親父の靴

元旦。

僕の住んでいる家は、いわゆる「本家」なので、親戚が一同に会します。

長野県で別荘ライフを送っている父も、母に引き続き、帰ってきました。

階下のリビングでは皆が集まり、わいわいやっています。

TVもついてます。

僕はたくさんの人と、お正月のTV番組が少し苦手で、

正月は、TVがずっとついているリビングを少し離れることが多いんです。

ずっと見てると、なんか、頭がぼーっとしてきません?

そして、すごく時間がもったないような気がするんですね。

だからTVは極力見ない。

音楽聴いてるか、TV消して少人数でおしゃべりするか、本読むか、が

究極のリラックスになる訳です。

あともう一つ、火照った頭をクールダウンさせる方法は、

靴磨き。笑

気分転換には、服と靴のお手入れが正解です。

と言う訳で、リビングを離れて玄関で靴を磨くことにしました。

自分の靴を磨いたあと、玄関の隅に、父の靴があるのを発見しました。

「ついでに、磨くか・・・」

親父の靴を手に取り、磨き始めました。

小さいな。親父の足のサイズ・・・・。

うちは、父は平均的な身長(172)なんですが、母が背が高い(170)ので、

僕は身長182センチ、弟は178センチ、と大柄な家族なんですね。

当然、手や足のサイズも大きい。

ちょうど自分の靴(27.5)を磨いたあとだったので、

父の靴が余計に小さく見えました。

でも。

この足で一生懸命、働いて、色んなこと乗り越えて、

僕ら育ててくれたんだな。。。

そう思いながら、手を動かしているとなんとも言えない感情が沸いて来て。

やっぱり、父は偉大だ。

夜、作ってあげたウイスキーの水割りを、

「ウイスキーなんて何年ぶりかな・・」

と、おいしそうに飲みながら笑う父を見て、

年取ったな、と思うと同時に、とてもいとおしく感じました。

親孝行しないと。

僕も、こんな素敵な父になれるかな・・・。

今朝から、父方の祖母宅(広島)に行きます。

一泊して、明日の夕方には帰ります。

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