走ることは、自分を調律するということ

久しぶりにゴルフの予定がない週末です。

ゴルフの時は朝6時には出発しなければならないので朝ランはなかなか難しい。となると自分の中で、今日はゴルフ場でしっかり汗をかくからまあいいか、という言い訳のようなものをしてしまいます。まあ、ゴルフもカートに乗らずに歩いて移動すれば、結構な運動になるんですけどね。

朝のランニングほど気持ちの良いものはありません。

いつものコースを海に向かって。ヨットハーバーに係留されているヨットやクルーザーを眺めながら。磯の香りに遠い日の記憶を呼び起こされながら。見え隠れする秋の気配に淡い期待を抱きながら、走る。

僕はランニングを「自分に対する調律」だと思っています。

走りながら頭の中を整理し、幾つかある未解決の課題に対してあれこれと様々な確度からアプローチする。あ、これだと思うことに関しては、頭の中にメモをします。記憶できそうにないことは、スマホを取り出して、メモアプリに残す。過去の行動や言葉を思い出して、あの時こうしておけば良かった、もっとこう言えば良かったと思うこともあります。その中から、本来あるべき正しいこととは何なのかということを考えます。

そうことを繰り返していくと、自分が「正しくいれる」ような気がするのです。まさに調律。

人によって調律の仕方は様々あると思います。自然の中に出掛けたり、一人でカフェで過ごしたり、家で好きな音楽を聴いていたり。

今日も素敵な日曜日をお過ごしください。心と身体の調律です。

自らInspiredされる機会を生み出せる人と、そうでない人とでは大きな違いが生まれる

在宅、リモートワークが一般的になり、会食や出張、訪問などもすべてオンラインになると、Inspiredされる場面がおのずと少なくなっていることに気づきます。

こういう言い方をすると古臭く感じるかもしれませんが、ランチMTGや夜の会食、商談や打ち合わせの雑談といったことから、いかに日常的に、無意識のうちに、インスパイアドされていたか。そういうことって本当に多かったんだなとつくづく実感します。字義どおり、感化、啓発、鼓舞、奮い立たされたり、ひらめきや刺激をもらっていたんですね。

ところが、呼吸をするように、意識しなくても刺激されていたことが、意識しなければ取り入れることができないようになってくると、ただ日々を漫然と凡庸に過ごしてしまい、タスクを消化することに精一杯で、新しいことにチャレンジしたり、何かを生み出したりすることもなく、結果として無気力感が増幅されるということになりかねません。仕事に対するモチベーションも変わり、パフォーマンスが落ちることもあるかもしれません。

そこで、これからの時代、一人ひとりが元気で健全にモチベーションを高めていくためには、それぞれが工夫して【自らインスパイアドされる機会をつくる】ということが必要です。そのためのスキルを身につけること、これがこれからの時代を生き抜く上でとても大切なことだと思っています。

まさに、リクルートの旧・社訓「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」の言葉どおりですね。勝手に入ってこないなら、自分で探しにいく、見つけにいく。

幸い、ツイッターなどのツールを使えば、有名人や専門家じゃなくても、心の中に小さくとも熱い炎を燃やした一般の方々のコシのある言葉に触れることができます。それらの言葉からひらめきや刺激を受け、また明日からがんばっていく。

今日もある技術者の方とオンライン飲み会で様々な刺激をいただきました。
自らで機会を創出していきましょう。

今までもがんばってきたけれど、ここからもう少しだけがんばりどころ。

 
9月に入りましたね。

ここのところ、いろんな意味で力が入る場面が多く、ちょっとしんどいなあと思っている方、いらっしゃいませんか?

僕もまさにそう。いろんな問題が目についてしまう、思いどおりに進まない、プレッシャーが掛かる場面が多い、などなど、ちょっとだけ我慢だな、正念場だなと思う場面が多くなりそうな9月です。

9月に入ると、年末まで残すところ4ヶ月。

年内を区切りにした進行案件も多いのではないでしょうか。コロナの影響でいろんなことが後ろ倒しになったり、来年が見えないことも多いですよね。計画どおりに行かないこともありますよね。やってることが正しいかどうか分からなくなりますよね。しんどいですよね。でも夏休みの宿題のように、毎日一つひとつ目先の課題をこなして行けば、そのうち余裕も出てくるというものです。

今までもがんばってきたけれど、ここからもう少しだけがんばりどころ。

さあ、もう少しです。

そのことが正しいことであれば、道は開かれる

ちょっと忙しかった今週。少し疲れた身体を癒やすべく牛タンの店へ(牛タンは癒やしの食材なのか)。

「スター選手は、正しいときに輝きを見せる」というイチローの言葉について友人と一緒に話をしていると、ビジネスシーンにおける「輝き」が = 売上・利益であるなら、正しいこととはなんなのか、ということを考えさせられます。

正しいことをやっていても、鳴かず飛ばずの時もある。正しいことをやっているのに、ジリ貧になることもある。では、正しいこと、とは何なのか。時流に乗っているから、マーケットに受け入れられているから、需要があるから、クリエイティビティだから、運が良かったから、という単純なことではなさそうなんですよね。そこに、何かありそう。

いずれにしても、昨夜の友人との会話のように、波長の一致は新しいものを生み出し、そこから生み出されたものが正しいものであるならば、利益を生む。そのように考えてまず間違いはなさそうなので、「正しさ」について次は追求して行きたいと思います。

そのことが正しいことであれば、道は開かれると考えれば、なんだか元気が出るじゃありませんか。

それでは今日も一日、がんばりましょう。

走り始めるも暑さにやられて10kmで帰ってきたという

この時期、走り始めの時間が少しでも遅くなると大変なことになりますね。

昨日、いつものように5時30分起きをしたものの、朝一番で頭がスッキリしているうちにと思って、仕事をしたり、アイロンをしたり(別に頭使わないけど)していると、あっという間に8時に。ああ、早く走りに行かねばと思って着替えてスタートした時間は8時30分。

今日は15kmくらい走れたらいいなと思っていたのですが、さすがに夏場の8時台がスタートするのは遅過ぎることは分かっています。熱中症対策をしっかりして国道の日陰にへばりつくように走り始めました。

日陰はたしかに涼しいのですが、気温がどんどん上昇してくると、さすがにバテます。ソフトフラスクに冷たい水を充填しておいて良かった。でも、分かる人には分かると思うのですが、500mlのソフトフラスクを Ultimate direction Ultra 5.0 のベストタイプのランバックの両胸に装着しているとですよ、結構ちゃんと締めていてもユッサユッサ揺れる訳ですよ。少しだけ、豊満なご婦人の贅沢なお悩みが分かったような気がします。だって、両胸で1リットルある訳ですから。

でも今回は、その持参したフラスクの水が「命の水」になりました。

火照った首筋や顔、膝などに水を掛けながら走ると随分楽なものです。なんとかごまかし、ごまかしやっていたのですが、途中でガクンとスピードダウン。結局10km地点でリタイアして電車で帰ってきました。てへぺろ。

スタートが遅れた日に向かうは、ロードではなく、山ですね!

今週は様々な人の決意に触れる不思議な一週間だった

今週は、へえ、こういう話もあるんだ、というような自分にとっては思いもしないような相談を持ちかけられることが多い一週間でした。大小関わらず、一つの決意を持ちかけられるような。

それらの相談ごとは自分にとってはとてもポジティブで、自分が今までやってきたこと、こうあるべきだよな、と思っていたことが、そのまま形になるような話もあり、何かとても大切なものを任せてもらえるような、自分を必要としてくれているお話もあり。なんだかたくさん、色々な相談を受けました。縁がどんどん繋がるような感じ。

人と会う機会も多かったです。こんなに時間をかけて、色々な人とじっくり本音の部分で濃いお話ができたのは久しぶり。どうしても最近はリアルに会うという機会が減っていますからね。

これらの現象について色々と考えていると、やはり今年のコロナ禍がきっかけとなって、自分も含めて多くの人が今までとはなにか違う、これからは今までと同じようには行かない、という思いの中から、自分の棚卸しに積極的に取り掛かり始めたのではないかと感じます。なんとなく今までうまく行っていたから先送りにしていたことが、今回の件で先送りができなくなった。だから動きはじめたのではないかなと思うのです。

自分の棚卸しをすると、今まで見てみぬふりをしていた引き出しも開けなければなりません。仕方ないな、そろそろここも片付けるか。今まで大切に取っておいたお菓子を、今こそ開けて食べようか、そんな感じです。

お盆休みが明けると、いよいよ今年も後半戦。
様々な動きの中でどんな素敵なことが起こっていくのでしょうか。

とても楽しみです。

【どこでするか、より、何をするかを再認識】知的財産マネジメント研究会で一時間の講演をさせていただきました

知的財産マネジメント研究会(Smips)の産学連携分科会で、オンライン講演(話題提供)をさせていただきました。zoomでの開催でしたので、場所を問わず様々なところからご参加いただいていたようです。恐らく70名ほどでしょうか。60分の予定が80分ほどお話させていただき、さらにご質問もたくさんあってその後の懇親会も含めて20時くらいまで参加者様とのコミュニケーションを楽しませていただきました。

オンラインの良いところは、移動がないことですよね。本来であれば、今日は会場となる東京の某大学に移動してのイベントだったのですが、自宅から接続してお話することができました。

オープンイノベーションというよりは、今日はものづくりに対するマインドセットと、その結果としてイノベーションにつながるフラットなコミュニティの形成が中心の話となりましたが、参加者の皆様からのご質問にお答えしながら、やはり、どこでするか、より、何をするか、を自分の頭で考えて明確にし、その結果として、場所や組織を選択するというプロセスが重要であるということを自分自身も改めて再認識しました。

今年に入って、今までの前提条件が大きく変わりました。場所を問わず影響を受けていないところはありません。こうなると、今まで良しとされていた常識や、安定というものはありませんし、来年の景色がどうなっているのかなんて誰にも分からない訳です。先日のエントリー(目の前にあるもののほとんどは、幻想なのかもしれない。自分で考えた答えが唯一頼れる哲学なのかもしれない 2020/07/01)にも書いたとおり、自分の頭で考え、考えた結論を自分の答え(=哲学)として持ち、行動の指針とすべきであるというのは、年齢関係なく大切ですね。目の前のにある選択肢から何を選択すべきか。

当たり前のことですが、とても大切なことですね。

本日ご参加いただいた皆さまありがとうございました。
オンライン懇親会もとても楽しい時間でした。

7月1日からエコバッグを持参しはじめました

訪問や出張はオンラインに置き換わりましたので昼食はいつも社内で食べています。時短に繋がるし、食後に30分ほど昼寝できますからね。

毎朝コンビニに立ち寄ってお昼に食べるものを買うのですが、7月1日から買い物袋が有料化されましたよね。これを期にエコバッグ生活に入りました。どこまでエコに協力できているのか分かりませんが、そこは考えないようにして。

やってみて思ったことは、品物を入れる時に結構手間取ってしまうということ。代金の支払いをピッと完了してから、購入したものをエコバッグに自分で入れなければなりません。

大体僕が買うものといえば、ざる蕎麦、冷やしとろろ蕎麦、ざる蕎麦といなり寿司のセットのいずれか(ローテーションしてます)、それに、ゆで卵とおにぎりをつけるかつけないか、というラインアップで、入れるのに困りそうな細かいものや、変な形状のもの、壊れやすいものなんてないはず。

ところが、それまで店員さんが袋に入れてくれるのをぼーっと待ってるだけだったのが、逆にバーコードスキャンという自分の仕事が終わった店員さんに「待たれている」という逆の立場になった時、不慣れな作業に加えて、焦りも出てくるんでしょうね、きっと。

これからは、もっと、決済から袋詰め(なんか違うな)までの作業をスムーズに行えるようにしてエコバ・プロを目指したいと思います。

国別対抗・芝談義。ゴルフとランから人生を学ぶ

天気に恵まれた週末でした。

土曜日は、第二回国別対抗マッチ。
ニュージーランド、南アフリカ、奈良、兵庫の、それぞれの国(笑)を代表して芝の上で腕を競いました。この人たちと回っていると毎回ほんと勉強になります。ちゃんとゴルフと向き合っているし、本当に上手。それに何より楽しい!

ラウンドの後は、別のクラブに移動してキャプテン面談。こうしてゴルフに対して長年向き合っておられる方々、真剣な方々、伝統あるクラブの皆さんから、今年は色んな刺激をいただく年のようです。そろそろ君も真剣に向き合いなさい、と言われているような気がします。

夜はアドベンチャークラブの定例会。
こちらはマラソン、トレランと真剣に向き合っている素晴らしい方々とのオンラインミーティング。それぞれのランに対する思い、本当に素晴らしかったです。こちらの活動もこれから益々拡大して行きたいと思っています。

ゴルフもマラソンも趣味とはいえ、僕は人生そのものだと思っています。

諸先輩方、同じく趣味を共有する仲間たちからの学びを得ながら、自分も人としてさらに深みを目指して行きたいと思っています。

慣れないことをすると身体が驚いてしまう

東京の方は新型コロナウイルスの感染がまだ収まらないようですが、大阪は今は少し落ち着いているようです。

予防と感染に対する様々な取り組みがなされている中で、徐々に日常が戻りつつあり、飲み会や会食も復活してきました。今週の後半は連日飲んでいます。平日は飲み、週末はゴルフとランニングという、おっさんの鏡のような生活が戻って参りました。

こちらから客先に訪問することはまだ控えていますが、徐々に来客も増えてきました。来客が増えるとなると、会食も増えるわけです。ビジネススタイルは、オンラインでのカンファレンスコールなどが主流になりましたが、今後はどうなるんでしょうね。

さて、今日の帰り。
お酒が入っていたこともあり、そういえば、かなり久しくラーメン食べてないなと思ってシメの一杯を求めて天一へ。

一言でいうと、調子に乗ったらダメでした。

久しぶりの天一の味は美味しかったのですが、普段していないことをすると胃がびっくりしてしまいます。笑

なんやなんや、となるわけです。

こういうところも含めて、徐々に復帰となるんでしょうかね。