ち出しも厳しく制限しているため、基本的に外国で両替をすることはできません。旅行者は空港の両替屋を利用するしかないですが、レートが高い!それでも、仕方なしに両替をしている旅行者の皆様です。

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LEDで縁取られた空港。真夜中なのに人がいっぱい、クラクションもいっぱい。
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さて、こちらは恒例のラウンジです。ここもシャワーが完備されていて、とても快適でした。

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サッカーの試合が中継されていましたが、なんとインドスーパーリーグのFCゴアの監督は、あのジーコなのです!
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さすがに軍人にはカメラを向けることができませんでしたが、国際都市バンガロールらしく、多くのビジネスマンで賑わう活気溢れる空港でした。写真にはありませんが、ラウンジにはホットフードコーナーもあり、目の前でオムレツやパスタを作ってくれました。遠距離ビジネスマンに優しい作りになっていました。

さて、ここからは番外編です。

まずは、道路脇にある象の標識。さすがインド。
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インド名物、ビリヤニ。とても美味。
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バンコクから成田へはなんと、エアバスA380で帰ってきました。朝の便だし、ボーッとしてて気づかずに乗ったのですが、なにせ広いのでもしかして?と思ったらほんとにもしかして。人生初のA380となりました。
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【Airport Gallery】Suvarnabhumi International Airport (タイ・スワンナプーム国際空港 BKK)

飛行機や空港が好きなエアマニアは意外とたくさん存在しています。僕も自他共に認めるエアフェチですが、このブログの恒例シリーズとなっている「世界の空港・AirPort Gallery」を楽しみにしていただいている方も多いようで、「あのシリーズ好きなんですよ」と言っていただくことも多く、同じ趣味を共通化出来ているような気がしてとても嬉しく思いますし、行く先々で写真を撮っていて良かったなとも思います。

さて、今回は往復のトランジットで利用したタイのスワンナプーム国際空港(BKK)をご紹介したいと思います。建物のデザインも斬新ですし、国際線のラウンジも充実していてお気に入りの空港になりました。

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それでは、写真でどうぞ。
まずは外観です。
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三角形のデザイン、内装はテントになっています。一瞬、関空とも良く似たデザインですね。
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シンガポールのチャンギ、深センや香港もそうですが、いかにもアジアの空港という感じで似通っています。そういう意味では、どこも特色がなくなって来て寂しい気もしますが、機能的には良いんでしょうね。
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こちらはラウンジ。
Priority Passが利用できるラウンジが充実しています。夜ご飯、朝ご飯も簡単であれば済ませれることができます。(実際、朝ご飯はラウンジで済ましました)
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コンコースの様子。夜はとても幻想的です。
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番外編。バンガロールから朝焼けと共に戻ってきました。海側からのアプローチはとても美しい景色でした。
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いかがでしたでしょうか。
明日はバーチャルトリップ第二弾、インド・バンガロールのケンペゴウダ国際空港をご紹介いたします。お楽しみに。

人の洪水と野犬とクラクションのカオスに、最先端テクノロジーが存在する国。

人の洪水、生活の風景に自然に溶けこむ野犬、そして野放しの牛。けたたましく響くクラクションにひどい交通渋滞。今日は現地のパートナー企業の視察と商談のために車に乗せていただき、バンガロール市内と県をまたいだ場所まで連れて行っていただきました。インドのシリコンバレーらしく、ハイテク企業がカオスの中に自然に存在しています。

こちらはBOSCHやBroadcomが入るビル。
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こちらはアクセンチュアのビル。
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BOSCHのインド本社です。
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世界有数の規模を誇る、インド第二位のIT企業インフォシスの本社ビルの内の一つ。広大なキャンパスが広がっています。
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カオスのような風景の中で先端技術をやっているんですから、本当にインドという国は分かりません。このような風景の中に・・・
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高多層基板の試作専門の会社があり、その高品質さからインド一の試作基板会社と名が高く、インド国防省だけでなく、イスラエルやドイツなど世界中の先端企業から基板の試作を受注しています。
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また個別に記事にしようと思いますが、視察させていただいた工場内はかなり美しく、廃液のリサイクルも80%(!)を越え、環境にも億以上の額が投資されています。かなり驚きました。
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インドは深い。空港に向かう途中の大渋滞の原因は、先で燃える車だったりするし・・・
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プロレスの興行のようなポスターが至るところに貼っていたりするのがいかにもインド的です。
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今回の出張で現地の代理店企業の助けもあり、進出の足掛かりを作ることができました。お世話になった皆様に心から感謝です。

とにかく面白い!インドの政策とIT産業

出張でインドのバンガロールに滞在しています。ホテル入りしたのは夜中の1:30。そこからシャワーを浴びて5時間睡眠して、すぐにセミナーが始まりました。さっきまでローカルの代理店、協力会社の皆様とディナーミーティング。アメリカでもインドでも中国でも、海外出張の時はいつも到着日の一日が長い!しかし不思議と身体も慣れるものです。

昨日からインドは高額紙幣の使用停止で若干混乱気味です。日本でもニュースになっていますね。”「高額紙幣は無効」インド首相が突然発表 混乱広がる”(朝日新聞デジタル)地元の人と話をしていると、パキスタンなどで刷られた偽札が国内で普通に流通しており、日本では考えられないことですが、インド金融システムの中になんと450億ドル(4兆5千億円!)が入り込んでいるようです。まるで「ルパン三世 カリオストロの城」状態。モディ首相は昨夜8時に突然、500ルピー紙幣と1000ルピー紙幣の使用停止を発表しました。目的はもちろん、偽札排除です。こちらのTVでは、「Byebyeblackmoney」というハッシュタグが生まれるほど、そのニュースでもちきりです。

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イスタブリッシュメントの間では、この突然の決断を指示する声が多いですが、一般庶民の間では混乱が広がっている様子。このような突然の政策が通用しちゃうのがインドのすごいところですね。

さて、バンガロールのIT事情に話題を変えましょう。

ここバンガロールには、インフォシスやウィプロといったインドを代表するソフトウエア企業を始め、アメリカからはIBM、Cisco、Intel、Honeywell、BroadcomなどのIT先端企業のR&D拠点やバックオフィス拠点が多数存在しています。ちなみにIBMだけでインドには15万人のスタッフがおり、バンガロールだけで100万人以上のITエンジニアが各企業で働いていると言うことで、そのスケールの大きさをイメージしていただけると思います。もちろん、高度に発達した大学や教育期間が人財排出の一翼を担っているわけですが、本場シリコンバレーがスタンドフォードやCALTEC、UCバークレーなどを中心に形成されているのと良く似ていますね。そして日本との大きな違いは、公用語はヒンディー語であるにも関わらずビジネス公用語は完全に英語であるという点です。ほとんどのビジネスマン、エンジニアが普通にバイリンガルなんです。ビジネスが英語で普通に出来るので、アメリカはじめ先端企業がインドに進出しやすい訳です。やはり言語の壁って国を鎖国化してしまいますよね・・・AIの時代になって言語能力が不必要になった時、日本にもチャンスが来るかもしれません。

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いろんな意味で優秀でスケールが大きいインドですが、経済格差は深刻なほど広がっているとのこと。まるでアメリカや日本が直面している問題と同じ問題がここでも起こっており、資本主義の限界を見た気がします。いずれにしてもビジネスチャンスだけを見ると、ここには様々な機会がゴロゴロしています。本当に僕が想像していたインドではなく、こうしてホテルで仕事をしていると、サンフランシスコやサンタクララにいるのと同じ感覚になってしまいます。

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インドの協力会社との会食。中国からもシミレーションのエンジニアが来印していました。

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とにかく面白いインド。
明日は顧客訪問です。良いビジネスに繋がりますように。

ランナー同士がすれ違う時、手をあげて挨拶するのが気持ち良い

昨夜の楽しい飲み会の酒を抜くために、そして30kmのLSDをするために、今朝は8時過ぎに家を出て走り始めました。30km以上を走る時に、どこをどう走って距離を稼ぐか事前に考えるのも一つの楽しみです。

GoogleマップでJR芦屋駅から2号線をずっと西に行けば、明石駅付近で約35kmになることを確認していたのでこのコースを取ることにしました。いつもは2号線を三宮駅往復で22kmくらいになるので走り慣れていますし、折り返さなくても片道で明石まで行ってJRに乗れば楽に帰ってくることができます。片道一方通行の西向きランです。それにしても素晴らしいラン日和。あちらこちらで思わず写真を撮りながらのランとなりました。

都賀川から六甲山を望む
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生田川
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三宮駅
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元町大丸前の交差点も朝は人が少なめです。
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中華街
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レトロな海岸ビルヂング
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神戸駅
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信号待ちの間に声を掛けてくれた年配女性ランナー二人は、一人が神戸マラソンに当選したので練習しているとのこと。垂水と神戸を往復30kmランの最中だそうです。いいペースで走っていて年季を感じる素敵なランナーの方々でした。

須磨水族館
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須磨海水浴場
ビーチが最高に気持ち良かったです。
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自撮りランナーとして自撮りをせずにはおれません。
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失敗作ですが、なかなか面白いアングルになりました。
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ウインドサーファーたち
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ビーチの目の前にある、JR須磨駅
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神戸マラソンのコースでもある、須磨〜垂水間は、シングル、ペア、チームランナーがたくさん。マラソンが文化として根付いてきたのか、ほとんどのランナーはすれ違い様に手をあげて挨拶してくれます。山で「こんにちは!」と挨拶するのと同じですね。それがとっても気持ちいいんです。ランナーが多い地域、特に大きなマラソン大会が行われるところはそういうランナーが多いですね。昨年走ったサンディエゴ、そして、LAもそんな雰囲気がありました。

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明石海峡大橋です。
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美しく巨大な人口造形物
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明石市に入りました。さすがに足に少し張りが出てきます。
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子午線が通る日本標準時刻の町
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ようやく明石駅到着。34.47km、3:14:21、5.38/kmのランでした。途中の補給は、500mlペットボトル二本、ウイダーinゼリー二個、クリーム大福一個。なかなかコンディションが良かったようです。
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ご褒美はもちろん、明石焼(玉子焼)です。午後から娘の送迎があるのでノンアルコールビールで。ここからはJR神戸線の新快速に乗り、わずか25分で帰ってきました。

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一方通行のランは楽しみを目指すことが出来て良いですね。ゴール地点に美味しい物があり、途中にシーニックなポイントがあればなおさらです。これ、結構ハマりそうです。

[恒例行事]六甲極楽ルート

同級生の仲間達との恒例行事、六甲ウォーキング&トレラン。この季節の山は最高です。今回のルートは、芦屋川〜岩梯子〜荒地山〜雨ヶ峠〜六甲山頂〜有馬温泉。15km程の山行です。六甲には数えきれない程のルートがありますが、荒地山の岩場めぐりを経ての山頂コースは飽きずに楽しめます。では、写真でどうぞ。

岩梯子。
慣れるとなんなく登れますが、初心者にはドキドキハラハラかもしれません。
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新七右衛門嵓。リュックを外して這うように潜り抜けます。
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景色は最高。
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猫が出迎えてくれます。
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山頂付近は少しづつ木々が色付いていました。
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有馬温泉でビール&湯!!まさに極楽ツアー!!
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王道ルートですが、みんなで登ると楽しい!今日が初挑戦のメンバーもいましたが、みんなでサポートしながら山越えを果たすことができました。立派! そして有馬のバーでは抱腹絶倒のひととき!面白かった!最高!

さて、日曜日は大阪マラソンに富山マラソンが開催されますね。
出場される皆さん、がんばってください!

インド出張用のビザ申請がめんどくさい

インドのバンガロールを拠点とする地元の協力会社と、製造業向けのプライベートセミナーを地元で開催することになりました。

シリコンバレーでの展示会には毎年出展していますが、現地で、現地企業に対してのプライベートセミナーは初です。まだ先だと思っていたのに、もう再来週。ただでさえ超忙しいのに準備などでてんやわんやとなっております。とはいえ半日の枠をもらっていますのでQuadceptの魅力を僕と英国帰りのエースエンジニアとで、しっかり、アツく語ってきたいと思います。インドにファン作るぞ!

現地の方にホテルの手配は行っていただいたのですが(セミナー会場のホテルに宿泊するので超ラクチン)、インドってビザが必要なんですね。なにせ今回が初インド。普段はビザのいらない国ばかりに出張するもんですから、なんやかんやとめんどくさいですね。ビジネス目的なので現地企業からインビテーションレターが届き、うちの会社からリコメンデーションレターを発行し、それにパスポートと、WEB application Formで事前申請した書類と、写真と、航空券やらなんやら持ってインド大使館に行かなければならないみたいです。これも貴重な経験、日々勉強。一年間有効のビザですからしっかりビジネス成功させて何度も行けるようにしたいと思っています。

ちなみにバンガロールへの直行便はないので、今回はタイ航空で関空〜バンコク〜バンガロールのルートで向かうことにしています。バンコクでは5時間のトランジット。今日打ち合わせをしていた広告代理店の方が大の旅好きで、スワンナプーム国際空港からタクシーですぐのところに良いレストランがあるとの情報を教えてくれたので、退屈なトランジットの時間も楽しくなりそうです。しかしバンガロール着は夜中の23時55分。どんな時間に到着するねん!ホテルから迎えの手配をしておかないと。なんだかんだと初めての国は緊張します・・・さすがにインドでは旅ランは出来ないかな・・・(←こわいイメージしかない)

さて今日の写真は蕎麦屋のだし巻き。
昨夜お連れいただいたのですが、しっかり飲み過ぎてしまいました。
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【いい旅・夢気分 其のニ】江ノ電に乗って鎌倉から江ノ島へ

昨日に続き、旅芸人tmkの「いい旅・夢気分」をお届けします。今日は打ち合わせ後の神戸・元町駅にてこの記事を書いているのですが、鎌倉に神戸。海と山が近いという点では共通点がありますね。

さて、今日のテーマは江ノ電。

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鉄分多めの僕にとって江ノ電は憧れの電車。過去に乗ったことはありますが、ドラマ「最後から二番目の恋」シリーズが好きだったということもあり、何かの機会に乗りたいなあと思っていたのです。

さて、その夢を叶えるべく日曜の朝に材木座の宿をチェックアウトして歩いて鎌倉駅へ。歩いているとシャレオツな店が多く思わず写真を撮ってしまいます。街がしっかりと景観計画に基いて作られているのがよく分かります。

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鎌倉駅に到着。ここが江ノ電鎌倉駅です。JR鎌倉駅と隣接しているので、アクセスは抜群。日曜日だったのでびっくりするくらい観光客が多かったです。

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しばらく待つと電車が入ってきました。
カメラで写真を撮る人多数です。みんな江ノ電が好きなんですね。

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当然のことながら、江ノ電の先頭車両の運転台の後ろは激戦区です。皆さん心優しい方が多いのでお子様には前の方に立たせてあげて、名物、極狭線路(ほんと、家の軒先を電車がすれすれで走る感覚です)を楽しませてあげていました。

さて、そうこうする内に極楽寺駅に到着。僕は一旦ここで降りました。

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小泉今日子さんが駅に降り立つ度に定期を探す光景を繰り広げていた改札前の小さな通路です。ほんとびっくりするくらい小さな駅です。僕はこの駅のベンチで休憩しながら電車を2本ほど見送ったのですが、駅に到着する電車から、聖地巡礼というやつでしょうか、女性グループが降りて来てはみんなで代わる代わる写真撮影をしたりして、微笑ましい光景を繰り広げていました。

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小さな小さな江ノ電。かわいいなあ。

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さて、もう一度電車に乗って江ノ島駅を目指します。ここが江ノ島駅。単線の江ノ電にしては珍しく、ホームが上り下りで分かれていました。

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藤沢方面はまたすぐに線路が一つになって住宅街に消えて行きます。

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江ノ島駅のホームの先には、「えの田(えのでん)」という一畳分くらいの田んぼがありました。すべてが手作り感満載。まるでミニチュアの街のようです。

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ここで僕は折り返しの電車に乗って鎌倉を目指しました。
鎌倉高校前駅の付近は目の前に海が広がり、最高のロケーションです。道路との距離も驚くほど近い。

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先頭車両からの景色。例により運転台の真後ろは観光客による激戦区のため、僕のように身長180cm以上の大男はドアの前で大人しくしていました。隙を見て激写。

通行人の真横を電車が過ぎていきます。
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いかがでしたでしょうか。

本当はもっと写真を撮りたかったのですが、あまりの観光客の多さに空気に飲まれてしまい、鉄男としてのパフォーマンスを発揮することができませんでした。

しかし、江ノ電の魅力はしっかり堪能することができました。素晴らしいロケーションに、唯一無二の極狭線路。住宅の合間を縫うように走る小さな単線電車。すべてが素晴らしかったです。

また是非訪れたいと思います。