海と一体になる感覚、タラソテラピー


出張先の愛知県にある タルゴラグーナ にてタラソテラピーを体験して来ました。大事なことなので二回言いますが、あくまで仕事です。

タラソテラピーは、フランス生まれの海洋療法。

体温と同じくらいに温めた海水のプール(タラソプール)で体をゆっくりと温めながら、水圧を感じて運動を行うことで、血流を良くし、筋の緊張を和らげ、深いリラクゼーションを得るもの。温海水プールに入った後は、サウナやマッサージなど、様々なプログラムが用意されており、温めた体で効果的なタラソテラピーを受けることが出来ます。

この温めた海水のプールなのですが、タラゴラグーナのプールは世界最大級。真水の温水プールとは全く違う、重たく、柔らかく、まろやかな感覚で、プールの中にいるだけで明らかに効果がありそうな感覚なのです。説明を聞くと、海水の成分は羊水の成分と類似しており、それを不感温度に温めているため、究極のリラクゼーションを得ることができるみたい。また、海水にはデドックス効果(特に利尿作用)があり、むくみ解消には抜群だとか。

実際に体験してみると本当にそんな感覚になりますね。普通の温泉は温度が熱かったり、臭いが独特だったりしますが、タラソはそれとは全然違って本当に心地良い感覚になります。まさに、海の湯治場。

プールには様々なジェット水流が用意されていて、腰や背中、肩などに当てて解すことができます。

近場の名古屋だけでなく、遠く大阪や東京から湯治感覚で長期滞在される人もいるのも納得な施設。ホテルも一体になっていて、一泊から長期ステイも可能。

こちらはデラックスルーム。

部屋のベランダからは、マリーナや遠く三河湾の雄大な景色が。サンセットが最高に良いらしいです。

施設内にあるカフェ。
ここも日差しが燦々と降り注ぎ、眺望抜群。

施設の横には、レストランが併設されています。
気持ちの良いデッキ。

ラグナシアの観覧車が目の前に見えますね。
夏には花火が上がります。

というわけで、タラソテラピー最高でした。
仕事ではなく、ゲストとしてステイしたいものです。

金曜日の夜にふさわしい “EDM” について


最近、空前のブームを見せているというEDM(Erectric Dance Music)。

昔からの美メロハウス好きを自負していますが、House、Deep House、Club Music などと呼んでいたジャンルに加えて、現在では派手目なサウンドやプログレッシブをひっくるめて一括りにEDMと呼ぶようになっているようです。でも、ゴリゴリのTechnoとはちょっと雰囲気が違う感じかな。

どっちかというと、ラスベガスにあるような大箱のクラブでセレブ達が集まって金曜日や週末の夜にガンガン盛り上がっている感じというか、もっとイビザ島に近い感じというか(笑)。

で、信じられないことに昨今のブームを背景に、トップDJ達はめちゃくちゃ稼いでいる訳ですよ。先日リリースされたForbesに、DJ長者番付が掲載されていました。

The World’s Highest-Paid DJs: Electronic Cash Kings 2014

それによると、ランキングは以下のようになっています。

1, Calvin Harris
2, David Guetta
3, Avicii
3, Tiesto
5, Steve Aoki
6, Afrojack
7, Zedd
8, Kaskade
9, Skrillex
10, Deadmau5
11, Hardwell

一位のCalvin Harris の2014年の稼ぎはなんと、USD 66M(!)ですから。日本円にして66億円以上ということになります。すごいわ、世界は広いわ。スポーツ選手長者番付の1位、タイガー・ウッズの 2013年が 74億円、2位のロジャー・フェデラーが 68億円ですから、そのレベルですね。3位のLakersのスーパースター、コービー・ブライアントを抜いちゃってるもんね。でも、ベテラン勢の David Guettaや、僕も好きな Kaskadeなんかもずっとトップにいるというのが嬉しいところです。

2ヶ月前にLAに行った際、友人から「飲食でもエンターテイメントでも、こっちで成功するというのは日本で成功するのとは “桁” が何個も違う」というようなことを聞きましたが、本当にそう。スケールメリットでしょうね、とにかく動いている金の額が違う。

まあ、それが良いか悪いかは別にして、今日は金曜日ですから今流行りのEDMに乗っかってフロアにいる気持ちにでも浸りましょう。僕はまだオフィスで仕事をしていますが・・・

さて、今日の一曲は、めでたくDJ長者の二連覇を成し遂げた、スコットランド出身のCalvin Harris です。少々「大人なシーン」がありますので、お子さんが寝てから視聴してくださいね。

Calvin Harris – Thinking About You ft. Ayah Marar

それでは、皆様良い週末を。

視点を変えてみよう


2011年5月21日のTED Tokyoのプレゼンが、最近ハフィントンポストに再掲載されていたので改めて視聴してみました。「地面がなくても野菜が育つ! とある日本企業が開発した「魔法のフィルム」がハンパない」

TEDxTokyo – 森有一博士 – Soil-free Agriculture [日本語]

この技術がいかに素晴らしいかという解説については専門家の皆様にお任せするとして、このようなプレゼンを見た時に瞬時にワクワクするのには理由があると思うんです。まず、その分かりやすさ。最初の1分で、もうすごいと思う。全部聴いてもわずか8分です。人をワクワクさせるプロダクトが持つ要素は、

分かりやすい
誰が見ても素晴らしいと思える製品
世界が変わる可能性を瞬時に感じる

ただ、これらをクリアするためにはどれだけの技術力とTry and Errorが必要かということは容易に想像できます。素晴らしい。


こちらもご存知の方はご存知の、Air Swimmerです。日本でもAmazonや楽天で買うことができますね。このアイデアもとっても面白い。

Air Swimmers – Awesome RC Flying Shark and Clownfish!

ちょっと視点を変えてみるだけで面白いものを生み出せる好例だと思います。

とにかく、人間というのはChill Outを求めたいのだ


英米人が使う ”Chill out” という表現は、ドラッグ的な幻覚から覚醒するという意味ではなく、「ゆっくりしたい」「落ち着きたい」という意味で使うことが多い表現です。

ですが、その前の状況としては、「work too hard」であったり「too much drink」であったりする訳で、その人のキャパシティを超えた何かがあって、そこから自分の世界に戻って来たいと感じることを”chill out”というのではないのかなと、個人的に解釈していたりします。

この欲求には個人差はあるものの、大抵、僕の場合はprimitiveな感覚に戻ることによって”chill out”したいと思うことが多いようです。具体的に言うならば、美しい風景を見たり、原風景を思い出したりですね。

そこで紹介したいのが、”A river runs through it”という映画です。

僕は何もモンタナ州の生まれでも何でもなく、ただの関西生まれ関西育ち、釣りなんて何の興味もない、どうしようもない奴なのですが、幼い頃にビデオで見せてもらったカナダやアメリカ北部の大自然の映像が未だに脳裏に焼き付いており、それを思い出すトリガーになるのが、この映画な訳です。


人それぞれ、Chill Outしたい時の過ごし方は様々でしょうけれど、少なくとも、「何か」に戻りたいというのは自然の欲求ではないでしょうか。そして、戻る場所には、何らかの意味があるのだと思います。

消しゴムはやっぱりSTAEDTLER


一人でいると、自然に規則正しい生活になります。

しなければならないことが決まっているし、イレギュラーが発生しないので、オンタイムよりもシステマチックに動ける感じ。仕事中はイレギュラーが発生しまくりますからね。「この次はこれをして、その後はこの打ち合わせをして・・・」というスケジュールなんて、一通のメール、一本の電話でいともたやすく崩れてしまいます。

こちらでは夜に帰ってくると、ジョギングをして、近所でご飯を食べるか買うかしてホテルでPCをカチャカチャする。飲む前にセンシティブな案件は先に片付けておき、それが終われば、好きな音楽を掛けてお酒を飲み、リラックスしてこなせるような仕事や書き物は寝るまでの時間に行う。

ああ、規則正しい!!

たまにFBをのぞいては、お盆休みの楽しそうな写真を見て癒やされたりね。

もちろん、取引先の中ではお盆休み関係なく動いているところも多いので、普段と変わらずメールもバンバン飛んで来て、いきなりその対応に追われるということもありますが、ピリッと効いたスパイスのようなものと思えば、それも味わい深いものです。

無機質であるが故の美しさ


ハフィントン・ポストに、1935年当時のモスクワの地下鉄駅の写真が掲載されていたのでとても興味深く見ました。

1935年。モスクワ。地下鉄駅(画像集)

旧ソ連という社会主義の盟主であり冷戦時代にアメリカと技術発展で凌ぎを削った国の地下鉄の駅は、80年前であるにも関わらず近未来的なイメージさえさせます。だって、今の地下鉄駅と変わらないし、スタイリッシュなエスカレーターは現代のものよりも洗練されたイメージ。モノクロであるがゆえの美しさもあるかもしれません。

一方、当時は、当然ながら社会主義国家ですから「革命の敵はすべて抹殺」という大粛清時代でもあります。この無機質な美しさの裏側には、幾万もの血が流されているという時代の暗闇も垣間見ることができます。


無機質な美しさは、個人的な好みでもあるのですが、映画で言うとやはり「ガタカ」を挙げておかなければならないでしょう。

この映画については何度か触れていますが、とにかく惹かれるのは、アンドリュー・ニコルの美しい世界とマイケル・ナイマンのノスタルジックな音楽でしょう。

自分のブログを検索していると、2006年の10月に簡単なレビューを書いていました。ちょっとピックアップしておきます。

近未来、遺伝子の優劣によって人生が決まってしまう、無機質で定められた悲しい世界。その悲しさすら美しさに変える映像美。ロケで使われた、フランク・ロイド・ライト設計の、マリンカウンティシビックセンターの、重厚かつ、曲線の美しさ。全てが夜か、セピア色の夕日に照らし出された世界。リアルに描写された、人間の内面の心の葛藤や劣等感が、スタイリッシュな世界の中で、より際立つ。レトロ・フューチャー的コンセプトを徹底的に視覚化した美術。

この映画には大好きなCITROENのDSが出て来ます。
ユマ・サーマンが乗るからまた一段と味わい深い。
まさに名車ですね。

旅ランというライフワーク


腰痛悪化のために少し休憩していたランニングですが、徐々に快方に向かっているため、筋肉をほぐし、汗を流してデトックスするために、久しぶりに走って来ました。滞在しているホテル近くの多摩川河川敷です。

こちらは等々力陸上競技場ですね。

途中から雨が降り出したので切り上げてきましたが、それでも、やっぱりランは気持ちいい!!!しっかり汗を流した後は、ビールとハイボール。ここで飲まなきゃ痩せるのになあ。酒量が多いのが弱点ですね。

前回の旅ランは、二ヶ月前のミネソタ州と、シリコンバレー、そしてロサンゼルスでした。今回の東京滞在でもラングッズ持って来て良かった。旅ランの魅力に憑かれたら、もう中毒になりますね。最高です。

夏の風物詩:一家離散


お盆休みに入っているところも多いのではないでしょうか。
今年の我が家は一家離散。パパは東京で大学の講義のため一週間一人暮らし。娘たちは、祖父母に連れられて八ヶ岳の山荘へ行き、家内は地元で悠々自適という構図。いかにも我が家らしい離散ぶりです。

出張や海外など、一週間単位で娘たちと会えないことは良くあるとは言え、それはそれでなかなか寂しもの。今は、facetimeやLineなどでWeb-conが出来るだけ良い時代になったという感じでしょうか。

ちなみに、一人暮らし中のアイテムとして、やはりどこに居ても良質の音が聞ける「A33」を持参しています。これ、本当に良いわ。

ちなみに、A33のレビュー記事はこちらから。


8月は「人の命」について考える機会が多くあります。

終戦、日航機墜落事故。
最近では、エボラ出血熱から今朝のロビン・ウィリアムスまで(泣)。

この人は明日も生きているはず。
今日と同じ日が明日も続くはず。

これらのことすら改めて考えることもないくらい、人間って意識のどこかで、今日と同じような一日が明日も過ごせると安心しているところがあると思います。でも、誰が明日のことなど予想できるでしょうか。たった一日、たった一晩で、平和な日常が一転してしまうこともある。だから、家族や仲間や友人たちには、いつも感謝の気持ちと愛をもって接していたいと思います。

明日死ぬかのように生きろ、永遠に生きるかのように学べ

上記の有名な格言があります。
自己を奮い立たせるための言葉としてはとても素晴らしいし、僕も座右の銘にしている一つではありますが、いつでも死ぬ覚悟を持って生きられるというのは、まあ、残される可能性がある人々にとっては辛いものですね・・・

それでは、また明日。

【極論注意】InnovationとVisionが会社員から生まれない理由は、給料という制度に縛られているからである


財布の中に入っている千円、二千円を数えながら日々を生活しているサラリーマン(自分を含む)がInnovationを生み出そうと思っても、それは現実的に難しいという理由の一つとして、「人生、受託仕事」という一言に尽きると思います。お金をゲット出来る手段が、唯一、給料であるからですね。つまり、ニーズあっての仕事だからです。ニーズが顕在化している前提の上で仕事をしても、それはマーケットに対しての「工夫」であって、Innovationでも、Visionでもない。

サラリーマン(=社員)というのは、給料を経営者から得る人達のことです。そして給料とは、自分の労働の対価として会社(経営者)から受け取る物です。つまり、サラリーマンは会社がオーダーする仕事を受託しているのです。会社のオーダーに対して満足の行く仕事をすると、気持ち良く給料を受け取ることができる(オーダー以上のことをした場合は、色が付くかもしれない)。しかし、及第点に至らない場合や、客(経営者)が満足しない場合は、叱責と共に給料も減る。それが、会社と社員の関係です。ちなみに、ここでは経営者が従業員のモチベーションを上げるために取る工夫については言及しません。

しかし面白いことに、ほとんどのすべての会社は、やはり同じように取引先から仕事を「受託」しています。客にサービスや製品を提供し、その対価としてお金を得る。つまり、ニーズが顕在化しているという大前提があって初めて、金をゲットすることが出来るのです。サラリーマンも会社も、マクロ視点では、全く同じ土台の上に成り立っている訳ですね。もちろん、世界のごく一部の企業は「ビジョナリーカンパニー」です。それは、マーケットの期待値やニーズを勘案するのではなく、社会は、未来は、人類はこうあるべき、という概念先行・理念駆動でマーケットを牽引する力を持っている企業です。概念駆動型の企業はリスクを恐れない。だって、マーケットがないから儲かるんでしょ!?という子供のような心を持っていて、実際、そこに全力で進むからですね。最近では、Uberや、Squareがその典型です。

さて、InnovationとVisionに話を戻しましょう。よく「100年続く会社を作りたい」という経営者に出会います。しかし、そんな経営者に限って、「副業禁止」などといった極めてレベルの低いレギュレーションを設けていたり、管理やマネジメントに血眼を注いでいたりするのですが、そんな会社は一代であっという間に終息します。100年続く企業にしたいのなら、Innovationを生む土壌を作るのが先決です。その土壌は何かと言うと、それは「金の心配をしなくても良い」または「金は自分で自由にどんどん稼げ」ということを制度として容認するかどうかなのですね。

前者の場合は、大企業がそれに当たります。大企業というのは、とても素晴らしいオプションを保有しています。家賃補助制度、福利厚生、残業代、社員持ち株制度、ランチ手当、家族手当など、額面に現れない手当で、従業員が千円、二千円を数えながら生活しなくて良いように、ゆとりのある制度と給料体型を数十年に渡って計画的に提供しています。しかし、中小零細企業は、当たり前ですが、そこまで充実した制度を整備する体力がない。よく言われる、「金なし、人なし、時間なし」という典型です(一部、めちゃくちゃ儲かっている中小零細もありますが)。だからこそ、逆に従業員を自由にすべきなのですね。会社としてはこれだけしか出せないけれど、足らない分は、自分で稼いでね。というスタンスでしょうか。


少し話が逸れましたが、Innovationを生み出すために中小零細のサラリーマンが出来ることとしては、常に、自分主体で物事を考えることと、これからの時代はこうあるべきという、概念先行で物事を考えれるかどうかです。身近な人間を決して見てはいけない。身近な人間を見ていると、その範囲でしか大きくはならない。ましてや、上司や経営者を見ていてはいけない。そこから先に大きくなる余地はない。企業が経営者の器でしか大きくならないというのは、プランターで育てた野菜が、大きく成長しないのと同じ意味です。だから、自分が大きく成長したいのであれば、会社を見ないようにすべきなのです。

逆に言うと、そういう人間ばかりが集まった集団組織というのは、リミッターが外れた「成長力が青天井な」企業ということが出来ます。そこまで行くと、強い組織ですね。そんな素敵なチームを作ってみたいと思うのが、人の心というものでしょう。

僕は、概念先行、理念駆動という言葉が大好きです。
過去記事でも、色々とその観点から書いています。

理念(理想的概念)とハードウエア、ソフトウエアの関係(2014/3/18)

ソーシャルシティと概念先行型(2013/10/12)

自分の価値、集団として、チームとしての価値を上げるためには、見えないものを見ているかのように果敢に挑戦し続ける力と、リスクを取らない器、100年先に何を残したいのかという、理念とビジョンがあるべきだと思う、今日この頃なのでした。

※この記事は1000%、自省を込めて書いています。

次回は、スクラップ アンド ビルドという資本主義経済の根本について持論を展開したいと思います。(←酔っぱらい)

アイラの香りと島国との関係


一山越えた時に、句読点代わりに飲むモルトの旨いこと。
それが、気心知れた友との時間であれば、なおさらです。

という訳で、今夜は大きな山を超えたご褒美にと、オールドウイスキーの名店、西天満の「ローズバンク」へ。

まずはアイラフェアでのアニバーサリー限定ボトル、ラフロイグの出品ラベルを。かなり若いラフロイグです。

こちらは、ボウモア1988年ボトリング。
Perfume世代のボトルの一世代前、名品です。


グラスの中にねっとりと残るピートの香り、それは言い換えると、磯の香りかもしれません。

日本人のアイラ好きは、やはり島国で生まれたからこその環境ゆえの国民的な味覚に関係するのかも。ご飯の上に味付け海苔をのせて食べることを嫌がる人はどれくらいいるでしょうか。明太子は?イカの塩辛は?ワカメのふりかけは?

たまに「全部嫌い!」という人もいると思いますが、少なくとも、僕は磯の香りがするピートの芳香は大好きです。安心感なのか、ノスタルジーなのか。

日本人の心と、アイラ島のモルトは共通点があるのかもしれませんねえ。