走れるうちは走っておけ


下町ロケット、最終回でしたね。

毎回必ず泣きながら見ていました。熱い気持ちと泥臭い努力の積み重ね。技術を信じ、誠実に困難に立ち向かうところに共感します。自分たちは佃製作所よりももっと小企業ですし、スマートなことは全然出来ずに、ただひたすら前にある壁を乗り越えながら泥臭くがんばっている会社なので、余計にそう思うのかもしれません。

いよいよ年末に近づいてきました。
まだまだ仕事が山積していますが、気合いと元気で走りたいと思います!

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こちらは先日ゆりかもめの先頭から見えた富士山。

富士山を見るとやっぱりアガります。結局三日間連続で最前列の席に座ることができました。

製品化とマネタイズ(量産化)


長い東京出張も終わり、最終の新幹線で帰阪中です。

土曜日だというのに指定席は満席、グリーン車ですら隣に人がいるという状況に、JR東海の株価を下支えするパワーを感じます。GUGENコンテスト2015の懇親会で酒を飲み、さらに秋葉原で会食をし、まだまだ疲れが取れないので、車内ハイボール。いやあ、うまい!!

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今回で三度目のGUGENですが、毎年スポンサーをさせていただいて感じるのは、製品試作までの障壁が年々下がっていること。センサーが多様化して安価になり、クラウドプラットフォームも充実し、いわゆるIoT製品の開発がとても容易になりました。すなわち、[アイデア]さえあればプロトタイプレベルのものは作れるということです。

一方、そこからのマネタイズ(量産化)の壁は依然として高く感じます。
日本では製品開発に資金が必要だったとしても、Silicon Valleyのように数億の投資がいきなり動くということはありません。少額の投資なのに色々と口を挟まれる場合も多くあります。まだまだ、量産化に成功したハードウエアスタートアップスはない(少なすぎて知らないだけかも)という状態が現状です。

我々も偉そうなことは言えませんが、世界を変える、イノベーションを起こす、そういうアイデアが、もっともっと出て来れば、日本はまだまだ世界のリーディングカントリーでいれるはずです。

とにもかくにも、皆さまお疲れ様でした。
お会い出来た皆様全てに感謝です。

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僕はなんてラッキーな人間なんだろう


毎日ゆりかもめに乗ってビッグサイトに向かうのですが、新交通は無人運転ですよね。この場合、神戸のポートライナーや六甲ライナーも同じですが一番前の席に座ればあたかも自分が運転しているかのようなシミューレション(錯覚)に陥る訳です。

気持ち悪い話で恐縮ですが、電車マニアとしてこんな素晴らしいことはありません。こうなると、ゆりかもめの先頭車両の一番前の座席は僕のような属性の人間にとっては激戦区となります。椅子取りゲームですね。

今回、僕はとてもラッキーなことに、二日連続でその激戦区席をゲットできているのです!

一日目
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二日目
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ああ、なんてラッキーなメンなんだろう!
気持ち悪いといわれようが何と言われようが、これだけで一日仕事を頑張ることができるのです。どうでも良い話で恐縮です。

もはや車というより、走るデバイス


今日から東京ビッグサイトで SEMI SEMICON Japan の特別展、World of IoT にQuadceptとして出展しています。
https://blog.quadcept.com/ja/semicon-japan-2015/

初日からたくさんの人に来場いただき、通常の展示会ではお会いできないような属性の方とも話が出来てとても有意義でした。

さて弊社の前には、テスラモータースのブースがあるのですが、やはり注目度は高く、朝から夕方まで引っ切り無しに見学者が訪れていてとても賑やかです。

スタッフの方々とも仲良くなり、色々と話を聞いていると、意外にもモーターショーなどには出展せず、このようなIoT系のイベントに積極的に実車を展示しているそう。まさに「車」ではなく、「走るコンピュータデバイス」とでもいいましょうか、そんなコンセプトが垣間見えます。ブースもとてもシンプルで、実車(Model S)が置いてあるだけで、パンフレットもカタログもPCも何もなし。ただ、車とパーテーションがあるのみ。スタッフの方は来場者のバーコードだけをスキャンし、あとはメールマーケティングで試乗会の案内などのアップデートを行うそうです。ノベルティもありません。モノがあって、モノがいいから、マーケティングも実にシンプル!

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社内もシンプルで、タッチパネルで全ての操作を行います。車高の調整、サンルーフの開閉もタッチパネルで直感的に。iPadを操作するのと同じです。

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ぶっちゃけ、欲しくなりました。
値段は別にして。笑

今週も良い一週間になりそう


新幹線で仕事をしながら、その時を待つ。
静岡辺りを過ぎると「今日はきれいに見えるかな」とドキドキしてきます。

今日の富士山は、少し雲がかかっているものの、5合目くらいまで雪を被っていて、とても美しく見えました。今日から土曜日まで一週間東京です。富士山も見れたし、きっと良い週になるでしょう。

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自分が住む地域を眺めつつ、3人に1人が65歳以上の世の中を想像してみる


週末にランニングをしていると、色んな光景を見て考えさせられるものです。

走っている人もいれば、散歩している人もいます。子供たちの野球、サッカー、ラグビーがいろんな公園で行われていて、それを親たちが取り囲んで見ています。お年寄りが一人で買い物袋を下げて歩いていたり、公園のベンチで老婦人二人が談笑していたり、浪曲の練習をしていたり。

週末は地域社会の営みに触れることが出来る良い機会ですが、最近コンビニのレジなど働く高齢者の方が増えています。これって社会の小さなな変化ですよね。

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日本の人口における高齢者の割合は26%で世界でもダントツの一位です。

これが20年後(2035年頃)には、33%を越えて、人口の3分の1以上が65歳以上となってしまいます。今から20年後ってそんな先ではありませんよね。自分の子供たちが30歳前後です。ちなみに、それからさらに25年後の2060年頃には高齢人口比率が40%になると言われています。

こうなると何が起こるかとういうと、労働人口が減るということ。労働人口が減るということは国として経済成長がない(年々マイナス成長が続く)ということです。逆に国の社会保障制度の額が増えますので、税収ではとても補うことが出来ず、国の借金は益々膨らみ、それが将来の子供たちにつけ回れていきます。出生率を高めて人口減少を止めることは出来ることはではありません。

先日読んだ慶應の清家塾長の講演会レポートの中に「一人復役社会と、人間交際(じんかんこうさい)」がこれからの社会のキーになると書かれていました。一人複役とは読んで字の如く、減少す労働力を補うため、夫婦が揃って働き、家事をし子育てをする、会社を引退した60歳以上の方も、地域社会で役割を担いながら、パートタイムで働くなど、皆が協力して働きましょうというものです。人間交際とは、それぞれが経済的にも精神的にも独立し多事争論しながら高め合って行きましょうということ、つまり年齢性別関係なく、それぞれがしっかり責任を果たしていけば、これからの高齢化社会を乗り切ることができるという訳ですね。

3人に1人が65歳以上という社会は、人類がまだ目にしたことのない社会ですが、近い内に確実に到来するということ、そして、40歳前後の自分も、お金があろうがなかろうが、あと35年は何らかの形で働けるように、しっかり体力づくり(そこかい)に励みたいと思いました。

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小さな旅


キラキラ光る海を見ながら電車に揺られ、淡路島が見える明石へ。
駅近くの麺居酒屋の前を通ると「明石 名物石焼ラーメン」というメニューが出ていたので、興味があって入店。

石焼きビビンバと同じ要領で、食べる前にスープを掛けます。大沸騰する石焼の中でタコや野菜がプリップリに茹で上がるという訳ですね。この大沸騰ぶりがとにかく激しく、見ている方が心配になるほど。混ぜながら茹でた方がいいのかなと思って混ぜると、さらに沸騰がスパークし、飛び散る熱湯スープで手を軽く火傷するというハプニングも。怖い!

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味は鍋焼きうどんならぬ、鍋焼きラーメンという感じですね。鍋のシメにラーメンを入れましたという感じで美味しくいただきました。タコが入っているのが明石らしいですし。

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家族と合流して明石公園を散歩。
休日の公園はのんびりと過ごす人が多くて気持ち良い空気が流れています。

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海が見える地方都市ならではの魅力です。

ジャパニーズホスピタリティ


日本のおもてなしの精神は、世界に輸出できるだの、いやいやガラパゴスだの、賛否両論ある訳ですが、少なくとも顧客満足の数値的には世界最高水準だと思うのです。例えば、こういうこととか。

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労力(=時間単価)としては軽いかもしれないけれど、このような一つ一つの気配りやおもてなしの気持ちを具現化することで、客はプラスアルファのプレミア感やロイヤリティを感じるのです。

この忘年会シーズン、金曜日のお店なんてなかなか予約が取れないのだけれど、明日の忘年会のために予約したお店は、「うちは予約でいっぱいなんですが、系列店が徒歩5分以内にありまして、そちらは箱が大きいので大丈夫だと思います!僕が手配するので、5分以内にお電話折り返させていただきます!」という対応。なんて気持ちがいいんだろう。他で予約されるよりは系列店で予約してもらう方が組織として勝てるので良いという、ある意味下心は見えるけれども、鉄板焼きが食べたい僕としては、なら、よろしく。となる訳です。

業種業態関わらず、ビジネスの成功はこのような小さな積み重ねとホスピタリティにあるのだと思います。日々勉強です。

固定観念は世界を狭め、時に閉ざす


今日出会った「Weihenstephan(ヴァイエンシュテファン)」。
今までヒューガルデン・ホワイト生の美味しさに勝る物はないと思っていたら、もっと美味しいビールがありました。

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写真向かって右側です。
ドイツビールで、こんな芳醇でフルーティなビールがあったなんて!

固定観念は世界を狭め、時に閉ざしてしまいます。これが一番、この方法、やり方がベストだ。こういう考え方は思考の停止を生み出してしまいます。あたかも、道を自ら閉ざしているかのようです。今日出会ったビールからの学びでした。

しかし、時に積み重ねて来たことの振り返りは精神衛生的に重要です。写真向かって左側のサミュエル・アダムスの苦い味は、僕の中での「米国におけるその時の」プレッシャーと、結果的に良かったことへのオマージュです。

さあ、明日もがんばりましょう。
日ごとに良くなっています。
明日は今日より、もっと良くなる!

小間切れトレーニング


もう「冬場」という言葉を使って良い季節だと思いますが、冬場の早朝は気持ち良いものです。キリッと引き締まった空気、ひんやりした風。布団から出るには多少の気合いが必要ですが、一度出てしまうとなんてことはありません。

この時期、忘年会などで飲食の機会が増えますから、やはり少しでも運動をしてカロリー消費をしなければなりません。ましてや冬場はマラソンのシーズン。夜はほとんど時間を開けることができないので小間切れの時間を使ってトレーニングとなると、週末を除くと朝しかない。

という訳で、今朝も6時半から走ってきました。先に書いたとおり、寒いけれども気が引き締まり、空気が澄んでいるので山もくっきりはっきり見えて爽快です。

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走ってさえおけば、多少飲み食いしても健康と体力維持が出来ていると思えて安心します。多忙な年末仕事の中での良い気分転換にもなりますし。今月は平日朝ランをちょっとした目標にしたいと思っています。