(続)昨日の動き


昨日の続きです。

芦屋の良さは山と海の近さにあるということは常々このブログでも力説しているのですが、それがどういうことかを昨日の動きから説明させていただきます。(唐突に)

昨日は10時半に家を出ましたが、20分で奥池に到着し、そこから登り始めて12時にはお多福山の山頂でお弁当を広げ、ゆっくり遊んでから下山し、15時には家に帰ってきてシャワーを浴びていました。そこから海沿いを走っても良かったのですが、腰の負担を考えて、夕方は本とPCを持って駅前に行き、オープンな席でビールを飲みながらゆっくり読書。

朝早くから登れば、もっともっと一日を長く楽しむことができる訳で、極端な話、午前は山登り、午後からは海沿いでBBQなんてことも容易に出来てしまうのです。この「こじんまり感」が僕にはたまらない環境です。もちろん、六甲山系はとても広く、ハイキングルートもとても発達しているため、色んなコースを楽しむことができるのも嬉しいですし。

街と自然の調和が、本当に良いところだな、と思っています。

さて今日の一曲。
秋の夜にぴったり、少しスピード感があってアーバンコンテポラリーなJAZZ Guitarです。

Bobby Broom – Upper West Side Story

寂しいところに行きたい願望はどこから来るのか


朝晩、すっかり涼しくなりました。
そのお陰で早朝のランニングも楽しむことが出来ています。もうね、とても気持ちがいいんですよ。6時台に河川敷にいる人々の表情も、とても嬉しそうで。散歩をしたりジョギングをしたり、浜辺で清掃をされている方々もおられます。皆さん、わりと挨拶をして下さるんですよね。会釈したり「おはようございます!」って声を掛けてくださったり。登山道では知らない人でも当たり前のように挨拶するのに、河川敷ではしないってのもどうかと思うので、僕も明日からは積極的に挨拶をして行こうかとも思っています。やっぱり、気持ちが良い方がいいもんな。


信州の高原は夜も早く、とても静かでした。
そんな場所から帰ってきたばかりなのに、こうも涼しくなってくると益々寂しくて静かなところに行きたいという願望が強まるのは何故でしょうか。それは、きっと、秋のせいです。元々、一年の内で一番好きな季節はと聞かれて「晩秋です」と即答できるくらいの根暗っぷりですから、ちょっと寒いくらいの季節に、落ち葉を踏みしめながら(気が早い)歩く様に今から思いを馳せています。どうせなら、セントラルパークで。

大阪駅も結構、雰囲気良いですけど。

そして、そんな時に聴きたいのがこんな曲。

Jazz界のGIANTの一人、Keith Jarrett御大率いる、Standards Trioです。立ちピアノでギーギー言う姿は、もはや人間世界遺産の領域でしょう。大好きですわ。

Keith Jarrett Standards Trio

クールビズ考とReminiscing


街中でも駅のホームでも、スーツにネクタイ姿の人めっきり見なくなりましたね。ネクタイはおろか、ジャケットを着ている人も本当に少なくなりました。帰りの駅で意識して見ていても・・・5%くらいかな。先日東京で取引先と話をしていると、関東では関西よりもノーネクタイ+ジャケットが多いのだとか。関西は「格好よりも楽さ」を考えている人が多いのかも。かく言う僕も、外出やMTGの予定がなければポロシャツや半袖シャツを着ることが多いのです。通勤のあの暑さは耐えられませんから。

「クールビズ」が開始されたのは2005年。政府の旗振りで提唱されたこのキャンペーンももう8年目。すっかり定着して来ました。「クールビズは政府が提唱している」という点が体面やマナーを気にするビジネスマンの背中を押したとも言えます。取引先もスーツ+ネクタイを強要しなくなりました。最近では企業のエントランスに「クールビズ実施中・ノーネクタイで勤務しています」というサインもあまり見なくなりましたね。夏場の暑い時にネクタイ締めて汗だくで来られても気持ちの良い物ではありませんので、もっと早くクールビズが定着しても良かったかもしれませんし、そもそも温暖化で日本も亜熱帯化していますから、服装が変わってくるのも当然といえば当然かもしれません。


夏場の真夜中に聴きたい曲は幾つかありますが、「Jazztronik – Reminiscing」はその内のひとつ。Emi Meyerのボーカルがまたノスタルジック。

「Reminiscing」= 思い出にふける 

たまにはボーっと思い出にふけるのも良いでしょう。

Reminiscing/Emi Meyer & Jazztronik

往復の楽しみのひとつ 他


東京出張帰りの新幹線から更新です。

出張の行き帰りの楽しみの一つが世界遺産に登録されたばかりの富士山。
車窓から富士山を見るために「E席」(東京に向かって山側の窓側ですね)を確保するのです。そして、新富士駅通過時には必ず起きておく。東京なんて、何年も頻繁に往復しているのに未だそうなんですから、どれだけ富士山好きなんだと自分でも驚かざるをえません。ちょうど、世界遺産に認定されたばかりとあって、TV番組でも良く特集されていますね。先日のNHKスペシャルは秀逸でした。しかし、今日は行きも帰りもその雄姿を見ることができませんでした。暑さからなのか、モヤがかかっていてシルエットすら見えず。うん、残念。


「東京都心で4日連続猛暑日 継続日数1位タイ記録」(yahoo news)とのこと。ちなみに僕の手元ではこの気温になっていました。

立っていても汗が噴き出る日。体温より高い外気温。訪問先への移動中にたっぷり汗をかき、打ち合わせの最中の冷房で汗が冷える、という繰り返し。皆様も体調には十分気を付けてくださいね。


業種柄、種々の企業との提携話が多いのですが、それは専門性が高い分野のツールを開発しているからかもしれません。よくこんなニッチな分野でビジネスしてるな・・・という会社に出会うこともしばしば。「ものづくり」の世界は本当に奥が深い。そこにITが乗っかってくるから広がる範囲の大きさがすごい。つくづく、この分野で仕事が出来ている幸せを感じます。この業界、まだまだInnovationが生まれますよ。


今日はこれ。
北欧jazzを代表するMatthias Vogtによるプロジェクト「re:jazz」(意外に知られていないのが残念)。エレクトリックな打ち込みの楽曲を、生音のジャズでやってしまうというユニークな企画です。そしてさらにその音にリミックスを加えたものが「re:jazz re:mix」。re:jazzはどの曲も秀逸ですが、オンタイムはスピード感のある物を選曲してしまいます。これは特に好きなJazztronikによる「Cupid and Orlando」のRemixです。

[re:jazz] Cupid & Orlando (Jazztronik Rmx)

列に並びながら夏を感じる


地元の水練学校に子供たちを通わせるため、申込場所に並んで来ました。
水練学校というのは、市や教育委員会がバックアップしているNPO法人で、夏休みに小学生を対象に行われる水泳学校の事です。ちなみにこの学校、創立65周年。一期生の方が当時10歳だとしても、今75歳。卒業者には国会議員やヅカスターなど。歴史を感じますね。

この水練学校、今でもかなりの人気。12時に申込み開始ということで、10時50分に並んだのですが定員450人に対して僕は既に300番台。子供の友達たち7人分の申込書とお金を持って並んでいる訳ですから、責任重大です。ちなみに昔は子供の数も多かったし、今のようにスイミングスクールもたくさんあった訳ではなかったので、このような水練学校は大変な人気で、夜中の2時からお父さんが並び始め、7時にお母さんにバトンタッチして、自分は仕事に行く、という時代もあったそう。先生も今の倍ほどの人数で対応されていたそうです。すごいですよね。

僕も1時間半は並ぶことを想定したので、本にイヤフォンを持参していたのですが、不快指数100%のジメジメした中、立って並ぶのはさすがにこたえました。昔のことを思うと全然楽なんでしょうけど。なにはともあれ、このような伝統ある水泳学校がいつまでも支持されているというのは何だか嬉しいことです。


天気予報ではスカっと晴れるんじゃなかったんかい!と心の中でぼやきながら、文献に埋もれ、PCに向かってテクストの海にダイブ中。たまに外に出て、降る雨を眺めたり。明日で山を超えるので、今日は我慢してこんな一日です。逆にこのような天気だからこそ、諦めもつくというもの。スカッと晴れていたら、この映像のビル・エバンス先生のようにネコ背になってうなだれてしまうことでしょう。

Bill Evans “Peace Piece”

全てまるっとごりっとお見通し


以前友人に、「tmkが忙しいかどうかはすぐに分かる。ブログにYoutubeの貼り付けが増える時はそうでしょ」と言われたことがある。全てお見通し。確かにサクッと貼ってそれなりに形になるyoutubeは忙しい時の強い見方である(開き直り)。

そして、もう一つ。
会社のデスクがどんどん散らかってくるのだ。

これはいかん、と、業務が落ち着いた夜に書類と資料の山の整理を始めた。一旦はきれいになるのだけど、その内、「Every time my tasks increase, my desk get massy again.」になるのである。それも人間性ということで。


人間性、人間らしさ、は英語で「Human Nature」.
あ、またペタってしもうたで。

Keiko Lee – Human Nature

今週も一週間お疲れ様でした。
天気は回復するようですね。

それでは皆様良い週末を。

久しぶりの地元飲みとDiana


遅い時間、仕事終わりの23時前くらいから親友と合流して地元でウヰスキー。

地元は落ち着く。
久しぶりの地元で、芦屋日記からカラオケのある店へと。何かしら繋がりがあって面白い。人と人の繋がりは縁である。スタートが遅かったので、今日は余り飲まなかったけれど、これくらいが丁度いい。


Rei Inamoto氏のTwitterでのフレーズがとても良かった。

「If money is the solution to your problem, you are solving the wrong problem.」

本当にその通りだと思う。
忘れてならないのは、moneyではなく、creativity。


最近、JAZZ好きの人と話が弾む。
で、割とお薦めするのが、こちら。

Diana Krall – Look Of Love (Live In Paris)

Diana KrallはBerkeley音楽学院を卒業後(小曽根真さんと同期)、最も成功したJAZZプレイヤーの一人。僕は、このLive in ParisはDVDを買う程好きなんです。エルビス・コステロの奥様としても知られていますね。

Diana Krall/Live In Paris [DVD]

Diana Krall/Live In Paris [CD]

人生は「MISTY」に


遅い時間に入ったバーで飲むウイスキーはどうしてこんなに美味しいのだろう。

スコッチを一杯飲んで、その後に「宮城峡」をロックで。
ガツンとくる旨いウイスキー。


「MISTY」はJAZZのスタンダードナンバーですが、雨が続くこんな日にぴったりの曲でもあります。僕の中でMISTYは、Sarah Vaughan と決まっていて、今日もほろ酔いの終電で何回もリピートしていました。

Sarah Vaughan ft Quincy Jones & His Orchestra – Misty (Mercury Records 1958)

今から50年以上も前の録音なのに、永遠に聴き続けられる曲。
どれだけ偉大なんだ。


時間軸を人生というスケールで捉えると、まあ、色々納得できるかな、とも思います。どんな環境であれ人それぞれ悩みはあるというもの。しかし、最終的に「ああ、いい人生だったな」と思えれば最高だとも思うのです。例えばの話ですが、酒代に全てが消えるとしても、趣味に金が消えるとしても、この人生ではこういうことを学ぶためのものだったんだな、と思えれば全て納得できる訳です。
一日一日、短期タームで見ることもとても大事だけど、少しだけ肩の力を抜いて人生をスケーラビリティしてしまうのも良い(酔い)なと思いました。

今日はそんな夜。

明日は金曜日ですね。
しっかりと、着実に、無駄なく。

入学式に思う、現在と将来の平和


素晴らしい天気に恵まれた昨日の入学式。
次女が小学一年生になりました。

最初は緊張の面持ちだったけれど、幼稚園の友達やバレエの友達と一緒のクラスになれたことで緊張もほぐれて嬉しそうな表情をしていました。「土日も学校があればいいのにー」と、まだ入学式なのに学校が大好きになったようで長女の時とは大違い。今のところは順調な滑り出しですが、これからどうなることやら。山あり谷ありでしょうけれど、強い気持ちでがんばってもらいたいと思います。パパは応援しています。


北朝鮮からミサイルが発射されるかもしれないとか。
威嚇や瀬戸際外交と言われているものの、やはり不穏な情勢であることに変わりはなく、政府や防衛関係各所は24時間体制で警戒に当たっています。今朝や昨日のような天気や営まれる日常を見ていると「戦争」なんてとても遠い、まるで身近ではない話に感じます。でも、いつミサイルが飛んできてもおかしくない訳で、戦争と平和は紙一重、隣合わせにいるもので、いかに世界が脆いバランスの上に成り立っているか考えざるを得ません。

入学式の子供たちの笑顔を見ていると、この平和な状況がいかに尊く貴重なものであるかを感じます。現在と将来の平和、これは絶対に守らなければなりませんね。

最近注目している「熊谷ヤスマサ」。
聴かせるJAZZ Pianoです。

朝からしっとりと。

熊谷ヤスマサPRAY  PV