急に頭の中で懐かしい曲が流れる時、一体何が起こっているのだろう


月初に加え、案件目白押し。そして明日から三日間、エキシビジョンにアテンドのため準備にただでさえ忙しいのに、こんな時に限ってインドネシア、フランス、上海から問い合わせや急かしのメールが。ありがたいことではあるのですが、重なる時は重なるな。

今日はサッカー最終予選でしたが、なんとか最後の10分だけを会社の会議室で視聴し、失点の場面と相手ディフェンスのハンドによるPKを見ることができました。まあ、ここだけ見て試合終了のホイッスルと共に歓喜の瞬間を迎えれただけ、良かったでしょう。それにしても、代表の皆さんおめでとうございました。


喉に痛みを感じ始めました。
これはあかん、と、高めの栄養ドリンクとビールを購入し、風邪薬を飲んでいます。良いのか悪いのか。今から3時間後には起床しなければならないので、それまでに喉をちゃんとしておかなければなりません。フライト中の乾燥を防ぐためのマスクも用意。そして寝る時もマスクを着用する予定。もうお願いだから喉の痛みだけは取れてほしい・・・


突然、フラッシュバックして思い出す曲があります。

Astrid Northが率いるCULUTURED PEARLSのこの曲。
なぜ思い出したのか分からないのですが、突然、頭の中で懐かしいメロディが流れ始めました。あの瞬間って、一体どうなっているんだろう。急に脳の中で鳴り始める曲ってありますよね。

CULTURED PEARLS – sugar honey

期の始まりとSade Mix


5月の決算月を無事に終え、本日から新しい期がスタートしています。昨期も皆様お疲れ様でした。無事に好決算で、これもまたトップのリーダーシップと各部署の皆様のたゆまぬ日々の努力と斬新なアイデアと冷静な判断に裏打ちされてのものだと思います。今期は昨期以上に海外進出を加速させ、新製品の段階的なリリースとマーケティングの成果を刈り取る期になります。早速、今月から夏にかけてリリースラッシュ。今までは良くてもこれから先はどうなるか分かりません。新規一転、気持ち新たにがんばります。


期の始めというのは良いものです。
まず、この時期、花粉症がない。

というのはさておき、新鮮な気持ちで次の一年を迎える。プレッシャーと期待と焦燥感の入り混じった不思議な緊張を覚えていますが、目先の仕事に集中しながら、中長期の戦略とロードマップを策定し、着実にクリアしていかなければなりません。短期目線と長期目線のバランスがとても大切。また、新しいメンバーも多数迎え、社内も活性化しています。楽しみ楽しみ!上昇思考で!


仕事のお供にSmooth Jazz。
Sade好きにはたまりませんよ。Jabig先生がまた素晴らしいMixを提供してくれました。とろけて下さい。

Sade Mix by JaBig – 4 Hour Smooth Jazz Playlist Tribute

この時期、動きが色々あって面白い


月末にロンドンから社員が一時帰国し、金曜日の夜に軽く歓迎会。昨夜はLAから同級生が一時帰国して40人以上がバーのフロアに集まって歓迎会。この先も、留学中の親友が一時帰国したり、国内の転勤や、海外に赴任する友達もいたりで、なんだか周りの動きが激しいです。梅雨だから?はい、多分関係ない。


昨夜はLAから帰国した高校の同級生Tの歓迎会(同窓会)。N君と一緒に幹事を勤めました。小中高バラバラなメンバーが40人以上が集まったのですが、それがまた面白かった。僕とTは高校だけが同じ。それ以外の人は小学校だけが同じ、中学だけが同じ、というような具合。しかし、Tという共通項があって皆が集まっている。もうなんかそれだけで「ああ、今日初めて会ったけれど、なんだか久しぶり。」みたいな不思議な感覚が生まれるんですね。その時その瞬間を、同じ学び舎で共有している。もっと広く言うと、同じ時代にこの地域で育っている。その共通項だけですぐに友人になれるのだから、面白い。それに、本当に20年ぶりとかの友達もいて、みんな立派になったり、きれいなママになって子育てを頑張っていたり。仲良くしていた人達とは、ほんまに20年ぶりよな?というくらい違和感なく、すぐにあの当時に戻って思い出話や近況報告に花を咲かせることができる。とにかく楽しい!

高校はクラスも多く、僕も海外留学を目指していたこと、家業の手伝いも諸々あり、どちらかと言うと活発に高校と関わっていた訳ではなかったので、昨夜会った同級生たちの中には顔は知っているけど、ほとんど絡まなかったよね、という人が何人かいました。それでも、色んな話をしていると、改めて意気投合し「これを機に改めてよろしく!」なんてこともあり、また輪が広がって行きそうで楽しみです。お会いした皆様、ありがとう。またこれからもよろしくね。


という訳でこの週末、二度目の運動会に歓迎会に同窓会に・・・と非常にアクティブに動いておりました。更新も丸二日くらいあいてしまったかな。今週は今週で今から目眩がしそうな程のスケジュール、後半はずっと東京・・・という具合ですが、皆様、がんばって行きましょう。

この戦略の意味も良く理解できる


adobeがCSの提供、つまりパッケージソフト販売を打ち切り、CC(Creative Cloud)オンリーの提供とするニュースが業界を賑わしています。現場レベルで考えると、CSは引き続き継続して使用可能なものの、向こう5年でいわゆる「サブスクリプション型」がスタンダードになるのは容易に想像できるところです。CCが下位互換を考慮してくれれば尚良し。

米アドビ、ソフト販売「中止」の先にある野望(日経新聞より)

この戦略の意味も、ユーザー、メーカー双方の側から良く理解できる。

メリット面だけ強調すれば、ユーザー側は使用したい時にだけライセンスを申し込めば良い。上記の記事が言うように、高額製品を安く使えるということはプロユースの製品を業界外の人でも低価格で使用可能なわけで、これは使い勝手が良い。またプロダクションなど制作サイドに取ってみても、常時ソフトを確保しなくても、例えば、FLASHやAfterEffectなど案件に依存するものについては一時利用で制作費用として仕入れて経費計上することも可能。一方メーカー側はどうか。「いつでもアップグレードが可能」というのはオフェンシブ面の建前であったとしても、販売、売り切りの商売ではなく、「裾野を広げる」ことに寄与すること、そして、月額での売上見通しが立つということは、属人的な販売ではなく、サステイナブル(もはや死語か)な数字確保に繋がるに違いありません。つまり、Qごとの決算に今までのように一喜一憂しなくて良い、ということになります。

クラウドの登場で企業にとってはITツールを「所有」ではなく「利用」するという意識が高まっています。当初、クラウドとうのはネットワーク・インフラ及び一部ASPサービスに適用して使う言葉でしたが(クラウドの登場で高額なイニシャルコストと、保守、「情シス」担当者が必要ではなくなりますよね、というのは聞き慣れた営業トークですね)、このようなパッケージソフトウエアについてもサブスクリプションライセンス形式の普及により、資産ではなく経費として計上することが可能になりました。一方、日本の会計上、利益が出ている時は予算を使い果たすことを目的に、その間に資産を増やして償却する、という経営学上の概念が対税金対策としても生きる訳で、企業としてはランニングコスト増加はなかなか頭の痛い問題ではありますが、先に述べたように、仕入計上すれば良いということで、薄く見積書に載せても良いレベルの金額になりました。

当社も新製品に関してはサブスクリプションオンリーの提供を行なっていますが、上記を考えるとオプショナルペイメントとして年間一括払いなどのアニュアルライセンスを設ければ良い訳で、後は購買の意識改革というところに依存するのでは、と考えています。

もう一つの論点として、ソフトウエアがなくなるということは、代理店も近い将来かなり淘汰されるのでは、ということが想像できます。高額ソフトウエアはディストリクト毎の代理店が販売とサポートを行うのが常でしたが、ソフトウエアはWEBからDLし、サブスクリプションで必要時に必要なライセンスだけ支払えば良い、ということになると、直販のプレゼンスがどんどん増していく訳です。つまり、サービスと営業は必要なくなる。こうなると付加価値を提供できない代理店は相当厳しくなります。大塚商会などは、その点を見越してかどうなのか「たのめーる」など独自サービスを展開していますが、さすが、という感じでしょうか。

これから、ビジネスはより、直販と個人間の取引に寄って行きます。スクエアなどのカード決済システムしかり、グーグルウォレットでのメール送金しかり、誰でもいつでもクレジットカードの取扱店になることができ、送金を行うこともできる。企業としてはオンリーワンの付加価値をいかに提供できるか、つまり本当の戦いがこれから本格的に始まる、という訳ですね。

ぼく、えりまき持っていたら、それ、首にまいて、持ってけるよ。


ぼく、えりまき持っていたら、それ、首にまいて、持ってけるよ。花がぼくのものだったら、その花をつんで、どこへでも持ってけるんだ。だけど、星をつむわけにはいかないじゃないか

「星の王子さま」 より

「星の王子さま」の中には、「哲学」がたくさん詰め込まれている訳ですが、このフレーズはまたとても印象深いものです。この後に、星の数を紙に書いてそれを預けて鍵をかけておくだけでいいんだよ、というアドバイスが続くのですが、まさに貨幣経済というのは、「信用経済」と言われているように、貨幣の価値=国の信頼や取引量、個人のファイナンス面での信頼度というのはまさに紙(通帳)に書かれた額(残高や資産価値)である訳で、なかなか実体が掴めないのがこの世の中です。例えば、今、取引を進めている相手国の一つにインドネシアがありますが、ここの物価水準はモノにもよりますが、だいたい1/3〜1/5くらいと言われています。給与水準は1/8〜くらいでしょうか。同じモノやサービスなのに、住む国によって値段は大きく変わります。経済学的には何も不思議なことはないのですが、別の角度から考えてみれば不思議なことです。

一方でビジネスシーンでも学業においても「がんばり」が評価されるのもまた数字である訳で、ある意味で可視化しやすいものでもありますよね。GW中に身を置いていた自然の中から都会のど真ん中でPCを相手にゴリゴリと仕事をしている中で、色んな事を考えながらプロジェクトを進めています。
「つみたい星」というのは各々のコンディションによって違うものですし、ある意味人生のテーマのようなものですので、忙しい日々の中でもたまにゆっくりと立ち返って考える時間も確保してみたいものです。

行事で感じる季節のうつろい


祖母が大切に育てているカトレア(洋ラン)の温室は、冬と夏の年二回、衣替えをします。

春から夏に向かうこの季節、冬用に貼った温室の中貼り(ビニール)を外して温度が高くならないようにするのです。カトレアは中南米原産のランなので、日本で育てるためには温室がなければなりません。曽祖父の趣味がまさにカトレアの栽培で、その頃から大きな温室が実家にはあったのですが、震災後に家を建て替えた時に温室も縮小し、今はこじんまりと、祖母がその趣味を引き継いで育てているのです。

子供の頃はその魅力が分からなかったのですが、今は「植物を大切に育てる」ことの楽しさが分かります。肥料をやり、夏でも冬でも温度を一定に保ち、大切に育てた結果が「花」となって現れます。

「温室、またやっといてな」
この電話で、季節の移ろいを感じます。


GW前の最終営業日です。
明日からは信州の八ヶ岳ベース入り。

しっかり仕事を終わらせてバカンスに臨みたいと思います。

体幹理論、コアトレーニングの第一人者、木場克己先生と


二日間の東京出張も終わり、気持ちの良い土曜朝を迎えております。
皆様おはようございます。

さて、昨日は、インテル長友選手を始め、日本代表選手やなでしこの選手などのトレーナー、コンディショニングコーチとして有名な木場克己先生とお会いして、製品開発の打ち合わせをさせていただくことができました。内容はまだリリース前なので伏せておきます。


(目の下のクマは、前夜の酒と睡眠不足によります。)

先生は体幹理論、コアトレーニングの第一人者としてプロスポーツ界を中心に有名な方ですが、とても気さくで物腰が柔らか、低姿勢。ご自身も選手として怪我に悩まされていた故の挫折からか、自分の技術をスポーツ界、また、体の痛みや怪我で悩む全ての人に還元して行きたいという思いが、こちらにもビンビンと伝わって来ます。やはり第一線で活躍する方は皆様、人間的な魅力で満ち溢れておられますね。僕自身も今コアトレーニングを自宅でも実践中。体幹を鍛えて、怪我に強い体を手に入れ、色んなスポーツを楽しんで行きたいものです。

さて、先生の事務所はお宝グッズで一杯。
全て許可を得て撮影させていただきました。

長友選手のサイン入り、インテル、代表のユニフォーム。

「キャプテン翼」高橋先生のオリジナルイラスト。

同じく高橋先生が木場先生のキャラとして作成した「体幹君」のイラスト。

他にも、なでしこ大儀見選手のサイン入りユニフォームなどお宝が沢山。サッカーファンとしてはたまらない場所でした。木場先生、そして、お打ち合わせに同席した皆様、ありがとうございました。

人脈は社内ではなく、社外で作ること


常日頃から皆にも良く話し、かつ僕自身も実践していることの一つに「とにかく社外の人間と積極的に交流し、人脈を広げる」ということがあります。社内の人間関係を疎かにするという意味ではありません。社内の人間とは月曜日から金曜日まで一日12時間 × 週5日間もずっと一緒にいる訳ですから、そこは当たり前の事としておきます。

社外の人、出来れば利害関係がなくて共通の話題がある人達との人脈を広げることは、生活に彩りを添え、自分自身のためにもキャリアのためにもとても重要なことだと考えています。色んな人と交わることによって様々な気付きを得ることができる。人と人の繋がりで色んな人と出会える。誰しも時間とお金には限りがあるのですから、せっかくお金を使うのであれば、普段会わない人との方が良いという訳です。

そこから仕事に繋がることもあります。
例えば、先日、ほろ酔いで電車に乗っている時のこと。
隣に座っている真面目そうな男性が難しい資料を見ながら、「うわ、これすごいな」を連呼しているのに気付きました。普通なら「何この人、独り言ブツブツ言って気持ち悪い」と思うかもしれません。しかし、そこは昨日のエントリー「問い続けること」。様々なことに興味を持つことは成長のために肝要です。僕はその人が読んでいる学会のレポートが気になり、横目でずっと文字を追っていました。すると、その視線に気づいたのでしょうか、「あれ、同じ業界の方ですか?」と声を掛けてくださいました。

いえ、僕はITなので構造解析や化学は分野外なのですが、あまりにも「すごい」を連呼しておられるので気になりました。と正直に答えました。彼は某製薬会社に勤める博士号を持つ研究員で、学会の帰りでした。いかにこの学会で発表された論文がすごいか、ノーベル賞級だ、と、そこから熱心に教えてくれたのです。駅に着き、彼が降りる時に「折角なので名刺交換でも」と申し出てくださいました。名刺交換をしていただいた方には、仮に仕事で全く絡まないような人でも御礼のメールを送るようにしています(最近はFBのメッセージも多いのですが)。次の日にメールを送ると、ある解析シミュレーションに興味があるのだが、なにか良い製品があれば教えてほしい、とすぐに返答をいただきました。そこからトントン拍子に話が進み、先日パートナー企業の専門家を連れて、デモンストレーションに行って来たのです。そして今も提案中です。

これは、どこから何が始まるか分からない良い例だと思います。
もちろんビジネス目線の下心を常に持つことが大切である、と言いたい訳ではありません。僕も人と交わる時、仕事のことなど全く考えていません。ただ楽しいし勉強になるから一緒にいる。しかし結果論ではありますが、仕事に繋がることも多いのです。

終身雇用制が崩壊し、人は会社に頼らずに生きていくことがシビアに求められるようになりました。一つの会社に長年勤めたからと言って給料が上がる保証もありません。つまり、何かに頼るのではなく、一人一人が自立し結果を出さなければならない世の中になっています。仮に今の仕事を辞めざるを得なくなったとしても、社外に人脈があればどうにでもなります。また、会社としても色んな人脈や繋がりを持つ社員達がたくさんいるのは、とてもありがたいことです。ですので、是非、社外に人脈を作るようにしましょう。社内政治に気を遣ったり、同僚と飲みに行って愚痴を言い合う時間があれば、どんどん社外の人間と出掛けましょう。


最近、企業説明会で既卒者と話す機会が多いので、ついついこういうテイストの記事が多くなってしまっていますね。こうしうて書くことで、自分自身の思考の整理にもなっています。

さて、明日の午後から東京入りです。
週の後半もがんばって行きましょう。

企業説明会で既卒者にこんな話をしました


昨日、理系の既卒者向けの企業説明会を開きました。
その中で話をした内容の一部を幾つかピックアップします。

当社は、革新的な製品を生み出し続けるテクニカルなITベンダーです。ここで働く人々は、エンジニア、プログラマ、デザイナー、マーケッターなど、それぞれ専門的な技術を持っています。テクニカルな会社と言うと、クールなイメージがあるかもしれませんが、私達は逆に、温かくて、礼儀正しく、親切で、誰にでも挨拶をすることを大切にしています。皆さんも、説明会のセミナルームに入る時、社員が元気よく挨拶してくれたのを見て驚かれたのではないでしょうか。デジタルな時代こそ、血の通った関係、相手の目を見て気持ちを伝える関係が大切だということを知っているからです。

・結果を出すこと、稼ぐこと。

当社は普通の枠組みで物を測りたくない会社です。
会社というのはこうあるべき、ビジネスマンというのはこうあるべき、という考えはあまりありません。もちろん、マナーや礼儀は重要ですが、それは「相手に対する気持ち」があれが誰でも出来ること。それよりも大切なのは「きちんと結果を出すこと」です。

自社の製品開発、サービス開発、受託案件でも、必死でやって結果を出す。それを続ければ会社は必ず成長します。そしてそこから繋がるのは 「徹底的に稼ぐこと」です。ですから、それ以外のことについては余りこだわりません。いくら格好いいことを言っても、美辞麗句を並べても、稼がなければビジネスをしている意味がありません。結果を出すために、もう一つ大切なことがあります。それは、「とにかくお客様目線であること」。成熟したこの時代、質の悪さ、適当な仕事は簡単に見破られてしまいます。つまり、結果が出ません、稼げません、お客様に喜んでもらえません。ですから、お仕事をさせていただいているクライアントさんからの要望には徹底的にお応えします。

枠にとらわれないこと。

世界を見渡した時に、出来るビジネスマンというのは会社名や肩書きではなく、 「僕は◯◯です」と名前で自分を自己紹介しますね。 つまり、自分は、自分なのです。僕はこういう仕事をしていたけれど、今勤めている会社ではこういう仕事をしています、という人がゴロゴロしています。 システムエンジニアから金融に行ったトレーダーもいますし、営業マンからエンジニアに転身した人間もいます。 つまり、自分はこういう人間だと決めつけてしまうと、そこからの成長もありませんし、思考が停止してしまって面白くない人生を歩んでしまうことにもなりかねません。

会社も同じだと思っています。 うちはIT企業です、ソフトウエアベンダーです、Sierです。 分かりやすいのでそういうこともあります。 しかし、それって「今」の姿です。これだけ変化のスピードが速い時代、うちはこれです!ということに、果たして大きな意味があるのでしょうか。 当社のメンバーはITが大好きですし、お客様が喜ぶ顔が大好きですので、そこから大きく逸脱した会社になることはないかもしれませんが、将来的にどのように発展していくのかについては、決め付けないようにしています。

皆さんも、決して、決め付けないように。
これほど変化の速い時代、「自分はこういう人間で、こんなことしか出来ません」では誰も見向きしてくれなくなりますよ。そういう人間は他にも代わりがゴロゴロいるからです。そして、「マイペースで、無理せずに、」という言葉もあまりお薦めしません。先に言いましたが、これほど変化の速い時代、そんなことではいつまでたっても成長できず、あっという間に取り残されてしまいます。視野を広く持ちましょう。
5年で習得できることを1年で習得することは、脳から血が出るような、毎日毎晩吐きそうになる程のプレッシャーがあります。でも、一度そこを乗り越えてしまうと、後が楽。そこから先は、習得した知識とノウハウをベースに、自分でどんどん新しいものを自由に作っていけば良いのです。それでも、「いや、マイペースでコツコツがんばります」という人は、はなくそでもほじっていてくださいね、ということになってしまいます。

全員精鋭主義

少数精鋭ではありません、全員精鋭主義です。 これには各分野、職務においてプロフェッショナルでいることが 求められます。野球チームを思い出してください。それぞの打順、ポジションで最大限のパフォーマンスを発揮することでチーム一丸となり、勝利という果実を得ることができます。誰かがサボってしまうと、チームは負けてしまいます。全員力で勝つチームを目指しています。

主体性と当事者意識

「主体性」とは、「自分の意志・判断によって、みずから責任をもって行動する態度のあること。」と定義されています。指示を待つ、環境が整えられるのを待つという姿勢は、主体的ではありません。受動的です。受動的な人間は言い訳をしますし、環境のせいにします。「俺がヒットを打てなかったのは、観客のヤジのせいだ!」という人間に一流の選手がいるでしょうか?自分の意志で、責任を持って行動することで、道は切り開かれます。
MITメディアラボの石井教授のこの記事を読んでみてください。
当事者意識とは、”何らかの物事やプロジェクトなどに参加している当事者である、関係者である、という意識のこと”と定義されています。この意識がないと、他人任せになってしまい、自分の事は棚に上げ、誰かがやってくれるだろう、という意識が芽生えてしまいます。 ということで、辛いこともたくさんありますが、楽しいこともそれ以上にたくさんあります。この辺りは働く社員達の表情を見て感じ取ってください(説明会の間、会議室のパーテーションはあえて開けっ放しにして、ガラス越しにワークスペースが見えるようにしていました)。

TWBC〜新歓


取引先が主催するTWBC2013大阪へ。
なんと初の大阪開催。

会場内は(当然)写真撮影禁止。
秀逸なプロダクトデザインの数々、機能的な機器。理美容業界で圧倒的なシェアを誇るタカラベルモント社のモノづくりに対する意気込みを感じました。様々なブースでトークショーや有名アーティストによる技術セッションなども。美容師さん達で黒山の人だかりが出来ていました。僕も薦められてDab.八木岡さんのトークショーを拝聴しましたが、さすが業界の重鎮。仕事に対する熱意、立ち止まらないで進み続ける妥協なきチャレンジ精神。サロンワークに留まらずインテリアやプロダクトデザインも出掛ける多才さ、淀みなく出てくる言葉の数々にインスパイアされました。長年第一線を走る人の言葉に重みがあるのは、それだけ苦難を乗り越えながら悩み、もがき、考え、努力を重ね、チャレンジし続けているからだと思うのです。そして素晴らしいなと思ったのはもうひとつ。モデルさんやオーディエンスに対する何気ない気遣い。

会場を様々案内していただいた後にカフェにて新製品の打ち合わせ。
リーガロイヤルホテル周辺は久しぶりに来ましたが、中之島も随分変わって綺麗になっていますね。


夜はクリエイティブメンバーのみで新歓。
白鹿の熱燗を皆で飲み、

終電間近の駆け込みでドルフィンズ。
これはミスティックのピーチ(生)です。
珍しいからオーダーしたら、これが美味しいかった!

皆の熱い気持ちと意気込みに触れ、気持ち新たにされました。
新スタッフ共々がんばりましょうね。