落ち着いた雰囲気の中にも、年末の空気が


良いタイミングで三連休が来てくれたため、散らかった諸々をこのインターバルの間に整理整頓が出来るというのは嬉しいことです。とっ散らかったまま時間に追われていると、心のどこかに常に「何かを置き忘れてきた」かのような感じがして、不安に駆られてしまいます。

この二日間で、ようやく気持ちも落ち着いた感じ。とはいうものの年末の慌ただしさからか、何か集中力も散漫になってしまって、忘れ物を取りに帰ったりして会社を三往復もするという始末。効率的に動きたいと思っている時こそ上手く行かないものです。

さて明日は宝塚ハーフマラソン。

連日連夜の飲みで錆びついた身体の節々に油を注ぐべく、昨日と今日、軽めのジョギングに出掛けました。大会前は本当は走らない方がいいのですが、5km程度をゆっくりゆっくり。新しいシューズの感触も確かめながらです。暇があればストレッチ。お陰で、腰痛や原因不明の背筋痛も、運動することですっかり良くなりました。運動不足は万病の元、と言えそうです。

Tripしたい時にはどうすればよいか


賑やかな都会も、華やかなリゾートもいいけれど、ごくたまに北欧の田舎町の何もない場所で、白夜の夜にボーっとしたくなる時ってないですか?ちなみに僕は北欧に行ったことはありませんので、あくまでも想像の世界でしかないのですが、師走の日々の中、忘年会や出張で連日連夜ワイワイ、イェーイ!とやっていると、自分の中の根暗心が「北欧に飛ばせ」とささやいて来るわけです。

しかし物理的に「飛ぶ」ことはできませんよね。そんな時は、音の海にどっぷり浸かるのが最善の策ではないでしょうか。今週初の一日社内ということもあり、溜まりに溜まった事務処理をひたすらカチカチと行う中でのBGMはラウンジ系のチルアウト。バーチャルトリップです。仕事も捗る!


全く話題は変わりますが、12/23の宝塚ハーフマラソンにエントリーしているのですけれど、この時期のマラソン大会はちょっとしんどいなあ、と毎年感じています。例年、大会前後は連日連夜の忘年会(それでも数はかなり減った)で、決して「走る上で万全のコンディション」ではない。その上、仕事も忙しい。昨年の二ヶ月間まったく走らずにぶっつけ本番で走ったことを考えると、今年は秋から今月頭にかけてまあまあ走れたので、まだマシではあるのですが、12月後半の大会は・・・どうもねえ(あ、決して言い訳ではないですよ)。ハーフベスト更新なんて夢にも思っていないので、当日はとにかくがんばって1:40分台でゴールを目指すだけです。

という訳で今日はこの辺りで。
今夜も忘年会ではっちゃけて来ます。

二週連続、山で感謝の言葉をいただけるとは


イノシシの雄の活動は、晩秋から冬にかけて活発になるそう。この時期、交尾期に差し掛かった雄は雌を探して活発に動きまわるようです。人慣れした六甲のイノシシがどこまでそうなのかは分かりませんが、少なくとも先週と今日の二週連続、イノシシに遭遇しました。今日は風吹岩と荒地山の砂防ダムの二箇所。先週、ハイキングを楽しむY◯CAの子供たちのリュックを引きちぎろうとしていたところを投石と威嚇により追っ払った教訓(イノシシ君、悪く思うな)から、みんながお昼を楽しむ風吹岩でも、高い岩の上でお弁当を広げて警戒していると・・・保久良神社コースの方から、お弁当を手に持ったファミリーが不安そうな顔をして駆け上がって来ました。「これは」と思うと、後ろから雄のイノシシがのそのそとやってきたのでした。

犬と同じレベルの嗅覚を持つというイノシシ、ちょうどお昼時を狙ってなのか、人が集まるところに出没します。夏はそんなにいなかったのにな。風吹岩なんて猫ばかりだったのに。

ちなみに、こちらが風吹岩のにゃんにゃん。
人懐こっく、とてもかわいい。

ハイカー、ファミリーで賑わう休憩スポットの風吹岩、皆それぞれ付かず離れずの距離を確保しながら、遠目から写真を撮ったりしています。「危ないな〜」と思っていると、集団のリーダー達が子供たちを岩の上に誘導し始めました。その隙に、近くに固めて置いてあった子供たちのリュックの内の一つをイノシシがガブリ!リュックを口でくわえると、すぐに登山道から離れた藪の中に逃げこんで行ってしまいました。これはあかんと思って、すぐに岩の上から飛び降り、イノシシを走って追いかけました。気付くと、後ろから若い男性のリーダーも付いて来てくれていたので、二人で斜面の藪の中で挟み込み、投石。びっくりしたイノシシは、そのままリュックを置いて逃げて行きました。ヒヤヒヤしたけれど、無事に子供のリュックを救えて一安心。やはり自分に娘がいるので、子供に絡む何があると咄嗟に体が動いてしまいますね・・・

ハイカーの皆さん、今時期のイノシシはすぐにリュックを狙いに来るので気をつけてくださいね。また、むやみに近づかないように。先週はカメラを持って近づき過ぎたオッチャンが目の前で膝を噛まれていましたから。危ないですよ、本当に。

という訳で、二週連続で山で御礼を言われることに。
娘たちには「パパ、毎週かっこいい〜」と好評ではありますけれど、出来ることなら、こういう事態は避けたいものです。

最後に今日の山の景色を。

滝の茶屋では、薪が焚かれています。
朝、夕は寒いですからね。

はっぱ ふみふみ

木の根が岩を抑えてくれている図

まともにトレーニングが出来るのは、今週末が最後になりそう。土日ともに晴れてくれたお陰で、ランにハイクを楽しむことができました。来週は大阪〜東京〜グアムと移動しっぱなし。いや〜師走ですが、張り切って参りましょう。

夜に走ると距離が延びる理由


日が短くなると、17時でも外は真っ暗。
そろそろ落ち着いたし、さあ走りに行こうかと思っても、外が暗いとなんだか寂しい気持ちになってしまいますよね。しかし、冬の夜ランは、それはそれでメリットもたくさんあります。

1.夜景が美しい

僕が走っている芦屋浜はから見える神戸方面の夜景と夕焼け、そして、埋立地方面のマンションの夜景は、冬の空気のクリアさと相まって、とてもきれいです。

2.距離が延びる

暗いと遠くの夜景は見えても、近くの景色が見えません(河川敷や遊歩道を走るため)。目の前に集中するので、「あ〜あそこまでまだまだやな・・・」などという雑念が入らず、ストレスなく走ることができます。

という訳で昨夜は、ちょっと距離を伸ばそうと思って15km走って来ました。5’30″/kmのゆっくりペース、給水、休憩なしのLSD(Long Slow Distance)トレーニング。膝には多少キタけれど、この時期に15km走れたのは良かった。なんとかなりそう。ハーフマラソンまでの週末、ゆっくり走れる日はもうありませんが、5km程度の細切れランで調整しておきたいと思います。

さて今日も良い天気ですね!
今から山歩きに行って来ます!

あれとこれを両方セットで行う


晴天に恵まれた12月初日。
天気もいいので15kmランニングに行こうか、それとも山を登ろうかとあれこれ悩んだ挙句、久しぶりに山に向かうことに。ランニングなら川沿いを南方面へ、ハイクなら北方面へ行くだけの便利な立地、どこでも対応が可能です。

スタート時間が遅いということもあり、ロックガーデンの渋滞もなくスイスイと。六甲山もすっかり色づき、美しい紅葉を楽しみながらのハイキング。

猪が出没。
◯MCAの子供たちの荷物を漁ろうとしていたので、威嚇しておきました。

下山後、やっぱり走りに行きたくなって、今度は海沿いを8kmラン。4.55/kmのペースで気持ち良く。

人間というのは欲深い生き物ですね。
やっぱり両方楽しみたい。

良い日曜日でした。

武井壮に学ぶストイックな生き方


先週の日曜日に放映されていた「武井壮40歳 世界マスターズ陸上に挑戦」、録画していたものを今朝視聴しました。中居正広の番組で「出場します」宣言した後、ブラジルで行われる世界マスターズ陸上の100mと200mにエントリー。忙しい日々の中で毎日欠かすことなくトレーニングする姿勢、トレーナーをつけずジムにも行かずに(もっとも、本人がプロのトレーナーであり、自身の身体を自由に操れるパーフェクトボディコントロールという技術を保持)、夜の公道で一人走りこむ姿勢がとてもストイックで非常に感銘を受けました。

現役選手を引退してから10数年のブランクがありながら、黙々とトレーニングに打ち込む。ブラジルに発つ前の空港で、「もう全てやりました。やり切りました」という言葉が出てくるのがすごい。忙しさを言い訳にして「もうちょっと走りこみたかったのだけど、なかなか時間が取れなくて」といってしまうのが普通かもしれません。睡眠時間45分という百獣の王、武井壮と比べることは到底出来ませんが、少なくとも市民ランナーレベルの僕はマラソン大会に出る前はいつもそう言っていると思います。しかし彼は日本を発つ4日前、中居正広に出場の報告に行った際、「今までの人生の中で、一番追い込んでいます」と40歳にして断言できた。これ、実はすごいことだと思います。

「やり切る」

幾ら忙しくても寝る間を惜しんで時間を取り、練習に打ち込んでいたからこそ出る言葉。その証拠に、200mで見事に銅メダルを獲得した後、仰向けに倒れこんでタオルで顔を覆って泣きむせびながら、「本当に、本当に一日も休まずに毎日練習した成果が出たんだと思うと・・・」ということが出来たのだと思います。努力、努力、努力の積み重ね。元々の才能に加え、人一倍ストイックにコツコツと重ねる。だからこそ、競合がひしめく初出場の世界マスターズ陸上で3位に入ることができた。早朝に一人で番組を視聴しながら、僕も何度か泣いてしまいました。武井壮が泣くシーンが多いので、ついつい感情移入してしまうというのもあったかもしれません。彼の生い立ちや大人になってからの生活、「40歳までが本当に長かった・・・」と涙を流しながら回想する辛い時代の経験の中でも決して気持ちを切らさず諦めなかった人生だったんだと思います。

何かの頂点を極める人は、本当にストイックですね。武井壮しかり、一度決めたことは習慣化させて必ずやり通すという元マクドナルドCEOの原田泳幸氏しかり、「学生時代、世界で一番勉強していたという自信はある」という孫正義氏しかり。元々の才能に加えて、自分に厳しく努力も惜しまないからこそ何かをつかむことができるんですよね。逆に何も続けなければ、何も得ることは出来ない。「No pain,no gain.」学ばなければ。

なにはともあれ、早朝にしっかりインスパイアされたので、その後10Kmランに出掛け、図書館に篭っているのは言うまでもありません。今朝の日差しも気持ちのよいものでした。

マラソンについて語る時に我々の語ること


何かを書く時にあえて小難しくしたい時は是非、村上春樹翻訳のレイモンド・カーヴァーのタイトルをもじって下さい。どこか哲学的になりますので。より簡単に行きたい時は、出来るだけ省略しましょう。例えば「ランネタ」とか。

さて11月ですね。今日は来年3/2に開催される篠山ABCマラソンのエントリー開始日です。この大会は先着順、つまり早いもの勝ち。起床するなりPCを立ち上げてエントリー完了。良かった、まだ空いていて。ちなみに、僕がいつもエントリーに使っている「Runnet」には、「アクセス集中カレンダー」、「アクセス混雑時を攻略!エントリー五箇条」などのページが用意されていて驚きました。先日の記事で書いた通り、マラソン人口の増加で人気の大会は出場はおろかエントリーも難しくなっています。今はRunnetなどのネットサービスを利用している人がほとんどだと思いますが、人気アーティストのライブよろしく申込受付開始日はアクセスが集中してしまうという混雑ぶり。ようやく繋がったと思ったら「締め切り」の表示が出てたなんてことも良く聞きます。まあ、何はともあれ、来年一発目のフルマラソンが決まって良かった良かった。この、「なんとか確保出来た!」という安堵感。


以前ほどランの練習が出来ていない今日この頃ですが、周りの人たちが練習をがんばっている姿を見ると奮い立たされます。今週末の淀川市民マラソンで初めてのハーフに挑戦!という友人もいますが、今まで10kmの大会を積み上げてきて、いよいよ今週末を迎えています。さあ、僕もそろそろ気合いれてがんばらなければ!

という訳で、11月もどうぞよろしくお願い致します。(何を

小さな街はイベントと金木犀の香りでいっぱい


まず、大阪マラソンに出場された皆さんお疲れ様でした。FBのタイムラインには、完走された方や、自己ベストを更新された方の喜びの写真、応援に出かけられた皆さんの写真などがズラっと並び、出場していない僕もなんだか「マラソンの雰囲気」に浸ることができました。走ることも楽しいのですが、マラソンはあの大会の雰囲気が最高ですよね。

一方、僕のマラソンスケジュールはと言うと、エントリーしていた11月の福知山マラソンが、台風による被災で中止になり、年末の宝塚ハーフマラソンしか予定がありません。11/1からエントリーが始まる、来年3月の篠山ABCのマラソンには是が非でも出場したい!と思うのですが、最近のマラソン大会は年々出場者が増えてどんどん狭き門になっています。出たくても出れない、走りたくても走れない。こうなれば、走るかどうかは当選してから決める、とにかく大会という大会には全部エントリーじゃ!ということになります。篠山ABCのような「先着順」の大会でも、エントリー開始と同時にサイトアクセスが集中してページが開かず、ようやく接続した頃には満員、ということもザラにあり、まるで人気アーティストのライブのようになっています。いや、こういう傾向、全然良いと思いますよ。マラソン大会が大人気なんて、健康的じゃないですか。


さて晴天に恵まれた日曜日、朝から海沿いを10km走って来ました。

ビーチバレーをする人たち、BBQを楽しむ人達、

釣り人もたくさん。
沖はクルーザーにヨットの練習。
皆さん、本当に思い思いに秋を楽しんでおられます。

走り抜けた芦屋の潮芦屋公園では、楽市楽座というフリマが開かれており、朝から店や屋台で賑わっていました。僕も知人にバッタリ、走りながら「ああ、こんにちはー」みたいな、まさに狭い街らしい雰囲気を楽しみながらランニングです。

午後からは、やはり地域のコミュニティが小学校の校庭で開催する秋祭りに参加。道中の芦屋駅では音楽祭が開かれていて、たくさんの人がコンサートを楽しんでいました。

秋祭りもたくさんの人で賑わっていましたね。海の手、街の中心部、山の手の小学校と、小さい街の至るところでイベントが開かれていて、走ったり歩いたりしているだけでも、とても楽しい一日でした。海から山まで、一日あれば十分歩き回れるこの大きさも、とても快適。

そして、街は金木犀の香りでいっぱい。
秋ですね。

夕方は、また海の手の図書館に。
一日の終わりを象徴するような、美しい夕焼けです。

いよいよ、10月も最終週です(早いっ!)
今週も気合い入れtれがんばって行きましょう。

腰に悪いことを色々と行う


前からやらなきゃと思っていた自宅の模様替え。
ピアノの移動と勉強机の配置変えが主なミッション。午前中に思い切って一気にやってしまいました。もちろん開始前に腰にはコルセットで準備万端。これを怠ると後でエラいことになってしまいますからね。先週の後半からずっと腰が痛かったので、ちょっとおっかなびっくりでしたが、やばそうな時はちょっと休憩をしたりして調整。もうね、常に爆弾を抱えているようで怖い怖い。笑


朝が思いのほか気温が高かったので、夜ラン:10km。
色々と用事を終えて帰宅してからのラン、家を出る前に「よし行くぞ!」と気合を入れてGOです。うん、朝よりは涼しくていい感じ。夜の海岸線も気持ちいい。

通しての10kmは久しぶりでしたが、まあ、ゆっくり5:20/kmペースで行けたので、良かったかな。あとは距離を重ねて行けば、フルマラソンもなんとかなりそうです。問題は腰だよ、腰。

という訳で、明日朝からは軽くハイキングに行って来ます。
(コルセットは忘れずに)

寂しいところに行きたい願望はどこから来るのか


朝晩、すっかり涼しくなりました。
そのお陰で早朝のランニングも楽しむことが出来ています。もうね、とても気持ちがいいんですよ。6時台に河川敷にいる人々の表情も、とても嬉しそうで。散歩をしたりジョギングをしたり、浜辺で清掃をされている方々もおられます。皆さん、わりと挨拶をして下さるんですよね。会釈したり「おはようございます!」って声を掛けてくださったり。登山道では知らない人でも当たり前のように挨拶するのに、河川敷ではしないってのもどうかと思うので、僕も明日からは積極的に挨拶をして行こうかとも思っています。やっぱり、気持ちが良い方がいいもんな。


信州の高原は夜も早く、とても静かでした。
そんな場所から帰ってきたばかりなのに、こうも涼しくなってくると益々寂しくて静かなところに行きたいという願望が強まるのは何故でしょうか。それは、きっと、秋のせいです。元々、一年の内で一番好きな季節はと聞かれて「晩秋です」と即答できるくらいの根暗っぷりですから、ちょっと寒いくらいの季節に、落ち葉を踏みしめながら(気が早い)歩く様に今から思いを馳せています。どうせなら、セントラルパークで。

大阪駅も結構、雰囲気良いですけど。

そして、そんな時に聴きたいのがこんな曲。

Jazz界のGIANTの一人、Keith Jarrett御大率いる、Standards Trioです。立ちピアノでギーギー言う姿は、もはや人間世界遺産の領域でしょう。大好きですわ。

Keith Jarrett Standards Trio