新そば、孀婦岩、Re:Jazz、遠い太鼓

 
長野県茅野市に渡辺製麺という製麺所があります。

地元では評判が良く、僕も八ヶ岳ベースに行ったついでに良く立ち寄って半生そばや干しそば(乾麺ですね)を自宅用に箱買いして帰ったりするのですが、その渡辺製麺の新そばの半生麺をいただいたので、早速お昼ごはんにしました。

普段から食べている、松林の大将の手打ちそばには到底かないませんが、それでも信州の良い香りとコシを感じることができます。そういえば、来週の週末、信州に行く予定なので、また箱買いしておこうかなと思ったり。

やはり季節のものはいいですよね。

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純粋に、本当に純粋に、自宅から一歩も出ない日。

屋外といえば、ベランダに出て植木を飛ばされないように室内に入れたことくらいでしょうか。というわけで、録画しておいたNHKスペシャル「秘島探検 東京ロストワールド 第2集 孀婦(そうふ)岩」をゆっくり視聴。

ああ、もう、こういうの大好きだ!

その筋の専門家がみんな目をキラキラさせながら未知の世界に挑んで行く姿、素晴らしいなと思う反面、羨ましくもあり。こんなに、こどものような目で仕事ができるなんて!いや、もちろん僕も毎日楽しく仕事はしてるつもりですし、彼らの仕事は研究所に帰ってからの地味な解析作業にほとんどの時間を費やされるのでしょうけれど。

それにしても、本当に知らない世界って無限にありますね。そんな世界を茶の間で視聴できるなんて、本当にいい時代。それと同時に、「火山活動の遺構である孀婦岩もあと数百年もすれば波風による侵食でなくなってしまう、今、この時代にこんなすごいものが見れてラッキー」と研究者が言っていましたが、地球の悠久の歴史の中で、あるいは、火山活動の歴史という長い時間軸の中では、ほんの一瞬の出来事だという事実に、目眩すら覚えます。

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こういう時に何をするかというと、仕事以外は、読書ですよね。

もしかしたら、断水や停電などもあるかもしれない、と、早めにお風呂に入って一時間ほど半身浴。村上春樹の「遠い太鼓 (講談社文庫)」を読みながら、地中海に浮かぶギリシアの島々の人々とのふれあいや、美味しいワインなどについて語る文章のおかげで脳内トリップ。

外はしとしとと雨の音。

風呂に持ち込んだスピーカーからは ドイツのマシュー・フォークト率いる Re:Jazzのサウンド。こういう夜って、欧州系のJazzがぴったりマッチしたりするんです。少し薄暗くて、雨に濡れた石畳がきらきら光る路地裏から聞こえるようなシックな音が良かったりするんです。

そんなこんななインドアな週末。身体には十分な休息が与えられたようです。
というわけで、引き続きみなさん、ご安全に。


 
 
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酒場探訪 おでんの「たこ梅」 から 新そばへの流れ

 
関空からハワイへ飛び、ホノルルでトランジットしてポートランドへ向かう渡米前の友人が大阪に来るというので、なんやそれはけしからん、仮に出張でポートランドはええわい、なんでホノルルでトランジットやねん羨ましすぎるぞ、飲みに行こう。と、JR大阪駅高架下の新梅田食道街へ連れ出しました。

まずは関東煮(おでん)で有名な「たこ梅」へ。たこ梅は、1844年創業の日本で一番古いと言われているおでん屋さんです。

まずは瓶ビールを頼み、目についたものをちょこちょこと。もちろん、タコとくじらのさえずりは外せません。

そこそこ出来上がったところで、新そばをいただきに。
北海道の新そばが出始めました。これから、ひやおろしに新そばの季節ですよ、みなさん。だから僕は秋が好きなんです。ああ、秋。

冷酒にそば寿司。

新そばです。初物をいただきました。

一緒に飲んでいた友も、これだけ日本の良いものを食べれば、二週間のアメリカ出張も平気でしょう。いや、逆に恋しくなるかな。笑

それにしてもホノルルトランジットは、北米出張では最高のルートなんですよね。僕も数年前に一度だけ、LAからの帰りに乗り換えたことがありました。空港で3時間程度でしたが、ハワイの風を感じ、空気を吸うだけで満たされたものです。その時はデルタ航空にお世話になりました。今は、ユナイテッドの直行でSFにダイレクトフライトしちゃうので、ホノルルトランジットなんて夢のまた夢、逆に贅沢。ハワイからは一年半遠ざかっているので、そろそろ禁断症状が出てしまいそうです。いや、がまんがまん。
 
さて、台風が近づいてきましたね。

明日予定していたゴルフはキャンセル、この土日は本とPCを抱えて自宅に籠もることになりそうです。

皆さんもどうぞご安全に。
 
 
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成田空港 〜 帰国後の「だしの味」

 
 
少しバックデートします。

サンフランシスコから、愛する母空港KIXへの直行便は当然フライトキャンセル。成田に振り替えていて本当に良かったと思いつつも、成田から大阪まで帰ってくるのがなかなか大変。それなら、もういっそ東京で友達とご飯でもしてゆっくり帰った方がいいよね、と考えました。

15時に到着。空港でシャワーを浴びて着替えた後、ダシの味が恋しくなり、天ざるを食べます。帰国後に蕎麦かラーメンを食べるのは儀式のようなものですね。

成田エクスプレスで品川まで戻って、大好きな友達と合流。久しぶりのハイボールを飲みながら2時間マシンガントーク。楽しかった!旅の疲労回復。共通の価値観を持つ相手との時間は、思考の確認作業、自論に対するエビデンス探しのようなものですね。付き合ってくれた友に感謝。

楽しい思い出に浸りながら、新幹線に乗って23時半に帰阪。爆睡。

さて、今日から当社では、理系3回生を対象として2daysインターンシップを開催します。
どんなエキサイティングな時間になるのか今から本当に楽しみです。
 
 
 
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週末だ、さあワイナリーに行こう! 〜 Viansa、Opus one 、Robert Mondavi

誰にでも、「ここに来ると気分が上がる」という場所があると思いますが、ワイナリーは僕にとってまさにその場所。
 
ワイナリーに行くなら9月がベストシーズンだよ、と取引先に言われたことを思い出しながら、やっぱり9月だよなあと思いつつ車を北に走らせました。

ソノマ、ナパのワイナリーへは2年ぶり。

まずはソノマにある「Viansa Sonoma」へ。

ここで4種類試飲。香り高いものから、スモーキーなものまで幅広く。作り手の愛情がしっかり伝わってきます。

Viansaの良さは、その眺望。高台からVineyardを見下ろします。
いつまでも見ていられる景色

次に、ここから車で40分のナパ方面へ。Opus One へ。ここでの試飲は要予約ですので、写真だけ。

とにかく格式高い作りの建物

Opus One の Vineyardです。

さて、試飲の目的地は多少カジュアルなロバート・モンダヴィです。Opus Oneの向かいにあります。

相変わらず美しい建物。

ここでも、白、白、赤、赤の4種類を試飲。好みの問題でしょうが、モンダヴィのワインはオーソドックスで僕は大好きです。

ワインをしっかり楽しんだあとは、サウサリート経由でサンフランシスコへと帰りました。


 
 
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久しぶりのステーキ Tad’s Steakhouse

サンフランシスコでの早めの夜ご飯を終えて。
遅くまで明るいのがいいところです。

今日はソノマ、ナパのワイナリーをまわり、サウサリートを経て、サンフランシスコに帰ってきました。ワイナリーの写真はまた別の機会に掲載しますが、今日はとても良い天気で最高でした。やはり9月は当たり月ですね。

早めのディナーは、Tad’s Steakhouse で。

旧友とも再会でき、最高の土曜日となりました。

 
 
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良い商談ができた日の酒はうまい

 
 
サンフランシスコに到着して、すぐにレンタカーを運転して101を南下。

サニーベールの定宿の部屋に荷物を預けて明日から始まる展示会場のセットアップ、そして、シリコンバレーのニッチ分野で世界的企業とタイアップしている技術会社との商談と、息つく暇もなく動いております。初日からハードなのはいつもと同じです。

以前、事務所を間借りさせていただいていたNVIDIA本社前のテックセンターに訪問先はあり、サーバや通信機器で使われる超高周波基板の測定ツールを開発している会社との商談、かなり前に進みました。会ってすぐに意気投合できるのは嬉しいです。ご紹介者の方のおかげですね!

その後、みなさんと一緒に会食に行き、外に出たら少し寒いくらいの20時半。

蒸し暑い日本を離れて、からりと晴れた快適な空気にふれると、シリコンバレーに帰ってきたんだと思います。


 
 
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雨の日とハイナンチキンライス

雨の週末。

昨日は完全に雨の予想だったので、ゴルフをキャンセル、代わりに奈良県立大学で開催されていた産学官連携団体KNSの定例会に参加しようと思っていたのですが、ここ数週間の疲れが溜まっていて身体が動かず、代わりに休息に充てることにしました。渡米前なので、ここは大事をとる作戦です。

少し元気になった頃、COSTCOに買い物にでかけました。

しばらく行ってなかったのか、こんなものを初めて見つけました。カオマンガイ。タイ風の呼び名ですよね。シンガポールやマレーシアではハイナンチキンライスや単にチキンライスと呼びますから、そちらの方が馴染み深い方もおられるかもしれません。

さて、このカオマンガイ(チキンライス)ですが、実は僕は大好物なのです。おお〜ついにCOSTCOでもカオマンガイが!と思って思わず買いそうになりましたが、我が家では僕しか食べないので泣く泣くスルー。いつかチャンスがあれば買ってみよう。

ちなみに、お気に入りの店もちゃんとあって、梅田では「バーンスキタイ」が好きで良くいくのと、シンガポールでは、必ずユニオンスクエアの「Wee num kee」まで足を伸ばします。

Wee num Kee

なんでも本場が美味しいのですが、それはきっと、赤道直下のモイスチャーな空気とタイガービールなど、周りの環境や雰囲気によるところが多いのでしょうが、今日のような天気でも、昨日出会ったカオマンガイが脳裏から離れず、やはり僕の心はそちらに持って行かれてしまいます。

雨のかおりや風、空気は、自分がどこかで出会ったものを突然結びつけることがありますよね。

さあ、明日から新たな一週間。
天気はパッとしませんが、がんばっていきましょう!!
 
 

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昼夜昼夜、そばを食う

 
こうも暑い日が続くと、食べたいものといえば そば くらいしか思い浮かびません。

昨日の昼は、ざるそばとカツ丼のセット、夜はそば屋で板わさと筑前煮とざるそば、今日の昼はとろろそば、そして夜は昨夜と同じそば屋で、板わさと筑前煮とざるそば(同じやん)。そばがうまいですね、やっぱり。もう少しすると、ひやおろしと新そばの季節ですね。

こちらは伊根の赤米でつくった日本酒です。ほんとに透明なはずの日本酒が赤いんですよね。味もロゼワインのようだし、いや、面白いものをいただきました。


 
さあ、8月もラストです!
はやく涼しくなってほしい!!
 
 
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盛りだくさんの内容で駆け抜ける

横浜での 「プリント基板 最新設計、製造技術セミナー 2018」 が無事に終了しました。

昨日から横浜入りし、海外からのスピーカーと事前ミーティングして今日を迎えましたが、会場は満員御礼、5セッション・5時間に渡る内容でしたが、最高に盛り上がりました。

ご登壇いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
この二日間、とてもハードに動きましたが帰りの新幹線でハイボールに癒やされています。最近行ったりきたり。

セミナーウィークの今週は、金曜日の大阪本社セミナールームで閉幕します。あっという間に今週も過ぎていきそうですが、盛りだくさんの内容で駆け抜けたいと思います。

 
 
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盆休み最終日に、命の重たさを知る

最後の晩餐は久しぶりのアルコール(当然ハイボール)と、フライ物色々。

さて、お盆休みの最終日、周防大島の2才児が見つかったというニュース。見つけたのは、78歳のボランティア、尾畠春雄さん。

「人の命って重たいからね、高齢者だろうが、小さかろうか、若かろうが重たいからね、なんかお手伝いさせてもらおうと思って、やって来た」

尾畑さんの一言ひとことが泣ける。

「小さな命が助かったなあと思って、嬉しかったですよ」

「残りの人生を社会にお返しさせてもらおうと思って、あちこち行ってる」

僕も、年取って仕事を引退したら、こんなジイさんになりたいなと思いますけど・・・いや、ほんと普通は絶対に出来るもんじゃないと思うんですよ。旅館や民宿に泊まる金がないから、車中で寝泊まりしながら、被災地に出向く。自分のこと、快適、娯楽はなし。酒も7年飲んでない、酒は「人にあげる方だから」。

僕も、今マラソンしてる体力がいつか生きるといいんですけどね、しかし、ジイさんには、尊敬してありません。尊敬しかできない自分が情けなくもあり、腰直さないと、と思っている自分も情けないし。色々と情けない。

尾畠さんの珠玉の金言から、命の大切さを感じるニュースでした。
奇しくも今日は終戦記念日。
 
さあ、明日からまたがんばろう!!!
 
 
 
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