半年ぶりの Silicon Valley はやっぱり快適


現地時間の火曜日朝10時半にサンフランシスコ(SFO)に到着し、車を飛ばしてホテルがあるサニーベールまで来ました。101も空いていたので順調に到着。今は仕事前のランチに El Camino沿いのCarl’s Jr. で懐かしの Famous Star Burger を食べています。僕が子供の頃は関西にも Carl’s Jr. がニ店舗あったのですが、いずれも撤退してしまいました。

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空港を出た瞬間から、カラリとした空気に少しひんやりした気持ちの良い風。ああ、やっぱりベイエリアはいつ来ても快適です。着いた初日から、ミーティングに商談に目白押しですがしっかりがんばりたいと思います。

明日は Santa Clara convention center で PCB-WESTが開催されます。詳細はこちらから。ベイエリアの皆様、是非お越しください。

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一日にタイプする文字量は


ふと思ったこと。

一日で一体何文字くらいタイプしているのだろう。
職種にもよって差異が発生するのは事実だけれど、少なくとも僕は、メールやチャットや資料作成など、PCの前でひたすらタイプ(コーディングではない)することが仕事と言って過言ではありません。作家でもないのに、一日に一体どれだけ文字を打つんだ。日本語でも英語でもちょっと調べてみましたが、「タイピングスピード」に関することばかり出てきて、さすがに社会人の一日にタイプする文字量の平均は見つけることができませんでした。

タイプライターもPCもネットもない時代は、こんなに文字を打つということがなかったはず。手書きはとても疲れるし、いくらなんでもこんなスピードでは書けないですよね。これも情報化社会の一片と考えて良いのかもしれません。

メールやLINEやチャットという伝達手段に加え、資料の電子化、SNSやブログなどのテキストと写真で情報を発信するツールの台頭が、人の文字によるアウトプットを急速に促したことは事実だと思います。日記なんて三日坊主だった人でも、SNSなら写真と共に文章を週に何度かはアップするでしょう。技術が進化し、人も進歩していると仮定するなら、このようなパラダイムシフトは歓迎すべきものと信じたいです。


いくら待っても晴れない。

晴れたら走ろうなんて悠長なことを考えていると時間ばかり経ってしまうし、身体に苔が生えてしまいそうなので、今週のラン予定を立てることにしました。予定と言っても至ってシンプルです。「晴れようが小雨が降ろうが走る」です。

平日の夜に走るのはなかなか難しいので、走るとしたら朝。
とはいえ平日は時間がないので、無理せず5kmだけ。それを平日に3回走れば15km。土日で20km走れば一週間で35kmを稼げる計算ですね。この計画どおりに出来れば、月に140Kmを稼ぐことができます。ただ厄介なのが出張ですね。出張時にどれだけ稼ぐかがポイントです。

というわけで、早速今朝、仕事前に5km走ってきました。

小雨パラパラ、気温も低め、ミストシャワーを浴びながらのようで気持ち良かったです。気のせいか、オフィスでも集中力の持続時間が長く、仕事も捗ったような気がします。

明日は台風で大雨のようですが・・・
大雨の時はどうしよう。

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曇り空とR&B


随分と涼しさが増したようです。

相変わらず秋と夏が北と南でせめぎ合っているようで前線は列島上空で絶賛停滞中ですが。

今日のように終日社内にいる日で、デスクから見上げる空がどんよりしていると、イヤフォンから流れるBGMには懐かしのR&Bをチョイスしてしまいます。スッコーンと抜けるような明るいのではなく、しっとりmellowなやつ。

愛聴しているネットラジオの “ Radio Tunes ” には、ちゃんと、90’s R&B というチャンネルがあって(他にも80’s Dance や 00’s R&Bなどジャンルがとても細かく分かれている)、自分で色々とアレンジしなくても、任せておけばよろしい。CMも入らないし、とても快適です。

さあ、今週もバリバリ気合入れて行きますよ!

Maxwell Video Fortunate

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一歩づつ、こつこつと


自己啓発書やハウツー本は読まなくとも、今を輝く経営者達の言葉はニュースメディアでも飛び交っているのでついつい目にしてしまいます。また、いろんな集まりやカンファレンスでそういう人達が登壇することがあります。最近も、日本を代表する企業の経営者の言葉を聞いたのですが、大変参考にはなるものの、正直、「それはあなただからでしょ」と思うようになってきました。(別にヤサグレてはいません)

子供の頃は、クラスにスポーツが得意な子、国語が得意な子、計算が得意な子、絵が得意な子・・・それぞれに得意分野が違う子たちがたくさんいましたよね。

子供って、そういうものだと思います。内気な子もいれば、人気者もいて、色んな子たちが集まってクラスを形成していました。しかし大人になればどうでしょうか。誰しも否応なしに「働く=金を稼ぐ」ということをしなければなりません。いくらダイバーシティだの多様性だのと言われようが、大人になればいかにビジネスを上手くやれるか、金を稼げるか、という物差しで測られてしまうんです。得意分野があったとしても、生活できなければ意味がない、そう言われる訳です。それは生きていくために仕方のない事だし、原始以来、人は食うために働いて来ました。中には生まれながらに食べることに困らない人間もいますが、それはまた特別です。


ビジネスの世界で名の知れた人間は、インターハイでベスト4に残るようなチームのキャプテンみたいなもので、「1%の世の中」と言われますが、ほんと、1%未満の人達なんです。そういう人は、たまたま「金を稼ぐ」「組織を作る」「市場を作る」という分野で、とてもセンスがあった人達なんですね。持って生まれたものと言っても過言ではないと思います。

いくら、

「寝ずに勉強しました!」
「寸暇を惜しんで働きました!」
「明日食うものがなければ死のうと思っていました!」

と言っても、寝ずに働いている人間なんて山のようにいるし、同じこと思って明日が見えない人間も幾らでもいるし、みんな色々と折り合いをつけながら歯を食いしばって働いているんです。その上、誰もが知る超有名経営者は大抵、とても遊んでいます。あえて言いませんが、国外国内関わらず、ほんと、そうなんです。そんな暇あったら仕事しろよと思うのですが、以外にそうでもないんです。それは、仕組みを作ったからなんですね。センスがあったんです。もちろん、そのプロセスでは寝ない時もあったでしょう。でも、寝ないことが、結果として実を結んだだけのことです。99%の人間が同じこと、つまり、寝ずに学び、寸暇を惜しんで働いたとしても、実を結べないんです。これを言ってしまえば終わりですが、世の中というものは、資本主義であれ共産主義であれ、そういうものなんです。

結局、僕がこの過疎ブログで何をが言いたいのかというと、成功者の言葉は参考にすれば良いけれど、「鵜呑みにしてはいけない」ということです。イチローが「バットはこういう風に振ればヒット打てるんだよ」と言って、その真似をしたとしても、誰があんな選手になれるのかってことです。言い方を変えると、身の丈をわきまえることが大切です。

誰もが出来ること、つまり「諦めず、コツコツと日々積み重ねる」ということだけをやれば良いのだと思います。人も、組織も、会社も、そうです。「会社たるもの、こうあるべき」なんてものはクソです。それぞれ事情は異なるし、使えるリソースも雲泥の差ほど違う。

だから、良い意味で「身の丈」なんです。
無理したり背伸びすれば、いずれ破綻します。

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中之島での出来事


U18 WBSC 野球ワールドカップが大阪で開かれています。僕も大会のことは知っていましたが、大阪で開かれていることは知りませんでした。今日、中之島のリーガロイヤルホテルで選手たちを目にするまでは。

本日の昼、打ち合わせのためにリーガのロビーラウンジに向かっていると、「CUBA」と書かれた野球のユニフォームを来た選手たちがたくさんいました。一目で高校生と分かります。みんなお行儀良く、静かに座ってます。うわ、キューバの代表やん!と思わず声にしてしまいました。そうか、WBSC、大阪でやってるんだ。

その後も、エレベーターから続々と日本代表チーム(清宮君やオコエ君もいた)、アメリカ代表チーム、チェコ代表チーム、ブラジル代表チームの選手たちが降りてきてはまた昇ったりして、インターナショナルな雰囲気を楽しむことができました。国民性も色々とあって面白いです。アメリカ代表チームは、帽子を斜めに被ったり、ダボダボのTシャツ着たりしてほんとドラマで見るようなアメリカンティーンズだし、ブラジルチームはとにかくテンションが高い(エレベーターで奇声を上げたりして非常にうるさいw)。見る限り、キューバの選手と日本の選手が一番お行儀良かったですね。それぞれに国民性の違いがあり面白かったです。

ちなみに、ロビーラウンジの2つ先のテーブルには、星野仙一元監督がいらっしゃいました。やっぱりオーラあります。ここにはちゃんと「写真やサインはNGです」という趣旨の張り紙が貼ってあるのですが、こういう有名人が良く打ち合わせしたりするんでしょうね。

さすが「関西の迎賓館」リーガロイヤル。創業50年の老舗ですが、このような国際大会や国際会議をするためには、受け皿の質・量の重要性を実感しました。東京オリンピックも問題山積のようですが、インフラ整備は本当に大切ですよね。こんなの当たり前のことですが、なかなか上手く進んでいないように見えるのは、組織の問題なのか何なのか・・・

rrh(写真はwikipediaから)

雲を跳ねのけて


オホーツク海から来る強力な低気圧と、南方の夏雲の間に挟まれて、日本列島はおろかベトナムまで伸びる巨大な秋雨前線にやられっぱなしの今日この頃です。しかしどうにかならないか、このジメジメは。一週間に晴れ間が除くのがこれ程少ないなんて、この際、オホーツクでも熱帯でもいから、どっちかにがんばって欲しい。はよどっちか勝て!見てくださいよ、この前線を。もはや嫌がらせにしか思えない。

画像はデイリーポータルZから
yabai

昨夜は京都泊、今朝は6時の電車で神戸まで帰ってきて、ほぼ終日外出。種々の打ち合わせで取引先の会議室に5時間半閉じこもっていました。偏頭痛なんて酒で飛ばしてしまえ!まだまだ疲れてませんよ!もっと議題もってこーい!

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夜は東京のものづくりの皆さんと梅田で会食兼ディスカッション。深く考えている人、現実志向の人、明るい未来を考える人。みんな違ってみんないい!

とても良く食べた日の話


たまには食事のことでも書こうと思います。ちょうど昨日は、期せずして大量に食べてしまった日だったのでネタとしては良いかもしれません。

昨日は午前の会議が長引き、ランチの時間も確保できないまま取引先のメーカーに打ち合わせに行くことになりました。MTGが終わったのが15時。電車で梅田まで戻ってきた頃にはお腹もペコペコ。なんとなくラーメンな気分だったので、阪急三番街にあるネギ入れ放題でお馴染み「横綱ラーメン」で炒飯セットをオーダーしました。当然ネギは絶賛山盛りです。長い時間食べずに小さくなった胃にこれは、明らかにキャパオーバー。もう、お腹いっぱいです。

遅めのランチを済ませて帰社すると、急遽来客が入ることになり、17時半まで打ち上わせ。業界の「生き字引」のような方で、いろんな会社にコンサルタントとして入っていらっしゃるような方ですから、当然、話は盛り上がりますわね。流れでそのまま肉バルに行くことになりました。横綱で炒飯セットを食べてからまだ二時間しか経過しておらず、満腹状態が続く中に今度はステーキ、アヒージョ三昧です。ひゃっほう!最高!(ちょっと苦しい)

スタートが早かったため、この会も19時半には解散。梅田で19時半か・・・さあどうしよう。飲んでるから会社に戻る訳にも行かない。そうだ、まだ会社に部署のメンバーが残ってれば、ご飯でも連れて行ってあげようと思い、会社に電話し、出て来たスタッフと合流。中津駅近くの創作和食屋へ。僕は満腹状態ですが、じゃんじゃんオーダーして食べるスタッフ達を見て、僕も思わず食べてしまいました。だって美味しそうなんだもん。特に良かったのは、この「ガシラの造り」。旨味たっぷり、歯ごたえも良く最高です(しかし良く食べるな・・・)

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そんなこんなで、こちらも22時前には解散。最後の〆は地元のバーで。

ここでは、とてもめずらしいジンに出会いました。「ジーヴァイン」というフランス産のジンです。「一回飲んでみて!」と、お隣に座った常連兄さんに有り難くご馳走になった一杯。フランス人がジンを作るとこうなるのか・・・という、白ぶどうのジュースのような、とても爽やかなジンでした。もちろん、トニックで。美味かった。

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という訳で、昨夜は死ぬかと思うほど食べて飲んでしまいましたが、まあ、日頃動いているので問題なさそうです。

たまには、こういう夜があっても良いかもしれません。

嵐の前のクリアな夜空とセキュリティ

嵐の前のクリアは夜空は、昨夜の写真。
淀屋橋から見た中之島、これぞ水都大阪の夜景です。

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備忘録として。

wirelesswire.jp のMayromaさんこと谷本さんの記事が興味深かったので紹介します。

IoTは暗黒の未来をもたらすか  IoT to bring dark future?

これ、おっしゃるとおりなんです。
だからこそ、IOT界隈、特に自動車なんかはそうですが、セキュリティ系のイベントやセミナーがとっても盛ん。自動車?と思われる方もおられるかもしれませんが、車は本当にハッキングできますからね、特に◯ライスラー車など。これは車だけでなく、デジタル家電も含め、ネットと繋がるものはすべてハッキングの対象になります。ハッキングとセキュリティはイタチごっこ。守り破られまた守り・・・では、人命が奪われた時には遅い。

自動車でも家電でも、完全にスタンドアローンな状態でも稼働するような、物理的対策も含めて実用化に進んでいくんでしょうね。僕はセキュリティの専門家ではないので、これからどのようなカタチで進んでいくのか、注視したいと思っています。

夢があるプロジェクトとブレイクスルーする瞬間


wired.jpから

日本ロボットとの決戦に備え、MegaBotsがKickstarterキャンペーンを開始(wired.jp)

なんとあの水道橋重工の「Kuratas」と戦うというメガロボがアメリカで誕生したというニュース。2016年の決戦を前にクラウドファンディングで資金集めを始めたというところが今っぽくて良いです(しかも結構集まってるw)。ロボットの世界では、DAPRA Robotics Challengeに代表されるような災害救助用人型ロボットのサイズ、あるいはそれより小さいサイズが一般的ですが、やっぱりメガロボットは夢がありますね。まさに重機の世界です。ガンダム世代の我々にとっては理由なくワクワクするのがメガロボの世界です。


ブレストを重ね、考えに考えを重ねるマドルスルーな日々の中で、たまにブレイクスルーする瞬間があるのですがこれってたまりませんね。スッキリする気持ちと共に、一気に前進する起爆剤のようなものが出ます。アドレナリンとでも言いましょうか。まさに仕事の醍醐味です。

忙しい一週間でしたが、このブレイクスルーを味わう事ができたので、今週は二重丸でした。

明日が仕事の方も、そうでない方も、皆様、お疲れ様でした。

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ハード目線で考えるIOT


ハード屋とソフト屋が集まって新しい製品のプロトタイプの開発ミーティングをしている時は本当に面白いものです。ブレストとかハッカソンとは違う、リアルに動いている現場での、しかも既に市場で売れている製品の次世代製品のプロトタイプ作り。そんなプロジェクトが動き出そうとしていて、少しワクワクしています。

IOTというキーワードは、バズっているようなイメージがして実はあまり好きではありません。IOTって、技術的には既存の技術に対して、急激に精度が上がってきたセンシングとワイヤレスを合わせ技にしたものであり(ざっくり言い過ぎ)、Tech目線で行くと特に目新しいものではないからです。でも実際、この分野で民生品の試行錯誤が続いているということは、ハードが蓄積しているデータの活用法が分からないことが多く、そこはメーカー内での縦割り、技術の専門分野が細かく分かれ過ぎていて「木を見て森を見ず」な状況が業界内で長く(少なくとも、ものづくりの現場レベルでは)続いて来たからなのかなと想像します。

でも実は、現場のエンジニアで特にアンテナの高い方々は、そういうことを頭の中でずっと考え、マッシュアップしていたりするのです。柔軟な発想というのは、レガシーな技術をいかに組み合わせるかを考えるオーガナイズ力であり、最初は見てくれが悪くても、とりあえず技術レベルで実現するという突破力だと思います。

写真は記事の内容と関係はありませんが、昨日行った店にデカデカと貼ってあったので、思わずパチリ。Jim Beam もサントリーグループですね。

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