緊急事態宣言の発出により、自宅にいる時間が長くなりますね。
当社もいよいよ本格的に在宅ワークの社員が増えますし、僕のように出勤していても仕事が終わればどこにも寄らずまっすぐ帰宅。だってお店も20時とか21時までしか開いてないんですから。当面、国内の出張の予定もなくなりました。仕方ないですよね。
今朝、シリコンバレーの取引先とZoomで繋いでオンラインカンファレンスをしていたのですが、もうなんだかこの感じ(WEBカンファレンス)が普通になっちゃったよね、展示会とか海外出張とか、もうこの先なくなっちゃうかもね。と。ワクチンを打ったり集団免疫が出来たとしても、この先もオンライン、バーチャル、リモートがスタンダードになって行くような気がします。特にビジネスに関しては。
旅ランナーとしては寂しい限りですが、まあどうしようもないので、この期間を最高のインプットの期間にしたいと思っています。仕事以外で僕が今取り組んでいるのはこちら。
・読書
積読になっている本を片っ端から片付けていく。一番てっとり早いインプットの方法ですね。
・ランニング
普段から走ってますけど、出張旅ランが出来ないので「地元のいいとこ再発見!」のランを楽しんでいます。最近は神戸の観光地ランがお気に入りです。もちろんゴールは温泉や銭湯です。
・料理
元々、料理は趣味なのですが、この期間にあらためて。調味料や出汁の見直しをしたり、レパートリーを増やしたり。
・昔のドラマ
Amazon Prime で「孤独のグルメ」をシーズン1から見ています。もうね、僕はこの手のドラマが大好きなんですわ。根っからの食べ歩き好きなんでしょうね。
・オンラインイベントへの参加
所属しているコミュニティのオンラインイベントには出来るだけ参加するようにしています。離れていても刺激や学びをもらえる!とても楽しい時間です。
・棚卸し
これはいろんな意味で。ミニマリストなので持ち物は少ないのですが、「目に見えない持ち物」の棚卸しですね。必要なものと不要なものを切り分けて断捨離をする。目に見えないものってどういうものかというと、例えば、思考を何にフォーカスするか、どこに時間を使うか、誰と過ごすか、など色々あります。このように整理することによってできた頭と感情の隙間に、新しい風を入れていく。常に前に進み続けるためのプロセスのようなものです。
皆さんはどのように過ごされていますか?
「学び」カテゴリーアーカイブ
オンラインでセレンディピティは本当に生まれないのか
本日から仕事初めです。
関東は緊急事態宣言が出るとのこと。まだまだ収束の兆しが見えずどうなることやらですが、2021年も前に進むしかありません。とはいえ、新年早々大きなプロジェクトが動きそうでワクワクしています。
コロナが収束してもしなくても、オンライン化に拍車がかかり、リモートワークがいよいよデフォルトになりそうです。
日本は和の国ですから調和を重んじます。調和を図るために「会ってなんぼ」の商習慣が重宝されてきました。会うことによって、相手の波長を知ることができる。同調することができる。仕事と関係のない雑談から顧客ニーズを把握して新しい取引が生まれたり、会食やゴルフといった交流の中から生まれる友情や信頼関係が何年も取引を継続させてきたのです。少し大げさですが、人と会うことで生まれる無駄や曖昧や空気感が日本経済を下支えしてきたのではないかと思うほどです。
ところが根本的に「会うこと」ができなくなった(あるいは制限される)今、その無駄や曖昧や空気をどのように生み出すことができるのか。それに代わるものがあるのかなと考えます。疎の時代のコミュニケーションですね。何もバーチャルとかSNSとか、そういうデジタルなものではなくて、僕が考えるポイントは、
①相手に伝わる文章を書くということ
②手が届く相手と堅牢な関係を築くこと
単純にこの辺りでないかなと思うのです。
相手に伝わる文章を書くこと。これは自分(あるいは自社の製品やサービス)を相手に知ってもらうことになります。自分の人となりを知ってもらおうと思ったら、自分がどんなものが好きで、どんなことに熱中していて、どんな考え方を持っているのかを文章や写真で発信しなければなりません。それにより、会わずとも自分のことを知ってもらえますし、いいなと思ってくれる人も増えるわけです。
よくオンラインではセレンディピティは生まれないと言われますが、セレンディピティはありますよ。
例えば僕の場合、検索してこのブログを見つけていただいた方から連絡をいただくことがあります。特にリウマチを発症されたランナーさんが多いですね。どうやら「リウマチ マラソン」などで検索するとこの記事がヒットするようです。
一人のランナーがリウマチ発症に際して考えること、感じること(急がず焦らず、マラソン復帰を目指します!)2018年9月23日
同じ悩みを抱えていたり、同じ境遇にいる人は、共感できますから。仲間意識というのでしょうかね。僕も連絡をいただく度に励みになっています。このようにして交友関係が広がっていくのは嬉しいことです。
手が届く相手、というのは、今自分が所属している会社やグループやコミュニティ、取引先などです。ここの人たちとは既に関係性が構築されているので、このローカルなコミュニティを大切にすればいいと思います。その中でお互いに思いやりを示し、Win-Winの関係を築き、信頼関係をしっかりと構築していくこと。
そうすることによってビジネスも広がるし、いろんな仕事も与えられる。「会えない」「動けない」という状態は一見、停滞しているように見えても、ちゃんと仕事の幅も深みもスケールするものなんですよね。
制限を制限と思わず、アイデアを絞りながら、環境に適応していきたいと思います。
今まで生きづらさを感じていた人が、これからは生きやすくなる理由について
先日投稿した記事の最後でこんなことを書きました。
その変化(コロナ)の中で良かったなと思うことは、価値観がリセットされたこと。今まで生きづらかった人、これからの時代はきっと生きやすくなりますよ。
今年起こった大きな変化の一つ。「旅ランナー」から「ランナー」へ肩書変更(2020/12/25)
そのことについては、別の記事で書いてみたいと思います。
別の記事で書いてみると言いながら書いてなかったので、今日エントリーしてみようと思います。ちょうど2020年が終わるタイミングですしね。あくまで個人的な意見ですので、読んでいただける方はサラッと読んでください。
みんな違ってみんな良い、という価値観
さて、これから生きやすくなる理由についてですが、一言でいうと「こうでなければならない」というロールモデルがなくなり、みんな違ってみんな良い、という価値観に移行していくからです。
幸せの置き所は人それぞれ。
枠にはめ込まれるという窮屈な価値観や、お金や土地や地位を持っている人がえらいという旧時代の価値観は消えてなくなります。「勝ち組、負け組」の定義は、その人が今、幸せと感じているかどうか。所有よりもシェア。密よりも疎。囲い込みや制限よりも開放。物質的な幸福より精神的な充足。管理よりも信用、お金よりも人とのつながり。
これらのキーワードを聞いて「ああ、楽だなー」って思う人は、おめでとうございます!今まで生きづらさを感じてきた人、社会のあり方に違和感を感じてきた人、これからは皆さんの時代です。逆転ですね!
逆に、前者(金、土地、地位、所有、囲い込み、目に見える物質)に価値を置いていた人は、なんだか最近おかしいな、自分は取り残されているんじゃないか、チヤホヤされていたのにチヤホヤされなくなったなと感じているのではないでしょうか。時代が変わっているからなんです。今、価値観をドラスティックに変えなければ、時代に取り残されて生きた化石になってしまうと思います。
さて、そのような多様な幸せの形が存在する社会にするためには、まず自分以外の人を受け入れ、認め合うことが大切です。
働き方の選択ができ、人を大切にする組織が伸びる
もう何年も前から、これからは「個の時代」ですよ、会社や何かの看板にすがって生きていく時代は終わりましたので、みんなそれぞれ強く生きて行きましょう、という内容を個人的にブログで発信し続けてきました。
数年前からの「働き方改革」や「確定拠出年金」などの政策の目的は、もうシンプルに「国も会社も国民や社員を守れないから、みんな自己責任で生きていってね」というメッセージとなっています。(過去記事「都市化・効率化から、疎化・リモート化へのターニングポイントを迎えた時に、僕たちはどう生きていくか」参照:2020/4/11)
このような中で会社のあり方も変わってきましたし、コロナが追い打ちをかけました。在宅ワークが普通になり、管理よりも個人の裁量に重きが置かれるようになりました。会社は働き手の心理的安全性を担保しつつも、信頼関係の中で仕事を進めなければなりません。また働き手は会社に依存するのではなく、責任を果たしつつも自分の人生設計は自分でしなければなりません。つまり、会社と働き手は、今までのような密な繋がりよりも、緩い繋がりの中でお互い強みを持ち寄り、それぞれの仕組みのメリットを活かす、ということが重要です。働き方の選択ができる会社は間違いなく伸びていくと思います。
違いを認めること。そして、その人の強みを見極め、活かす
先日、こんな記事をエントリーしました。
組織で働くことの一番の意義は、「強みだけを生かし弱みを意味のないものにできる」こと。(2020/12/16)
人それぞれ得意、不得意があります。不得意なことを無理にする(させる)のではなく、得意なことを一生懸命伸ばすこと。不得意な部分はお互いにカバーし、補完し合う。逆に自分が持つ強みで組織に貢献する。そうすると、お互いに学び合う精神、感謝の気持ちで溢れるという良い循環も生まれます。
組織で働くことのメリットは「強みだけを生かし弱みを意味のないものにできること」というドラッカーの言葉どおりに実践できる会社どんどん伸びて行きますよ、間違いなく。もちろん、VUCAの時代です。不確実な世の中で何が正解か分かりません。リーダーは迅速かつ正確に意識決定し、どこに旗を立てるかを明確にメンバーに伝達することも重要です。
まとめ
「こうでなければならない」というロールモデルがない時代では、多様性が求められる一方で個人としての責任も求められます。自分には何が出来るのか、自分の強みは何か。不得意なものは補ってもらう変わりに、自分の強みで社会に貢献する。
とはいえ、多様化を認め合う社会はきっと居心地が良いはず。
人の幸せは人それぞれ。
目に見えるものではなく、目に見えないものを大切にしていきたいものですね。
「人の関心は、その人の本音に向かう」2020年のブログのアクセスランキングは、本音全開の記事が上位を締めました
人の関心は、その人の本音に向かう。
先日一緒に飲んでいた友人に「あなたが自己開示して本音で書いた記事は面白いよね。きっとアクセスも多いと思う」と言われましたが、確かにそういう記事のアクセスが多いのです。
より本質志向が加速し、個としての強さと多様な幸せの形が求められているこの時代。固定観念に縛られたり、過去の成功体験にすがっていてはやがて沈んでしまう。でも、そういうことをはっきり語るのは抵抗がある。今年投稿した100以上の記事のアクセス数を集計しながら「分かっているけど、なかなか言えない」という思いを、僕が代弁したような記事のアクセスが顕著に多いことが分かりました。
それでは、ランキングを発表してみます。
まずは仕事編。
【第一位】
社内での評価が低い・・・出世できない・・・その原因は何でしょう。答えは意外なほど簡単なんです。(2020/05/04)
リーダー・マネジメント層向けに書いた記事で、1000pvを超えました。シェアも多く、中には社内で回覧してくださった方もいらっしゃいました。指導された後、誰に相談しにいくかによってその人の素質を見定めることができます。また、優秀なマネジメントは、以下のパフォーマンスにより組織と働く人を幸せにします。
①利益を上げるための意思決定を迅速かつ正確に行うこと
②チームメンバーの士気を上げて彼らのパフォーマンスを上げること
【第二位】
ピンチの時こそ、その人の器の大きさが見える(2020/04/07)
950pvの記事です。コロナ禍によるロックダウンという今まで経験したことのない事態に直面した際、その人の器がはっきり見えました。特に企業のトップはこういう時にどう動くか、どう考えるか。それによってリーダーとしての資質が問われた時期でもありましたね。順調な時はみんな良いこと言うのですが、ピンチの時こそ、人の真価が問われるものです。
【第三位】
3, 変化に柔軟に対応するって、具体的にどうすればいいの?(2020/2/16)
今までのやり方が正しいか間違っているかは数字が判断します。優秀なリーダーは過去の成功体験に囚われたり投資回収を目的として優柔不断に事業を継続するのではなく、タイミングを見極めて迅速にピボットします。それが「変化に柔軟に対応する」ということです。第二位の記事と同様、900pvを超える記事となりました。
【第四位】
4, ビジネスに客観的視点と、ダメなら方針を変える柔軟性が必要な理由について考えてみる(2020/01/27)
サンフランシスコ行きの飛行機に搭乗する前に関空でエントリーした記事です。第三位の記事と同様の内容です。今年の僕のテーマは「ピボット」だったようですね。笑
【第五位】
5, ビジネスの世界において「がんばってます」が評価されない理由について(2020/10/20)
これもいろんなところで多くシェアしていただいた記事となりました。知的労働者の長時間労働に対する評価を全否定し、結果を生み出すための方法を書いた記事です。
「知的労働による結果が出なければ、やっている意味がありませんので、これはまったく評価の対象にはならないのです。(あるいは経営者が昭和な人間であれば、その古い価値観で気に入ってもらえるというのはあるかもしれませんが、決算の数字を見て直近3年右肩下がりなのであれば、時代に取り残されて淘汰されつつあるので別の意味で気をつけた方が良さそうです)」
「大切なのは、自分の仕事にゴールという旗を立てること」
この内容に共感をいただくこととなりました。
次に、プライベート編。
面白いことにプライベートの内容の自己開示も関心が高かったようです。
【第一位】
「・・・おおお、俺の英語通じたぞー!!!」(おじいさん)の嬉々とした表情に癒やされた毎月恒例の多国籍ゴルフ会(2020/09/13)
月イチラウンドしている外国人エグゼクティブたちとのラウンドの一コマ。普段外国人と触れ合うことのない三重県の名張カントリークラブのおっちゃんたちの嬉々とした笑顔に癒やされました。なんとこの記事が1200pvを記録し(なんで?)全体の第一となりました。笑
2, 【笑って読んでください】一番嫌な持病が再発した今日、思ったこと。今は身体が古きから新しきにアップグレードする過渡期なんだろうなあ。(2020/03/02)
昨年末からの体調不良に追い打ちをかけるように、メニエール病が再発した時の絶望を全力で吐き出した記事です。これも1000pvを超えました。あの頃のボロボロだった自分からようやく「アップグレード」が完了し、今は健康、快調!脱皮後の新しい自分を楽しむことが出来ています。明けない朝はない!ということですね。
あとは、PCR検査を受けた時の話とか(二回受けて、結果二回とも陰性)もアクセスが多い記事となりました。
いずれにしても、本音で語るということは大切なことです。
僕自身も自分が書いた記事を読み返して奮い立たされるということもあります。
来年も本音全開で、みなさまのお役に立てるような記事をエントリーしていく予定です!どうぞよろしくお願いいたします。
冬の朝ランは苦行ですけど、がんばって飛び出せばちゃんとご褒美をもらえますね
冬の朝ランはまさに苦行。
朝布団から出るのは辛いし、着替えて真っ暗な外に出る時はもっと辛いし、ラン後のシャワーも出勤前の身支度もバタバタになります。
でも、やっぱり朝ランすると、一日の良いスタートが切れますね!気分爽快!朝ごはんも美味しい!こんな美しい朝焼けにも出会える!
ランナーのみなさん、寒い時期ですが、乗り越えて参りましょう〜!!!
(同じランニングチームの西田さん、川崎さん始め、毎朝欠かさずに走っておられるランナーの方々には尊敬の念しかありません笑)
温室の冬支度、真っ白なゴルフ場に冬の訪れを感じます。どんなことでもやめることは簡単だけど、続けることは本当に難しいものです。
高齢の祖母が実家の温室でカトレアを大切に育てているのですが、これは、僕が生まれる前から曽祖父が趣味でやっていたもの。それを祖母が引き継いで50年近く続けています。
今は家も建て替えたりして、温室のサイズも小さくなりましたが、なんとも長い歴史です。
その温室の内側に防寒対策としてビニールクロスを貼ることは僕の仕事の一つ。毎年12月に入り、朝夜の気温が5℃を下回るようになると、そろそろかな、と、頃合いを見て作業をします。静かな庭で一人で作業をしていると、自分が小さかった頃のことや、祖父や曽祖父との思い出が蘇ってきます。
やめることは簡単だけど、続けることは難しい。続けることの偉大さを実感します。
冬の訪れといえば、この冬一番の冷え込みとなった日曜日、ゴルフ場は霜が降りて真っ白でした。
車の外気温はマイナス4℃!
ホームコース、千刈カンツリーでのラウンドもこれで最後。打ち納めですね。メンバーのみなさんとお会いするのも、次は来年2021年です。
運動に関しては、年末から年始にかけて、ロング走をメインに予定を組んでいます。
「個々の強みを活かす組織」と「謙虚さ」との切っても切れない関係について
先日、ある大きな組織の重役と一緒に飲んでいた時に、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉が話題になりました。もう昔からある言葉で、どんな文献にでも引用され、ビジネス書にもさんざん書かれている言葉ですが、この言葉の意味が分からない人が多い、というのです。
この言葉の意味は、「人は学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだということ」として知られています。
企業や組織のトップ、学問を極めた人こそ、腰が低く謙虚である、ということはいつの時代も変わりません。人望が厚い人もそうです。僕も幸い、このような素晴らしい人格を持った方を幾人も知っています。(その逆もまたしかり、ですが)
しかし、「腰が低く謙虚である」という言葉の意味を、「卑屈になること」と捉えたり、「縮こまる」こと「卑下する」こと、「大人しくする」というように捉えている人が増えていると、その方はおっしゃっていました。なんだか負けを認めているようで反発する人が多い、と。
いや、むしろその逆だよ、と思うのです。
僕自身は、「謙虚さ」というのは「強さ」だと捉えています。
いくら自分が偉くなったり、立場が出来たとしても、「我以外皆師 (われいがいみなし)」= 自分以外はみな先生だと思って接すること、それが謙虚さ、なのです。そして、このような態度は「強みを活かす組織づくり」と密接に関係しています。なぜでしょうか。
強みを活かすためには、人の良い点(強み)に常に目を向けなければなりません。そうする時に「自分以外はみな先生」という考えを常に持っていると、人の弱さに目を向けず、強み(=学べる点)を意識して探すようになります。
相手の得意な分野、強みに目を向け、その人の強みを活かすことは、強い組織を作る上で不可欠です。前回のブログ記事(組織で働くことの一番の意義は、「強みだけを生かし弱みを意味のないものにできる」こと。強みを見つけて、その強みで貢献していきたいものです)で、ピーター・ドラッカーの言葉を引用して、そのことを書きました。
皆がそれぞれの強みに目を向け、その強みを持ち寄って活かし合う組織はなんと素晴らしいのでしょう。そのためには、個々に「謙虚さ」が求められます。加えて、相手に敬意を払い、感謝の気持ちを忘れないこと、自分がしたいことだけをするのではなく、チーム内での最低限のマナーやルールを守る、という思いやりも必要でしょう。
このような組織は、弱点を指摘し合って、足を引っ張るような陰湿な空気ではなく、前向きでプラスの循環が生まれます。働く人間は幸せで、お互い学び合い、褒め合い、強みを活かせるので売上も業績も向上するでしょう。
人は生き物ですから、いろんな感情を抱えています。プラスのもマイナスのも。
でも、少し目線を変えて、謙虚な気持ちで周りを見てみると、自分も楽になりますし、多くを学ぶことができ、ひいては自らの成長に繋がります。
そんな集団を作りたいし、その中で自分も「謙虚さ」を忘れないでいたいものです。
組織で働くことの一番の意義は、「強みだけを生かし弱みを意味のないものにできる」こと。強みを見つけて、その強みで貢献していきたいものです
現代経営の父、ピーター・ドラッカーの名著「ドラッカー名著集6 創造する経営者」の中に、僕の好きな一文があります。
人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす。人とは費用であり、脅威である。
しかし人はこれらのことゆえに雇われるのではない。人が雇われるのは、強みのゆえであり能力のゆえである。
組織の目的は人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。
創造する経営者
これはマネジメント層に語られた言葉ではありますが、働き手の視点で見てみると、組織で働くメリットは、ずばり「自分の強みだけで仕事ができる」ことにあります。
例えば、営業が得意な人、コーディングが得意な人、経理が得意な人、いろんな「得意」がありますが、すべてを出来る人はほとんどいません。自分が一人会社の社長だとしたら、営業、製造、仕入、管理、経理、すべて自分がしなければならないのです。それは大変なことですし、必ず抜け漏れが発生します。
でも、組織(会社)なら、働く人間それぞれ得意分野が違うわけですから、僕のように営業が苦手な人間でも、他に強みがあれば、その分野で仕事をさせてもらえるのです。
有用な人間になるためには、まず自分の強みを知ること。
自分で分からなければ、同僚や上司に聞いてみるのもありですよ。
無理して苦手なことを克服しようとしたり、興味のない分野で努力するよりかは、自分の強みをどんどん伸ばす方が圧倒的に組織で用いられますし、転職したり、独立したとしても、その強みがほしい会社はたくさんあるはず。出来ないことは無理にしない。その代わり、出来ることを一生懸命、人一倍がんばる。そうすることによって、チームに貢献する。
明日から本格的に社員面談がスタートしますが、自分にはない強みを持っている仲間たちに、いつも感謝していることを伝えられたらと思います。強みを活かして、伸び伸びと!
移動の一週間を振り返って。こういう時期だからこそ、嬉しいこと、夢中になれること、美しいものを分かち合える場のありがたみを知る
今週は移動の一週間でした。
兵庫県の竹田城から始まり、愛知出張、東京出張、京都、大原、そして、今日は大阪城テラスで、プロ・アドベンチャーランナー北田雄夫さんのアドベンチャークラブのみなさんとのランチ会。
こういう時期だからこそ、生身の目で美しいものを見、食を楽しみ、人と会って楽しいことを分かち合うことのありがたみを噛みしめています。美しい景色、取引先との商談、そして、趣味をともにする仲間との時間。
もちろん、感染対策はしなければなりません。今日のランチも屋外で楽しませていただきました。新しい時代のコミュニケーションですね。走ることが大好きな仲間たちと、ウルトラマラソン、アドベンチャーマラソンの話。みなさんの移動距離や走行距離を聞いていると、感覚が麻痺してきます。フルマラソンが散歩みたいに感じてしまいますね。
話は変わって。
今日のCostcoは、パーティー仕様。
今日も大量購入ですが、中でもサーモンは美味しい。サーモンづくしです。
帰り道、車窓からの夕焼けを見ながら、今週もがんばろうと誓うのでした。
いよいよ12月。
さあ行くぞ!
自宅に水風呂があればどれだけ良いだろう!!
しっかり運動し、風呂で汗を流し、しっかり温まった後に水風呂にザブン。頭のモヤモヤがなくなって、視界がスッキリし、霧が晴れるような、あの感覚。
サウナ好きの人に言わせれば「整う」というらしいのですが、この運動後の、温水交代浴は「整う」というよりは、火照った体のクールダウン。疲れが一気に吹き飛ぶというか、リセットされるというか、そんな気分になるのです。
まるで、カレーうどんに七味をたくさんかけて、頭から汗をかいた後に冷たいビールを流し込んだ時のようなスッキリ感といえば良いのでしょうか。ちょっと違うか。
コロナの影響で使用が止まっていた風呂も10月から再開したゴルフ場。また使用停止になるかもしれませんが・・・とりあえず、今日はラウンド後に、水風呂を堪能。
今週は、平日夜に銭湯ラン、そして、水風呂ゴルフ。
自宅に水風呂があれば、いつでも入れるのに!と思いつつ、次の銭湯ランに思いをはせるのでした。