様々な形のインスパイア


「いつかメーヴェにのって通勤したいなあ」

そう夢見た人は少なくないと思います。
僕もその内の一人。
そんな時代が本当にやってくるかも、と思うような話題です。

本物のメーヴェの推進力は謎ですが、噴気の反動で推力を発生するエンジンを積んでおり、主に滑空によって飛行します。そんな夢の乗り物メーヴェを現代の技術で飛ばしてみようというプロジェクトが「オープンスカイプロジェクト」。このblogでも何度か紹介したことがありますが、youtubeに実際の飛行風景がアップされていたのでご紹介。

OpenSky3.0 trailer

機体が浮いた瞬間、鳥肌が立ちました。こういうプロジェクトは本当にロマンがあって、見る者を奮い立たせる力がありますね。感動。


映像と音楽とのインタラクションをテーマに、Starryworks社が7周年の記念Eventを行なっています。昔から付き合いのある彼らの取り組みを是非見てみたいと、打ち合わせ帰りにふらりと寄ってきました。

スペースの中央に設置されたターンテーブルで回る一枚のレコードが、映像、証明、音を支配しています。スクラッチをして遊んでみると面白い。顔認識技術やカメラに映る自分の映像がその場で取り込まれて音楽に合わせてランダムに再生されるなど、参加者が楽しめるような仕掛けがたくさん。この分野に興味がある人は是非行かれては。特に広告、広報、イベント関係者はお薦めです。

DANCE
開催期間:8/2〜4 12:00〜20:00
福島のPine brooklynにて

http://dance.starryworks.jp/

失った水分を取り戻す方法


ここ数日、日中はMTGのため出ずっぱりの日々が続いております。
まるで東南アジアのジャングルにいるかのような、はたまたサウナの中にいるような天気の中、歩いていても止まっても座っても汗が噴き出し、社内に戻ると冷房で身体が冷えるという悪循環が続いています。

毎日これだけ汗をかいていると、体内の老廃物が出て良いのではとも思いますが、決して代謝が良くなっている訳ではなく、ただ体内の水分が出ているだけだと思うので、失った水分を取り戻す仕方に注意した方が良さそうです。先週から今週にかけて、僕の水分補給方法はビール+ウイスキーの毎日(もちろん、夜限定)が続いていますので、インプットの方法とすれば決して良いとは言えませんね。


与太話が続く時はボトルネックフェーズである、ということは長年自覚しているものの、それをビシっと「大阪の半沢直樹」(現実はドラマよりも何倍も大変らしい)に言われてしまいました。そうなんです、分かってるって。今、先の見えないボトルネックに差し掛かってしまっていたので、半沢を呼んで軽く二杯だけ付き合ってもらいました。ウイスキー二杯、1時間半の軽い宴で、持論のエビデンスとブレイクスルーポイントが見つかったという夜。友というのはありがたいものです。

宵越しの銭は持たない件について


「宵越しの銭は持たない」

稼いだ金はその日にパッと使う、というように思われているこの言葉、今では、飲み歩く時の大人の都合の良い言葉のように使われているような気がします。僕もほろ酔いで帰路についている時にふと頭をよぎる(たまに本当に一人で口に出してしまい通行人を驚かせることもある)言葉であります。この言葉を、かなり前に江戸っ子気質の目上の女性がおっしゃっていたのが格好良くて、ああ、大人だなあと思ったこともありましったっけ。かなりバイアスが掛かっていますが。

「自分のために贅沢をする」とか、「酔った勢いで散財する」などネガな言葉と思われがちですが、実は本来の意味は違うらしい。色々調べてみると、「自分のためだけではなく、他の人のためにも金を使ってしまう」という相互扶助の精神が込められているらしいのです(出典:日経BIZアカデミー)本来の意味であれば、困っている人に酒と飯をおごり、「俺は宵越しの銭は持たねえんだよ」と気風良く帰るのが正しい使い方。
決して、僕のような酔っ払いのオサンが使っては行けない言葉でもあるのです。

語源って奥が深いですね。


曲がりなりにも毎日こうして文章を書いていると、何かを書くということが苦にならなくなり、それはそれで良いなと思う時があります。ちょうど今、仕事でライティングをしているので、特にそう。書くことに対する抵抗がないんですよね。質はともかく、短時間でそれなりの文字数を稼げるのも、こうした日々の積み重ねかもしれません。幸い、原稿も書くことが多いし、週末は大抵レポート書いているし、書くということが増えている今、ああ、毎日こうしてモノを書いていて良かった、と実感。

好きこそものの上手なれ。

この語源も次回調べてみることにしましょう。

30代後半というのは実に中途半端な年代であるかもしれない


録画していた世田谷ベースを視聴していると、所さんが、カスタムしたピカピカのハーレーに乗って首都高を走る映像を撮ろうという企画がありました。ハーレーを駆っている時のBGMをどうしようと相談をしている場面があるのですが、普通なら革ジャンにブーツで「Born to be Wild」やロック系の曲をチョイスすると思いますよね。全然違うんです。

決定したのは、大橋純子の「シルエット・ロマンス」。ああ、なんというハイセンス。渋すぎるでしょう。所さんの服装もTシャツにワークパンツ。「これなら、これ」という枠に全く捉えられないところが、50代の渋いオヤジ衆の素晴らしいところ。画面切り替え時は、北島三郎の楽しげな囃子。この発想が出てくるのは、50代ならではないか、と思うのです。で、そしてこのアレンジが、ドはまりする。「Born to be WildとかがBGMだったら、お茶の間は安心して見れると思うんだけど、それじゃ面白くないんだよね」と。

取引先や飲み屋の常連さんなど、プライベートで可愛がっていただいている50前後の方々は、本当にパワフルで面白い。もちろん人それぞれだと思うのですが、自分より、ちょうど一回り上の方のパワーにはいつも圧倒されます。何だかね、楽しんでいるのですよ。自分達の世代がそれくらいの年齢になった時に、同じくらいの洒落とセンスとパワーを出せるかな、と思うと、正直自信がない。皆様、楽しみ方に奥行きがあるんです。

もちろん、人それぞれだと思うし、世代で一括りにするのはナンセンスであることは分かります。バブルを経験している、とか、子育ても一段落して経済的にも時間的にも余裕があるから、など、杓子定規的な判断も良くない。たまたまかもしれなけれど、そういう方々が多いような気がします。当たり前だけど、僕達30代後半世代は、アウトプットにアレンジがまだまだ効かないんですよね。センスに余裕がない。イマドキの曲も分かるし、父親世代の曲も知っている。どの時代もそうかもしれないけど、中途半端な世代であるのです。

まあ、何が言いたいかと言うと、自分達の世代に否定的な何かを書きたいのではなく、「日々勉強」ということです。毎日必死で当たり前。成功と苦労を積み重ねていくことが経験であり、アウトプットは経験に基づく、ということなんだろうと思います。仕事においても趣味においても。

そういう事を考えながら、また明日からがんばって行きたいと思います。
それでは今日はこの辺りで。

程よい「街の大きさ」とは


昨夜、梅田で韓国料理(東梅田の「味家」がお気に入り)を堪能した後、芦屋へ。時間も22時半で少し早かったので、いつものバーへ。Norah JonesのLIVE DVDをみながら常連さん達と水割りをガンガン、最後の〆として一人で最近オープンした別のバーへ。ここは宮城峡、山崎、余市などの和ウヰスキーが充実。仕事を退職された女性二人が切り盛りされている落ち着いたバーで〆にはぴったり。

気づくと1時半だったので、さすがに帰ろうと思って歩いていると、あるカフェバーのオープンテラス席に友人が!家も遠いしこんな時間だし、おお、なんでこんな時間に飲んでるの!?とひとしきり立ち話(さすがに時間も時間なので席には座らず)。彼と別れ、偶然の出会いが嬉しくてニコニコと歩いていると、家の近所でまた友人にバッタリ。半径数百メートルの狭いエリア、しかも真夜中になぜこれほど知人友人に出会うのか。これが芦屋という程よいサイズの街の良さであり、フライデーナイトであり。


今日は少しだけ二日酔いの中、元気に出勤しています。
さて、そろそろ帰りましょう。

今週もお疲れ様でした。

塗り絵が動き始める “colAR” にエンジニアの愛情を感じる


AR(拡張現実)技術というのは、行動、参加、リアルタイム性、ビジュアルによる感動が合わさって初めて成り立ちます。マンハッタンの街中を舞台にバトンを奪い合うゲーム性のあるNew BaranceのARプロモーションは記憶に新しいですね。

さて昨日、techcrunchで見かけたこの記事にいたく感心。
まさに「夢のあるAR」がリリースされました。

「colARは驚異的なAR―子供の塗り絵がiPad/Androidタブレットから飛び出してスーパーリアルに動き出す」(JP techcrunch へリンク)

誰でも子どもの頃に一度は、自分が書いた絵が動き出したらいいのにと思ったことがあるのではないでしょうか。こんな車が走ったらいいのに、こんな飛行機が走ればいいのに、こんなお姫さまがいたらいいのに・・・そんな夢を実現したのがこのアプリ。http://colarapp.com/ から塗り絵をダウンロード。プリントアウトして塗り絵をし、タブレットのアプリを起動してカメラをかざすとこのとおり。まずはご覧ください。

ARは「現実空間ではあり得ないこと」を、あたかも本当に起こっているように見せることができる、という原点を素直に見つめ、子どもの頃に思い描いたことをそのまま実現。エンジニアの遊び心と愛情を感じます。techcrunchによると、”テクノロジーとしては、3DレンダリングにはUnityのエンジン、画像認識にはQualcomm’s Vuforiaフレームワークを使っているようだ。”
既存技術の組み合わせで、こんなに夢のあるアプリを開発できるというアイデアに感心。このニュージーランドのこのスタートアップスにPixarと同じ匂いを感じるのは僕だけでしょうか。

それでいいのだと思う


息つく間もない一日。
ようやく落ち着いた午前1時半。夜風が気持ちいい一時。


酒を飲みながら日本考。
歴史を紐解きつつの結論は「その時代、その時代で、みんなごちゃごちゃ言いながらやってたんやで」。日本のはじまり、天皇家、薩長と会津、イギリス議会政治の起こり、酒場のおじいさんの話、CIA、裏社会の必要悪まで、話題は途切れず、気付けば終電。タクシーで大阪駅まで飛ばしてギリギリ終電に飛び乗る。そこで諦めずに改札を走り切り、車両に飛び乗って汗だくになりながら飽きもせずにビジネスについて話し続けるところに青春を感じる。全ては自己満足だ。それでいいのだと思う。

Nicola Conte – Mystery Of You

告知:グルメ紀行


久しぶりのグルメ紀行です。
同級生が二店目の店を東心斎橋にオープンしたので顔を出して来ました。

それが、色んな意味で想像を裏切る店。
大好きな日本酒の充実ぶりよ。

地酒✖有機野菜
Bonbori
大阪市中央区東心斎橋
1-8-18 ウエシマビル2F
17:30-1:00

店内の壁には、堀江で活躍するアーティストによる日本酒日本地図が。

酒蔵が津波で流れても、協会に預けていた酵母で見事に復活した、幻の酒、寿も。

酒の一杯、一杯に拘りを感じる。
これぞ職人の技。

そして、日本酒に合う料理の数々。

本当に日本酒党は一度は行くべき店です。
大満足でした。


二軒目は同じく心斎橋の宮田麺児へ。

ここのつけ麺も旨かった。

すっかり、平日の上質の息抜き。

スイッチが入ってしまい、この後、地元で二軒を回ったことは内緒です。

明日は最終金曜日。
しっかり〆てまいりましょう。

明日のDestinationは見えているか


深夜の社内。
窓越しにビルの夜景と眼下を走る車のヘッドライトを見ながらの時間は嫌いではありません。夏日が続き、昼間が暑い分、夜の生暖かい風が心地良い。皆さん、今日もお疲れ様です。


FBのヘッダー画像もロケットだし、MBAのデスクトップ背景もロケット。

常に飛びたい願望(垂直でなくても可)。
地球の重力に逆らい、複雑な計算をして宇宙の一点を目指すテクノロジーに変な憧れも。広大なところ、気持ちの良いところに行くと必ず飛ぶんだけど、その時ほど「重力」を感じることはない。宙を浮いていられるのも一瞬だけ、高く、と思っても気持ちだけで身体は落下していく。地面にたたきつけられた時に感じる足の衝撃に、現実を知る。これが37歳。(どんなんや


Ananda ProjectをEmbedした昨日から、また自分の中でAP熱が。
深夜作業のお供は、やはりAPの「Destination」。
一度聴くとそればっかりになる。

明日のDestinationは見えているか。

Ananda Project – Destination

悪い大人を見てホッとすることもある


お酒の失敗とか、ああ、無駄金使っちゃったな、とか。
まあ、馬鹿に塗る薬はないってくらい僕も、色々とやらかしてきました。

最近は多少おとなしくなっているものの、たまに失敗しては、ああやっちゃった、と多かれ少なかれ落ち込むことってありますよね。そんな時は「はるかに悪い大人」を見て安堵を覚えることも良し。最近読んでいる本の一つが伊集院静さんの「大人の流儀」。大人の男とは、昔ながらの豪傑、粋とは・・・ということが、いかにも伊集院さん的な視点で春夏秋冬に分けてエッセイ的に書いてある本です。格好いいな、確かにそうだよな、と思うこともあるけれど、正直、「悪い大人」ってこんなものなのだな、という以外に感想はありません(笑)。酒、博打、ゴルフ、仕事、冠婚葬祭時の振る舞い・・・根が真面目(自分で言うな)な僕からすれば無茶苦茶やん、と思うこともたくさんあるけれど、どこかで「ああ、こんなんでいいんだ。こんな大人もいるんだ」と納得できる(無理に納得させる)材料になり、どこかで安心することができるのです。自己肯定の材料にはならないけれど、悪い大人を見て、自分の失敗の小ささを実感する。たまにはアリだと思います。


久しぶりに今宵は新大阪の「キャプテン翼スタジアム」でフットサル。
夜風に吹かれて気持ち良い。
やっぱり運動が心身共の健康維持には最適ですね。