タイミング良く、グアムでジャパンフェスティバルが行われていました。秋祭りです。たくさんの日本人、日系人、ローカルの方々、観光客で賑わっていました。
南の島で炭坑節。
なんだかホッとすると同時に、日本人会の歴史を感じます。
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世界中の色んなところと繋がることができるのがこの仕事の醍醐味でありますが、今朝は朝の10時から14時まで、4時間みっちりシリコンバレーからビジネスパートナーを迎えて会議。
何度かExitの実績がある有能なビジネスマンで、自身も博士号を持つ技術力も持ちあわせているアメリカ人ですが、本当にいつも良質なディスカッションを行うことが出来て本当に4時間あっという間なのです。ビジネスはやっぱり人であり、人柄ですね。
行き着く暇もなく、夕方からは台湾の注目スタートアップス「HWTrek」のCEOであるLucas氏、そしてスタッフの皆さんとTVカンファンレンス。HWTrekは、設立一年強、シリーズAラウンドで400万ドル(日本円:約5億円)を調達したことでも話題になりましたね。今後がとても楽しみですし、きっと、あっという間に大きくなって行くんでしょう。英語オリエンテッドでサービス展開している会社はあっという間に世界に出ますね。日本のスタートアップスも見習うべきです。
参考までに。The Bridgeの記事から。
台湾のハードウェア開発者コミュニティ・プラットフォーム「HWTrek」が、グローバル・ブレインなどから400万ドルを調達
ハードウェア製作の現場を進化させるプラットフォーム「HWTrek」のCEO Lucas Wangにインタビュー
わずか一時間のカンファレンスでしたが、スピード良く協業も決まりました。こういうの本当にワクワクします。彼らのウィークポイントは日本語と日本展開ですが、国内でのイベントも続々と決まっていますので、興味のあるクリエイター、エンジニアの方は是非、HWTrekに登録を。欧米を中心に5000人の登録者がおり、常時1200のプロジェクトが進行しています。
よし、またテンション上がってきた!
また明日もがんばろう。
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三連休となると時間的にも気持的にも余裕が出ます。
土日に予定を集中させ、月曜日はバッファとして考えることが出来ますよね。という訳で今日は仕事とジョギングと積読消化の日となりました。夜のConference Callが終わるまで仕事一色だったのは否めませんが、それも感謝すべきことです。
しかし、なにせ土日は身体を酷使しました。土曜日の夜は梅田で日本酒の集まり、そして芦屋に戻ってから二軒。さすがに日曜日は朝4時半に起きてゴルフだったので、早々に帰宅して水をガブ飲みして寝ましたが、それでもなんとなく二日酔い、早朝スタートの取引先とのチーム戦では、なんとか集中力を切らさずに及第点のスコアで回り、チームとしても勝利しましたが、帰宅してからグッタリ(笑)それでも、最後の力を絞って家族を連れてCostcoに行きました。
身体を酷使しつつも、精神面では充足を感じることが出来ます。そこはきっとトレードオフの関係にあるのでしょうね。
天気が悪く、水墨画のような薄暗い夕方に一人でジョギングしながら、良くも悪くも、願っても願わなくても、僕はこういう人生なんだろうなと、大して波乱万丈でも特筆すべき何かがある訳でもない平凡かつ平坦な道のりに対して、少しのプレミアを自分で持たそうとしつつ、明日からもまた頑張ろうと思うのでした。
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土曜日は小学校でステージ発表会があったので、娘の勇姿を見に行ったのですが、子供の成長は早いですね。クラスの子たちも一年生(あるいはそれよりも前)から知っている子たちも多くて、ああ、みんな大きくなったなと感慨にふけりながら目を細めていました。嬉しくもあり、頼もしくもあり、少し寂しくもあり。
こういう風に考える時にいつも思い出すのが、以前、内田樹先生が書かれていたこの言葉。
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「子育ては苦役だ」という言い方も「子育ては至福だ」という言い方も、どちらも正しいと私は思う。苦役でありかつ至福であるような経験。もっとも人間的な経験はたいていそういう質のものである。親の仕事の目的は、子どもが「親を必要としなくなる」ことである。自分の存在理由を消去するために全力を尽くす。
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少し極論チックではありますが、少なくとも子育てはある意味矛盾であり、親はいつまでも子供と一緒にいたいと思って愛情を注ぐけれど、実は子育てというのは、親(自分自身)から一日も早く独立するために最善を尽す行為のことであるということだということについては、僕は納得です。
とはいえ、実際のところ親から完全に離れるか・・・というと大きくなってもそうでもないのかもしれません。僕も実家が近いから、ほぼ毎週末手伝いに行っていますし、願わくば我が娘達ともそのような良好な関係を保ち続けることが出来るよう、質の良いコミュニケーションとレスポンシビリティを果たして行きたいと思います。高学年になっても、まだまだ抱っこを求めてくる娘達ですが、これからどうなっていくのやら。笑
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僕は元々「おばあちゃん子」で、先日も祖母が大切に育てているカトレアの温室に防寒のビニールを一緒に張りながら、悲しいけれど、僕は大好きなおばあちゃんと一緒にこの作業をいつまで出来るんだろうと感慨に耽っていました。もちろん、声には出しては言いません。あくまで、心の中で。
命というのはとても儚いけれど、元気で長生きする人も中には居て、その長生きに対して、僕は自分の身体を省みながらどこまで下支え出来るのだとうと思うと、あまり無茶はしちゃいけないなと思いながらも、多分、僕のような人間がしぶとく長生きして、周りにうざがられるんだろうなという自覚もあり。
そんな折に、大好きな仲間達と一緒に心斎橋の隠れ家割烹で湯葉をいただくという幸せに面し、
ああ、もうすごく楽しいから、もういいかなと思いながら夜空を見え上げると満点の星空に美しいオリオン座。
一周巡って、この季節。
オリオン座は、憎らしいほど、遠くて美しい。
とりあえず、まだ手が届かないものがある内は、がんばろうと。
そういう金曜日です。
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昨夜から寒気、しびれを感じ・・・イヤ〜な雰囲気。
これはアカンと、熱い風呂にたっぷり浸かって、風邪薬を飲んで即就寝するも、今朝、起床と同時に体調最悪。明らかに発熱しているのを感じながらも、午前の客先訪問に穴を開ける訳には行かず、「これは、気のせい、これは、気のせい」と唱えながら、電車を乗継ぎ打ち合わせに。
とりあえず打ち合わせは乗り切ったものの、淀屋橋駅でふらつきながら、会社に戻れず帰宅してベッド仕事。あーダメですわ、ほんまヤワになりました・・・
とはいえ、まあ横になっていれば仕事もなんとか進めることが出来るし、PC叩くの疲れたら本を読めるし、とりあえず、薬+スポーツドリンク+ベッドですみっこぐらし、の一日でなんとか明日は大丈夫そうです。ほんま、スイマセン・・・m(_ _)m
さあ、明日のしごと、そして明後日、そしてゴルフコンペ(負けらない戦い)。
テンション上げて行きますよ!!
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何かに夢中になっている時は、視野が狭くなります。
下手をすると、音すら遮断してしまいます。
そんな時、たまにやっちゃうのが「電車乗り過ごし」。
本に夢中になっていて、本来降りるべき駅で降りられなかったこと数知れず。今日も本を開いて読んでいると、視界を狭めて音をシャットアウトしてしまったらしく、降車駅の手前でハッと窓の外を見て景色を確認し「あ、降りなきゃ」と驚くということになってしまいました。快速電車で、明らかにそれまでに2駅は停車していたはずなのに、全く記憶になかったのです。
怖い!
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駅から数分のところに住んでいるということもあり、僕は電車が好きです。
乗れば目的地まであっという間に運んでくれるし、時間も(比較的)正確。乗っている間は本を読んだり仕事をしたり、有意義に時間を過ごすことができます。しかし、駅から遠ければ車通勤しか手段がありませんよね。車を運転するということは、Bluetoothで電話の通話くらいは出来たとしても、基本的には運転以外の生産活動を行うことができません。車社会アメリカの場合がまさにそうで、僕が良く出張するカリフォルニアのシリコンバレーやサンフランシスコは車通勤がデフォルトです。
でも、やっぱり車を運転することって非生産だと感じるのか(もちろん、エコや渋滞緩和という目的もありますが)、土地柄なのか、モビリティ系のスタートアップス、交通系スタートアップスなどが群雄割拠しています。自動運転車だけでなく、例えば、車を運転しながらスマフォを操作できる、仕事ができる、声で操作できる、そもそも車を運転しなくて済むように、Uberやシェアリングエコノミーが発達する・・・などです。
どちらにしても、人はいつの時代も移動する生き物です。
インターネットが発達する数十年前までは、「未来はネットワークの発達に伴って、みんな在宅ワークになるんだろうなあ」などと呑気に考えていましたが、なんのなんの。出張の回数は年々増え、人と会うことが増えています。
マンモスを追いかけていた頃と、実は何も変わっていないのかもしれませんね。
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シンガポールにリージョナルHQを置く取引先が来日し、梅田で会食。
インド、中国、台湾、日本、そしてシンガポールにダイレクトオフィスを有する英国本社のグローバル企業のマネージング・ディレクターと一緒に居酒屋で飲むのはこれが初めてではありません。彼はインド人ですので、我々がターゲットとするインド市場、特にバンガロールにも強く、これから一緒に協業していく話で盛り上がりました。
彼らは普段からA-PACを股にかけてビジネスをしてるので、「12月22日でバリでカンファレンスやるけど、半日あげるからプレゼンに来ない?」などと当たり前のように言ってくるので、さすがに年内の予定が詰まっている自分たちは気楽に「OK、調整するよ!」とは言えずに困ってしまいますが、このスピード感、とても心地良いです。来年は米国だけでなく、A-PACも戦略的に攻めて行きたいと思っています。
話は変わりますが、雨で雲が低くて阪急インターナショナルは霧に隠れて燃えているように見えました。