業務用スマートグラス


Wired.jpの記事で、新バージョンのGoogle Glassは業務用であるとの観測記事が出ていて、そりゃそうだよなと思いつつ読みました。

Google Glass「復活」の舞台は、工場や医療現場(wired.jp)

工場、医療現場では手作業がほとんどなので、両手が自由になるというのは大きなメリットです。今後、工事現場や警備といった分野でも広がっていきそうですね。そういった意味で、スマートグラスはパーソナルユースよりも、エンタープライズユースの方が親和性が高く、導入イメージもしやすいというのは当然の流れではないかと思います。しかしこの分野では、既に大手メーカーの工場向けに、富士通やNEC、ブラザー工業などがヘッドマウントディスプレイを続々と発売していて、熟練技術者の手元の動きを見ながら作業が出来るようにしたり、製品についたバーコードを自動的に読み取って、仕向地や仕様、進捗などを確認できたりするようなことが始まりつつあり、この分野でもシェア争いが激化しそうですね。

しかしここでも面白いのは、Google Glassは当然、多岐に渡るGoogleのサービス(Apps、Gmail、検索等)をベースにしている点に対し、エンタープライズ向けの各製品は、セキュリティ的にも閉じられた企業内ネットワークのクローズドな環境で使用することに特化している点です。特に国内は、ノウハウやデータは絶対に外に出さない!が根強く、今後この差がどのような形で出てくるのか楽しみです。


さて、こちらは昨日の飲み会でいただいた物たち。
相変わらず、天満は安旨で最高ですね。

No pain No gain というより、Much pain Little gain


少し早めに帰宅できたので、ランニングへ。

一昨日に15kmを難なく走れたのは「良く食べたおかげ」なのか、それとも単にコンディションが良かったのかを確かめるためです。ちなみに今日も良く食べましたよ。朝はカツサンドにスムージー、昼は肉そばとおにぎり一つ、そして夜はボールいっぱいのチキンサラダと魚のフライ、そしてご飯二杯。

少し前では考えられないような食生活です。蕎麦はともかく、おにぎりやご飯なんて!

デスクワークがメインとはいえ、平日の夜はそれなりに疲れて帰宅しているので、週末に比べてコンディションが良いとは言えません。それでも結局、10kmをなんなく走ることができました。大量発汗で気持ちいい!!

しかし身体ってすごいですよね。15km走り、中一日でまた10km。一番走りこんでいた数年前のようなペースです。二週間前までは5kmでへばるほど体力が低下していたのに。これはきっと、良く食べているからだ。良く食べ、良く飲み、良く働き、良く学び、良く走る。よし、この夏はこれで行こう!


走りながら考えていたのですが、No pain No gain という言葉がありますよね。

「痛みなくして、得るものなし」という英語のことわざです。いつも近くに置いている言葉なのですが、考えてみると、痛みなくして得るものがないのは当たり前で、人生って、ほとんどがしんどいことばかりで、得るものはほんの少しだよな、と思うのです。言い換えるならば、

「Much pain Little gain」(痛みは多いけれど、得るもの少ない)

ですね。

カスのような存在の僕でさえ、「こんなことが出来て良いですね」と言われることがあります。しかし、もし僕が今出来ていたり、持っていたりするものがあるとして、それをどのように手に入れたかと言うと、時間と、金と、血ヘドと汗と引換えに得たものばかりです。辛いことや、誹謗中傷、悪口、村八分にされたこともありましたっけ。

特別な才能なんてこれっぽちもない凡人以下の人間にとっては、日々が「pain」です。痛みを感じながらも努力をコツコツと重ねるしかない。もう、それでやっと、なんとか社会の邪魔にならないように、やりくりすることが出来るんです。

マラソンもそう。42kmもあるのに、タイムを5分縮めることがどれほど大変か。鬼のように練習しても、当日のコンディションによってはリタイアしなければならないこともある。必ずしも、努力が報われる訳ではないのは、マラソンも人生も同じではないのかなと思います。

それでも。

それでも、見えないものを見ているかのように、日々何かを重ねることだけしか出来ないのが人間なんでしょうね。しんどい。でも、やるしかない。願わくば、そこに楽しみを感じながら。

仕方ないなー、やるか。


(写真は今年2月のサンフランシスコ・バーリンゲームでの朝ラン風景)

今週のフィナーレをどう飾るかあれこれ考える


今日の和歌山は午前中だというのに気温36度。

日陰にいても熱風が吹きます。暑い。同行していた取引先の方が「体温と同じですもんねー」と言っておられましたが、体温と同じと言われてもあまりピンときません。日頃から体温を意識しながら生活はしていませんもんね。

とにかく今週はハードでした。

いや過去形にするのはまだ早い。まだ今週は終わっていませんよ。明日は早朝から取引先が集まる数十名のゴルフコンペです。しかも幹事。でもテンションを上げるため、幹事なのに虎視眈々と優勝を狙っています。幹事が優勝なんてご法度と言われようが、KYと言われようが、KYKと言われようが、マイク片手に、

「栄えある優勝者は・・・僕です!!!」

と、代打オレ的優勝を実現すべく、明日もがんばります。

(写真は先日の元町です)

【Air Gallery】CRJ700 初乗り


新潟空港から伊丹への最終便は、IBEXエアラインズ(親会社は会計ソフトのJDLですね)とANAのコードシェア便。IBEXに乗るのも初めてだったけれど、機体がCRJ700だったということにエアフェチとしては感動。飛行機にはたくさん乗っていますが、CRJ700は初めてです。

CRJはカナダ・ボンバルディア社の製品群です。国内線のプロペラ機で有名な、あのボンバルディアの小型ジェット。過去にはJAL系列のジェイ・エアのCRJ200などには搭乗したことはありますが、700はそれよりも少し大型、乗り心地もとても良く、快適な空の旅を楽しむことができました。

こちらは新潟空港です。
コンパクトながらも必要なものは揃ってる。そんな地方空港でした。

明日は6時で和歌山へ。
今週、すっごくハード。

都会のオアシス


夏らしく、二夜連続のビアガーデン。

普段あまり馴染みのない、屋外からビルを見下ろす景色。ビアガーデンの醍醐味はやっぱり、ビルの夜景と屋外ならではの開放感ですよね。都会のオアシスです。

下の写真は茶屋町アルモニー・アンブラッセですが、10階のテラス席からはまるでシンガポールにいるかのように錯覚する景色が広がっていました。

そしてこちらはJR大阪駅直結のルクア15階。
ワイワイした雰囲気で、こちらは「ザ・ビアガーデン」という感じです。

いずれにしても、夏の涼しい夜風に吹かれながら飲むビールやワインの美味しいこと!ビアガーデンはやっぱり、ビルの高層階テラスに限りますね。

ものづくりの中枢の話


7月といえば、全英オープンゴルフ。

今年は聖地セント・アンドリュースで開催されましたね。最終日は三つ巴のプレーオフで幕を閉じましたが、今大会も日本を代表するフラッグシップの某IT企業がスポンサーを勤めておりまして、小生も仲良く取引させていただいている縁でこんなものを分けていただきました。オリジナルボールケースです。

しかしメジャー大会のスポンサーなんて、一体いくらの費用が掛かるのだろう。小規模ながらも経営を司る者の一人として、気にせずにはいれません。やっぱり、フラッグシップの強さを思い知らされます。


今日は、やはり日本を代表するメーカーの生産技術の中枢で丸一日を過ごしました。ずらりと並んだPCで何十人も並んで機械設計をしているフロア、日々新製品を生み出すメーカーの中枢の規模の大きさ、そして進化を支え続けるR&Dと研究センター。

ものづくりはオートメーション化されたといえ、やはり熟練の技術が今なお生きる世界です。その熟練の技術を習得させ、同じ動きをするロボティクス。エンジニアがアームを掴んで手の動きを教示する。アームはその手の動きを習得し、人の手の動きのように柔軟に、かつ正確に反復する。

日本メーカーの地盤沈下が指摘されますが、やはり、やはり。基幹産業としての「ものづくり」には凄みを感じずにはいれません。

早朝の雲、そして、芝


4時半にアラームをセットして就寝したのが0時半。

どうしても片付けなければならない仕事があったため、短い睡眠になってしまったのだけど、今朝は早朝ラウンド。「よっしゃ」と気合を入れて飛び起きました。ぼんやりとした脳を洗顔とコーヒーでスッキリさせ、朝焼けに染まる空を見ながら車を走らせます。

スタートは6時20分。急遽決まった練習ラウンドは18ホールのスループレー。OUTの一番スタートは前の組がいないので快適そのもの。そして何より涼しいので、気持よくプレーできました。

前半のスコアは42。
お、今日は調子いいかも・・・と思いながらの後半は混雑して来たこともあってペースが乱れて48。ゴルフは長いことやっているので、上手く行かないことにはすっかり慣れています。

さあ、今からPCと睨めっこしながら仕事再開。

外は強い風が吹いていますが、リビングにも気持ち良い風が入ってきてとても快適です。

海外のマブダチ


二夜連続飲み会で寝るという失態。
そして今も終電の新快速待ち。

夜がすっかり弱くなりました。
神経を使う仕事が多く(海外とのやりとり)、まあ仕方がないというのは言い訳ですが、諸々のアライアンスの話は有り難いし、遠く海を隔てた米国に「マブダチ」と言わせていただくような大企業のネイティブのエグゼクティブがいるという幸せ。


こちらは昨夜、取引先にお連れいただいたスペインバルのワイン。二日酔いをしないというワイン。何本あけても、翌日に残らないんだから!

蒸し暑さとチキンライス


朝6時に起きてジョギング。

湿度80%、とにかく蒸し暑い朝でした。
そんな中、汗をたっぷりかきながら走るのは爽快です。暑いからこそ、汗も噴き出るってものです。


3年前のシンガポール、やはり同じようにホテル近くの公園の周りをジョギングしていました。あの時も早朝であるにも関わらず、とても蒸し暑く、ジョギングしている僕を颯爽と追い抜いていったスケートボードに乗った女性をうらやましく思ったものです。

今朝のジョギングで、シンガポールのローカルに人気の、Wee Nam Kee Chicken Rice のことを思い出しました。出張で降り立ったチャンギ国際空港からホテルに向い、ひとしきりメール処理をした後にMRTで向かったWee Nam Kee。一人で来ているのは僕だけで、他は皆グループや家族でしたが、全く気にせずに一人で大きな丸テーブルを独り占めして、タイガービールを何本も開けたことを覚えています。

やっぱり、記憶は風と空気の香りです。