現地の協力企業の方とクパチーノで夕食を食べている時に、「なあトム、もし昼間に時間があれば、この裏のApple Parkに是非行ってみるといいよ」と薦められので、せっかくだからと行って来ました。
今までApple Parkの工事現場は何度も見ていましたし、前回シリコンバレー入りした4ヶ月前はまだ一般公開されていませんでしたが、今回行ってみると、ストア併設のビジターセンターがしっかり整備され、新社屋もドーンと完成していて驚きました。
そして、それらの建造物がまるで森の中に埋もれているかのように、木々よりも低く自然に溶け込んでいる姿は、いかにもエコで、コンセプチュアルで、何よりも「ザ・アップル」。余分なものは一切なく、驚くほどシンプルなのです。
しかし、そのシンプルさの中に、素晴らしく工夫された空間デザインと、世界最大級のソーラー発電システムと再生可能エネルギーで「動き」、12,000人が働く宇宙船のような新社屋の近未来的な機能性が見えるのです。
たまたま夕方近くに通りがかったのが良かったのか、夕暮れに映える建物の美しいこと。思わずたくさん写真を撮ってしまったので、ご紹介したいと思います。
こちらはビジターセンターの正面。柱が使われていないデザインはとても近未来的です。僕の大好きな映画「ガタカ」に出てきそうな建物。
エントランスには巨大な模型があり、スタッフがiPadを配ってくれています。そう、これはApple ParkをツアーできるARなのです。模型にかざすと、こんな風に見えます。
画面を触って屋根を持ち上げると、なんと建物の中まで見えてしまいます。
テラスからは新本社が目の前に。ここがとても気持ちの良い場所でした。
地下一階はトイレとスタッフルームになっています。ここもきれいでシンプル。
Apple Park のストアでしか売っていないグッズ関係。
行った時間が夕方だったので、だんだんと日が暮れて良い感じになってきました。本社側からビジターセンターを眺めます。自転車を乗っている人も多いのですが、いかにも気持ちよさそうです。
この新本社のおかげで更に人口が増え、物価がうなぎのぼりのクパチーノですが、世界最高の企業の本社屋は「さすが」としかいいようがないほど、素晴らしい建物でした。
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