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朝目覚めると、予報どおりの小雨模様。
今日は単独六甲遊びをしようと思っていたのだけど、この天気じゃどうしようかな・・・と考えながらコーヒーを淹れ、空を見上げていました。そのうち雨足も弱まるかもしれないなと思い、仕事をしながらゆっくり天気の回復を待つことに。
すると、徐々に天気が回復してきました。よし、これなら行ける!急いで身支度。いつもならスパッツにトレランシューズで軽装なのですが、今日は荒地山の岩場を楽しみたかったことと、雨上がりの岩場は滑るので安全に山靴仕様で家を出ました。
いつもの高座の滝方面ではなく、途中で右に折れて鷹尾山(城山)方面へ。今週末に山を予定していたハイカーはみんな昨日登っていたでしょうし、そもそも鷹尾山からのコースは傍流なので、登山道貸し切り状態。
つつじを楽しみながら。
案内図です。ここから岩梯子を目指します。
岩梯子に到着。圧巻です。
岩梯子を上がれば、次に待ち構えるのは、新七衛門嵒(しんしちえもんぐら)。ここは岩の下をくぐり抜けなければならないポイント。ザックを下ろして這わなければ先には進めません。ちなみに、「しんしちえもんぐら」という名称は長いので、僕は「新おにぃ」と呼んでいます。
新おにぃ(誰が分かるねん)をくぐり抜けると、はい、芦屋市内を望む絶景です。天気は悪いけれど、爽快感は抜群。そこそこ高度感もあるのがこのコースの醍醐味ですね!
ファミリー向きではないけれど、岩好きの人は楽しめるコースですね。
さて、荒地山山頂に到着。
ここでお昼を広げているグループに出会いました。
さてここからどうしようかと思いましたが、風吹岩経由で下山することに。荒地山から中央稜線に合流するも、今日はさすがにハイカーもまばらです。いつものコースじゃないみたい。笑
横池です。雨上がりで増水していますね。
ハイカーであふれる風吹岩も、貸し切り状態。こんな風吹岩見たことない!にゃんやんと睨めっこです。
ロックガーデンの景色
このまま中央稜線を下山しても良かったのですが、せっかく一人だし、冒険してみようと、登山道を外れて地獄谷の方へ下ることにしました。獣道と周辺の景色で位置を判断しながら、雑木林をかき分けて稜線を下ります。すると、沢に到着。はい、ここが沢登りのメッカ、地獄谷ですね。
ここで数名のハイカーに出会いました。ご夫婦一組、単独の男性一人。僕が小滝の上で待っていることに全く気づかなかった奥さんが滝下で上を見上げて「きゃっ!びっくりしたー」と。ただでさえ雨上がりで人が少ない地獄谷、しかも上から降りてくる奴がいるなんて思いもしなかったのでしょう。しばし会話し、沢を下って行きます。
沢を登るグループご一行様。
皆装備も完璧です。
というわけで、高座の滝に到着。結構スリリングなところばかりを攻めたので、思ったよりもグッタリ。大谷茶屋で缶ビールを飲んでしばし疲れを癒やしました。
さて、今週の山レコは以上。
いつものように自然に癒され、また明日からも頑張れそうです!