分かりにくいことを分かりやすく


伊丹空港から更新です。

前まで2階にあったラウンジオーサカが、滑走路に面した3階に移転して以前に比べ眺望がとても良くなりました。ビジネスクラスのように一定方向に並んだ一人席からは滑走路がきれいに見えます。

今日も暑くなりそうです。


未来のものづくりはどのようになるのか。

「Industry4.0」や、「ものづくりのIOT」と言われているこの時代、すでに大手メーカーのR&Dではプロトタイプを大型3Dプリンタとダイレクト加飾機で製造しています。また、工場ではウェアラブルグラスが導入され、熟練技術者の作業フローを見ながら作業が出来、指示や設備のアラートも眼前のスクリーンに映し出されています。これは未来の話ではなく、今すでに起こっていることです。これらを分かりやすく、イメージしやすく映像化することが今回の出張ミッションです。


同じく「分かりやすいことを分かりやすく」という視点で、良記事に出会いました。

世界一の資産家レイ・ダリオ氏が解説する「30分でわかる経済の仕組み」(logmi)

レイ・ダリオ氏は知る人ぞ知る投資家、運用資産は15兆円以上といわれており、Forbesに載らない世界一の金持ちではないかと言われている人物です。その人物がマクロ経済を分かりやすく説明しています。経済学的には基本中の基本のことが書かれていいますが、クレジット(貸し付け)という表現で金利が変動する仕組み、中央銀行の役割、バブルがなぜ起こるのかなど分かりやすく解説されています。

僕個人としては、誰でも、経済の仕組み、税金、経理、決算書(B/S、P/L)に関する知識はあった方が良いと思っているので、是非、ご一読を。

旅はそれぞれ


頼んでもないのに、台風が南洋から雨と熱風を運んできてくれたので、蒸し蒸しジメジメ暑い一日。取引先での打ち合わせに行く頃は、今にも泣き出しそうな空も泣かずに我慢してくれていたのですが、帰る頃には雨も降り出し、強く吹く風にお気に入りの傘(折りたたみ式、出張先のコンビニで700円で購入)もミシミシときしむ始末。


旅は人それぞれ。
姉(のような存在の友人)はイスタンブールからモスクワ入りしたとのこと、日差しはきついが日陰は涼しいらしい。つまりは湿度が低いということで、この熱帯日本にいる僕からすればうらやましくて仕方がありません。

かくいう僕は、9月のシリコンバレー出張のフライトアレンジを。KIXからSFOへは、UNITEDの直行便がダントツ便利なんだけど、同じ日程でも、HNDやNRT経由の方が安かったりということもあります。最近はベストなコスパとスケジュールに合うものを求めて色々と見るようになりました。コストは大切ですから。ホテルもそうだけど、エアも物理的な席数が決まっているので満席になれば取れない。予定がFIXすれば2ヶ月先でも確保(あるいはフェアロック)しておく方が何かと安心です。

好物が合体したらだめでしょ


「ANA STARWARS プロジェクト始動」

なんと787 Dreamliner の機体がR2-D2に!

飛行機とSTARWARSという私的大好物が合体するなんて!デザインがR2-D2ってのもばちっとハマっています。これがC-3POでも、starfighterでもなんか違いますもんね。

ちなみに、特設サイトも用意されています。
見ているだけでワクワクするなー。

http://ana-planet.com/

今年の12月に SW Episode Ⅶ も公開、とても楽しみですね。それにしてもANAやるな。しっかりツボをついてくる。

地球を覆うってどんなだ


体調急降下の夜。

食欲もないのでご飯も食べず、PC開いて仕事を続けながら Radio Tunes で Mellow Jazz チャンネルを聴いているとなんだか気分が良くなって来ました。こんな時に思い出すのは夜間飛行。

この写真は先日サンディエゴからの夕方便でサンフランシスコに帰って来た時の機上からの夜景です。

空からの視点で思い出したのがこの記事。

全地球を小型衛星で覆ってインターネット僻地を皆無にするPlanet LabsがシリーズCで$118Mの巨額を調達(TechCrunch)

人工衛星で全地球を覆うってどんなだ。しかもシリーズCで巨額調達してるし。調達の規模感は日本のそれとは全然違うので大きいのか小さいのか、イマイチピンと来ませんが。それにしても発想が壮大です。

Facebookも成層圏に1000機の無人機を飛ばしてインターネット僻地をなくす「Aquila」プロジェクトをやっているし、ネットインフラの時代はもはや空中戦ですね。残りの50億人にインターネットを供給する。国家プロジェクトじゃなくて民間がやるのだからアメリカはスケールが大きいです。

テクノロジーオリエンテッド


イーロン・マスクのハイパーループが実現の一歩を踏み出したというニュースを見て、昨夜の夢に真空チューブ列車と飛行機が合体したような、まるでドリルのような乗り物が出て来て(しかも猛烈に遅い)「なんじゃこりゃ」と思いながら起床した僕です、こんばんは。

「「ハイパーループ」ついに誕生? テスラCEO考案の最高時速1200kmの超高速列車」(ハフィントン・ポスト)

ハイパーループについては昨年辺りから盛り上がりを見せておりますが(僕もwiredなどのメディアで目にするにつけ鳥肌を立てていた訳ですが)、単純に言うと、時速1000キロで真空チューブの中を走るリニアのような高速移動手段のことです。イーロン・マスクが実現に本気で、将来的にはロスとサンフランシスコを30分で結ぶという夢の高速移動手段です。

このような発想はテクノロジー馬鹿による、アイデアとそれを裏打ちする技術(理論)とビジョン(こうあるべき)とのハイブリッドの典型だと思います。そしてこのような壮大な計画を推進するのはもちろんエンジニアです。イーロン・マスクは根っからのエンジニアであり、その技術を用いて大成功して今や世界トップの起業家でもありますが、普通に考えてみても、世界のテック系リーディングカンパニーは全てエンジニアが創業し、今でもエンジニアがリーダーシップを取る企業ですよね。AppleもGoogleもFacebookもteslaも。

当然と言えば当然かもしれませんが、ITで世界的成功を収めるのはエンジニアがトップでいるかどうかです。一時期、マーケティングオリエンテッドが重宝されましたけれど、僕はやっぱりテクノロジーオリエンテッドな企業が大好きですし、そういう企業と関わりたいと思っています。だって、市場を開拓し、時代を推し進めるための実現可能なエビデンスがあるんですから。


そういえば、AT&Tと入れ替わりで、Appleがダウ構成銘柄になりましたね。

アップルがダウ採用銘柄に、AT&Tと入れ替え

時価総額世界最大の企業Apple。apple watchの発売決定、新型MacBookなどまた新たな動きがありましたけれど、新プロダクトが成功するかどうかは別にして、テックオリエンテッドな発想は常に先を行き、マーケットを作るという想像を超えるという意味ではプレッシャーとの戦いです。しかし、それを繰り返すことによってトンデモない発明品が生まれ、それが時代を作るという意味では、本当に魅力的であると言えますね。

という訳で気分転換終了。
こんな時間ですが、また仕事に戻るとしましょう。

建築と町並み


昨夕、ホーム空港であるKIXに戻って参りました。
やはり日本は日本で良いものです。家で食べる鍋も美味しい(先月2月6日の記事でも同じようなこと書いてた)。そして時差ボケしている暇もないまま、帰国早々ジェットコースターに乗った気分でタスクに追われていますが、これもありがたいことだと思っています。


建築物というのは、そのままその国の歴史や文化、気候を反映しているようで、興味の対象として飽きることがなく、関心を惹かれるものです。

というわけで移動の途中にサンディエゴの町並みをたくさんiPhoneに収めてきました。せっかくですので、掲載しておきます。

アメリカとメキシコの国境の町 SAN YSIDRO


San Francisco国際空港にて帰国便の出発を待っています。こちら現地時間の土曜日。日本に帰国するのは日曜日の夕方になります。

昨夜、無事にSan DiegoからSan Franciscoに移動し、夜に予定されていたミーティングも大きく遅れずに始めることができ、内容の濃い打ち合わせになりました。夜は地元で人気の寿司屋にも連れていただき、最後の最後まで充実した出張でした。お会いした皆様には本当に感謝です。

さて昨日はSan Diegoからすぐのリゾート、Coronado(コロナド)の写真を幾つかアップしましたが、そこから車で30分程南下すると、国境の町「SAN YSIDRO(サン イーサイドロ)」に行くことができます。島国日本に住んでいると「国境」を直に目にすることが出来ません。これは我々にとってはとても貴重な体験。空港に向かうまでにせっかくだから立ち寄ってみることにしました。

San Diegoの市内を走るトラムの終点駅、サン イーサイドロ。

たくさんの人がこのトラムに乗ってやってきます。駅の横に歩行者用の税関があるので荷物を抱えた人々がトラムに乗り込み、思い思いの場所に向かいます。

高速の入り口。
「MEXICO ONLY」の看板が「引き返せないぞ〜」って感じでイカツイですね。

歩道橋から見たフリーウェイ。アメリカからメキシコへの出国。メキシコに入ってすぐの町が、製造業の町ティファナです。一時期は日系企業の工場だらけだったようですが、最近はテレビ工場も閉鎖されて撤退が相次いでいる模様。アメリカからの出国は何の検問もないのでスムーズですが、メキシコ側から入国する車列の長さよ!アメリカ入国のイミグレーションは大渋滞です・・・(写真には写っていませんが)

壁の向こうにメキシコ国旗が見えますね。何故かとってもテンションが上がります。

歩きで国境を超える人達はこっちだよーという案内です。どうやら以前とルートが変わったようですね。


 
歩行者用の通路の先には、メヒコの看板が!
これがアメリカとメヒコの国境!
 
なぜだかテンション上がって仕方ない・・・
 
もちろん、僕たちはアメリカを出国する人の流れに逆らうようにリターンしました。
 

 
歩行者用通路の横にはリス?かな?が。母に連れられて出国する子供達が見て大喜びしていました。どこの国に行っても子供は本当にかわいいです。

 
いかがでしたでしょうか。
 
国境の町はとても独特な空気が流れていました。看板もスペイン語だらけ。なんだか分からないけれど、変な緊張感もあり、貴重な体験をすることができました。国境は目に見えない。でもその国境を超えると、物価も言語も治安も文化も変わります。とても不思議な感覚です。
 
 
さて、そろそろボーディングの時間です。
アメリカ出張も終わりです。
  
日本に帰国したらすぐに、うどんとタコ焼きを食べるぞ!だしの味に飢えています。
 
では、次回の更新は日本からお届けします。

From Coronado to San Francisco


San Diego国際空港から更新です。ただ今ボーディング待ち。今からSan Franciscoに向かいますが、夜の打ち合わせの開始予定がどんどんずれてしまっています。仕方がないとはいえ、先方様に色々調整していただく必要があり恐縮してしまいます・・・。


さて、空港に来るまでに少し時間が出来たので、Coronadoに立ち寄りました。ここはヒストリカルな建物である「Hotel del Coronado」があります。映画などの舞台になっている由緒正しきホテルです。広いビーチもジョギングコースも最高!

仕事の合間に息抜きがてら、ホテルの写真に町並みを添えて写真をアップしてみたいと思います。

【Photo Gallery】Running in San Diego 〜 極私的ランニングコース順位(世界編)の上位ランキングが入れ替わった朝

こちらでは海沿いのホテルにステイしているので、少し歩くだけで Port of San Diego 沿いのコースをすぐに走ることができます。

ここは「San Diego Rock ‘n’ Roll Marathon & Half Marathon」が開催される場所ということもあり、ランニングが盛んな地域ですね。朝昼夕問わず、たくさんのランナーが走っています。NYやLA、SFと同じく、マラソン大会が開かれる場所はランナーもたくさんいるという訳ですね。

とにかく気持ちいい!雰囲気がいい!景色がいい!

もう本当にそれだけ。極私的ランニングコース順位(世界編)上位ランキング3位、先月走ったSan Franciscoのバーリンゲームを抜きました!ということで、LAマンハッタンビーチ、Hawaiiカピオラニ公園(カラカウア通り)と並びトップ3にSDがランクインです。もちろん、「他にも良いところあるよ〜」という声も大歓迎(多分、SDコロナドのビーチ沿いなんか最高なんだと思う)今のところ直に自分が走った土地では、ということで。^^

では、写真を多めでお届けします。