体に刻まれた記憶

オアフのイーストサイド、ウインドワードエリアに位置するカイルアタウンはハワイの中でも大好きな場所の一つです。いかにも郊外の住宅街といった趣の、のんびりと落ち着いた町を抜けると青い海に真っ白な砂浜が映えるとても美しいビーチが現れます。ここが、カイルア・ビーチ・パークです。

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渡ハの度に必ず訪れる場所ですが、タウンに入ってからの行き方も体がちゃんと覚えているようで、ほとんどナビも使わず来ることが出来ました。体に刻まれた記憶は正確ですね。脳と体を分離して考えることは科学的に間違っているのかもしれませんが、時に脳の記憶は曖昧だったり歪曲されたりすることも多いですから。

このカイルアタウンには、とてもノスタルジックな佇まいをみせる、KALAPAWAI Market があります。地元の便利スーパーといった感じで、食料品、生活用品からお酒まで置いているのですが、ここの人気はグロサリー。地元の人がテイクアウトで食材を買って、外で食べるという光景が見られます。

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カイルアタウンは、リタイアされた方が多く住む町です。それなりに住宅の値段も高いのですが(カハラほどではないと思いますが)、その分、ゆったりとした余裕のある空気が流れています。いつかこのような場所でのんびりと余生を過ごせたらいいなと思います。

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こちらは、マカプウから見たラビットアイランドです。今日も最高の天気でした。
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ノースショアはいつも人に優しい(Photo Gallery)

H1からH2に入り、ドール・プランテーションを抜けて北にまっすぐに下って行くと、眼前に白波が見えてきます。ここはノースショア。サーファーの聖地であると共に、大好きな町、ハレイワタウンの入り口でもあります。白波が見え始めると、僕の心はいつも踊ります。

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母のリクエストでランチはノースショア名物、シュリンプ・スキャンピになりました。オアフ島のノースからイーストのカフク地区はエビの養殖が盛んで、所々にフードトラックがありエビを提供しています。その中でも大人気なのが、エビのガーリック炒め、スキャンピです。

数あるフードトラックの中でも一番人気なのが、ジョバンニ。ここはいつ来ても長蛇の列です。

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テイクアウトして、ハレイワビーチパークでランチ。ほんと美味しいわ・・・みんな大満足です。

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エビが苦手な娘達のために、穴場のお店である「PAALAA KAI BAKERY」のパンを買うことにしました。このパン屋さん、ちょっと分かりにくいですが、ハレイワの町に入る三叉路をワイアルア方面に曲がり、ちょっと南に下る感じのところにあります。ここはノースでは有名なパン屋さんで、海帰りのサーファーや、地元の方に愛されているローカルなお店です。
もちろん、僕もここに来たら必ず立ち寄ってマラサダを買います。

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パンはどれもしっとり、甘過ぎず、本当に美味しいんです。

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ハレイワの良さは、のんびり流れる空気と、どこか懐かしいノスタルジックな雰囲気でしょうか。みんなとても親切で、気楽に道を譲ってくれたりするし、誰にでも人懐っこく声を掛けてくれたりして、本当に気持ちの良いところです。

娘たちもビーチで水遊びを楽しんでいる間やチャンズリーフでウミガメを見ている間、地元の人たちと交流が出来たりしてノースの良さに触れていました。

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こちらはシャークスコーブの波。横がパイプラインです。

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パワフルな波を見ていると、心がザブザブと洗われる気がします。

ロティサリー

知っているようで正確に知らない単語、「ロティサリー」。実はフランス語で、焼肉屋さん、串にさして回転させながら肉をあぶるための器具、という意味なんだそうです。COSTCOで売っている人気の「ロティサリーチキン」も、専用のロティサリーオーブンで焼いたチキンなので、そう呼ぶんですね。

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週末と言えば、COSTCO。
混んでいる日中を避けて夜に家族で行ってご飯を食べて帰ってくるのが常ですが、土曜日の夜にも関わらず、かなり空いていてゆっくりと買い物が出来ました。晩ごはんは、パエリヤと寿司。炭水化物摂取し過ぎなので、日曜日は武庫川月例で25kmくらい走ってくる予定です。

皆様も良い週末を。

昨日より今日、今日より明日

美味しいものをたくさん飲んで、食べたいという欲求は、飽食の時代にあって眉をひそめられるような事かもしれません。今は飽食の揺り戻しでファスティングや少食による心身の健康維持に取り組む人もたくさんいますし。

自分の場合は食べることと飲むことが大好きなので、個人的に天地を揺るがすような大きな事でもない限り、そちらに振れるということはなさそうです。その代わり、一種の免罪符として、運動することによってカロリーをしっかり消費した上でしっかり飲むというプラスマイナスゼロ(ほとんどプラス)作戦を開始し、その延長で、すっかりマラソンにハマってしまって今に至ります。

僕はきっと走ってなければ、本当にどうしようもない人間なので健康を害していたかもしれないし、実際、走るきっかけになったもう一つの理由は30代半ばで色々と病気をしたことでもあるし、不健康で体型なんて崩れまくっていたかもしれません。そういう意味では、マラソンというスポーツに出会えたことで、人生の半分は成功したと言える、多くのサーファーが「サーフィンに出会って人生の半分は成功した」というのと同じで、僕もそう思っています。

これからも日々、積み重ね。
昨日よりも今日、今日よりも明日。

それにしても、ランナーって本当に、本当に、食べることと飲むことが好きな人種です。まあ、酒飲みの多いこと!笑

そんな食いしん坊の日曜日はケバブと共に。
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心が通い合える関係

アメリカからの来客を迎えて会食@北新地。
最近とても恵まれているなと感じるのは、国内だけでなく、海外にも心が通じる関係のパートナーが増えてきたということ。自分たちが考えるイノベーションに共感していただける企業がたくさんいるというのはとても嬉しいことです。

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蕎麦屋で出会ったNY出身の好青年

馴染みの店というものは、ニ、三週間も行かずにいると「すごく久しぶり」という感覚になります。まるで毎日会っている同僚が長期の出張から帰ってきた時のような。

梅田の蕎麦屋「松林」さんは、僕にとってそういうお店。ここ最近はずっと出張が続いていたので、おおよそ一ヶ月ぶりくらいの訪問でした。新鮮な蕎麦を塩と山葵でいただきます。もちろん、日本酒の熱燗と共に。

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店に入って少しすると、アメリカ人の青年が一人で入店して来ました。彼は全く日本語ができず、日本語のメニューももちろん読むことが出来ません。注文にも困っていたので、マスターが「ちょうど良かった!松田君、ちょっと通訳して助けてやって。」と僕に声を掛けて来ました。もちろん、と、彼を隣の席に呼び、一緒に飲むことにしました。

彼はいかにもNY出身らしく、上品かつ聡明で、アパレル会社のマーケティング職で海外を飛び回っているような男でした。香港に約10年住み、東京には良く来ていたそうですが、ある時、大阪に仕事で来たらその魅力にすっかりハマってしまい、今は大阪が大好きになったそう。ちなみに松林への訪問も一年ぶりニ回目ということで、昨年来た時の写真を見せてくれました。

ファッションの歴史と今後について、例えば、技術的な要素だけではなく、社会のあり方や経済事情などを鑑みながら、お互い持論を展開していると話も合い、あっという間に三時間が過ぎてしまいました。いやあ、良く飲んだし、本当に良い出会いでした。

こういうことがあるから人生って面白いんです。

【Gallery】神戸のいいとこ再発見のラン&ウォーク(最後は中華とビール)

昨夜急に決まった共ラン。一緒に篠山ABCマラソンにエントリーしている同級生3人で朝8時に芦屋で待ち合わせ、2号線をひたすら西に行こうということになりました。ちなみに弁解しておくと、今回、二回目のフルに挑戦するメンバーの一人は膝を痛めているので「行けるところまで」、もう一人のメンバーと僕はベテランランナーながら、お互い調子を見ながらやはり「行けるところまで」という条件付きです。

自分は昨日の住吉川トレーニングで膝が言うことを聞かなくなったのですが、一夜明けると(いや、ランの直後から)まったく痛みもなくなり、一過性のものだったようです。ランナーの体って不思議なもので、最初に走り始めた頃は膝など様々な痛みに悩まされていましたが、徐々に体が出来上がってくると、一過性の痛みが発生することはあるものの、基本的にはすぐに回復するか、走っていると痛みがなくなるか、とにかく、一度走る体が出来てしまえばすごく楽だったりします。

さて、3人でのんびり走りながら、海を見ようと摩耶の県立美術館の方へ。空の青さに雲の白さよ!!

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フラワーロードを超え、
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メリケンパークへ。神戸は地元ながら、THE・神戸 というべき観光地にはなかなか行く機会がありませんが、やはりいいところですねー。
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ハーバーランドです。これぞ神戸の景色!
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スタバでコーヒーをテイクアウトし、作戦会議。このまま2号線を西走するか、それとも切り上げるか。皆の状態を確認し、三ノ宮まで戻ってちょい飲みして帰ろうということになりました。
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中華街を抜け、
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最後は三ノ宮の中華でビール!!
神戸のいいところを再発見したラン&ウォークとなりました。合計17kmちょっと。最高の天気の下、とても良い一日でした。
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人としての深みと奥行き

先週末から続いた連続飲み会から、日曜日に出走した大阪ハーフマラソンに至るまで怒涛の日々が続き、ブログの更新がすっかり途絶えてしまいました。

さて、今夜は7年ぶりに再会する某社会長と一献。

その方は元々、人間としての深みと奥行き、そして圧倒されるくらいのオーラとパワーを持つ方だったのですが、数年の時を経て以前にも増してその懐の深さが広がったような気がします。気さくな中にも凄みがあり、それが威圧的ではなく、優しさと愛情に溢れていて不思議な安心感を感じます。その方を中心に、各分野の第一線で活躍する親友二人が加わり、とても楽しい時間となりました。

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人を包み込む力って、どのように培われるのでしょうか。

持って生まれた何かなのか、経験と学びによって習得する後天的なものなのか。願わくば自分も、愛情に基づく深みと奥行きが出る人間になりたいと思います。とても抽象的なものですが、こういうタイプの人って言葉では表現できない魅力というものがありますね。

いずれにしても人それぞれタイプは違えど、ポジティブな人間が集まるとその場にパワーがみなぎります。こうした「引っ張ってくれる」仲間がいることに日々感謝です。

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ヒトサラの中に感じる気遣い

「フレンチおでん」で人気のコウハクが、ルクアイーレにオープンしてから初めての訪問。平日でも夜なら一時間はザラに並びます。阪急三番街、新大阪に出店してもそれぞれスタイルが違うからか人の分散もない様子。最初は阪急東通りの一角にある知る人ぞ知る人気店だったのですが、すごい勢いですね。

トマトのジェノベーゼや大根ポルチーニソース、フロマージュ焼きなど定番メニューを一通り楽しんでから、ぶりの上に大根とフォアグラがのった「フレンチぶり大根的」なものをいただきました。見た目も美しいこの一品に、僕は客への気遣いを感じずにはいれませんでした。

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「おでん」といいつつ、フレンチテイストなので、基本的にソースやクリームがたっぷりで僕のようなオッサンは徐々に重たさを感じてくるのがコウハク。いや、もちろん全てハズレなし、全メニューとても美味しいのですが、段々と口の中が重たくなってくるのも事実なのです(頼んでいるものがそういうものばかりだから)。

この一皿も、ぶりと大根というお互いの良さを完璧に引き出し合う組み合わせに、なぜかフォアグラが。ただフォアグラがのっているだけであれば、しつこい味になってしまうのですが、そこはコウハク。バルサミコ酢がさっとかけてあって、最後に口の中に酢の清涼感が広がるのです。これがなければゴテゴテだったかもしれません。こういうところ、いいですよね。シェフの客に対する気遣いが感じられて。これ一品で980円。CPも最高です。

料理する人の気持ちが届く一皿はやっぱりいいでものです。今日は今日とて新地で会食の予定。どんな一皿に出会うことができるでしょうか。

ちなみに、こちらは、フォアグラの茶碗蒸し。
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美味しいものを食べると元気が出る

最近は、「小職のススメ」や「糖質制限」など食事をコントロールする時代になっていますし、健康維持のためにはとても大切なことですが、やっぱり、美味しいものを量を気にせずたくさん食べると多幸感を感じます。

ビールと焼肉
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カオマンガイ(シンガポールチキンライス)
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うまい!
しっかり働き、しっかり走り、うまいものをモリモリ食べる!

今日も一日がんばります!