(写真ギャラリー)余地があるなら、押し込んでいこう


図書館に缶詰になっていると、それなりにお腹が空きます。普通に子供たちとファミレスに行っても、折角の天気がもったいない。ということで、昨日のランチは桜の木の下で。家から徒歩3分の芦屋川さくら祭りです。

街の大きさをそのまま反映したかのような、小さなエリアで開催されるさくら祭り。テーブルもたくさん設置されていますが、人もたくさんなので、基本的に相席になります。入れ替わりで同席する人達ともすぐに仲良くなれるのが良いところ。午後から予定がなければ、ワインにビールに・・・行きたいところでしたが、ここはグッと我慢。ペリエを片手に屋台のラーメンに、たこ焼きに広島焼きにフランクフルトだけにしておきました(どんだけ食べるねん)

午後から用事を片付け、夕方は来週のハーフマラソンのための足慣らし。
芦屋川〜海沿い〜夙川の往復18km。

阪神間の桜の名所、夙川にも行けました。
ここは香櫨園浜に近い、河口近く。

夙川は夙川で風情がありますね。

香櫨園浜ではKGのカヌー部が大人数でBBQをしていました。新歓かなー。

芦屋浜キャナルパークも桜の木があります。
桜越しのマジックアワー。

雨上がりで、風も強いから空気もクリアでした。

いつものように早朝から夜まで、すし詰めの一日でしたが、季節をしっかり楽しみながら、すべきこともしっかり出来て大充実です。では、新たな一週間、がんばりましょう。

緩みと疾走感


寒さが緩み、暖かくなると外に出たくなります。
それがたとえ自宅であっても。

外に置いているベランダのソファに寝そべるのが好きなのですが、いよいよそれが出来る季節になってきました。嬉しいなあ。またひとつ休日の楽しみが増えてきた。


今日、娘たちのピアノ発表会があったから、という訳ではありませんが、疾走感のあるピアノが大好きでして。こういう時は山中千尋トリオ(速弾きと言えば、ちっひーだと思っています)を聴くことが多いのです。よくこんな小さい身体で、パワフルなピアノが弾けるものだと思いますが、こういう「ギャップ」に男は弱いのですね。うちの娘たちもここまでのテクニックを身につけてくれたらな、など、空想に浸ったりしています。

Chihiro Yamanaka RTG

自分にはコミットして、他の人にはコミットしない


今週に入ってから、早起き生活をスタートさせています。っていってもまだ三日目。シーズン毎にやってくる「朝型月間」の到来です。暖かくなって布団から出やすくなって来たということもあるのと、後は気分的に。

早起きすることの効果は、先人の「早起きは三文の徳」ということわざにある通り様々な形で実証されていますし、自分も朝が好きということもあって常日頃から意識していることではありますが、なかなか「毎日」という訳にはいかない。特に飲み会が重なるシーズン、寒い冬の季節、習慣的に夜が遅くなるパターンに入る場合などはおろそかになってしまいます。

この冬場、少し早起き生活から遠ざかっていました。復帰のきっかけもなかなかつかめない。そこで、「僕は早起きしますよ宣言」を発動しました。「今週から5:50に起きて、朝の一時間半は仕事と勉強をしますよー」と家で宣言する。そうすると、後には引けない。自分にコミットするための手段です。

でも、意外な副産物もあります。それを聞いていた娘たちが「へー、パパそうなんだ」と興味を示し始める。そんな態度を見て「お?興味ある?僕は6時から勉強することにするけれど、君たちどうする?」というと「わたしたちもー!」となりました。

実はこの反応は想定内。毎朝ギリギリに起きてきて、TVの前でダラダラしている娘たちを見ていて、これは面白くないなと常日頃から思っていたのです。しかし何かを強制させるのは好きではない。自分にはコミットしても、人にはコミットさせたくない。強制は自分のポリシーに反するし、きっと彼女たちも面白くないはず。

そこで「お、興味ある?僕は明日からするけれど、もしかして、一緒にしちゃう?一緒にする人は手を挙げてー」と言うと、「はーい\(^o^)/」となるですね。自分から手を挙げた以上、そこには自己責任が伴うことを彼女たちも理解している様子。「パパは起きるけれど、君たちは起こさないよ。もしするなら自分達で起きて来てね」と念を押します。そうすると、自分達で目覚ましをセットして本当に起きてくる。

こんな感じで、毎朝6時から三人で色々とやっています。僕は僕の勉強をするし、娘たちは娘たちで勉強していて、分からないところがあれば聞いてくる。昨年も一時期こんな感じでやっていたのですが、やっぱり朝型は良いですわ。気持ちいいし、昼も夜もすっきりしたまま過ごせる。そりゃ多少は朝が辛い時もあるけれど、言い出しっぺの責任というか、相乗効果というか、自分だけじゃない「連帯感」に引っ張られるというか。

そんな訳で、ちょっと続けてみたいと思います。


今、まさに駅中カフェでPCをカチカチとやっているのですが、BGMはスピード感のあるヘヴィなJAZZを聴いています。何かに没頭したい時はやっぱり indigo jam unit でしょう。

indigo jam unit “Rush” first live take@JZ Brat

)

人は移動する生き物だ


マラソンランナー同志は変な結束力というか絆のようなものがあり、ゴルフ好きやダーツ好きのそれとは違う、何か別の要素で結ばれているような気がします。やはり苦しみや達成感などを共有しているからでしょうかねえ。

それはさておき。
来月のハーフマラソンで夢の「100分切り」を目指している僕としては、実際に100分を切った方からのアドバイスはとても頼りになるもの。先日、フルマラソンで3:30を目指すのなら、3時間、3時間半のLSDが有効、ハーフマラソンで100分切りを目指すのであれば、10Kmのタイムトライアルやインターバルでスピードを意識した練習が重要、ということを教わりまして。

早速今日、10kmのタイムアタックをしてみました。フルマラソン明けだったので、無理をせずに4’48″/kmラップで10km。少しのインターバルを挟んで、今度は1kmを早いペースで走ってみました。その時は、4.15/km。なるほど、こういう練習をしていれば良いのか、とあれこれ考えてやっています。

来月の大会では「ファミリー3kmの部」というのもあり、娘たちも出場します。今日はその練習も。


ネット時代になって、自宅に居ながら何でも出来る(事足りる)時代になりました。一昔前までは、ネット社会の進歩によって「巣ごもり現象」が発生するのではないかと予想されていたこともありましたが、いやいや、なんのなんの。
ネットを基盤に仕事をしている僕ですが、少なくとも休日はほとんど家にはいません。今日もランニングから帰った後、ランチに出掛け、三ノ宮にいき、夕方から夜にかけて隣り駅のスタバで書き物を。

動き、移動し、人に会い、外でコーヒーを飲み、本を読む。

人は移動する生き物ですね。

では、今週も一週間がんばりましょう。

二週連続、山で感謝の言葉をいただけるとは


イノシシの雄の活動は、晩秋から冬にかけて活発になるそう。この時期、交尾期に差し掛かった雄は雌を探して活発に動きまわるようです。人慣れした六甲のイノシシがどこまでそうなのかは分かりませんが、少なくとも先週と今日の二週連続、イノシシに遭遇しました。今日は風吹岩と荒地山の砂防ダムの二箇所。先週、ハイキングを楽しむY◯CAの子供たちのリュックを引きちぎろうとしていたところを投石と威嚇により追っ払った教訓(イノシシ君、悪く思うな)から、みんながお昼を楽しむ風吹岩でも、高い岩の上でお弁当を広げて警戒していると・・・保久良神社コースの方から、お弁当を手に持ったファミリーが不安そうな顔をして駆け上がって来ました。「これは」と思うと、後ろから雄のイノシシがのそのそとやってきたのでした。

犬と同じレベルの嗅覚を持つというイノシシ、ちょうどお昼時を狙ってなのか、人が集まるところに出没します。夏はそんなにいなかったのにな。風吹岩なんて猫ばかりだったのに。

ちなみに、こちらが風吹岩のにゃんにゃん。
人懐こっく、とてもかわいい。

ハイカー、ファミリーで賑わう休憩スポットの風吹岩、皆それぞれ付かず離れずの距離を確保しながら、遠目から写真を撮ったりしています。「危ないな〜」と思っていると、集団のリーダー達が子供たちを岩の上に誘導し始めました。その隙に、近くに固めて置いてあった子供たちのリュックの内の一つをイノシシがガブリ!リュックを口でくわえると、すぐに登山道から離れた藪の中に逃げこんで行ってしまいました。これはあかんと思って、すぐに岩の上から飛び降り、イノシシを走って追いかけました。気付くと、後ろから若い男性のリーダーも付いて来てくれていたので、二人で斜面の藪の中で挟み込み、投石。びっくりしたイノシシは、そのままリュックを置いて逃げて行きました。ヒヤヒヤしたけれど、無事に子供のリュックを救えて一安心。やはり自分に娘がいるので、子供に絡む何があると咄嗟に体が動いてしまいますね・・・

ハイカーの皆さん、今時期のイノシシはすぐにリュックを狙いに来るので気をつけてくださいね。また、むやみに近づかないように。先週はカメラを持って近づき過ぎたオッチャンが目の前で膝を噛まれていましたから。危ないですよ、本当に。

という訳で、二週連続で山で御礼を言われることに。
娘たちには「パパ、毎週かっこいい〜」と好評ではありますけれど、出来ることなら、こういう事態は避けたいものです。

最後に今日の山の景色を。

滝の茶屋では、薪が焚かれています。
朝、夕は寒いですからね。

はっぱ ふみふみ

木の根が岩を抑えてくれている図

まともにトレーニングが出来るのは、今週末が最後になりそう。土日ともに晴れてくれたお陰で、ランにハイクを楽しむことができました。来週は大阪〜東京〜グアムと移動しっぱなし。いや〜師走ですが、張り切って参りましょう。

六甲山高座の滝で「藤木祭」が開かれていました


二週連続で六甲山 〜 下山後シャワー 〜 夜カフェです。
この季節はオープンカフェが最高に気持ち良いですね。あ〜ホッとする〜、のんびり。

さて本日は13時から三時間半の行程でハイキング。芦屋駅〜高座の滝〜ロックガーデン〜風吹岩までの往復です。事前情報は知らなかったのですが、今日は藤木祭でした。高座の滝の前にはたくさんの岳人がおられ、イベントを楽しんでおられました。

藤木祭というのは明治生まれの山岳家でロッククライミングクラブの創立者であり、近代登山発祥の地と言われる六甲山の岩場(芦屋・高座の滝の上部)を「ロックガーデン」と名付けた藤木九三氏を偲んで関西岳人が集い合う、年に一回のイベント(らしい)です。ちなみに藤木九三氏は、今では高座の滝の横にレリーフが置かれていて、六甲山では有名な方なのです。詳しくはwikipedhiaで。

藤木氏は海外のロッククライミングを日本に最初に紹介した人として知られていますが、どんなことでも最初があり、初めて持ち込んだ人がいるんですよね。ロッククライミングでも、ゴルフでも。先人は偉大ですね。

今日の六甲も初秋を感じさせる最高の天気でした。
山を登る日はランニングはしません。娘を連れているので山でもトレランは出来ませんが、山登りで体力とバランスを鍛えるのが目的です。それにしても気持ち良かった!!

ススキ草原再生と生物多様性の保全


六甲山の中腹に位置する「東お多福山」。

芦屋からロックガーデンを抜けて山頂を目指すコースは、風吹岩〜雨ヶ峠〜七曲りへ行くコースと、雨ヶ峠〜東お多福山〜蛇谷北山〜石宝殿コースが人気。東お多福山は、ゴロゴロ岳〜奥池〜東お多福山バス停経由で上がってくる登山道もあって、山頂付近はなかなか賑わっています(まあ、ロックガーデンと保久良神社コースが合流する風吹岩の銀座っぷりに比べれば全然人は少ないけれど)。

苦楽園出身の僕にとって、お多福山はゴロゴロ岳〜奥池経由でしょっちゅう登っていた山。子供の頃の思い出は、山頂付近は一面のススキ草原で、本当に「高原」というイメージがある場所でした。しかし近年、ネザサの進出によって、ススキの数はどんどん減ってしまい、今は笹原となってしまっているとのこと。その姿をひと目見ようと、娘たちを連れて登って参りました。


本当はロックガーデンから登っても良かったのですが、娘たちの体力を考えて奥池まで車で行き、そこから東お多福山山頂を目指すことにしました。

小川を渡り、

変なきのこを見つけたりし、

登山道沿いに急に現れる謎の邸宅を見たりして、

山頂到着。

現在、再生事業が行われているとのことで、ネザサが区画ごとに規則正しく刈り取られていました。それらを説明する看板もあります。ネザサは繁殖力が強く、占有してしまうため、生物の多様性が失われてしまうようです。それでは確かにススキや高原植物は追いやられてしまいますよね・・・

子供の頃の記憶にある「ハゲ山・ススキ草原」のイメージはありません。雨ヶ峠から登ればもっとそういうイメージが残っているのかもしれませんが、木々も背が高くなっていますし、草原というよりは、笹原という感じです。でも、そこから眺める景色はやっぱり最高。保全活動されておられる方々のお陰でしょうか。僕も何かの役に立てるかな。

奥池から片道約3km弱の行程。
懐かしさと共に登った今日のハイキング、とても気持ち良く楽しかったです。これからハイキングシーズン。冬までの間にあとどれくらい登れるでしょうか。ゴルフ、マラソンに加えて山登りもシーズンを迎え、これから益々忙しくなりそうです。

自由研究のテーマ


娘たちの夏休み自由研究。
毎年テーマを決めるのが大変だったなあ、とその様子を見ていて思いました。僕が小学生の頃は、昆虫採集したり、押し花で植物図鑑を作ったりした記憶が。一番のクソ作品は、プラモ屋でモーターとプロペラを買って来て、かまぼこ板で作った木の台に固定し「せんぷう機」と題して提出したことくらいでしょうか。ほとんど風を生まないあれだけは何故か鮮明に覚えている。世紀の駄作。

娘たちも色々と考えているようで、アイデアの一つは「パンダの目のまわりは何故黒いのか」というテーマ。うん、そう言われてみれば確かに僕も気になることではあります。しかし、それって自由研究のテーマになるのかな。図鑑やインターネットで自分なりに調べるということ、そしてそれをまとめて、自分の意見をしっかり書くということが目的であるならば、それも良しです。うちも子供たち用にiPad miniがありますので、ネットを使って調べるのもひとつ。今の子は小学校の低学年から、Google検索やyoutubeなど使いこなしています。しかし、子供らしく図書館や図鑑などで調べてほしいとも思うのは、デジタル・ネイティブ世代ではない僕達の気持ちでしょうか。

さすがに「パンダの目〜」だけではボリュームに欠けるかな、とも思ったので、僕からの提案として、「地元の磯に生息する生き物を調べてみては」ということで、芦屋浜の磯に行ってカニや貝などを採取することにしました。

ゴミやペットボトルも漂着していて、決してきれいな海ではないし、人口の埋立地だけれども、それも住んでいる街のそのままの姿であるから、受け入れましょう。そこからゴミの問題や環境の問題などに研究が発展して行けばよろしいのではないか。ちなみに、カニやヤドカリ、ハゼ、貝などを網で捕獲。それらを観察してスケッチ。意外と色々といるものですね。

レジャーの多様化


毎年、夏に兵庫県の「佐津」という海水浴場に行きます。
ここは穴場なのかは分かりませんが、水が美しく、砂浜もきれいで、空いている(ここが大きなポイント)ため、お気に入りの海水浴場です。

朝9時に到着。
人も少なくプライベート感が半端ありません。

駐車場の番をしているおじいさんと話をしていると、昔はこの駐車場もあっという間に満車になって別のところに停めに行ったもんや、今は連休でも人は来ないし、まあ、夏休みに入ったらそこそこ多くはなるかもしれんけど、みんなどこで何をしてるんやろうなあ。海よりもおもろいプールも都会にはたくさん出来ているしなあ、と。 「日本の夏」=「海水浴」というイメージも段々と変化してきているのでしょうか。車を持つ人も少なくなり、家族揃って車で出掛けるということも少なくなっているのかもしれませんね。しかし、子ども達にとって、磯で生きてる魚を見たり、いかだから浮き輪を持ってジャンプしたり、砂浜を掘って城を作ったり、クラゲに刺されたり、急に深くなる海で怖さを知ったりするのは、プールでは経験できないこと。安全を確保しながらしっかりと楽しみを覚えてほしいものです。


同僚の家族たちも後から合流。子供7人(内、赤ちゃん2名)でワイワイと遊んで来ました。歳の近い子同士はすぐに一緒に遊んでくれるので親は楽です。