「小熊居酒屋たぬき」など優秀作品数点ご紹介

中国に行くと不思議な日本語に出会います。
その中でも秀逸なものを写真に収めて来ましたのでご紹介します。

1, 「小熊居酒屋たぬき」
中国語でコアラのマーチは「小熊餅」というらしいですが、仮に「コアラ居酒屋」だったとしても「たぬき」はないでしょう。どうせなら「たぬき居酒屋 ポンポコ」とかなら良いのですが。

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2, 「居酒屋 小田原」
数ある地方都市の中でも、あえての、小田原。

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3, ひらがなの「め」は書きにくい
気持ちは分かります。小田原にて。

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4, 「ポ鶏唐揚げ」
こちらも小田原のメニュー。日本語が出来ない店員さんに聞いても「ポ、ポ、ポ!」と言うだけ。鼠先輩を思い出しました。

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5, 「手羽先号」
香港から大阪関空行きのHKExpressです。関空行きなのに、なぜか名古屋スペシャライズドな「手羽先号」に搭乗。「マジでセントレアに行くんじゃ・・・」と、分かってはいても、ランディングまで少し不安でした。

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【Airport Gallery】深圳宝安国際空港 Shenzhen International Airport

出張先や旅先の各国の空港を定期的に紹介していますが、今回は、深セン宝安国際空港(SZX)のご紹介です。

ターミナルはとても大きくて美しく、最近改装したのかなと思って調べてみると、2013年11月にオープンしたとのことでした。美しいはずですね。

それでは、写真でどうぞ。

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中国らしく、とにかく広い空港です。

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でも、英語が通じにくく話せる人が少ないのは不便です。タクシーの運転手さんも英語が苦手な方が多くてとても困りますが、ボディランゲージと地図を指さし説明するとなんとかなります。それにしても中国ではGoogle Mapsが使えないのはマジで不便です。

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写真は撮っていませんが、空港ではあちらこちらに公安警察がいて、スキャナーで爆発物のチェックを行っていました。彼らは方にLEDのパトライトのようなものをチカチカさせています。

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こちらは深センの中心街。
大都会ですね。

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番外編ですが、到着日の夜のディナーで入ったレストランの青島ビールは、懐かしのプルトップでした。日本ではすっかり見掛けなくなった完全離脱式です。笑

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国際空港はその国の玄関口。各国、地域でそれぞれに特色があるのはとても面白いです。

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同じ国なのに国境が存在する一国二制度の風景

世界の工場であり、ハイテク産業の集積地である深セン市からは陸続きに香港に行くことができます。しかし、そこは中国が誇る一国二制度。深センと香港の境には立派な「国境」が存在し、イミグレーションを通過しなければなりません。これがなかなかの経験で、自称「旅芸人」としては記録しておく必要があるでしょう。

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島国で生まれ育った日本人にとって、陸続きで国境を超えるという経験はとても貴重です。海外居住者や旅行者でなければ、「国を徒歩でまたぐ」という経験はなかなか出来ません。そういえば昨年の3月、サンディエゴ出張時にアメリカとメキシコ国境の町、サン・イーサンドロに行きましたが、その時の経験と良く似ています。「アメリカとメキシコの国境の町 SAN YSIDRO (2015年3月1日)」 緊張感、非日常、ロマン、旅情・・・様々な感覚です。

さて、深セン各地域から香港へ行くには、電車、車、船などの手段がありますが、僕たちは電車を選択しました。下の路線図で示されているLINE1で国境の「罗湖駅」まで移動します。

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ここが深セン側の罗湖駅。改札を出て、入国審査場へ。

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「罗湖口岸」と書いてあるのが、入国管理局のことです。

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中国人、台湾人、そして外国人で窓口が分かれています。

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出国と入国では建物の階が分かれており、一方通行です。両替屋や旅行会社の窓口がたくさんあります。

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イミグレは撮影禁止なので写真はありませんが、ゲートもたくさんあり、人が並んでいました。ちなみに、この「罗湖口岸」は10年前くらいまでは世界で一番旅行者の通過が多い国境だったようです。その数、なんと年間9300万人!今はマカオと中国の国境が一番の様です。しかし、一年で一億近い人が往来しているとは、さすが中国ですね。

イミグレを通過すると、渡り廊下で国境の川を渡ります。この廊下は2階建てで、一階は香港から中国へ入国する人、二階は中国から香港へ向かう通路になっています。

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これが、国境の川。
数々の歴史の舞台になったんでしょうね。ロマンがあります。

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渡り廊下の香港側から見る深センの「罗湖口岸」。立派な建物に「深セン」の文字。

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さて、香港側に無事に入国しました。

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ここに香港側の「罗湖駅」があり、電車に乗って市内を目指します。路線図はこんな感じ。

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駅を見下ろします。

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人もたくさん。

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こちら車窓からの風景。山が多い香港らしく、国境付近は自然のまま。市内に近づくに連れ、徐々に高層マンションが増えてきます。

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尖沙咀(Tsim Sha Tsui)という駅に到着しました。

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香港の路線図。公共交通が発達しています。

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九龍側の市街地です。

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名門、ペニンシュラホテル。

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1881 Heritage。

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こちらは工事中の香港藝術館。

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九龍側から香港島の中環方面を望みます。世界三大夜景のひとつです。

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いかがでしたでしょうか。一国二制度ならではの、国境のある風景。ちなみに、深センも香港もとても蒸し暑く一時間程度歩いただけなのに汗だくになりました。

さて明日は、このブログ名物「世界の空港シリーズ」をエントリーします。

料理から得る癒やし

以前の紹介した会社近くのタイ料理レストラン。
ここはタイ人が経営していて、ホールスタッフの愛想の良いおばさんも皆タイ人です。これは辛さを抑えたグリーンカレースープのライスヌードル。一番人気の絶品です。

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日本でもアメリカでも、インド料理、タイ料理、メキシコ料理、日本料理・・・色んな国の料理がありますが、やっぱり、美味しいのは、その国の人が作る(経営する)レストランだと思っていました。でも考えてみるとフレンチでもイタリアンでもパン屋でも、各国で修行してきた日本人が帰国してオープンした店など名店もたくさんありますよね。僕は何を勘違いしていたんだろう。当たり前ですが例外もあって、ふらりと入ったベトナム料理屋は日本人が厨房にいるようでしたが、とても美味しくいただきました。

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この時期は学校行事が多く、昨日は運動会で一日屋外にいて子どもたちの嬉し泣きと悔し泣きに親ももらい泣きし、今日は仕事に整骨院に打ち合わせと忙しい週末でしたが、こういう料理に出会うと、やっぱり、しばしの心の落ち着きを取り戻すことができます。

週末の癒やし

昨日は羽田からのフライトで大阪まで帰ってきて、午後から娘達を連れて浜の方へ。運動会に向けてリレーの練習に、砂浜遊びに、公園遊び。偶然、友達ファミリーにも会うことができ、自然の中でゆったり流れる時間を感じることができました。

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物理距離はもはやどうでも良くなり、時間距離で判断してしまう今日この頃です。
西海岸へは10時間半飛行機に乗れば着いちゃうし、車で信州に行く時間と同じ時間で香港に飛ぶことができます。ゴルフ場までのドライブと同じ時間で、東京から大阪まで帰って来ることができます。朝ごはんを羽田空港で食べたと思えば、ランチは兵庫の自宅で食べているのですから。

今、LAとSF間を30分で結ぶハイパーループが試験運転中ですが、こうなると物理的距離はどうでも良くなりますね。移動時間が短くなる分、ゆったり過ごすことができる時間が増える社会になれば良いのですが。移動時間が短くなると、その分、タスクも増えてしまうのが今までの社会でした。AIが台頭してくるこれからの社会はどうなるのでしょう。

早く流れる時間も良いけれど、たまには時計のないところでゆっくりと、海に沈む夕陽を眺める時間が確保できるのはとても幸せなことです。

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羽田第二ターミナルの自由が丘バーガー

おはようございます。
昨日の勉強会と懇親会で教えと気付きをパンパンに充填させていただいた僕です。いやあ、ほんと自分の甘さに気付かされました。レポートまとめて社内でも共有したいと思います。学んだことは今日から実践!出会いに感謝。謙虚、感謝、共感、敬意!でがんばります。

今日は天気も良く、朝の空港も爽やかな空気で満たされています。朝食は第二ターミナルの自由が丘バーガー。オーガニックでバンズもパテも分厚くボリュームたっぷりで美味しい!コーヒーではなく、ポテトにレモネードがついてくるのも魅力です。

では、今から帰阪します。

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車窓と田園風景と勉強と

おはようございます。
今日はプライベートの所用で朝から東京へ向かっています。

と、このように書くと全てが予定どおり順調に聞こえますが、実は大寝坊をしてしまいまして・・・予約していた羽田行きの早朝フライトに間に合わず急遽新幹線に乗換えて新宿に向かっているという有様。ああ、こんなこともあるんだなあ・・・(←物事を客観的に見たい時の魔法の言葉)
午前に打ち合わせを予定していた皆様に遅延の連絡をし、ジャンピング土下座の練習をしているところです。

気持ちを落ち着かせようと車窓から見える田園風景に幼き頃の情景を重ね合わせ、
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車内誌WEDGEの「自動車産業が壊れる日」の特集記事を読みつつ、
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富士山見えるかな・・・と楽しみにしていると、雲に霞んであまり見えませんでした。
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さて、今日は、僕も理事として参加している一般社団法人グローバル人事塾主催の勉強会が開催されます。毎回、良くこれだけの方々に集まっていただけるなあ・・・(しかも毎月に2回も開催しているのに!)と思う程の業界のトップリーダーにご登壇いただく人事塾ですが、今日は、日本女子経営大学院、代表理事で学長の河北先生、個人的に大ファンのchatworkアカデミー社長の加藤さん、ユニリーバの取締役で人事部長の島田さん、JTの多様化推進室室長の金山さんなど、業界の女性リーダー(加藤さんは漢ですが・・笑)に登壇いただく、第44回グローバル人事塾。「意欲と生産性を持続的に引き出す 働きかたLIVE!〜なぜ、あの女性は自ら管理職になりたいというのか?〜」もうタイトルだけで勉強になりそうでしょ?ちなみに今からでも参加可能ですので、興味ある方はこちらから。

今日は勉強会、懇親会、そして夜の飲み会まで予定ビッシリ。明日の大阪行きフライトの遅刻はもう許されません。気を引き締めて、しっかり勉強してきたいと思います。

毎日食べても飽きないのが鶏

会社の近所にタイ料理屋があります。

「バーンスキタイ」というこのお店ですが、どの料理も良くて今日はパッタイ(タイ風焼きそば)かなあと思っていると、メニューのチキンライスが目に入りました。見た目はシンガポール・チキンライス、つまり海南鶏飯です。

そうか、チキンライスはシンガが有名だけれど、タイも同じもの食べてますよね。という訳でオーダー直前に翻意。シンガポール風とはまた別物でしたが、このソースがめちゃくちゃうまくて、ほんと個人的には最高でした。

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僕はこのようなシンプルな鶏料理が好きで、4年前のシンガポール出張の際にも、一人で地下鉄を乗り継ぎ、Wee Nam Kee まで行ったくらいです。蒸し暑い中、屋外で飲むタイガービールとチキンライスの組み合わせのうまかったこと。

しかし良く考えてみると、昨夜も梅田で焼鳥でしたし、鶏というのは毎日食べても飽きませんね。牛や豚はそうはいかない。子供の頃はそうでもなかったのですが、段々歳を取ると、鶏ばかりになって来ます。あっさりしているからでしょうか。不思議です。

「場」という言葉の重み

「場」としての健全性とは何でしょう。

僕の中での「場」とは、その場を切り盛りする人間のこうあるべきという理想と意思、それを理解する人の人生の一部の時間を切り売りするという理解の上に成り立っているのだろうと思います。「場」という言葉を「店」とし、人を「客」に置き換えて考える時、当然ながら店は客を選ぶし、客は店を理解した上で、場と時間に対する対価を支払う。そこに健全性があるんだと思います。当然、開かれた場と閉じられた場との違いがあることは承知の上です。

ありがたいことに、僕個人としては後者の意味でいうところの良い「場」に恵まれていると思っています。コミュニケーションを超越した時間の共有。本当にありがたいし、そういう場に出会えると心地よさを感じます。

「場」は時としてグローバルとかダイバーシティという言葉の正反対に位置する極地的なものかもしれません。ピカソやゴッホの絵画に数億円という価値を置く人がいるように、場に対しての主観性は非常に限定的ですが、それでも、クローズドな場に対する感謝の念を感じずにはいれません。

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