会いたかったボトル

苦楽園で10週年を迎えたBARの名店、「A mistad」。
最近、苦楽園で飲むことが少なくなり、めっきり足が遠のいていたのですが、A mistad の10週年が、僕の誕生日の2月2日に迎えたということもあり、是非近々と思いつつ、なかなか行くタイミングがない日々が続いていました。

しかし、今夜。
A mistad の二号店、かわいいEさんが取り仕切られている「Kitchen Bar Amistad UCHIDE」に久しぶりに顔を出す機会があり、ああ、ご無沙汰ですね、という感じで見せていただいたのが、この10週年記念ボトルです。

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「Monkey Shoulder」に「To」を足してオーナーの名前の「Tomokey Shoulder」とした記念ボトルを見て、ああ、やっぱりいいな、何かは分からないけれど、何かしら縁があるんだなと(勝手に)思いに耽った夜なのでした。というのも、僕の名前とオーナーの名前が同じだからです。そして、それを覚えていただいていたEさんもこの名前に縁があるのです。

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うん、何だかとても満たされた良い夜です。
満たすお店というのは、そんなにないからこその感謝ですね。

気付きの備忘録

今夜4軒飲み歩いて気付いたこと、学んだことを備忘録として。

・人類は重力というレギュレーションを越えてワープ技術を獲得して初めて宇宙人とダイレクトに接触できる。逆に言えば、ワープ技術を持たない人類は未だ宇宙の中では原始人的な扱いであるからこそ、宇宙人からは無視されている存在である。

・言葉の力というものがある。いかに、分かりやすく噛み砕くか。そこに、コミュニケーションが存在する。

・既存のルールの延長戦上ではイノベーションは生まれない。銀座住まいという住所を得るためには、公共駐車場に車を入庫し、二度と出庫せず、車で寝泊まりし、そこで廃車にするくらいのメソッドジャンプが必要である。

・傍流から新しい物が生まれる。

・「なんとなく上手く行っている」という感覚が実は一番重要である。戦略、手法は結果があって初めて良し悪しが判断されるが、感覚的に正しいと思うもの、脳波が本能的に一直線に向かう方向に、時間の逆行と予知が存在する。

こういう風にリスト化すると・・・今日出会った人々は皆、異次元の世界に存在する人達だなあと冷静に思うものの、実はそこに真理があるのかもしれないと思う今日この頃です。(笑)

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固定観念は世界を狭め、時に閉ざす


今日出会った「Weihenstephan(ヴァイエンシュテファン)」。
今までヒューガルデン・ホワイト生の美味しさに勝る物はないと思っていたら、もっと美味しいビールがありました。

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写真向かって右側です。
ドイツビールで、こんな芳醇でフルーティなビールがあったなんて!

固定観念は世界を狭め、時に閉ざしてしまいます。これが一番、この方法、やり方がベストだ。こういう考え方は思考の停止を生み出してしまいます。あたかも、道を自ら閉ざしているかのようです。今日出会ったビールからの学びでした。

しかし、時に積み重ねて来たことの振り返りは精神衛生的に重要です。写真向かって左側のサミュエル・アダムスの苦い味は、僕の中での「米国におけるその時の」プレッシャーと、結果的に良かったことへのオマージュです。

さあ、明日もがんばりましょう。
日ごとに良くなっています。
明日は今日より、もっと良くなる!

【Gallery】Steak, Shrimp, Burgers


感謝すべきことに、2006年から毎年海外に社員旅行に行かせていただいているのですが、業務や日程の都合上、行き先は2回のバリ島を除いてすべてグアムです。こうなると食事の場所も大体決まってくるわけで、特に社員みんなが集うディナーはOUTBACKなどのキャパが大きいお店になりますが、美味しいものは美味しい!やっぱり肉!

ということで、いくつか写真を載せておきます。
そしてこれらの食事を美味しくいただくために、ビーチランニングをしたり、歩いたり、しっかり運動することでお腹を空かせることも良いサイクルになっていると思います。

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番外編です。
グアムでの朝食はいつもMcDonaldのローカルブレックファースト。
休日は家でも同じものを作ったりするくらいのお気に入りです。

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さて、明日からまた業務再開です。
しっかりリフレッシュできたので、また一生懸命がんばりたいと思います!

昼飲みは効率的かもしれない


11月はBBQと共にスタートしました。

事前の天気予報では雨マークでしたが、晴れ女と晴れ男が集まれば、雨雲もどこへやら。仲良し家族と一緒に丸一日BBQを楽しむことができました。子供たちも大喜びだったようです。

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昔から、「陽が高い内から飲むと酔いやすい」と言いますが、あれは何か理論があるのでしょうか。一つの理由は、飲む時間が長い、からかもしれません。そしてもう一つは、BBQのように太陽の下で飲むか、それとも屋内で飲むかによって、発汗量と、疲労度に違いが出るからという理由もあるかもしれません。

もし、昼飲みの方が酔いやすいのであれば、夜に比べて効率的(コスパが高い)と言えるかもしれませんね。とはいえ、BBQの時は朝の10時や11時からビールをプシュり、そのまま夕方(二次会がある時は夜まで)休憩しつつも飲む訳ですから、僕も昨日は、早起き+朝飲み+昼飲み+夜飲みで、20時には就寝していましたね。

これが効率的かどうかはさておき、ですが。

物の見方は年と共に変化していく(劣化ともいう)


随分昔の話になりますが、仕事で一緒になった方がこんなことを言っているのを今でも覚えています。それは、その方の中での「金持ちの定義」というもので、こんなものでした。

1,朝食にシリアルを食べていること
2,チンチラ、またはペルシャを飼っていること
3,おやつにケーキが出ること

今は昔と違ってシリアルを健康のために食べている人も多いですし、普通にスーパーで売っていますし、ケーキもコンビニで100円で買える時代ですから、このイメージもどうかなと思いますが、人それぞれに、何かに対する固定観念があるというのも事実です。


僕の場合、昔から「おっさん」に対する、やはり同じような定義付けがあって、それは、

仕事帰りの電車の中で缶ビールを飲むこと = おっさん

というものでした。その当時は「新幹線ならまだしも、在来線ではアカンやろ。ああ、こんなおっさんになりたくないな」と、そういう人を見て思っていたのですが、僕、割と最近、それを良くするようになってきました。まさに、若かりし頃の自分が「そういう目で見ていた」おっさんになってしまっているのです。

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一応釈明させていただくと、当然マナーやエチケットは気にはするので、飲む時は人目に付かないような場所、大抵、最後列の一番後ろ、運転台の前の隅っこにもたれながら、目立たないようにしているのですが、ああ、自分もこんなことをするようになったかと絶望と共になんとも言えない感傷に浸ってしまいます。

更に釈明させていただくと、一応飲むことには理由があって、肩が凝ってどうしようもない時、頭痛がひどい時など、血行を良くすることが大義名分であること、また、電車の中で酒を飲んではならないというルールはないわけで(もしこんなルールがあれば在来線のホームのキオスクで酒は売ってはならんはず)、そこに甘えているということがあります。

いや、人って、物に対する見方やイメージって変わっていくものですね。しかし、悪化・劣化だけはならんと思っているので、日々戦いです。

「建設的」という言葉の魅力について


「明日からもまた生きていく」というメッセージを残したまま、また数日が経過してしまいました。朝昼晩と予定がぎっしりと詰まっていて、良い意味で隙間がありません。

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昨夜も今夜も、大阪市内でビジネスディナー。

ビジネスを全力で先に進めようとしている人達との「建設的な」ディスカッションほど、充実感を満たすものはありませんね。念ずれば叶う。動けば、必要な人たちと出会うことが出来る。価値を共有することができる。僕は会社としても個人としても、ここ数年でこの言葉を肌身に染みて感じています。

「ビジネス」とか、「仕事」とか、そういう括りはどうでも良くて、職業人としてもインディビデュアルとしても正しいこと、生きていく上で正しいことは何なのか、この答えは幾ら複雑な世の中であったとしても、とてもシンプルだと思います。

それは、一緒にいて気持ち良いかそうでないか、一緒に仕事がしたいかしたくないか、そんなとてもプリミティブで単純な感情だったりするんだろうと思います。世の中はとてもシンプルですし、そういうところに仕事も金も人も集まってくるんです。周りの気持ちの良い人達を見ていると、本当にそう思います。

SAVOY(サヴォイ)のソル・クバーノ


ちょうど夕方に三ノ宮で打ち合わせがあったこともあり、昨夜は久しぶりに神戸の名店巡り。山と海の近さ、ほど良い街のサイズ、どこかノスタルジックでモダンな雰囲気。落ち着くなあ、やっぱり。

平日の夜に神戸に行く機会は少なく、僕にとってはどこか非日常的で、ちょっとした旅気分、週末気分を味わえるの嬉しいのです。

そんな感じでのんびり歩いていると、木村マスターの笑顔を思い出し、サヴォイ北野坂へ。前回の訪問は今年の2月20日でしたから(過去ブログ参照:[デュワーズでビルドする「コウベハイボール])半年以上ぶりとなります。月曜日というのに、たくさんのお客さんで賑わっているのはさすが名店。

ここには名物のカクテルがあります。その名も「ソル・クバーノ」。全国的に有名なカクテルですが、この考案者がサヴォイの木村マスターなのです。1980年の第一回トロピカルコンテストで一位に輝いたこのカクテル、雑誌に掲載されたページと共に提供してくださいました。

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涼しい夜に爽やかなカクテル。僕はもちろんデュワーズのハイボールもいただきましたが、やはり心地良い味わいです。

ああ、やっぱり神戸はいいな。