日本にはまだまだ素晴らしい会社がたくさんある

少しブログの更新が空いてしまいました。

ゴールデンウィークと聞くともう遠の昔のように感じますが、連休明けは、ゴルフ、東京出張、皇居ラン、六甲山トレラン、自宅オフィス作り、パーティー、飲み会、とあっという間に一週間以上が過ぎてしまいました。知力と体力と胃袋と肝臓を全力で使ってしまったということもあり、少々体力の回復に時間が掛かってしまいました。

以前までは一日24時間の中で「出来ること」がたくさんあって予定を詰め込むことを良しとしていたのですが、時間と場所の拘束から解放された今の生活では、一日の時間を自分のペースで刻むということを実験的に行っており、体調が優れない時は寝る、元気な時は動く、といった、非常に分かりやすい生活をしています。

それが良いか悪いかは別にして、得たものとしては、体調の変化に敏感になったこと、静かな環境にいるので感覚が研ぎ澄まされること(ほぼ森の中のような環境で仕事しています)、その一方で物の見方が自分よりに偏ってしまうようなこともあり、こりゃいかんと元に戻す作業をしたり、まあ、色々と試行錯誤です。

それにしても、日本にはまだまだ優秀な会社がたくさんあるものです。

日々、技術系の色々な会社をご紹介いただいてお会いしているのですが、上場企業からベンチャーまで、素晴らしいな〜と思う会社ばかりでアドバイザーとして紹介していただいている自分が学ばされることばかりです。

「素晴らしい会社」ってどんな会社なんでしょうね。僕が思うに、分かりやすくまとめるとこんな感じかなと思います。

・保有している要素技術やサービスが他社と明確に差別化できている

・経営理念と目標が明確で、社員全員およびステークホルダー全体に浸透している

・経営者、社員、株主の距離が近く、皆で一つの方向を見ている


まず、上記の一番目の要素(=エンジン)があって、その上でコンセプト(=ハンドル)とコミュニケーション(=タイヤ)があるようなイメージでしょうか。もちろんガソリン(=燃料)は資金ですよね。これらが揃って初めて会社は成長するのだと思います。

このような会社は多少荒削りであったとしても、とりあえずは走ります。人事や評価、経営管理部門等の荒削りな部分(=内装等)は、走りながら調整して行けば良い。最終的に乗り心地の良いクルマにしていけば良いのです。

頭を使うシーンが多い今日この頃ですが、少しでも自分の持っている力でポテンシャルの高い会社をもう一段上に押し上げるお手伝い、お仕事をして行きたいと思っています。

ほんと、まだまだ素晴らしい会社がたくさんあるんですよ。

東京で食べたあっさり醤油ラーメン。醤油ラーメンなのに替え玉が出来てしまう美味しいラーメンでした。(天雷軒 麹町店)