2/24 – 26 San Diego APEX 2015 に出展します


告知です。

2月24日〜26日にかけて開催される IPC APEX EXPO 2015 in San DiegoQuadcept を出展します。西海岸で開かれる Electronics Tech系展示会では最大級のEXPOとなります。Silicon Valleyのど真ん中で開かれた2週間前の DesignCon に引き続き、今度はサンディエゴで存在感をアピールしますよ!

会場は San Diego convention center です。

図らずも一ヶ月に二度も渡米することになりますが(帰国が篠山ABCマラソンの当日ということで、フルマラソンを欠席することになりますが・・泣)、どこかで時間があればマラソン気分を味わうために、恒例の旅ランでもしてこようと思っています。

もし会場にお越しの方は是非遊びに来てくださいね。


Quadcept の今年のテーマは海外展開強化。2月末のAPEXの後は、台北でのセミナー、そして東京でのセミナーも予定されています(これらには別のメンバーがアテンドします)。この調子で今年も突っ走りたいと思います。

カフェと富とピケティと


娘を連れて図書館に行った後、カフェでお茶。

通りかかった本屋の前にはトマ・ピケティ氏の21世紀の資本論が山積みされていました。

そういえば、梅田の紀伊國屋でも同じようにピケティ祭りだったので何故だろうと思って検索してみると、最近来日してたんですね。ちょうどアメリカ出張中だったので知らなかった。経済学の世界では富の分配を専門にし、格差社会の構図をシンプルに “r > g”で表した旬の学者として有名でしたが、来日によって本の方もベストセラーになっているようです。

ピケティ氏「21世紀の資本」著者は日本のメディアに何を語ったのか?【ハフィントン・ポスト】

ピケティでアベノミクス批判する残念な人々 ー 政権批判のため、「格差の権威」として利用【東洋経済オンライン】

ピケティ氏については年末に記事をエントリーしていました。
経済格差が埋まらない原因について、恐らく今もっとも説得力がある理論 (2014/12/28)

経済学者の著作がベストセラーになるのは珍しいことですし、一般のニュースで取り上げられるというのもレアなことだと思いますが、やはり「世界的な経済格差」が深刻な問題となっていること、アベノミクスの景気対策の一つである消費増税が(予想されていた事だけれど)家計を直撃し消費が冷え込んでいること、少しづつ少しづつ税金が上がっているので働けど働けど生活が豊かになる実感がないということ・・・などの要因が、経済の仕組みに人々の関心を向けさせることになっているのかもしれません。

しかしながら、事象の解析と分析、そして実際の問題の解決策については別問題です。どんな方法でも、景気が良くなり働く人が働きがいを持ちながら、努力と労働が報われるような世の中になることが一番ですよね。

長くゆっくり居れる場所


週明けの忙しさはちょっと脇に置いておき、少しバックデートしてでもご紹介したいのが、今更ながらに「良い場所だなあ」と実感したのが、美術館。

兵庫県立美術館はの外観は無機質なコンクリートが印象的ですが、中は有機的な美術品がいっぱい。売店にいるだけで時間を忘れてしまいます。

【超人的記録】8800kmも走ったことになっていた


目を疑う光景シリーズ第二弾。

Runkeeperを見ると、僕が30時間で8800kmを走ったというログが記録されていました。どうやらその日の朝、バーリンゲームのベイサイドトレイルをジョギングする時にスタートボタンを押したまま飛行機に乗り、帰国した日の翌日に「あっ」と気付いてストップボタンを押すまでアプリが動き続けていたようなのです。

人間がこんな短い時間でこれだけ走れる訳ないよね。アプリから「新記録おめでとう!コングラチュレーション!」というメールも届くし、なんだかね。システムをだますことは簡単です。笑


この週末、久しぶりにまとまった距離を走りました。

昨日は15kmジョギング、今日は芦屋川駅から雨ヶ峠までのトレラン往復。どちらもとても気持ち良かったのですが、筋肉というのは厄介なもので一度衰えてしまうとなかなか言うことを聞いてくれません。アメリカでもちょこちょこと時間を見つけて走っていたとはいえ、まとまった距離でもなく、久しぶりの15kmは身体が重たい!またイチから筋肉を鍛えなければならないようです。はー。

今日の六甲は曇り空でしたが、下山する時には随分と晴れてきました。

一人、滝の茶屋でビールとおでん。
贅沢な瞬間です。

目を疑う光景に遭遇


梅田での飲み帰り、JR大阪駅のホームで目を疑う光景に遭遇しました。なんと、こんな車両が停車していたのです。

見た瞬間、ピャーと心の中で叫んでしまいました。いや、もう口に出てしまっていたかもしれません。皆さんもご存知ですよね?そう。国鉄が誇る「クモヤ145形」です!

なんでこんなところにおるねん、クモヤ145形!一体何があったのか!

長いホームの真ん中に、チョコン。
たったの二両編成。

ちくしょー!かわい過ぎるやろ、クモヤ145形!

クモヤ145形!
を連呼していると、クモヤが苗字のように聞こえてくるのが不思議です。

で、色々と調べてみると、こんな記事がありました。
最近、意外と走っているのかも。
「クモヤ145-1126 が本線試運転」(鉄道ファン)2014年11月

恐らくこの車両も福知山に回送されるのでしょう。
それにしても帰国早々、素晴らしい出会いでした。

飛行機も好きだけど、鉄道は鉄道独特のロマンがありますね。
 
 

歴代トップ3に入るジョギングコース


昨日、無事にKIXに到着しました。

リムジンバスの窓から見える日本の景色、自宅、家族で一緒に食べる夕食。やっぱり良いものです。そして、毎度ながら帰国したらすぐに「うどんと粉もん」を食べるというのもいつもの儀式。米国でも日本食は食べているのだけど、帰国した瞬間に絶対に食べたくなる。なんだろう、ダシの味が恋しいんでしょうね。

さて一日バックデートしますが、当日の朝は、サンフランシスコ国際空港に近いバーリンゲームのベイサイド沿いのトレイルをジョギングしました。滑走路にランディングする飛行機と並走するように走ることができるこのコースは、自分が今まで走った中でも、三本の指に入るほど気持ちの良いコース。鳥のさえずりを聴き、海に浮かぶグースを見るのも癒されます。

ちなみにあとの二つは、LAのマンハッタンビーチ、ハワイのカピオラニ公園です。そして「ここは気持ち良いなー」と思うところには、やはりたくさんのジョガーがいるものです。すれ違うジョガーと挨拶をしながら気持ち良く走ることができました。

とは言うものの、やっぱり一番好きなジョギングコースは、地元である芦屋川から浜沿いのロードです。ああ、早く週末になって、芦屋浜を走りたいな。

それでは、金曜日!
今日も一日がんばりましょう!

From SFO With Love – SFOより愛をこめて


全旅程が終了しました。今朝はベイサイドトレイルをジョギングしてから荷物をパッキングして空港へ。今、こうしてサンフランシスコ空港にて朝食を食べながら無事にブログを更新出来ていることに感謝です。

タコスとIPA。
今日だけは朝ビールをお許しください。

昨日はシリコンバレーに戻ってきてからすぐに、二件の現地企業を訪問させていただき、とても良いお話をすることができました。最後の夜は現地のパートナー様にサニーベールの地中海レストランに連れて行っていただき、誕生日をお祝いいただきました。本当にありがとうございました。

今回の出張は本当に良い成果を生んだと思っています。少なくとも、蒔いた種が少しづつ実りつつあるようです。刈り取りはまだまだこれから。ようやく今がスタート地点と捉え、これからしっかりアクセルを踏んで行かなければなりません。

宿題もたくさんいただいてきました。本当にたくさんの会社を訪問させていただき、また、展示会では数百人の現地の皆様とお話をすることができました。やること盛りだくさん!益々がんばって行きますので、よろしくお願いいたします。

それでは、次回の更新は日本から。

アメリカ国内線の機内で考えること

アメリカ国内線に乗ってミネアポリスからサンフランシスコへ戻ってきました。

毎度のことながら機内は満席。皆、荷物の追加料金を払うのを避けるために手荷物を多くするから、収納スペースは早いもの勝ちで埋まり、行き場のない荷物は足元のスペースに入れるから座席も狭くなってしまうのはいつものこと。今回のミネソタ行きは直前に決まったので、良い席も確保出来ず、残席数席という状態で予約したので文句も言えませんけれど。

僕は、飛行機でも新幹線でも窓側の席を(空いていれば)確保するようにしています。しかし今回はそのような事情のため、三列シートの真ん中に座ることになりました。

いつも不思議に思うのですが、窓側の人はどうしてあまり外の景色を見ないのでしょうか。国内線の機内からなんて、地形がハッキリ見えるのに。僕の隣の巨漢の紳士は、窓の外の光景には目をくれず、ひたすら村上春樹の、厚さ5センチはあろうかという「1Q84」のペーパーバックを読んでいます。彼の身体の隙間からは、砂糖を上から振り掛けたケーキのような美しい山々が見えます。ああ、写真撮りたい・・・いや・・・できない。一声掛ければ心地よく撮らせてくれるとは思うのですが、なんだかそれも恥ずかしくて、またチャンスはあるだろう、と諦めました。

と言いながらコソッと撮影。

そんなことを考えている僕も、彼の横で、同じく村上春樹の「走ることについて語る時に僕の語ること」を読んでいました。考えてみると、遥か異国の地の、しかも国内線の機内で隣り合わせた二人が同じ日本人の小説家の本を読んでいるなんですごいことです。ちなみに斜め前に座っている若い黒人女性はMacBookでドラマを見ているのですが、彼女のDesktopのウォールペーパーは、葛飾北斎の富嶽三十六景。僕が見る限り、日本人なんて一人も乗っていないのに、日本、ここまで米国人の生活に影響を及ぼしていますよ。誇りに思っていいのではと思います。

とここまで書いて、そろそろランディング。このタイミングでようやく老若男女がそわそわと外の景色を見始めましたよ。そうか、皆さん、ランディング前の低い景色を見るのが好きなんですね(あくまで仮設)。

さて、この長い出張も大詰めです。
今夜はサンフランシスコにて最後の一泊。

その前に、今からシリコンバレーに戻って二件の打ち合わせと、ディナーミーティングです。さあ、最後の仕事がんばります!

大きな山場を超えました


ノースアメリカの寒さにも慣れて来ました。

今日はほぼ丸一日、某大企業とミーティング。議論に議論を重ねた末、弊社プロダクトのグローバル展開全面バックアップを確約していただきました。契約も巻けたし。はー、大きな山を超えた。本当に感謝です。そして、プレッシャーから解放され、今はホテルで放心状態となっております。ランチミーティングに、ディナーと、ご招待いただきました皆様に、本当に感謝。

田舎ですし、何もないところで冬場は寒い土地ですが、僕はここが大好きです。

写真はホテル周辺の景色です。
やっぱり空の色が美しい。

明日は、またサンフランシスコに戻ります。

【Airport Gallery】ミネアポリス・セントポールから、ノースダコタ・グランドフォークスへ。空港をつなぎ、北を目指す。夕日に背中を押されるように。

こちら、米国時間2月1日の日曜日です。日本時間では2月2日。まさか自分の誕生日をレンタカーを運転しながら迎えるとは思っていませんでした。米国にいると、時差の関係で誕生日を二回迎えることができるので良いですね。

さて、今朝は8時半にSFO(サンフランシスコ国際空港)からMSP(ミネアポリス・セントポール国際空港)に向かうDELTA便に乗り、そこから更に飛行機を乗り継いでノースダコタに移動して来ました。ではいつものように写真を幾つか掲載してみます。

サンフランシスコ国際空港、スリーレターで「SFO」。こちらは約20度。
半袖の人もいるくらいの快適な気候です。

向かう先は気温マイナス20度の寒冷地。

気温差40度(!!)もありますが、飛行機に乗るとやっぱり半袖半パンの人もいて、アメリカ人の「個人的な温度感」も間近に見ることができます。だって、ノースダコタに向かう地方便の機内に半袖のオッサンが5人くらいいるのですから。外はマイナス20度なのに。まあそこも含めて、あまり大きな問題ではないのでしょうね。

機内から見下ろすミネアポリスの街は凍てついています。川も池も真っ白。

こちらは8ヶ月ぶりのミネアポリス・セントポール空港です。やっぱりこの空港は美しいし、落ち着きます。好きな空港の一つ。


夕方の16時半にノースダコタに到着。ノースダコタ州はカナダと国境を制する州です。雪は少ないけれど、とにかく寒い!屋外に5分いると、僕のような温室育ちの人間は軽く死ねます。

夕日が綺麗ですね。

ここから更にレンタカーを1時間運転して目的地を目指します。ダッシュボードに示される外気温は 2度F(華氏)、つまり摂氏マイナス19度。窓が凍りついてパワーウインドウが動きません。

夕日に押されるように、ひたすら真っすぐな道を運転しました。

明日は訪問先企業で一日かけてミーティングです。
良い成果が出ますように。

最後になりましたが、皆様、素敵な誕生日メッセージありがとうございました。皆様の応援が大きな力になっています。アン・サリーをBGMに、一人、ホテルの部屋でメッセージをひとつひとつ読みながら、喜んでいます。

Ann Sally ( アン サリー) – 時間旅行