楽しみ凝縮、極楽トレラン(温泉・ビール・サプライズつき)


こんなに楽しいことはない!!

素直にそう思える極楽トレランのススメ。

朝6時半に芦屋川駅にラン友N君と待ち合わせ。街角ローソンカフェでホットコーヒーを飲みながら作戦会議をする。このワクワク感がたまらない。N君は地図を出してきて、先週はここを走った、このコースは人がいなくて寂しかったなど、目をキラキラさせながら話してくれる。僕もそれを嬉しそうに聞き、自分が好きなコースを話す。

そうそう、これだよ、これ。

趣味を共にする者同志の世界。この一体感がたまらない。僕もN君も基本的に単独行動をするタイプなので、誰かと一緒に走るということはとても嬉しいことなのである。さあ、今日はどうしよう。六甲山頂まで2時間、有馬までそこから1時間弱。走れるところは走りながら、3時間行程で温泉にザブン、ビールをごくり!よし、決まり!

芦屋川から風吹岩〜雨ヶ峠〜七曲り〜山頂〜魚屋道〜有馬温泉という王道かつ最短ルート。時間が時間だけに六甲山のメインストリートというべきこのコースも人はまだら状態。ところどころで紅葉を楽しみながらトレランを楽しむ。

予定どおり、2時間弱で山頂に到着。ひとしきり記念撮影をし、汗が冷えて寒いので早々に魚屋道へと歩を進める。

裏六甲も紅葉真っ盛りだ。台風の影響でところどころ道が崩れているが走行には問題なし。

山頂から45分程で有馬に到着。銀の湯が改装中のため、金の湯へザブン!

あ〜極楽!!! 

そう、極楽としか言いようがない、
だって、この充実感でまだ朝10時なんだもん!

さっぱりした後は、有馬の風情ある温泉街を「ビール」を求めて散策する。まだ店がオープンし始めたくらいの時間。

N君が、日本酒も充実していてお勧めというので、バス停前の立ち飲みバー「酒市場」へ。

カウンターにつき「まずは、生ビール」と声を掛けると・・・なんか見た事ある顔が・・・

そう、旧友がカウンターでサーブしていたのです!
恐らく10年ぶりくらいの再会!!

もうね、予期しないとはこのことですよ。嬉しいなあ。こんなことがあるから、人生楽しいなあと染みるのです。しかも彼女、なんとマラソンは3時間10分、トレランの大会もしょっちゅう出ているようで、その当時からは全く想像すらできないアスリート女性へと変身していたのでした。ここはランナー、ハイカーの聖地なのか。笑

懐かしい昔話、そしてラン話に、三人で花を咲かせながら飲むビールの旨さよ(N君はひたすら、にごり酒をリピート)。そして時間はまだ11時である。なんだこの充実感は!!

ひとしきり飲んだ後、夙川までバスで帰ってきました。

日曜日の午前中。
この短い時間に、こんなに楽しみが凝縮されるなんて。

山と海が近い阪神間ならではの楽しみです。

あー、最高!!!

ジーンズの太腿部分がパツパツになってくる季節


今週末の三連休が雨模様という話題で巷は持ちきりの様ですが、少しバックデートして先週末のトレランを書いておきたいと思います。

快晴に恵まれた土曜日。

家族が出掛けてちょうど一人になったので、朝6時半に家を出発し六甲山を目指しました。その日のコンディションで、雨ヶ峠まで行くか、東おたふく山まで行くか・・・トレランシューズで走れるところは走り、無理せず調整しながら行こうと思いながら出発。

早朝のロックガーデンから風吹岩はまだ空いているので、気持ち良くスイスイ登ることができます。

こちらは風吹岩のにゃんにゃん。

急勾配を登り切り、ちょっと休憩。
ここからは平坦路や下りもあって少し楽になります。

雨ヶ峠に到着。

さあ、ここからどうしよう。ハイペースで走りながら登って来たので、そこそこ疲れてはいるけれど、時間はまだ早い。このまま一気に六甲最高峰を目指すか、ここで無理せずに東おたふく山を目指すか・・・と思案していたところ、休憩していた一人の若い山ガールが本庄橋跡方面を登り始めたので、釣られるように山頂方面へ(笑

本庄橋跡を過ぎると、七曲り。ここから一軒茶屋までがキツいのは重々承知。まあ体力は十分残っているし、このまま一気に登ろうと思って黙々と山道を進んでいると、一軒茶屋へ。そのまま、一気に六甲山最高峰まで登り切りました。

阪急芦屋川駅から六甲山頂までの所要時間は一時間五十分。
うん、これはかなり早い。納得のタイムです。

山頂からまた一軒茶屋に下りてきて、朝食。
後から登ってくるハイカー達とワイワイ会話をしながら飲むコーヒーの美味しいこと。

下山時は、風吹岩から保久良山経由、岡本方面へ。帰りは楽ちん。膝と転倒に気を付けながら走って下りてきたので、一時間くらいかな。六甲トレラン、かなり面白いです。次回は山頂から有馬温泉まで下って「温泉+ビール」でバス帰りという極楽コースだな。


翌日の日曜日はゴルフ。

早朝スタートの1ラウンドで、足には疲労が溜まっていたけれど、これもトレーニングだと思えばどうってことない。この時期、ランニングにトレランにゴルフに・・・と、足に筋肉がかなりついて太腿が一回り程大きくなります。

愛用のジーンズの太腿周りがキツくなって来ますが、これも好きでやっていることだし、それだけ鍛えることが出来ているということなので、嬉しいことです。

一ヶ月後のフルマラソンまで、まだまだトレーニングしないと。

克服型スポーツという共通言語


僕はマラソンを趣味にしているのだけど、同じく「ランナーな人達」とは時間を忘れるくらい話が弾む。多分、何かの制限がなければ、ずっと話し続けていれるような感覚だ。

誰しもタイムを1秒でも縮めたいし、1mでも長い距離を走れるようになりたい。出来れば、笑顔で楽に走りたい。そのために、雨の日も風の日も、仕事で疲れていても走りに行く。そして大会本番の、あの辛さや楽しさや達成感を同じように経験しているから、なんだか「同志」のように感じるのだと思う。要は、共感し合える仲なのだ。そして、マラソンやランニングは、その「共通言語」になっているのだと思う。

他にも共通することがある。
ランナーは、山にも行く人が多い。

同じ景色を見ながらのロードランは飽きてしまうから、気分転換に山ランをしたりトレッキングをしたりする。単なるトレーニング目的じゃなくても、ただ山道をリュックを担いで歩いているだけで楽しい。歩いて登るだけでこんなに楽しいなんて。

山もやはり「共通言語」だ。なんとか登り切って山頂で飲むビールの美味さや、行ったことのないルートの話や、登ったことのない山の話を聞いていると、自分も行きたいと思うし、チャレンジしたいと思う。今日は仕事の打ち合わせの際に、六甲縦走トレランがどれほどキツいかの話を聞いた。ああ、なんだかすごいなーって感心した。そのしんどさが容易に想像できるからだ。

マラソンや山は、共通して克服型スポーツの典型だと思う。

自分との戦い。
そういう意味では、これまた大好きなゴルフもそうなんだけど、ゴルフの場合は克服型というよりはメンタル面とテクニック面での作用が大きいし、社交性も含まれるのでちょっと違うような気がする。でも、同じようにゴルフ好きな人とも、ゴルフを共通言語として話が弾む。

「一回飲みに行くよりも、ゴルフを1ラウンドした方が仲良くなれる」

という話は良く聞くけれど、ゴルフは「大人のピクニック」という形容詞にあるように、朝から夕方まで一日を自然の中で過ごす訳だから、その人を知るという面では、一回の飲みよりもはるかに早く仲良くなれるのは当然だとも思う。プレースタイル、マナー、会話。いろんな観点から、その人となりを知ることも出来る。逆に嫌な面を見ることもあるかもしれない。

趣味には色々な種類があって、音楽、車、読書、映画鑑賞などから、テニスや野球と行ったスポーツまで、幅広い。それぞれに愛好家がいて、サーファーはサーフィンに出会っただけで人生の半分は成功したって言うし、鉄道愛好家も、コミケな人達も、みんな同じようにそう思っているのだろう。そう考えると、趣味って素晴らしいなあ。

僕も今までそれなりに色々としてきたけれど、マラソンや山は(スキーもだけど)、その中でも「共通言語」としては本当に深みと奥行きがある感じがする。そこがなんだか面白い。

【レポ】新調したトレランシューズを試してみた


トレランシューズとして、NIKE Wild Trail を購入したので早速試してみました。

ランニングシューズもNIKEなので、履き慣れているという点と安心のサイズ感が決定打。山は通常トレッキングシューズで登るのだけど、やはり平坦なところでは走りたい。くるぶしまで隠れるミドルカットのトレッキングシューズでは、重たい上に足首が自由に曲がらず走りには不向きです。


ルートはいつもの、六甲山、高座の滝〜ロックガーデン〜風吹岩〜横池〜雨ヶ峠。今日のパートナーは、次女。体力は長女よりもあるので、お昼に出発しても十分に雨ヶ峠までの往復は大丈夫そうです。もちろん、最初から走る訳にも行かないので、今日は歩きながら履き心地をチェック。

さて、 NIKEのシューズを買う時の注意点ですが、足幅が狭いということ。サイズは通常履いている靴よりも一回り大きめを選びましょう。そういう意味では、何もNIKEにこだわる必要ないのですが、そこは好みというものですね。

柔らかい歩き心地と軽さは抜群。ソールもトレラン用なのでグリップして滑りません。山走にはぴったりです。他のメーカーを試したことがないのですが、お値打ちな買い物が出来たと思います。


さて、体力自慢の次女(小2)と二人だけの山は、かなりスムーズに距離を稼ぐことが出来ました。やっぱりシーズンですね、山にはハイカーがいっぱい。良い天気にも恵まれてとても楽しく登ることができました。

さあ。次の山はいつかな。
今から楽しみで仕方ありません。

標高によらない寒暖の差


山シーズンということもあり、ランニングの代わりに山へ行きたくなる今日この頃。

自宅から高座の滝(六甲登山の人気のコースの内の一つ)まで徒歩40分程度。そこから中央尾根のロックガーデンを経て、風吹岩まで一気に高度が上がるため、なかなか急峻なコースが続く。

自宅を出る早朝はとても涼しくて、長袖のアンダーウエアの上にTシャツで丁度いいくらいなのだけど、山を登っている時には、そんなコースだから汗ビッショリになる。それこそ、顔からも汗が流れ落ち、目に入って染みる程。

途中、秘密の岩があり、そこからの景色が最高なのでいつも登山道から外れてよじ登って休憩する。持参したパンとかおにぎりとかコーヒーで朝食をとる。風が抜けてとても気持ち良いのだけど、すぐに汗が冷えて寒くなってくるのは、さすが山だと思う。だから、長袖のアウターは欠かせない。


とにかく、よく動いた日曜日だった。

朝6時半から山へ行き、3時間くらい楽しんで帰宅し、掃除洗濯などをし、図書館に娘たちを連れていって勉強を教えたり、自ら本を読んだり。夕方は一人でPCを持ってカフェに行き、夜にまた帰宅。

山で汗をかくが、立ち止まるとすぐに寒くなり、図書館は暑かったので半袖半パンだったのが、カフェはクーラーがガンガンに効いていてまた冷えたり。

動、静、動、静 の繰り返しで寒暖の差が激しい。

でも、これだけ動くと夜の酒が一際美味しいのだ。
それが休日に忙しく動きまわる一つのモチベーションなんだと思う。

さて5時間後には起きて自宅を出発しなければならない。
明日は負けられないゴルフコンペ。

という訳でまた明日。
おやすみなさい。

iPhone5の写真ギャラリー:ロックガーデン編


このブログでアップしている写真は、ほぼ全て iPhone5 で撮影してアップしているもの。自分で言うのも何だけれど、iPhoneでも(だから?)なかなか良い写真が撮れるんです。まあ、もちろんコンデジやデジイチ、プロの専門的なテクニックと比べる訳ではありませんよ。あくまでサッと出してパチリと撮れる「写メ」レベルの話です。

最近、発表された iPhone 6 のカメラ機能も更にパワーアップして楽しみですが(どうなるコンデジ?iPhone 6のカメラ性能がすごすぎると話題に – Naver まとめ)、昨日の朝にジョギング代わりに登ったロックガーデンで撮影した写真もなかなかだったので掲載しておきます。天気も良かったですしね。

ちなみに良く聞かれるのですが、自分が入っている写真は、このようなiPhone専用のコンパクト三脚で撮影しています。セルフタイマー付きのカメラアプリを入れて。Amazonで340円くらい。めっちゃ使えますよ。

【ギャラリー】涼を求めて


真夏日の日曜。
まだ6月入ったばっかりですよね。

という訳で、涼を求めて山の方へ。
北山緑化植物園です。

噴水の水も涼しげ。
一眼レフを持った親子連れもたくさん来ていました。

同級生のファミリーも来園していたことを後になってSNSで知ったのですが、ここは割とご近所さんや友人などとニアミスするポイントでもあります。

新緑の季節は過ぎたようですが、色とりどりの花が咲き乱れていて、本当に良い季節ですね。

風になびく


娘たちのピアノレッスンがてら、夙川の鯉のぼり。
風にゆらゆら気持ち良さそう。

自然の中では時間がゆっくり流れますね。
ここでは「遅い時間軸」なのかも。
ホッとします。


夙川もそうでしたが、今日もたくさんのハイカーと出会いました。
シーズンですもんね。

芦屋川から見える六甲の山に、
今日はどのくらいの人達が登っているのでしょうか。


こちらもゆっくり時間が流れるような曲です。
Flower Records から Feel vol3、懐かしいですね。
“Far East Easy Listening”です。

FLY – ORIGINAL / M.O.K. feat.CHIJIKA

二週連続、山で感謝の言葉をいただけるとは


イノシシの雄の活動は、晩秋から冬にかけて活発になるそう。この時期、交尾期に差し掛かった雄は雌を探して活発に動きまわるようです。人慣れした六甲のイノシシがどこまでそうなのかは分かりませんが、少なくとも先週と今日の二週連続、イノシシに遭遇しました。今日は風吹岩と荒地山の砂防ダムの二箇所。先週、ハイキングを楽しむY◯CAの子供たちのリュックを引きちぎろうとしていたところを投石と威嚇により追っ払った教訓(イノシシ君、悪く思うな)から、みんながお昼を楽しむ風吹岩でも、高い岩の上でお弁当を広げて警戒していると・・・保久良神社コースの方から、お弁当を手に持ったファミリーが不安そうな顔をして駆け上がって来ました。「これは」と思うと、後ろから雄のイノシシがのそのそとやってきたのでした。

犬と同じレベルの嗅覚を持つというイノシシ、ちょうどお昼時を狙ってなのか、人が集まるところに出没します。夏はそんなにいなかったのにな。風吹岩なんて猫ばかりだったのに。

ちなみに、こちらが風吹岩のにゃんにゃん。
人懐こっく、とてもかわいい。

ハイカー、ファミリーで賑わう休憩スポットの風吹岩、皆それぞれ付かず離れずの距離を確保しながら、遠目から写真を撮ったりしています。「危ないな〜」と思っていると、集団のリーダー達が子供たちを岩の上に誘導し始めました。その隙に、近くに固めて置いてあった子供たちのリュックの内の一つをイノシシがガブリ!リュックを口でくわえると、すぐに登山道から離れた藪の中に逃げこんで行ってしまいました。これはあかんと思って、すぐに岩の上から飛び降り、イノシシを走って追いかけました。気付くと、後ろから若い男性のリーダーも付いて来てくれていたので、二人で斜面の藪の中で挟み込み、投石。びっくりしたイノシシは、そのままリュックを置いて逃げて行きました。ヒヤヒヤしたけれど、無事に子供のリュックを救えて一安心。やはり自分に娘がいるので、子供に絡む何があると咄嗟に体が動いてしまいますね・・・

ハイカーの皆さん、今時期のイノシシはすぐにリュックを狙いに来るので気をつけてくださいね。また、むやみに近づかないように。先週はカメラを持って近づき過ぎたオッチャンが目の前で膝を噛まれていましたから。危ないですよ、本当に。

という訳で、二週連続で山で御礼を言われることに。
娘たちには「パパ、毎週かっこいい〜」と好評ではありますけれど、出来ることなら、こういう事態は避けたいものです。

最後に今日の山の景色を。

滝の茶屋では、薪が焚かれています。
朝、夕は寒いですからね。

はっぱ ふみふみ

木の根が岩を抑えてくれている図

まともにトレーニングが出来るのは、今週末が最後になりそう。土日ともに晴れてくれたお陰で、ランにハイクを楽しむことができました。来週は大阪〜東京〜グアムと移動しっぱなし。いや〜師走ですが、張り切って参りましょう。

夜に走ると距離が延びる理由


日が短くなると、17時でも外は真っ暗。
そろそろ落ち着いたし、さあ走りに行こうかと思っても、外が暗いとなんだか寂しい気持ちになってしまいますよね。しかし、冬の夜ランは、それはそれでメリットもたくさんあります。

1.夜景が美しい

僕が走っている芦屋浜はから見える神戸方面の夜景と夕焼け、そして、埋立地方面のマンションの夜景は、冬の空気のクリアさと相まって、とてもきれいです。

2.距離が延びる

暗いと遠くの夜景は見えても、近くの景色が見えません(河川敷や遊歩道を走るため)。目の前に集中するので、「あ〜あそこまでまだまだやな・・・」などという雑念が入らず、ストレスなく走ることができます。

という訳で昨夜は、ちょっと距離を伸ばそうと思って15km走って来ました。5’30″/kmのゆっくりペース、給水、休憩なしのLSD(Long Slow Distance)トレーニング。膝には多少キタけれど、この時期に15km走れたのは良かった。なんとかなりそう。ハーフマラソンまでの週末、ゆっくり走れる日はもうありませんが、5km程度の細切れランで調整しておきたいと思います。

さて今日も良い天気ですね!
今から山歩きに行って来ます!