摂取した方が楽

ふと思うことがあり、自分の中では珍しく二夜連続の「休肝日」を過ごしています。幾つかある理由の中には、飲み会が続いていること、季節の変わり目で体調不良も続いていること、そして、仕事が溜まりすぎていること、があります。

特に2番目の理由を検証するために「飲んで寝た次の日」と「飲まないで寝た次の日」のコンディションを比較してみることにしようと思いました。このダルさ、身体のあちこちの痛み、目眩はどこから来るのか。今までは、これらを吹き飛ばす(あるいは誤魔化す)ために、ガーッと飲んで寝ていたのですが、まあ、気分は良くなっても身体にはプラスにはならないことくらいは分かります。初日の昨夜は、遅く就寝したにも関わらず、早朝5時台に起きることが出来、仕事と家事を片付けることができました。うん、良い成果です。体調に影響が出ているかどうかは分かりません。さあ、明日はどうでしょうか。

休肝日を設けるというのは自分の中では大きな挑戦で、幾つかのハードルを超えなければなりません。まず職場から駅までの間。駅のキオスク(疲れた時はいつもキオスクでハイボールを買って、電車で飲みながら帰ってしまいます)、そして地元の駅から自宅までの間の「寄り道欲」との戦いです。たいていの事はそうかもしれませんが、摂らないことより、摂ることの方がよっぽど楽ですよね。入れないよりかは、入れる方が楽なんです。これが逆転するケースもあるんでしょうけれど、そこまで行くと何かを根底から変えなければならないような気がするので、今は「出来る時は」くらいのペースで行きたいと思います。そういえば、もうちょっと若い頃は「酔拳」とか言って、ちょっと飲んでるくらいの方が仕事が捗るとかうそぶいていましたが、あれは間違いなく、若さです。今は帰ってから何も出来なくなってしまいますから。

そういえば、今日は3月最終日でしたね。
お疲れ様でした。

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味のある写真

この写真を見て、「どの駅か」を即座に言い当てた人はなかなかの建築マニアか鉄道マニアです。

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ヒントはこれ

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はい、もう分かりましたね?
答えは京都駅。

京都駅は日本最大の観光都市の玄関口として、なかなか良い具合に設計されているなと思います。僕は建築の専門家ではないので詳しいことは分かりませんが、開放感のある改札口と、トラス構造の屋根は空港をイメージさせますし、地下に続くエスカレータはとてもモダンに感じます。確かに「和」のテイストはあまり感じられないかもしれませんが、大きすぎず小さすぎず、良い具合と機能性を保っている感じが素敵です。

更にマニアックな視点で言うと、改札からホームに入ると一気に地方都市のローカル駅感が出て最高です。大阪駅は巨大ルーフにホーム全体が覆われていますが、京都駅はなんだか様子が違います。改札の内側と外側で、こんなに雰囲気が違うものかと思ってしまいます。そこが「くすぐる」ポイントです。

もっとローカルな駅になると、例えば阪急の駅は、ホームの上りか下りのどちらか片方にしかトイレがありません。下り線に乗って帰ってきて、トイレはどこかなと思って探すと、改札にではなく、反対側の上りホームにあり、こういう駅には大抵エスカレータがないので階段をヨタヨタと(多少焦りながら)上ってようやく辿り着くということも多々あります。

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こういうディティールに、いたく感動してしまう夜です。

横丁のネオンなど

飲み屋横丁を徘徊するのって楽しいですね。

「吉田類の酒場放浪記」や「おんな酒場放浪記」という番組がありますが、あんな感じでふらりと立ち降りた駅で、酒と肴を求め、この店がいいかな、あの店がいいかなと散策する。それがまだ薄明るい時間なら最高です。一軒目、二軒目とはしごをしながら、ほろ酔いでくらいで帰るのがちょうど良い。

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「ちょうど良い」という言葉には自戒の感情も込めていまして、年度末の激忙の中にも楽しい飲み会が続き、ついついテンションが上がって、「ほろ酔い」どころか「ベロ酔い」してしまい翌日の仕事が更に辛くなるという悪循環にハマってしまったりしたからです。いやあ、どんなことでも、ほどほどに。

今日も元気に出勤、明日はゴルフ。このまま一気に月末週に繋がっていきますが、仕事の方は今かなり良い波が来ているのでこのまま乗っかって行こうと思っています。

それでは、また明日。
良い週末を。

週中の癒やし

たまにすごく焼き鳥が食べたくなることがあります。そう、天下一品が無性に食べたくなる時と同じくらいの頻度で。何がトリガーになるか分かりませんが、炭火の香りとハイボールの味を思い出すだけで、もうその日の夜ご飯は決まってしまいます。今日はそんな日。

焼き鳥とハイボール

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厚あげとハイボール

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焼き物、揚げ物とハイボールの相性の良さよ。
さあ、明日からもしっかりがんばりましょう。

魚がうまい

どうも調子が上がらなかった今週。

週の後半の金曜、土曜は地元の仲間たちとの飲み会が続きました。いつもは肉食なのですが、なんだか魚が食べたくて、金曜日は鯖の塩焼きと子持ちこんにゃくを軸に組み立て、昨夜はイタリアンだったので、スズキのアクアパッツアを軸に野菜をメインに組み立てました(組み立てるって何)。

今日は酒抜きの日。

けだるい身体を奮い立たせて元気を出すため、ガッツリと「焼肉」にしようかと思ったのですが、スーパーに行くとなんだか肉には手が伸びず、結局、ブリ大根、ホッケの塩焼き、肉っぽいところでは、チキンのサラダにしました。いやあ、魚美味しいですね。でも、やっぱり体力落ちて来てるのかな?

今週は出張もあり、なかなかハードな一週間です。しっかり気合いを入れてがんばります。

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カウンターの上にあるものだけで話を進める

昨夜は大阪で取引先と会食の後、地元に戻り馴染みのバーへ。

一人でバーに行く理由は幾つかあるのですが、一つ目は張った気をほぐすため、二つ目は店のマスターや常連さんなどの馴染みの顔を見に行くため、そして三つ目は、予期しないシチュエーションの中で何かを話す機会に恵まれるかもしれないというセレンディピティに対する淡い期待(一つ目の目的と幾分相反するようですが)です。

僕の中で極私的な統計があり、バーに一人で来ている人は、実に詩的な人が多いんです。少なくとも僕が会う人はそういう方が多い。みな何かしら面白い話の一つや二つは持っていて、社交的で明るいけれど、どこか根暗なところがあり、本を読んだり書いたりすることが好きな人。そのようなタイプの人が一人でふらりと来て、たまたまカウンターで居合わせた人と話が始まり、時にカウンターの向こうのマスターも交えて盛り上がったり、学びになったり、被せたりして、ではまた、と帰る。

そんな肩肘張らない時間を過ごすことが出来るのが面白かったりします。昨夜お会いした男性も、そのような方でした。きっと、極私的統計上の「そのような方々」は、酒と同じくらい人が好きなんでしょうね。

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タンパク質だけに、豆知識

予想通りの晴天。

晴れたら25kmランに出掛けようと思っていたのです。3月一週目のフルマラソン前に、まとまった距離を走るのは今日が最後。レース直前の二週間は5km、10kmくらいで適当に調整しなければ疲労が溜まって本番で良い結果がでないと言われています。本当はラスト一ヶ月はクールダウンと言われているのですが、なにせ12月と1月は出張ばかりで忙しかったので、ろくに走ることができませんでした。仕方なしに直前でがんばったという訳です。さて今日は15時スタートで2時間ちょっと掛けて25kmを走って来ました。

本当はもう少しスタートを早めたかったのですが、調べ物をながらの文献探しに思いのほか時間が掛かってしまったのです。お昼前後はあんなに暖かかったのに15時を過ぎると段々と冷え込んで来ます。気持ち良く晴れていたのが嘘のように、六甲山も「今から降らせたろうか」という厚い雲が立ち込めています。そりゃ気温下がるわ。

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走るまでにすべきことをある程度終わらせておくと良いことがあります。それは、お風呂に入りながらのお酒タイム。

風呂のフタをテーブル代わりにして、ハイボールを作り、アテを皿に並べて湯船に浸かり、RadiotunesのJazz Vocal channelを流しながら至福の時間を過ごすことができます。メロウなJazzボーカルが風呂場に響き、ウイスキーの香りを楽しみながらポカポカ温まる。本を持ち込みたくもなりますが、ふやけてしまうのでやめています。

しかし、長距離走った後は筋断裂を起こしているので、必ずタンパク質を一番に摂るようにしましょうね。炭水化物ではなくタンパク質。僕の場合は、走り終わりはすぐに豆乳を飲むことにしています。その後にお酒を飲みたいので、胃に粘膜をはるという目的もあります。

タンパク質だけに豆知識でした。

根拠はないが真実を突いた言葉

40歳という年齢は人生の中で大きなターニングポイント、例えば「折り返し地点」や「不惑」などな言葉で表されているように・・・であることには間違いなさそうですが、自分が思うほど複雑でも知的なものでもなさそうです。

というのも、何気なく聞く無邪気な言葉の一つ一つに、「ああ、これは真実かもしれないな」と何周か回って納得することが多いからです。

例えば、今日。少し喉が痛いな、風邪気味かな、と呟いた言葉を迅速に拾ったSE君がすかさず言った、

「ロシア人はウォッカを飲んで風邪を治すそうですよ」

この言葉を鵜呑みにし、ああ、だから僕は風邪やインフルにも掛かっていないんだ、これが本当の「アルコール消毒」か、と心底納得したりするのです。そこに医学的な根拠があるかないかは分かりませんが。

こういう「根拠はないけれど、なんだか真実を突いたような言葉」というのは記憶の底に残っているもので、もう10年くらい前の話ですが、

『ジェームズ・ブラウンの「ウェ〜」というシャウトと謎のステップを再現できるのは、大阪や尼崎の下町のおっさんしかいない。何かの拍子に「うぇ〜」や「か〜っ」とやるのは、ソウルミュージックと同じだ。底流に流れているのは同じソウルなんだ』

JB御大のライブ映像を一緒に見ながら、先輩の経営者が言い放ったこの言葉も然りで、よくよく考えると全く意味不明なのですが、妙に納得できたりする言葉は、実はよくよく考えなくても良いものなのかもしれません。

これぞ、Don’t Feel, Think.の世界なんでしょうね。

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「速さ」よりも「楽さ」

天気予報のとおり、素晴らしい晴天の一日。

前日の夜に決めていたことがあります。それは、朝起きた時の気分と天気で、走りに行くか、登りに行くか、それとも頭がすっきりしている間に仕事をするかを決めようということです。

幸い前夜の酒も残っておらず、すっきりと目覚めることが出来たのですが、少し寝過ごしてしまったようです。山に行くなら7時には起きなければなりませんし、走りに行くなら8時にはスタートしたいけれど、時間は過ぎてしまっています。

そこで、今日は朝のうちにデスクワークを終わらせることにしました。朝の気持ち良い空気は仕事や読書に向いてますね。

買い物を済ませて、午後からは15Kmラン。今日は久しぶりに、少し突っ込んでみようと思っていたのです。突っ込むとは早いペースで走ること。20kmはちょっと距離が長過ぎるので、15kmで調整。結果的にスピードに乗れず、5分/km フラットペースで15kmを走破。まだまだ身体が仕上がっていないようです。

僕の場合、なぜトレーニングするかというと、タイムを縮めるというよりも、出来るだけ「楽」に走りたいがためなのです。フルマラソンの、あの残り5km、10kmの過酷さったら。足の痙攣は完全に準備不足。毎回、足を引きずるようにしてゴールするのはイヤ。笑)ゆっくりでもいいから、やっぱり楽に走りたい訳です。それにタイムが付いてこれば、尚良しで。

というわけで、まだまだトレーニング、トレーニング!!

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