六甲山 登り初め

正月休み最終日の今日は、娘二人を連れて六甲登り初め。
幸い天気にも恵まれて最高のコンディションとなりました。「初め」関連の行事はやっぱり新年早々にしておいた方が良いですね。ええ、特に理由はありませんが。

今日のコースは、 芦屋川〜鷹尾山〜岩梯子〜荒地山山頂〜横池〜風吹岩〜高座の滝 です。荒地山の岩場は子供達にはどうかな・・・?と思っていましたが、通常の登山道よりも面白いらしく、軽やかに登って行きました。公園のジャングルジムのように思っているのかもしれませんね。

岩梯子上部です。暖かくて良いのですが、ガスっててあまり眺望は良くありませんでした。
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新七右衛門岩もなんなくスイスイ。
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見晴らしの良い岩の上でお昼ごはんです。
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荒地山山頂を抜けて、横池へ。
冬場らしく水量は少なめでした。
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風吹岩は相変わらず気持ちの良い場所です。
ここから少し下ったところで知人にばったり遭遇しました。笑
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ゴール地点の高座の滝。
滝の茶屋でハイボールを購入し、しばし至福の時を過ごしました。子供たちはジュースにお菓子です。
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久しぶりのハイクはとても気持ち良かったです。

さて、お休みも今日まで。
明日からは通常営業開始です。

山にただいま

夜明けに目覚めてしまい眠れなくなったので、早朝から山を走ることにしました。最近はロードばかりで山行は久しぶり。

支度をして芦屋川駅前のコンビニのカフェコーナーで朝食をとりつつ、今日の山行に思いを馳せていると、店外を歩く知った顔が。なんと馴染みのバーの女性マスターでした。さっきパン屋で買って来たばっかりなのーと、焼きたてのクロワッサンをおすそ分けいただき、コーヒー片手に談笑してから、いざ山へ。

時間はまだ早いのでハイカーも少なめ。
高座の滝に着く頃にはすでに汗びっしょりで、大谷茶屋のお母さんに挨拶してロックガーデンへと歩を進めます。こんな時間から岩遊びをしているグループもいました。

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空気は涼しいけれど、陽射しは強烈。
風吹岩も、この時間なら貸し切りです。

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荒地山の岩場にも、まだ人は見えませんでした。

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風吹岩、横池周辺を適当にランしてから、登ってくるハイカーに逆走するように早めに下山。イノシシがひなたぼっこ。土曜日の朝は、のんびりしています。

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疲労と老廃物は、汗と一緒に流し去る


出張先からの帰りです。
九州新幹線「さくら」は初めて乗りましたが、とても快適。指定席なのに二列✕二列の居心地の良さったら。某国立大学での教授陣を前にしたプレゼンを終えてホッと一時。

さて、昨日にバックデートします。
個人的に山を超えた日曜日の午後。とにかくスッキリしたい。溜まったストレスと老廃物を何かで流したい。こんな時の答えはひとつ。「汗」で流し去る。方法はロードを走るか山を走るかの二択です。

一度はランニングシューズを履いて外に出たものの、曇空の下ではどうもロードを走る気持ちにならない。そこで急遽、家に戻ってシューズを履き替え、トレランに行くことにしました。行き先は六甲中央稜線ルートです。やっぱり曇天時にあえて傍流を行くのは寂しいですし。

雨上がりで水量が増した高座の滝。

ところどころ沢と化した山道を進みます。午後からスタートだし、曇空だし、人も少なめでした。

土日の行楽シーズンは人でいっぱいの風吹岩も、なんと貸し切りです。

夕方には帰りたかったので、雨ヶ峠で折り返し。涼しかったけれど、やっぱり登ると汗が滝のように流れます。これですよ、これ。とにかく汗を掛けば、溜まった老廃物が体内から出て行くようで気持ちいい!これぞリラックス+デドックス。

高座の滝まで下山し、大谷茶屋でマスターとワインを飲みつつ地元の郷土史についてしばし語り合い、予定どおり夕方には帰宅。夜は夜で家族で集まり食事をし、弟と三次会まで。せっかく流した汗は酒で補ってしまいましたが、気持ちの良い一日でした。

やっぱり運動は、心身の健康に寄与しますね。

山菜、山麓、湧水


この時期の八ヶ岳、地元のスーパーや農園では山菜がいっぱいです。
こちらは原村の「たてしな自由農園」での一コマ。山ウド、こごみ、こしあぶらなどたくさん。

今回の滞在では調理しなかったのですが、天ぷらやお浸しをイメージするだけで美味しそうです。


今年は4月が暖かく八ヶ岳に降り積もる雪もとけてしまって、いつものゴールデンウィークに比べて山の雪は少なめでした。

こちらは「女の神展望台」から見た山麓の景色です。

この展望台から少し下に下ったビーナスライン沿いに岩肌から雪どけ水が滲み出ているところがあります。特にこの季節、水が勢い良く噴出している様は見ていて爽快です。

山での楽しみは、様々なハイカーとの出会いと会話


忙しい一週間が終わり、心身の健康を取り戻すべく、今日も六甲荒地山の岩巡りです。一人で気ままに登りながら、写真を撮ったり、見晴らしの良い岩の上でコーヒーを飲んだりして気の向くままに過ごしました。

一人で登っていても、山では色んな出会いがあります。

人に声を掛けられやすい顔をしているのか、そういう雰囲気を醸し出しているのかは分かりませんが、山では毎回、色んなハイカーの方々に声を掛けてもらったり、自然に仲良くなって会話を楽しむことが出来るので、一人でも全然寂しくありません。

今日は岩梯子の上部で二人連れの男性ハイカーと出会い、ルート談義で盛り上がりました。彼らは奈良からわざわざ六甲まで来ているようで、葛城山や地元よりも六甲山はルートがたくさんあって楽しいんですよねーとのこと、地元の僕からしたら六甲をベースにしてくれているなんて嬉しい話です。確かに、大阪から来ている人は多いですね。

彼らとは違うルートを進み、荒地山の山頂から魚屋道へ合流する手前で、今度は母と同じくらいの年齢の叔母様ハイカーに出会いました。挨拶をすると、「オオルリって見たことある?」と声を掛けてくださいました。

「あそこの木のてっぺんにいるんだけど・・・ほら、すごいきれいな声で鳴くでしょ?羽が群青色で本当にきれいで・・・ほらあそこ・・・見えた?」

「あ、見えました!おなかが白くて頭が青いですね」(僕)

「そうそう!野鳥は見える人は見えるんだけど、見えない人は本当に見えないんよねー。おばちゃん、オオルリを見るために、4月と5月は六甲に来るねん。オオルリが見れるのは4月〜5月だけ。ここで卵を産んで、また南の方に帰って行くねんよ。」

今回、オオルリという野鳥は初めて知りました。wikipediaには詳しく載っていますが、日本三鳴鳥のひとつだそうです(他はウグイス、コマドリ)。確かに印象的で美しい鳴き声、それにきれいな羽を持つ鳥でした。

叔母様にお礼を言って別れ、魚屋道を風吹岩まで下山。先週はそこから地獄谷に下りましたが、今日はまっすぐ高座の滝を目指すことにしました。

高座の滝上部で、若い白人女性ハイカーが靴を脱いで絆創膏のようなものを貼っていたので英語で「怪我した?大丈夫?」声を掛けてみると、靴紐が切れたから直しているとのこと、なら大丈夫だよね、と先に高座の滝まで下山。すると、岩梯子上部で出会った男性ハイカーが先に下山しており、新しく開拓したルートの話でまた花が咲きました。どうやら結構険しいルートに挑戦したようです。

大谷茶屋の前でひとしきり話をしていると、さっきの白人女性ハイカーが下山してきたので、一緒に芦屋川駅まで下りていくことにしました。話を聞くと、スペインのバルセロナ出身で、世界中旅をしていること、今は大阪で2ヶ月くらい滞在していること、中国、ベトナム、韓国とつないで、今は日本にいることなどを話してくれました。他にも色々と話をしていると結構面白い経験をしているようで、世界には自由な人がいるものだと実感。ほんと、色んな人がいますよね。

という訳で、今日も3時間程度のハイキング。人それぞれ思い思いに楽しめる山は本当に楽しいです。今日は最高の天気でしたし、色んな人とも話が出来て気持よく楽しむことができました。

【PhotoGallery】鷹尾山〜岩梯子〜荒地山〜横池〜風吹岩〜地獄谷〜高座の滝


朝目覚めると、予報どおりの小雨模様。

今日は単独六甲遊びをしようと思っていたのだけど、この天気じゃどうしようかな・・・と考えながらコーヒーを淹れ、空を見上げていました。そのうち雨足も弱まるかもしれないなと思い、仕事をしながらゆっくり天気の回復を待つことに。

すると、徐々に天気が回復してきました。よし、これなら行ける!急いで身支度。いつもならスパッツにトレランシューズで軽装なのですが、今日は荒地山の岩場を楽しみたかったことと、雨上がりの岩場は滑るので安全に山靴仕様で家を出ました。

いつもの高座の滝方面ではなく、途中で右に折れて鷹尾山(城山)方面へ。今週末に山を予定していたハイカーはみんな昨日登っていたでしょうし、そもそも鷹尾山からのコースは傍流なので、登山道貸し切り状態。

つつじを楽しみながら。

案内図です。ここから岩梯子を目指します。

岩梯子に到着。圧巻です。

岩梯子を上がれば、次に待ち構えるのは、新七衛門嵒(しんしちえもんぐら)。ここは岩の下をくぐり抜けなければならないポイント。ザックを下ろして這わなければ先には進めません。ちなみに、「しんしちえもんぐら」という名称は長いので、僕は「新おにぃ」と呼んでいます。

新おにぃ(誰が分かるねん)をくぐり抜けると、はい、芦屋市内を望む絶景です。天気は悪いけれど、爽快感は抜群。そこそこ高度感もあるのがこのコースの醍醐味ですね!

ファミリー向きではないけれど、岩好きの人は楽しめるコースですね。

さて、荒地山山頂に到着。
ここでお昼を広げているグループに出会いました。

さてここからどうしようかと思いましたが、風吹岩経由で下山することに。荒地山から中央稜線に合流するも、今日はさすがにハイカーもまばらです。いつものコースじゃないみたい。笑

横池です。雨上がりで増水していますね。

ハイカーであふれる風吹岩も、貸し切り状態。こんな風吹岩見たことない!にゃんやんと睨めっこです。

ロックガーデンの景色

このまま中央稜線を下山しても良かったのですが、せっかく一人だし、冒険してみようと、登山道を外れて地獄谷の方へ下ることにしました。獣道と周辺の景色で位置を判断しながら、雑木林をかき分けて稜線を下ります。すると、沢に到着。はい、ここが沢登りのメッカ、地獄谷ですね。

ここで数名のハイカーに出会いました。ご夫婦一組、単独の男性一人。僕が小滝の上で待っていることに全く気づかなかった奥さんが滝下で上を見上げて「きゃっ!びっくりしたー」と。ただでさえ雨上がりで人が少ない地獄谷、しかも上から降りてくる奴がいるなんて思いもしなかったのでしょう。しばし会話し、沢を下って行きます。

沢を登るグループご一行様。
皆装備も完璧です。

というわけで、高座の滝に到着。結構スリリングなところばかりを攻めたので、思ったよりもグッタリ。大谷茶屋で缶ビールを飲んでしばし疲れを癒やしました。

さて、今週の山レコは以上。
いつものように自然に癒され、また明日からも頑張れそうです!

一週間の垢を山歩きで洗い流す


昨夜は近所の馴染みのBARを二軒ハシゴし、帰宅が3時。

それでも数時間後には「土曜日の魔力」でパッチリ目が覚め、8時から始まる「旅サラダ」を見ながらコーヒーを淹れつつ、今朝はランにしようか、山にしようかと思いを馳せました。

天気も良いし気温も高い。
そういう訳で、ランではなく山に行くことに決定。もちろん一人です。

今日みたいな天気はハイカーも多いだろうなあと思っていると、芦屋川駅には既にハイカーがいっぱい。滝の茶屋からロックガーデンも既に渋滞していたので、今日はハイカーで混み合う中央ルートは避け、キャッスルウォールから荒地山のボルダー岩めぐりコースにすることにしました。こちらは中央ルートに比べると、ハイカーの数は格段に少なくなります。

狙いどおり人も少なく、岩登りを楽しむことができました。午後から用事があったので、せいぜい3時間程度のハイクでしたが、天気も良く最高でした!

さて、いくつか写真をアップしておきましょう。

キャッスルウォールでは、クライミングを楽しむ人々が。高所恐怖症の人は無理ですね。

少し霞んでいましたが、眺望は最高。

いつも僕の自撮りを支えてくれる、頼もしい相棒です。

芦屋川は桜もちらほら咲き始めました。

ラベルとデザインで楽しむ


昨夜、地元のバーでウイスキー談義に花を咲かせていると、復刻版の角瓶が手に入ったんですよーというのでラベルを見せてもらいました。

SUNTORYではなく、前身の「KOTOBUKIYA」になっていますね。マスター曰く、味は雑で現行の角瓶の方が余程まろやかで美味しいとのことでしたので、ラベルだけ写真を撮らせていただき、余市や山崎のシングルモルトを飲んでいたのですが、話のネタにテイスティングしても良かったかも・・・今になって思い返しています。

こちらは タンカレー No.TENの新ボトル。
向かって左側が新デザインですが、香水の瓶のようでお洒落ですね。


昨夜はとても楽しかったことと、家の近所のバーという気持ちの余裕もあり、ついつい深夜まで飲んでしまいましたが、やっぱり土曜日の朝は山に足が向いてしまいます。

少しだけ身体に残った酒を感じながら、麓のローソンでホットコーヒーを飲みつつ濡れた路面を歩く人たちをボーっと眺め、今日はどこを歩こうかなと思案している時間がとても幸せです。イートインコーナーがあるコンビニは便利ですね。

そして山の空気は、雨上がりでしっとりしていてとても新鮮に感じられました。

いかなることがあってもこれだけはしておきたいこと


先に大きな出来事が待っていたとしても、身体を動かすこと、これだけはやめることができません。個人的な山場を超えた今日、天気の良さもあって走りに行くかトレランに行くかを悩んだ挙句、山行きを選択しました。

ランニングの良いところは、今日は◯◯km走るぞと決めれば帰ってくる時間を計算出来るところ。でも一方で、「冒険」が出来ないというところがデメリットです。ランニングの途中で寄り道をしたり、コンビニでおにぎりを買って海を見ながら食べたりということは、まず、しませんから。

一方、トレランの場合は、ランニングには比べると装備もガラッと代わります。山だからリュックも背負うし、寒くなったら困るから上着も入れるし、食料も常備します。冒険できる分、帰る時間の予測は出来ないからこそ、時間に余裕がある時の贅沢でもあります。

というわけで今日のロックガーデンから、横池。

ああ、気持ち良い!

やっぱり身体を動かすと、思う存分ご飯を食べても罪悪感もないし、山ほど酒を飲んでも気持ちいい。何かをする言い訳として、走り、山を登っているのかもしれません。

目の前に大きな仕事があったとしても、身体を動かさずにいれないのは、こういうところから来ているのでしょうね。