いかに美味く飲むかを追求


朝5時に起き、ワイヤレススピーカーA33の電源をONにし、ゆっくりとコーヒーを淹れる。

この時期、日が長いので外は既に薄明るく、カーテンを開けて空を見上げると、曇り空。少し前まで天気予報では「晴天・猛暑日」だったはずなのに。でも曇ってる方が日焼けせずに良いか、などと考えながら車を走らせて宝塚のゴルフ場へ。

湿度は相変わらず。

でもこの湿度の中で、そして、このゴルフ場の青々とした芝を見ながら飲む缶ビールの美味しいこと!刺さるような日差しの中で飲むビールも良いけれど、この蒸し蒸した中での、しかも朝一番のビールも最高です。(準備してくれた同組のK君ありがとう)

スコアの方は、まあ、いつもどおり。
前半ちょっと叩きすぎたけれど、結果、90前半なら良しとしよう・・・と自分に甘くなって来ました。腰痛さえなければ普段から練習場も行けるのになー・・・と言い訳です。もっとがんばらないといけません。


帰宅後、なぜかスイッチが入ってしまい、キッチン磨きと部屋の片付けを。磨き過ぎて手首が腱鞘炎みたいになってしまいましたが、きれいになったキッチンとリビングを見ながらウイスキーソーダを飲んでいると、そんなことも忘れてしまいます。

家事全般は趣味みたいなもので、全く苦にならず好きでやっているという話をこのブログでも良く書きますが、無論、家内が何もしないという訳ではありません(笑)むしろ平日は僕の帰宅が遅い(飲みも多い)ので、家のことはほとんど出来ません。せいぜい、リビングの片付けと自分の服のアイロンくらい。

子供が大きくなってくると、週末は週末で習い事の数や回数も格段に増えて、土日でも塾等の送り迎えなどで家内も子供も忙しい。そういう訳で、僕も一人で図書館に行ったり、走ったり、登ったり、ゴルフしたりする訳ですが、家事って基本的に「誰かがやれば良いこと」と思っています。平日のルーチンはさておき、自分が家にいる時は何でもやるし、気付いたことがあればサッとする。

でも結局は、落ち着いて酒を飲むための環境作り、つまり「酒をいかに美味しく飲むか」を追求した結果なのかもしれません。あるいは理由付け。

嗚呼、酒好きって、それ中心。笑

美しいものは美しい – Citroen DS Decapotable


パリではシトロエンDSをチャーターしてハイヤー代わりに使うサービスが人気とのこと、大のDS好きの僕からしてみれば(好きだけれど所有するには金と勇気がいるため至らず)、とても魅力的なサービスで、さすがはパリ。GQのニュース記事とギャラリーの写真に夢中になってしまいました。

シトロエンDSのハイヤーがパリで人気!(GQ Japan)

(写真:GQ)

DSは1955年から20年間生産された高級サルーン。時代を経た今でもこのアバンギャルドなデザインは古さを全く感じさせません。名車と呼ばれる車は、アストンマーチン db5、ジャガーEタイプ、オースティンヒーレースプライトmk1、など数多くありますが、僕個人としては、DS、その中でもDecapotable[デカポタブル(コンバーチブル)]は名車中の名車ではないかと思っています。

(http://fr.yoyowall.com/wallpaper/citroen-ds-21-decapotable-noir.html より)

大好きな映画「ガタカ」の近未来な世界でも、DSのDecapotableがユマ・サーマンの愛車として登場していました。劇中では近未来ゆえに電気自動車という設定、従ってエンジン音はせず、ヒュイーンと走るのですが、全く違和感がない。

時代を超えても、美しいものは美しい。
デザインの極意を見た気がします。

いずれにしても、パリ。行きたい!

肉とサラダとお酒


雨の土曜日は巣ごもりするには最高。

これは良いチャンスと、一日中PCと本と向き合う日となりました。こうなってくると食事をとることさえ面倒くさくなってきます。それなら別に食べなくても良いではないかと自問することになるのですが、やっぱりお腹は空くというコンフリクトと向き合わなければなりません。あいにく家族は友達ファミリーと遊びに行っているし、さあどうするか。

こんな時にいつも使っているのは、セブン-イレブンの「サラダチキン」。

プレーン、ハーブ、レモンの三種類の味があり、どれも美味しいです。チキンをスライスしてレタスやキャベツなどの野菜と、オリーブオイル、ハーブソルト、マヨネーズなどと和えるだけで結構なボリュームのサラダが作れてしまいます。という訳で、完成した一人飯はこちら。

炭水化物なしの食卓。サラダと、奥に見えるのはコストコのプルコギと目玉焼きです。そしてもちろんハイボール。調理時間10分(笑)糖質制限をしていると、どうしても肉と野菜中心の生活になりますね。

とはいえ、このような瓶の前を通ると、たまにはがっつりビールも飲みたくなるので、そんな時は無理せずに飲むようにしています。グランフロントの地下は今日も盛り上がっていますよ。

クルマとの別れに一抹の寂しさを覚える


7年乗った車との別れ。

所詮クルマ、されどクルマ。

やはり寂しいものです。その前に乗っていた車も7年乗りました。僕の乗換周期は大体7年のようです。普段は電車移動を好むので(時間と本の両方が読める)、運転するのはせいぜい週末や連休くらいのもの、昔に比べて車に対するコダワリもなくなって「手段」となり、どちらかというと毎日乗っている家人の方が愛着はあるようですが、それでもやっぱり、お世話になっているクルマ屋さんに引き渡して見送る時の寂しさったら。

若い時はシトロエンやビートルなどクセがあるのを好んで乗っていましたが、結婚してからはたくさん人が乗れることや荷台が広いことなどを条件に選ぶことが多くなりました。そういう理由で、前の車も大型SUVだったし、今日見送ったのもステーションワゴン、そして次の車も似たようなステーションワゴンになる予定です。

ともあれ、あちらこちらにたくさんの荷物を乗せて連れて行ってくれた愛車に感謝。
たくさんの思い出をありがとう。

セレンディピティなウイスキー


新幹線で痛ましい事件が起こってしまい、友人達も数人、大きな影響を受けました。

このような事件はあってはならないことではあるものの、すべて人間が作った人工物である以上、また、それをオペレーションし、利用しているのが有機物(人間)である以上、「安全神話」などというものは存在しないというのは自明の理です。安全であるということは「事故が起きる確率が低い」ということであって、ゼロではない。そのことを考えつつ、しかしそれを出来るだけゼロに近づけるにはどうすれば良いのか、日々必死に考えている人間の汗は尊敬に値します。


このようなこともあって、関東から親友とも言うべき先輩経営者が、何時間も遅れて来阪されました。今日は会う予定にはしていなかったものの、事件の影響でぽっかりと夜の予定に穴が空いたそうで、急遽声を掛けていただき、何度目か数え切れないくらいの酒を共にするというセレンディピティな夜。

お互い、自他共に認める自由人。とにかく「型」が嫌いで、自由を奪われる空気を察したらすぐに引いてしまうような人種だからこそ、共感し合えることも多いのです。

イングリッシュ・ベイの風の音と空気の香り


夏を飛ばして秋が来たかと思うくらい涼しい日曜日。

向かい風は走るには辛いけれど、この時期のジョギングにしては極めて珍しく、ほとんど汗をかかない薄暮の12Kmランです。

人間は視覚だけでなく、五感で記憶する。

そう実感したのが、ちょうど大学の競技カヌー部が一日の練習を終えて片付けをしている横をサイクリストがスーッと横切った時でした。

夕暮れの日差しが季節に違わず強い反面、涼しい風が強く吹いてゴウと耳元で鳴った時、バンクーバーのイングリッシュ・ベイをジョギングしている気分になったのです。

イングリッシュ・ベイにいた13年前の夏を何故フラッシュバックしたのかは分かりません。ジョギングしている芦屋浜の景色もバンクーバーとは違う。でも、あの夏でも特有の涼しさ、からりとした空気と強い風、そして浜沿いのジョギングロードと、日差しのコントラスト。それらをちゃんと五感で覚えていたようです。

不思議なものです。
ちょっとしたことがきっかけで昔の景色を思い出す。僕にとってそのきっかけになるのは、風と空気の香りなんです。

エキサイティングな週の後半


週の後半はもう記憶がないくらいに忙しく(仕事のことは一旦忘れたい)、夜も会社の打ち上げや、関西のメーカーズが集まる飲み会がありブログの更新が出来ないまま土曜日の夕方です。

ちなみに「メーカーズ」というのは、ものづくりに携わる人達のこと。日本でもクリス・アンダーソンの「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」がベストセラーになってから、個人でものづくりをする人達のことをそう呼ぶようになってきましたね。

昨晩集まった人は文字通り「メーカーズ」な人もいれば、メーカー勤務、ハードウエアスタートアップ、大学や研究室、IT、デザイン、ソフトウエアやアプリケーションエンジニアなど、会社の垣根を超えて様々な人が集まりました。IT業界と違い、企業間での交流が少ない製造業界において、このイベントは(予想はしていたけれど)とても楽しかった!次回の開催、今からとても楽しみです。


さて、そんなバタバタの日々が続きましたが、今朝は5時起床でゴルフ。

睡眠時間が短かったので、どうなることかと・・・心配していましたが、すっきり起きて、いつもかわいがっていただいている取引先の社長と役員の皆さんと楽しくラウンドしてきました。この写真は、165yard Par3の第一打。ベタピンでバーディーいただきました。スコアの方はいつもと同じく平均くらいでしたが、やっぱりバーディーはテンション上がる!

ということで、今日はここまで。
明日は落ち着いて過ごせそうです。

皆さんも良い週末をお過ごしくださいね。

一服の清涼剤


前回の記事でカミーノ・デ・サンティアゴのことを書いてから、その当時に読んだ本や、旅行記をまとめたサイトなどを思い出し、懐かしく読み返しながら、ちょっとした旅行気分を味わっています。

そんな中、色々旅行記を検索していると偶然とても素敵なサイトを見つけました。それがこちら。

「閑古鳥旅行社 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼」

2012年なので今から3年前の比較的最近の旅行記ですが、巡礼中の日々を日記として残されていて(しかも毎日!)、これが文章も写真も、本当に素敵なのです。

特に朝夜の殺伐とした通勤電車の中で読んでいると、気分はフランスへ。ちょっと追われている日々の一服の清涼剤。やっぱり旅行記はいいですね。


さて、こちらの写真は昨夜のお肉。
終電を逃してタクシーで夜中に帰って来たけれど、本当に楽しい仲間達との素晴らしい夜でした。タクシーの運転手さんもとても良いおっちゃんだったし。笑

道に通じる話 〜 カミーノ・デ・サンティアゴ


上半身裸で陽射しをジリジリと身体に感じつつ、したたる汗も気にせず走っていると、ああ、狩猟時代の人間はみんなこうだったんだろうな、今みたいに高機能なランニングシューズもなく、どこでも気軽に水分補給できる訳でもなく、ただ獲物を仕留めることだけを考えながら、裸足で走り続けてたんだろうな・・・と、狩猟時代に思いを馳せることがあります。

そこまで遥か昔に遡らなくても、ほんの100年前、旅客機や自動車や鉄道がなかった時代は、当たり前のことですが、人は徒歩か馬で移動していたんですね。改めて考えるとすごいことです。


先日飲みの席で「一ヶ月休みがあればどこに行くか」という話題になり、大体ヨーロッパ周遊で意見がまとまったのですが、僕の場合はヨーロッパはヨーロッパでも、フランスからスペインに至る「カミーノ・デ・サンティアゴに行く」と迷わず答えます。

「カミーノ・デ・サンティアゴ」は訳すと「サンティアゴへの道」。

これは世界遺産に登録されているキリスト教の巡礼路(ヨーロッパ版お遍路さんですね)ですが、宗教的な背景はさておきフランスからピレネーを超えてスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに至る道をただひたすら歩くというこの経験、いつかしてみたいと以前から思っているのです。もちろん、なかなか実現はしないのですが。

カミーノ・デ・サンティアゴのことを知ったのは、今から7年前。

その時のことはブログにしっかりと残していて(過去記事:El Camino de Santiago 2008年4月29日)、今でもたまに見返すことがあります。その当時、この巡礼路を実際に歩いたある女性から話を聞き、本まで貸してもらって読んだ時に何かが心に刺さり「行きたい!」という強い気持ちが芽生えたことは、7年前の文章にも表れているようです。

一人、日常から離れて目的地を徒歩で目指す。このような経験をした時に人は何を考え、何を感じ、自分の中でどういった変化が起きるのか。

いつかは実現したいことの一つです。

カミーノ・デ・サンティアゴを検索すると、たくさんの旅行記や本がヒットしますので、興味のある方は調べてみては。歴史もさることながら、文化的にも、景観的にも、とても素敵な道です。

「世界遺産 サンティアゴ巡礼路の歩き方」

裸ラン解禁、身も心もオープンに。


暑さに強くなるキャンペーン二日目。

今日も昨日と同じコースを13km、一日の内で一番暑い時間帯であろう13時-14時に走ってきました。今日はあまりの暑さに耐え切れず、今シーズン初の「ストリーキングスタイル」(別名:アントン・クルピチカスタイル)で。

ちなみにこちらは昨年7月19日の写真です。今年は前年に比べて約一ヶ月程早めの解禁となりました。

少しづつ暑さに身体も慣れてきたのか、今日は昨日よりも全然楽。裸というのもあり、身体全体で受ける風がとても気持ち良く、開放感を感じながら楽しんで走ることができました。普通のランナーなら暑い時間は避けますから、いつものランニングコースは人も少なくて、女性陣からの黄色い声援(悲鳴)や、熱い視線(白い目)を感じることもありません。

川沿いにはこんな美しい鳥も。
近づいても逃げません。慣れているのかな。

雲もすっかり夏ですね。