母が亡くなってから一年。
自分は意識していなかったのに、不思議なことに母が夢に出てきました。すぐそこにいるのに手を伸ばしても届かないもどかしさを感じ、泣きながら目を覚ましました。悪夢を見て叫びながら目が覚めることはありますが、泣きながら目が覚めたことはあまり記憶にありません。良い年をして恥ずかしいことですが、やっぱり意識のどこかに母を失ったことが常に残っているのだなと思います。
この一年で自分自身も周りの環境も大きく変わりました。
これからの道を切り拓こうと様々な動きを行って来ましたが「どうなりたかいか」ということへの関心はまったくなくて、「どうありたいか」を念頭に進むべき方向を絞ってきました。たどり着く場所を決めて地図に則って進むのではなく、コンパス = どうありたいか が指す方角に進む。結果的にたどり着く先はどこでもいい。
どうありたいか。
困っている人がいれば手を差し伸べ、必要とされる場所があれば飛んで行く。仕事もプライベートも関係なく、より良い(Better)な社会について考える。そのために身軽でありたいと思う。でも価値観が違う、波長が合わない、考え方に同意できないところからは距離を置く。「なんでもする」というのはもうやめにして、本当に力を注ぎたいと思うところに注ぐ、そのメリハリをしっかりつけてきたのがこの一年でした。
ただ、やっぱり「認めてもらいたい」という思いに変わりはなく、一番認めてほしかった母がいなくなって心にぽっかり穴が開いている状態に変わりはありませんが、逆に良い意味で力が抜けて「良い」と思う方向に自然に進むことができている実感も出てきました。
自分に何が出来るのだろう。
出来ることは少ないかもしれない。色々と失敗することもあるけれど、すべての出来事に意味がある。自分にできることはコンパスの精度を上げることだけ。この一年、本当にたくさんの方々に支えていただいた感謝も忘れずに。
気持ちをしっかりと保ち、毎日を丁寧に生きて行こうと思います。
「学び」カテゴリーアーカイブ
世の中もっとシンプルで良いのではないのかなと思う時があります
世の中もっとシンプルで良いのではないのかなと思う時があります。
カオス理論のバタフライ効果ではないですが、ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきがテキサスで竜巻を引き起こすかの如く、世の中は複雑にシステムが絡み合っていて、何かの偶発的現象が別のどこかで不具合を引き起こすようなことが毎日のように起きています。
オミクロン株のまん延と、マクドナルドのポテト不足が関係しているのも同じですよね。一見、まったく関係のない二つの要素がリンクする。株価もそう。インフレ懸念のテーパリングは理解できたとしても、なぜこれほど株価が不安定なのかここまで社会の仕組みが複雑になってくると、将来どうなるかの予想なんて専門家でも難しいのではないでしょうか。
マクロからミクロに視点を移しても同じで、例えば組織運営も、売上予測も、人流も、目先は見えても3年先なんて分からないもの。世の中、ある一つの出来事でガラリと変わってしまいますからね。そこで必要なのは賢い頭や理論ではなく、変化に柔軟に対応できるかどうか、あるいはピボット力ともいうべき方針転換力だと思っています。
冒頭の「世の中もっとシンプルで良い」という話題に戻すと、最近Youtubeで、うどん屋、そば屋、寿司屋などの厨房に密着し、仕込みから提供までを見せてくれるチャンネルにハマっていまして。すごく学ばされるのです。
特におすすめは、「うどんそば 大阪奈良」や「鮨、寿司専門」などのチャンネル。職人さんたちの長年の経験と技術による一切の無駄がない洗練された動き、素材に対する愛、お客さんに対する対応、厨房での笑顔、これらを見ていると、ただ「旨いものを提供する」というシンプルな目的に対して持てる武器すべてを集中させるというプロ意識に感服します。
老舗の店では雇用者と従業員が家族のような関係で、高齢の板前さんと腰の曲がった女将さんと一緒に、若いベトナム人の出稼ぎの女の子が屈託のない笑顔をお客さんを見送る様子などを見ていると、そうそう、仕事って本来こうだよなと思って、胸が熱くなるのです。
自分はとにかく「カオス」をどうにか紐解き、理解しようと思っていたのかも。土台無理な話なのに。世の中はもっとシンプルでいい。なんでも効率化とかKPIとかKGIとか、結局そんなの、コンサルタントの飯の種でしかないんだよなあ(怒られるやつ)。だって、本当に社会課題を解決するソリューションがあれば少子高齢化も解決できるし、税金、物価、社会保険料は毎年上がれど、30年間も可処分所得が増えないなんてことになってないでしょう。働くだけ貧しくなってしまうという、おかしなシステムなんですよね。ちなみに、今年から来年にかけてはもう一段厳しくなると思います。グローバル化って色々と日本には合ってないんでしょうね。
日本はもっと日本らしいやり方がある、と、特に和食の個人店の厨房を映像で見ていて実感します。良いものを安く仕入れ、それを技術で美味しくし、適正な価格で提供する。それが顧客を満たせば、またリピートしてくれるから商売はうまくいく。
今一度、シンプルに物事を考えるトレーニングをしてみたいと思います。
いくら酔っていても数値や主張をブレなく正確に言える能力は反復の賜物か
まん延防止措置法適用前の駆け込みではありませんが、今週は大阪と東京で新年会を兼ねた会食が連日続き、業種関係なく親しい方々との楽しいひとときを過ごすことができました。
このご時世ですから、すべての会食は2名〜4名までの少人数で。だからこそ皆がまとまって話しができるので話題も散らばらず。大人数も楽しいですが、少人数の良さってありますよね。
こういう飲み会は関係性の濃いメンバーが集結しますから、話題も尽きないし、時間が経つのもあっという間。ついつい良いペースで飲んでしまうのも無理はありません。しかしながらどの席も大抵、自分より目上年上の方が多いので、心の中で「酔っちゃだめだ」と本能的に思っているのか、割としっかりすることができています。
こういう時に得だなあと思うのは、快調なペースで飲んでおられる方がどんどん面白くなっていくのを、一視聴者のように楽しむことができるという点です。しかしですよ、特に理系の方は何十年もその業界で研究開発されておられるので、いくら酔っていても、話題に出てくる対象や物質の数字は絶対に正確なんです。これ、ある意味すごいよな。主張にもブレがないし。やはり反復の賜物なんでしょうね。繰り返しは記憶の母、と言いますが、同じことをずっと繰り返したり、ああでもないこうでもないと考え続けると、意識しなくても身につきます。さらに身についたものの上に、自分の考えを乗せると、それが自分の物になる。こうなると、多少酔っていたとしても、まあ、ぶれないですわね。酔っ払っているように見せて実は素面なのかもしれませんが。笑
いずれにせよ、毎夜とても刺激的なインプットが続いた週でした。
加えて、このように集れる仲間の大切さ、ありがたさを心底実感です。
また来週からは集まりにくくなりますが、やはりリアルは良いですねえ。
カオスの中の多様性、多様性の中の人情。【心斎橋ミッドナイトラン】は走るだけのイベントではなかった
ザ・大阪を体験するには最も適した場所ともいうべき道頓堀から長堀筋まで伸びる心斎橋筋商店街の事業者さん達(みなさんもちろんランナーです)と、アドベンチャーランナー北田雄夫さんの企画により実現した「心斎橋ミッドナイトラン」イベント。
土曜日深夜から日曜日明け方にかけ、終電後に人が少なくなった往復1kmのアーケードを42km(目指して)走りましょうという前代未聞のランニング・イベントに参加させていただきました。参加する前は「眠気と寒さの戦いになるかな・・・」と心配していたのですが、実際参加してみると、そこには普段知らない非日常の空間、そしてカオスともいうべき異世界が広がっていて、スタート前に眠気なんて飛んでしまいました。
スタート前に道頓堀の戎橋で記念撮影。
もちろん、感染対策と安全対策は実施しています。
徹夜でのアドベンチャーなイベントに参加するくらいですから、ここに写っている人たちは大凡どのようなランナーたちなのかは想像がつくと思います。
眠らない街、ミナミを体感。
終電後の真夜中でも結構な人が歩いています。人が途切れることはありません。
今回、僕は応援メインで参加したつもりなのですが、皆さんの走る姿を見ているといても立ってもいられなくなり、結局26kmも走ってしまいました。
頭につけているのはヘッドランプですが、ウルトラマンのカラータイマーのように見えますね。ガッツポーズと裏腹にエネルギー切れで赤が点灯しています。
走っていると、いろんな人や光景を目にします。酔っぱらいはデフォルト、事件があったのか警察官もたくさん行き来するし、救急車がアーケードの中を走っているのを少なくとも3回は見ました。まさに「警察密着24時」な世界です。
それは単なるナイトランイベントという枠にとらわれない、酔っぱらいとスケートボーダーと深夜に働く大人たちが入り交じる世界、寂しさを紛らわすために徒党を組む若者たち、そんな若者たちを温かく見守る流しのギタリスト、なぜか無料で肩もみを提供しながら日本を縦断中の眠気知らずの青年、そして、商店街をランイベントにより活性化しようとするランナーたちの熱い気持ちが渦巻くカオスかつ人情味あふれる世界でした。
明け方の道頓堀。
東の空が明るくなる頃にはお腹も空き、金龍ラーメンで朝ごはん?夜ごはん?を食べて帰りました。
今回のイベント参加により、普通ではできない体験をすることができましたよ。
一言でいうと、とにかく楽しかった!!!
次はあなたの街を走ります!みたいに、日本全国の商店街に広がっていくと良いなあ。
今回のイベント開催のためにご尽力くださった皆さん、サポートいただいた皆さんに心から感謝です。
冬はいいですね。お酒も食事も全部美味しい。
オミクロンが猛威を奮う中、なかなかぱーっとはいけない世の中ですが、予防に気をつけながら少人数でひっそりと小料理屋で皿を囲むというのは最高の一時です。
地元でも出張先でも、僕は気の置けない仲間との時間をとても大切にしています。なんとも居心地が良く、本当に満たされるのです。その理由を色々と考えていたのですがそれはやはり、似たような価値観を共有できているからではないかなと思うんですよね。
人生、仕事、社会、お金、趣味、食・・・など、物事の価値に対する考え方が良く似ていて、その共通項が一つの土台として横たわっている安心感。そして、そこから広がる枝葉、つまり様々な角度からの視点、意見、アイデアに、また刺激を受け、学ばされます。共通の土台がある安心感と、枝葉が伸びる方向の違いから来る学びと気づきがなんとも言えない充足感を生むのです。
今までも周りの人には恵まれてきましたが、最近改めて、価値観が同じ人たちとの時間のありがたみを感じるようになって来ました。答えがない時代の中で、それでも何かの答えを探そうと、ミクロからマクロに至るまで様々な意見をぶつけ合い、自分の考えを自ら肯定的に受け入れることができるのは、こういう場があるからなのです。
いずれにしても冬はいいですね。
お酒も食事も全部美味しい。
人の歴史、森の歴史
この連休は過去と歴史を振り返ることが多かったように思います。
自分の過去というよりは、脈々と受け継がれてきた歴史と文化に触れるような場面が多く、それをまた今この時代に生きている自分たちが継いで行かなくてはならないものと考え感じることが多かったのです。
昨日は、所属するゴルフクラブの研修会に呼んでいただいたのですが、自分の親世代のクラブのお偉方ばかりの組になぜか入れていただき、56年続くクラブの歴史とゴルフというスポーツについてプレーだけでなく多くのことを学ぶことができました。普段は一緒に回ることができないような皆さんの組に振り分けていただいたのも何か理由があるからかもしれません。とにかく、大変刺激的かつ楽しいラウンドでしたが、何か自分のゴルフライフの一つのターニングポイントになったような気がします。上手に言語化できないのですが。
今日は、奈良に行ったついでに大好きな森に立ち寄りました。
1300年もの間、それぞれの時代を生きた名もなき人々に大切にされて育った杉の大木。「同じ場所にずっとある」という事実が、自分の頭で想像できる時の流れをはるかに超越してしまって、しばし思考が停止してしまうほどです。
時間って考えれば考えるほど理解するのが難しい概念です。それは目に見えないが確かに存在し、永遠に連続的なもの。自分はその時間軸上に存在するただの点に過ぎません。先日のブログで書いたように(答えのない課題に対して全力で取り組む – 2022/01/01)、いつの時代もその線上にある点たる人々は、常に最善、最適な「答え」を求め続け、その積み重ねが今現在に至り、それが良かったか悪かったかはさておき、少なくともその時代の人々の「想い」は確かに存在した。
であれば今を生きる自分も人生の後半戦、視座を上げて「想い」を繋いでいく責任があるのだと思います。短期的視点、利益主義、効率化、合理的思考・・・これらが悪いとは思いませんが、時間が掛かることの方が世の中には多いのです。抽象的ですが、それらの事実とどう向き合って、何をアウトプットするか。ここがとても大切だと考えながら過ごしました。
話は元に戻りますが、奈良に行った帰りには柿の葉すしを買って帰ります。今日は道沿いにあったヤマトさんの柿の葉すしといなりすしを。
美味しかった・・・大好きなのでいくらでも食べれます。
とても良い連休でした。
2022年のテーマは「答えのない課題に対して全力で取り組む」
2022年、スタートしました。
このブログを始めてから今年で17年目に入ります。
さて、元日を迎えるとやはり一年のテーマを決めてしまいます。変化が速く予測ができない世の中ですから年始と年末では状況がガラリと変わっている可能性はありますが、それでもやはりテーマを決めるとそれが日々の生き方の軸になり、精度の良いコンパスのごとく進むべき方向をしっかり指し示してくれるものとなります。
昨年は「お金にならないことに全力投球」をテーマにしました。人の本性はピンチの時にこそ見えるものです。コロナ禍で伸びていく人と、過去にしがみついて没落していく人のコントラストをはっきりと見てしまったことが、このテーマを生みました。その結果、昨年は自分でも驚くほど多くの出会いやチャンスをいただき、過去最大にお金まわりが良い年になりました。(「年始には想像もしなかったような素晴らしいギフトをいただいた一年」 21/12/28ブログ参照)
こういう経験もあり、やはり一年のテーマを決めることが大切だと再認識したのです。
さて、前段が長くなりましたが今年のテーマはこちら。
「答えのない課題に対して全力で取り組む」
としたいと思います。
ちなみにサブタイトルは「人の目を気にせず、自分は自分の足で立つ」です。
なぜこのテーマを設定したのか。以下にその理由を記します。
技術、経済、政治といった分野は明確な答えを求めようとします。それはそれで良いと思うのですが、その答えは本当に正しいのでしょうか。少なくとも「正しい解」がないから、政権が入れ替わり、潰れる企業もあれば新しく生まれる企業もあり、様々な経営手法や管理手法が生まれては消えていくのではないでしょうか。
賢い人たちがあれこれ考え、日々死ぬ思いで働き、知恵を絞ってやってきた結果、様々な答えが生み出されてきたのですが、果たしてそれで世の中は良くなりましたかね。
人々の生活は豊かになりましたか?心に余裕は生まれましたか。教育費、学費のことを気にしないで良くなりましたか。老後の心配は尽きませんか。常にお金の心配をし続け、お金を稼ぐために身体を壊し、ストレスで病み、心身の健康を取り戻すためにその稼いだお金を消費しているだけではないでしょうか。ただ、ひたすら消耗する。すべてとはいいませんが、それが今の世の中ですし、過去の自分もそうでした。
技術、経営は僕の中で「仕事」として必ず取り組むべきことではあるものの、やはり自分の思考のベースは上記のような「答えのない問い」について今年も真剣に向き合い、考えて行きたいと思うのです。山積する社会課題にどう向き合うか。与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、人と比べてでもなく、自分はどう考えるか。その結果、何を行い、誰と行動するか。答えなんてなくていい。
そういう意味で、今年はより一層、人の目を気にしないで自分の考えをしっかりと持った生き方をしようと思っています。忖度一切なし。
自分の人生は自分のものだし、人の目を気にするものでもないし、お金のためと我慢して嫌な会社に勤め続けるようなものでもない。各々が自分の足でしっかりと立ち、考え、自分はこう生きると決めた人が強いと思うし、そういう人が本当に器が大きく、優しい人なんだろうと思います。だからどうかぜひ、みなさんも我慢しないでほしいのです。二つの選択肢があるとすれば、自分の気の向く方へ。愛か憎しみであれば愛のある方へ。
僕はまだまだこれからですが、課題もはっきり見えているからこそ、それに対してピンポイントで取り組むことができる。
2022年。
2月2日生まれの自分にとっては、2が並ぶ人生のターニングポイントの年になると思います。
Design a Better World.
少しでもより良い社会の実現に向けてお役に立てていただけるように精進していきますので、何かお手伝いできそうなことがあればどんどんお声掛けください。
皆様にとっても2022年が素晴らしい年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
繋がる一週間
ご存知の方も多いと思いますが、僕自身、パラレルキャリア的に各種団体にボランティアで運営等に参加させていただいているのですが、その内のひとつ、経済・政策を学ぶカレッジのコアメンバーの皆さんと、銀座で会食の場を設けていただきました。
仕事も業界も様々ですが、同じ思いを持って学ぶ皆さんたちとの交流は本当に楽しく、カレッジのコンセプトである「繋(つなぐ、つながる)」を実感したのです。関西から参加させていただいたこともあり、主催の教授から素敵なプレゼントをいただきました。
大柄・強面の自分には似合わない可愛いあしらい!笑
Good Luck!って良い言葉だなあ。
2022年に向けて、背中をドンと押された気分です。
品川では(一社)グローバル人事塾の今年最後の勉強会を開催しました。
「キャリアと恋愛」をテーマに三年連続で開催してきた会の3年目、ザ・ファイナルです。
今回も豪華講師陣の皆様にご登壇いただき、「Dots=機会、チャンス」の数をたくさん持つこと、仕事と家庭の両立、女性のキャリアなど多岐に渡り様々な議論がなされました。
もちろん、忘年会を兼ねた懇親会も大盛況!
講師の皆さん、運営の皆さん、参加者50名の皆さん、ありがとうございました。
そして大阪では、久しぶりに関西に戻ってこられた経産省の友人を、共通の知り合いが集まって囲む会に呼んでいただきました。
組織開発、人事関係の方が集まって、社会課題に対する取り組みやビジネス、経営課題など、鍋を囲みながら多岐に渡って話し、大きな刺激をいただきました。これも「繋」ですね。
先週から続く会食、忘年会、勉強会。
すべてにおいて「繋」や「絆」の素晴らしさを実感しました。本当に仲間って素晴らしいし、コロナが一段落し、感染対策しながらもリアルで集まれる場が増えてきたのが嬉しいです。
お会いした皆さま、本当にありがとうございました。
これから絆をさらに深めていくことができますように。
さあ、年末に向けてラストスパート!
仕事はリモートでできたとしても、学びと交流はリアルが一番
ここのところ忘年会が続いております。
今まであまりにも会食がなかったので、急にリアル飲み会が増えると体がビックリしてなかなかペースがつかめていませんが、徐々に以前のペースに戻っていくのでしょうね。
さてリアルといえば。
土曜日は、理事をつとめている一般社団法人グローバル人事塾の大阪開催。なんと二年ぶりのリアル開催の勉強会でした!
もちろん、マスク、換気、アルコール消毒など徹底しております。
会場提供の、中央会計(株)小松社長、いつも本当にありがとうございます。
今回のグローバル人事塾は、「競争力を高める人事戦略とダイバーシティ組織開発 ~年末スペシャル企画~」と題し、第一部の基調講演では、立命館大学経営学部教授の守屋先生からご講演をいただきました。
その後、以下のテーマで各有識者の方々にパネルディスカッションしていただき、こちらも大変盛り上がりました。
●生き残る為のインバウンド×アウトバウンド戦略
●世界から採用し、活躍してもらう為の仕組みづくり
●クロスカルチャーマネジメントスキル
●卓越した人事制度の海外事例
●優秀な外国人材が集まる労働環境と就業事例
●【ジョブ型】雇用と課題と評価
●日本人に必要な異文化理解力の高め方
●グローバル人材と働き結果を出す人の条件
皆さん、どのテーマに関心があります?僕はやっぱり【ジョブ型雇用】でしょうか。どう考えても日本には合わないような気がしますが、多くの方も同じように思っているようです。
さて、パネルディスカッションに参加いただいたパネリストの皆様は以下のとおりです。なんと豪華なメンバーでしょう。
パネリスト:
積水ハウス株式会社 執行役員 人材開発担当 藤間美樹 様
ユニバーサルスタジオジャパン 執行役員副社長CAO 島村隆志 様
株式会社FJT代表取締、一般社団法人海外人事交流会 代表理事 藤戸善啓 様
株式会社HRファーブラ 代表取締役 山本紳也 様
ファシリテーター:
株式会社セレッジ 代表取締役 菅野直純 様
特に海外駐在経験、外資経験が豊富な登壇者の皆様の、これからの日本のあり方について大変有意義なご意見をいただき、参加者の皆様からも活発な質問が飛んでいました。個人的には、スキルも大切だが、さらに重要なのは「マインドセット」というお話が刺さりました。本当にそのとおりだ。
人口減少、労働力不足という大きな問題を抱える日本がこれからどのような道を歩むべきなのか。懇親会も各テーブル様々なテーマで盛り上がっていました。
仕事はリモートでできても、やはり勉強会と懇親会はリアルが一番です。
そして、爽やかに司会をつとめていただいた、株式会社Twinkle Stars 代表取締役社長 CEO の松川 倫子様、久しぶりにお会いする運営の皆さん、いつもご参加いただく参加者の皆さん、初めてご参加いただいた皆さん、本当に大きな刺激をいただきました。ありがとうございました。
このままコロナが収束し、リアルセミナーを定期的に開催できればと願うばかりです。
次回は、12/22 品川の富士通COPOT様に会場を提供いただいての開催です。こちらも豪華講師陣をお招きしての開催。ぜひ、ご参加ください。
私も参加しますので、東京開催にご参加される皆さま、お会いできるのを今からとても楽しみにしています。
努力はひっそりと。喜ぶ時はみんなで一緒に。
今日は所属ゴルフクラブの月例競技会でした。
月例競技会とは、ゴルフクラブ主催で毎月開催されるコンペのことです。
馴染みの方々と一緒に出場しましたが、その内のお一人が傍から見ていてもミスのない良いゴルフをしておられて、ベストスコアを更新。ハンディもたっぷりお持ちなのでNETのスコアが優勝確実な領域に。そのかたも一時期うまく行かずに悩んでいた時期があったので、自分のことのように嬉しく、ホールアウト後にグータッチ。嬉しいなあ。あやからせてもらおう。笑
かくいう自分も深刻なアプローチイップスを治すべく、最近、室内練習器具を購入したのですがその成果がいきなり出ました。トップ、ダフリ一切なし。やっぱり練習あるのみですねえ。スコアもハンデどおりのスコアに落ち着きました。とはいえ満足していないけれど。
結果を出せた人と一緒に自分も喜ぶことで、幸せのおすそ分けをいただけます。
最近のスポーツのあり方ってそうですよね。
女子ゴルフとか見ていても、選手同士でみんな仲良く、良いプレーをしたら褒め合う。一昔前なんてライバルとは目も合わさず、口も聞かずだったのに。そういうスポ根的なのも見ていて楽しいのかもしれませんが、僕はイマドキのスタイルが自然で好きですね。かといって、技術が落ちているわけでもなく、馴れ合いなわけでもなく。むしろ年々技術は進歩していますし、日本人が海外で活躍する場面も過去にないほど多くなっています。もちろん、その裏側にはとてつもない努力があるのですが。
個人では見えないところで黙々と努力し、結果は皆で喜び合う。
これからの形ではないかなと思います。