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娘たちの夏休み自由研究。
毎年テーマを決めるのが大変だったなあ、とその様子を見ていて思いました。僕が小学生の頃は、昆虫採集したり、押し花で植物図鑑を作ったりした記憶が。一番のクソ作品は、プラモ屋でモーターとプロペラを買って来て、かまぼこ板で作った木の台に固定し「せんぷう機」と題して提出したことくらいでしょうか。ほとんど風を生まないあれだけは何故か鮮明に覚えている。世紀の駄作。
娘たちも色々と考えているようで、アイデアの一つは「パンダの目のまわりは何故黒いのか」というテーマ。うん、そう言われてみれば確かに僕も気になることではあります。しかし、それって自由研究のテーマになるのかな。図鑑やインターネットで自分なりに調べるということ、そしてそれをまとめて、自分の意見をしっかり書くということが目的であるならば、それも良しです。うちも子供たち用にiPad miniがありますので、ネットを使って調べるのもひとつ。今の子は小学校の低学年から、Google検索やyoutubeなど使いこなしています。しかし、子供らしく図書館や図鑑などで調べてほしいとも思うのは、デジタル・ネイティブ世代ではない僕達の気持ちでしょうか。
さすがに「パンダの目〜」だけではボリュームに欠けるかな、とも思ったので、僕からの提案として、「地元の磯に生息する生き物を調べてみては」ということで、芦屋浜の磯に行ってカニや貝などを採取することにしました。
ゴミやペットボトルも漂着していて、決してきれいな海ではないし、人口の埋立地だけれども、それも住んでいる街のそのままの姿であるから、受け入れましょう。そこからゴミの問題や環境の問題などに研究が発展して行けばよろしいのではないか。ちなみに、カニやヤドカリ、ハゼ、貝などを網で捕獲。それらを観察してスケッチ。意外と色々といるものですね。