連日の割にはすっきり目覚めています


展示会二日目の夜は、海外のパートナー企業の方を交えて10数名でビジネスディナー。広く展開すればするほど、多くの企業からアライアンスの話をいただき、とても感謝しています。

さて会食の後はオッサンの街、新橋に移動して社内のメンバーだけで二次会。この雰囲気がいいですねえ。THE 新橋。

最後の〆は、大勝軒。
先日、創業者が亡くなったことは大きなニュースになりました。大勝軒と言えば「つけ麺」ですが、飲み後ということもあり、ノーマルな中華そば。魚介の旨味が凝縮されたスープが極太麺にからまって、疲れた身体に染み渡ります。

昨夜お世話になった皆様、ありがとうございました。

さて、今日は展示会最終日。
最後まで気合をいれてがんばります!

色々とたくらんでいます


新幹線の車窓から。

明日から東京ビッグサイトで開かれる JPCA SHOW 2015 に、今年もQuadceptは元気に出展します。DFM製造連携による検図時間の大幅短縮、各種コンバート機能の充実。デモもしっかりさせていただきますので、皆様是非ご来場くださいませ。詳細はこちら

そして!今年は「Bar タイム」をご用意。
時間は当日お知らせしますが、午後からの二回、ハイネケンの生ビールを来場者の皆様に提供させていただきます(担当者によって「ハッピーアワー」や「ハッスルタイム」など言い方はバラバラ)。一昔前までは良く目にしていた光景も、理由は色々あるのでしょうが、最近めっきりなくなってしまいました。他の業種の展示会では分かりませんが、少なくとも製造系では見掛けません。

アメリカの展示会などでは、イブニングレセプションと称して、夕方になればバースタンドがあちこちに出て来てビールやポップコーンやホットドッグを振る舞います。出展者も来場者も、後半疲れて来た頃に皆が飲みながらリラックスして行う商談風景は、なかなか素敵です。

こちら今年1月の「Design Con Santa Clara」での一コマ

シリコンバレーやサンディエゴでの展示会に出展している Quadcept としては、やっぱりそういう楽しみも持っていただきたいのです。たむろ+飲み過ぎの場合はちょっと注意させていただくかも。笑

という訳で、蒸し暑い季節ですし、是非皆様ご来場の上、お楽しみください!

落ち着いた時に考える「専門性」について


怒涛の月末、ゴールデンウィーク、ABCハッカソンと続き、気づけば5月も中旬に差し掛かろうとしています。この期間に色々な場所に行き、多くの人と出会いましたが、あらためて「何かに特化する」ことの大切さを実感しました。

当然のことと言えば当然のことですが、どんな場所、分野、業界にもその分野に特化して活躍している人がいます。例えば、怪魚ハンターとか、山草採りの名人とか。ものづくりの分野でも同じで、組み込みのプロ、ハード設計のプロ、UXの専門家など、一つのプロダクトを取ってみても様々な分野の専門家の仕事が集約されていますし、それらの人が集まるイベントもたくさん存在します。ハッカソンとかものづくりイベントもそう。

「何かに特化する」

これ、出来るようでなかなか出来ないことだと思うんです。もちろん企業で求められている内は「生活の糧」となりますが、単純に「好き」という気持ちだけで専門特化することはとても勇気のいることだと思うんですよね。なんだろう、上手に書けないし感覚的なものだけれど、なにせニッチですし、マーケットサイズも大きくない。だからこそニーズがあるといえばそうなのですが、もしかしたら共感してくれる人も仲間もいないかもしれないし、仮にそれが仕事に繋がらなかったとしても「好き」だから続けるという勇気というか。この辺り「趣味」とするか「仕事」にするかによって考え方が随分変わると思いますが。

でも一度そういう分野を見つけ、それを上手にすることができれば、人が集まり始めるかもしれない。そこにその人(あるいは専門性)の存在価値が生まれますし、その分野に興味がなかった人も巻き込んで大きなプレゼンスを獲得することになります。ムーブメントが起こる瞬間ですね。デレク・シヴァーズの「社会運動はどうやって起こすか」を思い出します。僕は仕事柄、比較的いろんな業界の人と会うことが多いのですが、そのパワーと執着心と熱意に、色々な機会に学ばされます。

昨日閉幕した三日間に渡る「ABCハッカソン」もそう。ものづくりに熱い人達が集まると、こんなに大きなパワーが生まれるんだなと感動しました。オンエアは6月下旬。今からとても楽しみです。


ここへ来てようやく一定の落ち着きを取り戻した感じです。悲しいかな、どうも僕は物事にピリオドがないと落ち着かないというか、立ち行かなくなるというか、猛烈タイプの人間(DeNAの南場さん曰く「ガルル型」というらしいですが)ではないようです。山や海や公園に行くのは、そのためなんだろうと思いながら、週末に撮った写真をペタッとしておきます。

情熱に支えられる、ものづくりハッカソン


朝日放送主催「ABCハッカソン」がスタートしました。QuadceptもCADライセンスのAPI提供をさせていただいています。

初日の土曜日、アイデアソンはグランフロント大阪で、夕方には場所を朝日放送に移して本戦出場チームの発表と懇親会、そしてハッカソンがスタートしました。

僕は18時過ぎに朝日放送に行き、結果発表と懇親会に参加させていただきました。主催者の皆さんやAPI協賛社、中には出場者の中にも顔馴染がいたりして親睦を深めることが出来ましたが、やっぱり素敵なのは出場者の皆さんの情熱と、サポートする主催者、関係者、協賛企業など周りの人々を含めた全体の熱気です。

アイデアソンには間に合わなかったので各チームのプレゼンは聞くことが出来なかったのですが、皆さんの「ものづくり」に対しての情熱と、三日間という限られた期間内で結果を出すというスピード感においては圧倒されるものがあります。「心の底からものづくりが好き!」という思いが本当にビンビン伝わって来るんです。朝からずっと頭と体力を使っているはずなのに、夜になっても皆さんテンションが全く衰えないんですから!

では、少しだけ会場の雰囲気を写真で味わっていただきましょう。

21チームの中から本選に出場できるのは7チームという狭き門。自分のチームが選ばれた時の皆さんの喜び!

懇親会の後に撮影された集合写真がABCハッカソンの公式Twitterアカウントで公開されていました(諸事情によりモノクロだそうです)。この中に僕も写っています。笑

夜明けの月


連休明け一気に仕事の波にもまれ、休みボケを発症する暇もないまま通常の生活に戻っております。スロースタートするよりも「せーの」という感じで一気にスタートを切るくらいの方が身体も慣れて良いですね。


さて、連休最終日の明け方に八ヶ岳ベースを後にし、関西に向かって車を走らせたのですが、夜明けの月がまだ消えないうちに中央道から見える木曽駒ケ岳とのコラボレーションがとても素敵だったので、思わずパシャッとしてしまいました。

木曽駒ケ岳の残雪も朝日を浴びてきれいです。


告知です。
明日から開催される朝日放送主催のABCハッカソンにQuadceptが協賛しています。

このハッカソンでどんなプロダクトが生まれるのでしょうか。僕も明日夜から(ゴルフコンペの後ですが・・・)朝日放送入りします。いやー、楽しみです。

R2-D2から「かわいい王」の座を奪ったBB-8の件


なんやこのかわいいロボットは!
R2-D2がきっと地団駄を踏んで嫉妬しているでしょう。

そう、これがBB-8。
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』予告編に登場するのです。

Wiredを見ていると、すでにファンが自作でBB-8を作ったとのこと。
そのyoutubeがこちらです。

かわいいなー。
ロボットってどうしてこんなにかわいいのか。

論文テーマにするときっと面白い何かが見えてくると思いますよ。

Plasser & Theurer 社のマルチプルタイタンパー


夜、ほろ酔いで帰って来た自宅最寄駅の専用線に、Plasser & Theurer(プラッサー&トイラー)社の08-475が停車していた時の嬉しさったら。

朝夕、良く停車しているんですよね。昨夜も思わずパチリ。やっぱり働く列車はかっこ良い。ドクターイエローといいい、このマルチプルタイタンパーといい。特に保線車はメカメカしているところが最高です。

Plasser & Theurer社はオーストリアの線路工事用重機メーカーとして世界に展開している大企業です。どんなニッチな分野でも世界的企業が存在するんですね。そしてそれらを製造し、販売し、メンテナンスしている人も当然のことながらいる訳です。

普段良く見聞きする企業だけでなく、たまに視点を変えて物を見てみると、そこには隠れた素晴らしい技術や企業があったりして、とても勉強になります。とりあえず、見たことのないロゴや社名があれば検索するという習慣をつけてみるのも面白いかもしれません。

地球を覆うってどんなだ


体調急降下の夜。

食欲もないのでご飯も食べず、PC開いて仕事を続けながら Radio Tunes で Mellow Jazz チャンネルを聴いているとなんだか気分が良くなって来ました。こんな時に思い出すのは夜間飛行。

この写真は先日サンディエゴからの夕方便でサンフランシスコに帰って来た時の機上からの夜景です。

空からの視点で思い出したのがこの記事。

全地球を小型衛星で覆ってインターネット僻地を皆無にするPlanet LabsがシリーズCで$118Mの巨額を調達(TechCrunch)

人工衛星で全地球を覆うってどんなだ。しかもシリーズCで巨額調達してるし。調達の規模感は日本のそれとは全然違うので大きいのか小さいのか、イマイチピンと来ませんが。それにしても発想が壮大です。

Facebookも成層圏に1000機の無人機を飛ばしてインターネット僻地をなくす「Aquila」プロジェクトをやっているし、ネットインフラの時代はもはや空中戦ですね。残りの50億人にインターネットを供給する。国家プロジェクトじゃなくて民間がやるのだからアメリカはスケールが大きいです。

フィードバックの重要性


米国からの客人を迎えてビジネスディナーの夜。
世界は広いし、この業界も面白い。世界には成功者がたくさんおられますね。話を聞くだけでも楽しいし、すごいなあと思う。でも、ただ酒のアテとして面白いばかりではもったいないのです。それを糧として、どれだけフィード・バックできるかですよね。それでも、成功者の方々から気に掛けていただけるのはとてもありがたいことですし、自信にも繋がります。

色々と乗り越えなくちゃならないハードルも多いけれど、それもまた人生ですね、うん。

本質思考


日々色んなシーンで疑問や違和感に直面することがありますが、その時点で既に「ダメ」なんだろうなと思うことが頻繁にあります。

なぜなら、ゴールが不明確で、やるべきことにフォーカスできておらず、していることが腹落ちしていないから違和感を感じるのであって、脇目もふらずに前だけを見て進むことが出来ていればそんな事を感じなくて済むからです。

またもっと悪いことに、そのようなモヤモヤがどこから来るのか、もしかするとそれを感じている自分がおかしいのではないか、間違っているのではないか・・・と考え直し、角度を変えて物事を見てみたりするけれど、やっぱり元の疑問や違和感に戻ってくるので、答えは同じ。なら最初からそれを解決するような行動に踏み切れば良いだけのこと。考えなおしたり、だましだまし結論先延ばしにするのって時間の無駄ですよね。

この記事の中で(元テスラのマネジャー上田北斗氏が、イーロン・マスクに学んだ「First principles thinking」とは【特集:New Order】)、teslaという会社は

“会社や組織の存在理由は何で、目標にたどり着くためのロードマップはどうなっていて、現時点でやらなければならないことは何か。この3セットがとても明確なので、皆、疑問を持つことなく前に進むんです。”

とあり、ああ、めちゃくちゃ良いなと感じました。強力なリーダーシップと企業文化だから、世界を変える真の意味でInnovativeなプロダクトが生み出せるんだな、と納得。「疑問を持つことなく前に進む」ってすごいことですよね。遠回りがないんですから。魔法のような会社ですね。

もう一つ学んだことは「First principles thinking」(物事の本質をゼロから考える)ということ。これは技術でもなんでもそうですけれど、本質を見極めた時に答えが出ることが良くあります。やっぱりそうだよな、本質思考。

迷ったり困ったりする前に、本質思考で行き先を明確に「見えないものを見ているかのように」見据えて進みたいものです。