あの時はよく飲んだよね。そんな風に懐かしむ時が来るのだろうか

ホテルの部屋からの夜景

忙しさの中でふと我に返るとき、今、この瞬間は夢ではないだろうか、この瞬間はとても刹那で、いつか将来にこの時のことを思い出して、懐かしさとともに振り返る時が来るのだろうかと思うことがあります。

今日は某学会の分科会の新年会に呼んでいただきましたが、そこでとてもおもしろい技術の話を聞き、それを肴にたらふく飲んでいると、ああ、あの頃は良くあれだけ飲めたよね、よく飲んだよね、と懐かしむ日が来るのだろうかと、少し自分を俯瞰して見ていました。

面白いうちが花で、面白くなくなったら引退(あるいは別の面白いものを探す)かな、そんな風にいつも思っているのですが、やはりこの一瞬一瞬をどれだけ大切に生きるか、これに尽きますね。

日々滔々と 新酒の一升瓶が空くにつれて、春が近づく

この時期、日本酒の「ひやおろし」のメニューに☓印が増えてきます。入荷してストックしたおいたものが、徐々に減ってくるからですね。

少し気が早いですが、春が近づくなあと思うのです。

年が明けてから毎日がジェットコースターのように過ぎていきます。忙しいったらありゃしない。でも、今年は昨年に比べて、非常に冷静に、淡々と仕事に打ち込めている実感があります。

「冷静、淡々、粛々」

生産性向上が今年の会社の大きなテーマの一つですが、とにかく時間単位の生産数を上げようと思うと、集中して取り組む他ありませんから。でも結果的にそうすると、驚くほどスピーディーに仕事がこなせるんですよね。いかに、無駄な時間が多かったか、痛感させられます。

【毎年恒例】1月は忙しいからこそ日々を丁寧に塗りつぶして行きたいものです。

仕事初めで2020年もスタートしました。
おかげさまで開幕からとても忙しくしております。

新年早々、サンノゼから当社が代理店を勤めるメーカーが来日して、クライアント企業立ち会いの元、試験を実施。来週は東京ビッグサイトの「ネプコン・ジャパン」に出展するので、その準備もあり。

インターネプコン「電子部品・材料EXPO」出展のご案内(Quadcept)

1月から2月にかけては毎年、展示会やらアメリカ出張やらであっという間に過ぎ去っていきます。

まさに季節の風物詩。

こういう時こそ、効率的な時間の使い方、生産性の向上を意識し、日々を丁寧に塗りつぶして行きたいと思っています。

【ランニング中の一人ブレスト】自分の考えは常に古い。アップデートし続けなければ生きた化石と化す

この時期のランニングは気持ちいいですね。

休みということもあり、ゆったりした空気が流れているし、ランナーもちらほらいるし、キリッとした空気が頬をなでて行きます。今朝はあいにくの雨ですけれど、年末年始しっかり走り込みたいと思います。

走っている時間は一人ブレストの時間。

最近痛感しているのは、今日のブログのタイトルにある「自分の考えは常に古い」をどれだけ真剣に認識しているかということ。そう認識していなければ、すぐに生きた化石と化す。化石はものを語りはすれど、世界を動かすことはできない。

1年が7年の速度で変化していく時代にあって、振り返ればこの2019年も色んなことがありました。自分が知らないところで、変化を続けて業績を伸ばしている企業。自己研鑽と高いアンテナから収集した情報を実行に移すことができる行動力で、しなやかにアップデートを続ける人たち。

人口減少時代にあって「ものを作れば売れる」なんて非常識だし、「いいもの作れば売れる」なんて情報過多+ダイバーシティの時代では通用しない(自分にとってのいいもの=他の人にとってのいいものとは限らない)にも関わらず、旧態依然とした旧時代の価値観を持っているとすぐに生きた化石と化します。

重要なのは、トレンドに左右されるということはではありません。普遍的価値観・法則に対し、技術とマーケットの変化を照らし合わせた上での正しい判断(=実行)を即時に下すことができる選球眼と、過去を捨て変化する覚悟と決意、そして、実行スピードではないかと思うのです。

そのためには、高い視野と目先の視野の両方が必要。高い視野は、全体を俯瞰し大きな流れを掴むことができる力。目先の視野は、足元の実行力。両方共、学びと行動により自ら身につけることができる能力です。

自分の考えは常に古い。
でも、今この瞬間の自分が一番若い。

生きた化石とならないように、来年の(個人的)行動目標を立てています。
ちょっと動きますよ、来年は!

【2019仕事納め】お世話になった仲間たちとの忘年会ラッシュも一区切り。〜年末年始は休肝するぞスペシャル〜

28(土)で年内の仕事納めになりました。

今年を振り返ってみると、やはり大きな出来事となったのは、弊社の創立20周年記念式典(この時の記事はこちらから)。一つの区切りを迎えることができました。最終日に行う全社ミーティングで各班分かれて振り返りを行ってもらったのですが、やはりどのチームも20周年イベントが心に残ったとのことで、それだけインパクトがあることだったんだなと再認識です。

とはいえ、あくまで通過点。

次の5年、10年を作っていくために、全社ミーティングでも目標を設定し、それをどのように実践していくのかのディスカッションを各チームでやっていただきました。

たくさんのアイデアが出ましたので、あとは実践あるのみ。
2020年がとても楽しみです!

下は、社内の納会前の様子。

この後はいつものように例年カオスになるようですが(最終日はいつも別の忘年会があるため19時には退社するのです)、今年も別の忘年会参加のため、一足先に抜けました。

さて、所属団体や友人たち、仲間たちとの忘年会も一区切り。今年も公私含めてたくさんの皆さんにお世話になりました。

こちらは久しぶりの訪問、北新地の焼鍋・孫家さんでの忘年会。

お肉を焼きながら、たっぷりの野菜を玉子を溶いたタレでいただきます。久しぶりでしたが、やっぱり美味しかった!

日頃から社内の人間にも、「同じ会社のメンバーとは朝から夜まで週5日も一緒にいるのだから、退社後は社外人脈を作ること、己のスキルアップに勤しむこと」を奨励しているのですが、自分がこうして毎晩のように社外の大切な仲間たちと一緒に酒を酌み交わし、学びや励ましをいただいていること、それをうちの若手中堅関わらず、みんなにも感じてもらいたいと思っています。

小さくまとまらず、大きな視点で自分の世界を広げよう。

ただ、連日飲みすぎたので、この年末年始はたっぷり休肝しようと思っています。

というわけで、海外は動いているのであまり休みという実感はないのですが、一応、年末年始休暇のスタートです。

ふらりと旅をし、各地の酒場をめぐる番組が好きだ

年の瀬ですね。

出張もすべて終わり、今年の振り返りはやはりフライトアプリ「App in the Air」で記録している飛行時間と距離です。今年も順調に地球一周半62,000kmの距離を飛び、92時間飛行機の中で過ごしたようです。

これだけ飛んだということは、それだけ各地で走って、酒場で酒を飲んだということ。いつか国内海外の酒場ログをまとめて本でも書いてみたいなあと思っていたりします(冗談ですけど)。

こういうことを考えているので、太田和彦さんの「ふらり旅 いい酒 いい肴」や、吉田類さんの「酒場放浪記」などの番組を見るのも好き。

しかし面白いものです。

居酒屋で肴をあてに酒を飲むという趣味も、仕事になるのですからね。居酒屋に関する本もたくさん書いていらっしゃいます。ただ、彼らはただ飲んでいる訳ではありません。太田さんはグラフィックデザイナーだし、吉田さんは画家・作家でありながら、旅の達人、酒場の達人として人を惹きつけているのですからすごいものです。

旅や出張には酒場はつきもの。
だから旅はやめられないのです。

野球少年たちに話すイチローの言葉「厳しく鍛えることが難しい時代、自分で自分を厳しく鍛えてほしい」と、「国民の皆さん、これからは自分でなんとか生きていってくださいね」という国の方針と合わせて考えてみる

久しぶりに地元をジョギング。

12月はシンガポールで走り、ベトナムのダナンで走り、今週は皇居ランもしたけれど、やっぱり地元の芦屋川を河口まで下り、海沿いのキャナルを見ながら平坦な道を走るのは、僕の中で「ああ帰ってきたな」と心が落ち着く場所です。

ちょっとした窪みやクラックまで足が感覚的に覚えているくらい走っているコースですが、Herbie Hancock の 名盤「Maiden Voyage」にジャケットを彷彿とさせるような風景は、やっぱりいいんだな。

日本も本格的に「衰退先進国」としてシュリンクしていく社会への歩みを始めています。でも、一体どれほどの人が、これからのキャリアや働き方について真剣に考えているか。時折、色んな人を見ていて「本当に大丈夫?ちゃんと分かってる?」と思う時があるのです。もちろん、それは自分への問いかけでもあるのですが。

「衰退先進国」の重み、どこまで深刻に感じているでしょうか。

日本が働き方改革を推進している真の目的について、僕はシンプルに「これからは誰も面倒見てくれないので、自己責任で生きていきましょうね」という公式かつ正式な宣言だと思っています。

保険や年金も破綻するから国は国民を守れない、だからiDeCoなどを活用して老後に備えてください。企業もどうなるか分からないから利益の内部留保に走り、自分たちで自分たちの足りない分を稼いでねと、副業を解禁する。そのうち、法律も緩和されてアメリカのようにディブディスクリプション型になり、解雇も自由自在にできるようになるでしょう。日経平均が今年の最高値を記録しましたが、国金が大量に注ぎ込まれているからで、実際企業の業績は軒並み低迷。人減らしが更に加速し、間接部門の自動化が進みます。

そのような中で生きていかなければならないことをどこまで真剣に捉えることができているだろう。

これからはシンプルに、他責ではなく、自責で生きていくしかない。イチローが地元の野球少年たちに話していたことがすべてで、「厳しく鍛えることが難しい時代、自分で自分を厳しく鍛えてほしい」に尽きるのです。

すべて自己責任なら、自分で力をつけるしかない。他責にして甘えている人は容赦なく軒並み切られてしまいます。だって、価値がないのですから。

そうした時に重要ななのは、自分のスキルや人脈に対しての自己投資をどこまでやっているか。受け身ではなく、自分で取りに行く進取の気性。誰も怒ってくれない時代に、本気で怒ってくれる人をどれだけ大切にできるか、そして、自分をどこまで厳しく鍛えることができるか。

皮肉なものです。

自由主義が発展して人の心やゆとりに重きが置かれるようになり、資本主義が発展して技術が飛躍的に進化したにも関わらず、暮らしは豊かになるどころか、「精神と根性と情報収集力」が求められるようになるのですから。

このテーマ、観測点によって全然違う意見が出てくるのですが、基本的に「自己責任で生きていきましょう」は変わることがありません。

この年末年始、この想像以上に重たいテーマを真剣に考えてみたいと思います。


・・・というわけで、ジョギング中の僕の頭の中を文章にしてみました。

連夜の飲み会。今年最後の勉強会は最新の目標管理手法OKRについて。

東京から大阪に戻り、そのままの足で今年最後の第124回グローバル人事塾 in 大阪へ。東京での第125回人事塾は来週が最終回です。

さて、今回は株式会社タバネルの奥田さんを講師にお迎えし、Google や Facebook も取り入れている最新型の目標管理手法「OKR」について学びました。

OKRとは目標の設定・管理方法のひとつで、Objectives and Key Results(目標と主要な結果)の略称です。システム開発でいうと、比較的短いスプリントでプロジェクトを回すスクラム方式の開発手法に似ているなというのが感想ですが、分かりやすくて、わくわくするようなObjevtives(目標)を決め、1ヶ月や3ヶ月などで達成できるようにするのが特徴。もちろん、そのためにはこまめなチェックとフィードバックが必要です。

割と簡単に導入しやすい印象でしたので、うちでも試験的にやってみようかなと思いました。

講師のタバネル・奥田さんありがとうございました。

そして勉強会のあとは忘年会!
いつものように大変な盛り上がりでした!

今年も大阪のみなさま、大変お世話になりました。また来年もよろしくお願いいたします!

連日の忘年会で大変ですが、まあなんとか乗り切った。久しぶりに自宅で過ごす週末。とはいえ、明日はゴルフでスタート。

それでは、皆様も良い週末をお過ごしください。

帰国してすぐに美味しいカレーをご紹介いただきました。ハーブカレー・川崎の新百合ヶ丘駅編

帰国してすぐ、タッチアンドゴーで関東出張。

ビジネスパートナーのお客様に、新百合ヶ丘の有名カレー店に連れて行ってもらいました。それが、カレー&ハーブ チェリーブロッサム 新百合ヶ丘店です。

ここのカレー、僕が今まで食べたことのないカレーでした。目からうろこ。ハーブカレー、とっても美味しかったです。

帰国した瞬間、日本の美味しいカレーに出会える幸せ。
感謝です。

ありがとうございました。

チャンギ国際空港のラウンジにある目玉焼きは、卵食いとしてはとても嬉しい

朝から卵を三個は食べる僕です、こんにちは。

さて、そんな卵好きとしてはホテルの朝食でまずは寝起きのサニーサイドアップ2個を食し、ゆで卵を食べ、エッグベネディクトを食べるくらいなので、こうして空港のラウンジに目玉焼きが山積みされているだけでテンションが上がってしまいます。

結果がこちら。

元々アジアの空港ラウンジは、ほんっとに行き届いているのですが、シンガポール・チャンギのラウンジは特にいいです。

こちらはベトナム・ダナン空港のラウンジです。
ここも面白くて、即席麺がお椀に入った状態で設置してあるのです。