かすかな残りを


中秋の名月でした。
関西地方は雲ひとつない夜空。

新地でどっぷりと会食していたため、夜半に最寄り駅に着いてから、もう既に高いところまで上がってしまった月をギリギリ観ることができました。自宅から少し歩いたところにいい場所があって、そこからパチリ。

空気が澄み切っています。


インド、アツいですね。
人口に比例して優秀な人材も多く、今日もアライアンスの話があってチェックしたツールが、まあ、良く出来ている訳です。自分たちが思いついたことは、既に世界のどこかで誰かもやっていることであって、新ためてリソースの集中とスピードの重要性を実感した次第。極めて機密性が高いことをやっているので、詳細までお伝えすることはできないのが残念です。

開発元のバンガロールは日本の錚々たる大企業も集積している場所で、重厚長大産業だけでなく、IT開発にももってこいの場所でなかなかのロケーション。一方、重厚長大産業にこそ業務系ソフトウエアも密接に絡む訳で、やはり「魚のいる池で漁をする」というビジネス上の基本原則は真理ですね。


11月に開かれる「Maker Faire Tokyo 2013」のサイトがいよいよオープンしました。兼ねてから取り上げているように、草の根的メーカームーブメントは、将来どうあるべきかに関する一つのロールモデルとなっているような気がします。こちらのイベントには当社もスポンサードしていますので、良ければ皆さん、是非ご来場を。


今週は、土曜日まで仕事。
タスクが山積していますが、しっかりラストスパートしたいと思います。
それでは、また明日。

5sと5cが出ましたね


iPhone5Sと5Cの発表が同時に行われた昨日の朝から、バンバンとニュースがTL上を賑わしていたのですが、僕の方はというとバッタバタで全く時間が取れず各サイトに目を通すことも出来なかったのませんでした。ようやく今朝になってフムフムなるほどと、リリースを回覧している訳です。(薄暗い早朝5時に種々のテック系メディアに目を通してコーヒーを飲んでいる姿もなかなかシュールです)

さて、興味をそそられたのは、

1,A7の搭載で速度が最大2倍にアップ

2,指紋認証によるロック解除
(4桁パスコードは後ろから覗き見られるし、以外と不便)

3,カメラのスローモーション撮影可能
(ゴルフのスイングチェックに使える!)

この三点。iOS7もリリースされるようですので、アップデートはしてみようと思います(データ飛びの不具合が出ないことを祈る)。それ以外は特にという感じですが、カメラ機能は今回かなり充実した模様。また、A7プロセッサ搭載で、CPUは2倍、GPUは2倍の性能となり、OpenGL ES 3.0への対応で高度なグラフィックスのゲームなども楽しめると。手の中にデスクトップPC持っているのと同じですね。すごい時代になりましたね。キャリアについて言えば、docomoユーザーにとっては待ちに待ったiPhoneをゲットする大きなチャンスになりそうです。山間部や地方の方々おめでとうございます。一度iPhone使い始めると離れられなくなってしまうので、サムスンなど他のメーカーは益々苦戦を強いられるのではないでしょうか。

とりあえず、僕の機種変更はまだまだ先になりそうです。
今の5で満足していますから。

参考にした記事

国内発表会で、さっそくiPhone 5sにさわってみた! – 最新機能をフル装備!! (マイナビニュース)

Apple、「iPhone 5s」発表 指紋センサー「Touch ID」搭載 9月20日発売 (ITmedia)

それでは、今日も良い一日を。

ガリ勉のススメ


元Googleのエグゼクティブで、Yahoo!CEOのマリッサ・メイヤーに関する日経ビジネスの記事。世界をリーディングする女性経営者の代名詞のような存在のマリッサですが、そのプライベートの素顔はあまり表に出てこなかったのです。この記事を読むと、ああ、なるほど、と納得。

“ガリ勉マリッサ”がヤフーにもたらしたもの(日経ビジネス)

まあ細かいことは記事を読むべし。
Yahoo!CEOになった3ヶ月後に産休を取っても、その辣腕ぶりで社内改革を進め、20社の企業を買収し、株価を75%上昇させた原動力はその「ガリ勉」にあったと理解。ガリ勉体質というのがあるのかないのか分かりませんが、その資質がなければ勉強は習慣化するしかないし、その習慣化を継続させようと思えば「楽しい」と思えなければならないと思うのです。いや、すごいわ。


日経産業を読んでいて、全体を俯瞰する見方が大切と思う今日この頃。特にグローバル市場でのイノベーションについて興味深い内容が書かれていました。共感多々。

記事で書かれていたように、グローバル展開において、日本は他の先進諸国に比べてGDPに占めるM&A比率が極端に低いという点も、なんとか自社の成功体験で攻めようとして現地のマーケットに馴染めず失敗して撤退という、良くあるケースを象徴しているのかもしれません。現地マーケットで勝つためにはスピード感のある現地企業といかに一緒に仕事をするかにかかっていますよね。意思決定の速度と融和。島国根性を捨てて上手に浸透して行きたいところです。

さて、今日で無事に山を超えました。
関係各部、お疲れ様でした。
これで週末は心身共にゆっくり出来そうです。

鳥人間を観れなかったという後悔


昨夜は鳥人間コンテスト2013でした。
なのに・・・まさかの録画忘れ・・・。

ああ、これ今年トップクラスのショック。子供の頃から鳥人間コンテンストが大好きで、資金難で中止になるかもとなった時はなんとも言えない気持ちになった程です。大学生や社会人が一生懸命、創意工夫で溢れた手作りの飛行機を飛ばす。なんともロマンを感じます。2011年の東北大学チームのように感動を呼ぶドラマもたくさん生まれますし。

空を飛びたいという願望は、人間がこの地上に出現した時から願っていることだと思うので、もはやDNAレベルで刻まれていると言っても過言ではないでしょう。僕もそのDNAを分かりやすく受け継いでいる人間の一人です。

いつも紹介している「メーヴェ」八谷さんのOpen Sky Projectもそうですし、観る者を熱くする取り組みは何にも勝ってインスパイアしてくれますよね。


鳥人間もそうですが、ロボットコンテストなど、ものづくりのイベントはもっと多分野で活性化すれば良いな、と思っています。「ものづくり=クール」な世界。ものづくり業界に提供するソフトウエアを開発しているという仕事柄もあるでしょうけれど、個人としてもワクワクを感じることができる。自分が工学系ではないことも一種の「憧れ」を生んでいるという要素もあるのかもしれませんが、ものを作れる会社や国というのはやっぱり強いと思うんですよね。

まあ、一口に「ものづくり」と言っても家電から飛行機、化学製品から製薬、建材、建築も含みますし、設計やデザイン、ソフトウエアやシステム、サービス、それこそ料理だって「ものづくり」だと思っているのですが、あるものを改良する、ないものを一から作るという工程は、全てイノベーションが肝になっていると思うのです。もっと便利に、もっと効率的に効果的に、なにかイノベーションを起こしたい、そういうモチベーションが伝わってくるところに、「passion」を感じることができる。そういう意味で、ものづくりの業界をもっと活性化できるような事を(微力ながら)考えて行きたいと思っていますし、会社としての使命の一つだとも思っています。

11月に開催される「Maker Faire Tokyo 2013」へもスポンサーとして参画しますが、こういうDIYの発展系「Maker Movement」イベントもその一つですよね。

話が逸れてしまいましたが、鳥人間を観逃してしまった悔しさを紛らわすためにYoutubeを貼り付けて失礼したいと思います。

それでは、今日はこの辺で。

2011 鳥人間コンテスト 東北大学 ウインドノーツ

4年でvaluationが3.76B(約3700億)とはいかにもアメリカ


スマートフォン一つでリムジンを手配できる米サービス「Uber」が、Google Venturesから258M(約250億)を調達したとの記事。

Google Ventures Puts $258M Into Uber, Its Largest Deal Ever
(英文)

Google Venturesとしても、今回の250億の提供は過去最大規模だそうですが、それにしても、すごい額。日本では恐らくあり得ないでしょうね。さすが、投資大国アメリカ。ちなみに、 “Google Ventures is the largest investor in the round, pumping $257.79 million into the car service. The round values Uber at around $3.4 billion pre-money and $3.76 billion post.” ということで、バリュエーション(企業価値評価)的には、Uberは3700億の企業となります。うん、設立が2009年で4年後にこの価値か。色々と複雑な心境です。笑

https://www.uber.com/

個人のリムジンサービスには馴染みのない日本人からすると「Uber」ってなんやねん、となると思いますが、アメリカでは非常に便利なサービスとして認知されているようです。「ダイアモンド IT and Business」の記事参照
Squareといい、Uberといい、スマートフォンとアプリのお陰で、誰でも組織に属さずに事業主になることが簡単に出来るような時代になってきましたね。


スマフォは便利ですが、この映像を観て色々と考えさせられました。
皆さんも心当たりがあるハズ・・・

一つ一つの瞬間を大切にしなければなりませんね。

I forgot my iPhone

個人の情報発信について


夕方からの偏頭痛も、関西を襲ったゲリラ豪雨の始まりと共に消え去ってしまいました。やはり気圧のせいかな。後は取引先のレセプションで飲んだビールが血行を促進してよかったのかも。しかし、偏頭痛をお持ちの方は分かると思いますが、あれ、本当に辛いですよね。
なにはともあれ忙しい一日でしたが、無事に終えることが出来そうです。レセプションでの取引先の経営に対する取り組み方もとても勉強になったし・・・良い刺激でした。ありがとうございました。


さて、ブロガーサミットが開催されるということで、主催者であり、アルファブロガーとしても有名なAMN徳力さんのブログを見ていて自分もブロガーの端くれとして、その考えに非常に共感する部分もありました。
下記にリンクさせていただきます。

ブロガーサミットで私が表現したいのは、「ブロガー」は特殊な存在ではなく、車を運転する「ドライバー」と同じで、選択してるかしてないかの違いでしかないということ。

専門的なことは是非、徳力さんのブログでお読みください。共感多々です。特にブログのテーマやスタンスは個々に異なるものの、「個人が情報発信出来る時代になった」「個人がメディアになれる時代になった」ということ自体が画期的な事であることは間違いありませんし、僕自身も9年ブログを運営して来てそう実感しています。

個人としては丸8年以上ほぼ毎日更新している経験から、そろそろ僕も「ブロガー」と名乗っても良いのかな、と薄々思うようになってきました。もちろん、「ブログ」や「ブロガー」に対するイメージは人それぞれだと思いますが、まあ、ブログを書いている時点でブロガーである事に代わりはない訳で。つい最近まで抵抗があったのですが、少し考え方を変えてみると、非常に肯定的に捉えることができるようになってきました。


さて、個人ブログのあり方について少し書いてみたいと思います。

僕自身は何かの専門に特化しているのかというと、全くそうではありません。仕事柄、マネジメントや仕事に対する取り組み、テクノロジー、マーケ、海外ニュースなどの記事を書くことが多いとしても、仕事の中身そのものはNDA配下にある内容がほとんどですので、なかなかここではご紹介できません。ですから、自分が興味を持った内容に対して、自分なりの(ほとんどの場合、薄っぺらな切り口で)分析や論理を展開していくことが多くなります。もちろん、どこで何を食べた、どこに行った、どこの店が良かった、などの内容も多くなりますが、そういう意味では「読者を意識しない」あくまで私的な内容であり、プライベートなものであるというスタンスです。

では何かを書くというモチベーションはどこにあるのか、あくまで自己満足のためであるか、というと、そうでもなく様々な要因がモチベーションになっています。

例えば、自己との対話であり、情報の整理であり、ライフログであり。娘も二人いますので、いつかパパがこの時こう思ってたんだ、こういう考え方をしていたんだ、と興味を持ってもらえても良いのかな、とも思っています。そして忘れてならないのは、記事の更新を楽しみにしてくれている方の存在です。当然、ブログにはアクセス解析の機能がありますので、どこの誰がいつ見に来ているという個人的な情報は全く取得できませんけれど、一日に何人のユニークユーザーがあって、ページビューはどれくらいで、どのような検索キーワードで来ていて、どんなメディアから流入しているか、というような事は分かります。一日に数百人の方が見に来てくれている、ということは、自分の中では大きなモチベーションになっています(まあ、稚拙な内容ですので、多少の恥ずかしさと申し訳なさはあるものの・・・)。

最初は、何を書こうか随分悩んだものです。ネタを探すのにとても時間がかかったり。しかし、こういう作業を長年繰り返して行くと、真っ白なキャンバスに対する恐怖感がなくなってくる訳です。何も考えずとも真っ白なテキストエリアに、かちゃかちゃとテキストを入力していく。これは恐らく「アウトプットの瞬発力」が鍛えられているからなんだろうと推測しています。毎日毎日、何かを考えることが習慣となっていますから、準備をしていなくても頭の中の引き出しから幾つかのトピックを引っ張りだして、組み立てて、それなりにアウトプットが出来るようになってきました。これは打ち合わせやプレゼンの際に役立っています。

そんな訳で、皆様も是非、何らかのカタチでブログを書くことをお勧めします。デメリットよりもはるかにメリトの方が多いですよ。そしてできれば、SNSに依存しないカタチでブログ(個人メディア)を持つことができれば最高です。SNSは流行り廃れがどうしてもあるので、折角書き溜めたものがなくなる恐れもなきにしもあらず、ですから。

そんな訳で、仮にSNSの滞在時間は減ったとしても、僕はここで日々、何かを発信して行きたいと思っています。

それでは今日はこの辺で。

幾つかのトピックに目を通しながら、朝カフェ


今朝、娘の同級生が朝7時半に家に来るとのことで、パパはシャワーを浴びてそれまでに家を出ました。朝は色々と仕事をしたりしていることが多いので、友達に気を遣わすのもあれですしね。という訳で会社近くのマクドからの更新です。


以前に比べて、体力なくなったわーと思うこと多々。
この暑さもあるのかもしれませんが、夜の踏ん張りが効かない。少しお酒が入るともうダランとなってしまう。以前までは酒が少し入った方が、仕事や書き物が捗ったりして気づくと深夜2時、3時、とか当たり前だったのですが、今は「おやすみなさい」となってしまいます。

オフィスにいても、日中に出入りが多かったり、バタついたりすると、20時をすぎるとダランとなって、ソファにドカッとなってしまったり。週の後半に差し掛かると顕著に現れますね。とりあえず、体力の低下は暑さのせいにして、なんとか乗り切って行きたいと思います。


エグゼクティブってあまりソーシャルメディアやらないよね、と以前から思っていたのですが、それを裏打ちする記事が出ていたのでご紹介。

70% of Fortune 500 CEOs Aren’t Using Social Media (mashable)

記事のヘッダーがいきなりバフェット御大だったので噴いてしまいましたが、まあ、記事の内容はつまり、「フォーチュン500に入っている大企業のCEOの70%はソーシャルメディアを利用していない」ということ。ここで言うソーシャルメディアとは、Facebook、Twitter、LinkedInまたはGoogle+ を含みます。では、残りの30%のCEOは何を利用しているのでしょうか。彼らのほとんどはLinkedInを利用しているとのこと。FBやTwitterは、ほぼ利用されていないということが分かったそうです。確かに企業人のLinkedInユースはすごいですね。特にリクルーティング系は。僕のアカウントにも良くリクルーターからのメールが届きます。海外で就職したい人は、必ずLinkedInは登録すべし。

さて、記事の中にあるように、TOP CEOは忙しすぎるのかもしれないし、ソーシャルメディア(SM)を利用する必要がないのかもしれません。まあ、SMを友人たちとの交流のためのツールや、どこ行った、何食ったなどのキュレーション、ゲームなどのツールとして利用している場合は、「時間がない」という論理は正しいかもしれませんが、結局、時間は「配分の仕方の問題」なので、お金の使い方同様、利用方法は人それぞれですよね。世界的企業のエグゼクティブは、自社のサービスや商品をプロモーションすることこそあったとしても、自分をアピールする必要はないということも理由かもしれません。

逆に、政治家やジャーナリスト、コメンテーター、コンサルタントなど、「自分が商品」であるような職種の人たちはセルフブランディングが必要なので、積極的に活用しているようです。また、インタラクティブなコミュニケーションができるSMの特徴を生かし、マーケットの様々な意見に傾聴したいと思えば、それはそれで効果的な利用もできますよね。

「一日24時間」は人間に平等に与えられている訳ですが、その限られた時間を(ネット上に限らず)どこで過ごすのか、何に使うのか、これは人それぞれですし、好みもあるでしょうから、自分に合った仕方で上手に利用し楽しんで行きたいと思いますよね。

最後は「戦略なき一般論」で終わってしまいましたが、そろそろ時間なので、この辺で。今日も一日がんばりましょう。

9000%のGAINて


朝4時に目が覚めてしまったので、色んなニュースサイトに目を通していると、名門ワシントン・ポスト紙がAmazonのJeff Bezos氏個人に$250 million(2億5千万ドル)で買収されたとの記事が。

Washington Post to be sold to Jeff Bezos, the founder of Amazon

これだけでもすごいニュースなのに、更に驚いたのは、ワシントン・ポストの筆頭株主だったウォーレン・バフェット御大のゲインですよ。

Warren Buffett Has A Whopping 9,000% Gain On His Washington Post Investment

Business Insiderによると、1973年からWPの株を持ち始めたバフェット御大、投資コストと今の時価を比べるとですよ、なんと9000%のゲインですって。ちなみに、バークシャー・ハサウェイはwikipedhiaによると、「運用成績としては複利計算で約20%のリターンを40年以上に渡って出していることになる。」とのことですが、今回のスマッシュヒットで更に成績が伸びそう。例えば、10万円で買った株が、9億で売れましたってな話ですよね。しかし、このバフェット氏のゲインのニュースがすご過ぎて、ジェフ・ベゾズがWPを買収した理由や今後のAmazonの戦略については薄れてしまいました。あくまで個人的に。

自分には関係のないことだけど、朝から元気が出るニュースです。

それでは今日も一日がんばりましょう!

デジタルデバイスは、もっと人の身体に近くなる


Mashableのこの記事、「Will This Accessory Help Google Glass’ Short Battery Life?」でGoogle Glassの短いバッテリー時間を解決するためのツールが紹介されていました。

未発売の Google Glass ですが、記事によると、”While only a few hundred people have gotten their hands on Google Glass, the gadget is already known to suffer from a short battery life. But one third-party accessory aims to solve this problem by providing a longer charge. “まだほんの数百人しか手に入れていないこの代物に対して既にUSB充電型のリチウムイオンバッテリーが出ているということで、ああ、時代はどんどん先を行くよね、と実感した次第です。ちなみに数百人、というのは、プロトタイプをモニタリングしながら様々なフィードバックをしている人たちのこと。

見た目も、バッテリーというよりはスポーツタイプのGlassコードに似ていてスタイリッシュ。これなら違和感なく使えそうだし、バッテリーの持ち時間が伸びるのならOKでしょう。重量は分かりませんが、そもそも「メガネ」ですからね、無茶に重たくはなさそうです。

ちなみにGoogle Glassは音声で操作します。写真や動画を撮ったり、マップでナビゲーションしてくれたり、検索結果を出してくれたり、チャットができたり。小さい筐体にWifiを内蔵。年内に発売かも、という噂ですがどうなることやら。この予備バッテリーに加え、これから周辺機器がたくさん出てきそうですね。


このようなデジタルデバイスは、どんどん人間の身体に近づいてくると思います。何も不思議なことはないですよね。腕時計も補聴器も身に付けるデバイスだし、昔から腕時計型のPDAなんてものは幾らでもありました。そのようなデバイスに、ネットに接続できるWifi機能(スマフォやWifi機器とテザリング)とカメラ、ディスプレイが実装されたものがGoogle Glassです。

カメラを通して映しだされる「その人目線」の光景、位置情報やプロファイリングといった限りなくパーソナルな情報と、顔認識などによる対象物の(解析された)情報、ソーシャルなプラットフォームを通じた評価や拡散などのインタラクションが、あらゆる可能性を生みそうです。ネットの先には必ずサーバがあり、様々な情報をストレージしたり解析できたりする訳ですから。

その内、スマフォすらこの世の中にはなくなって、ウェアラブルPCだけの世界がやって来そうですね。

様々な形のインスパイア


「いつかメーヴェにのって通勤したいなあ」

そう夢見た人は少なくないと思います。
僕もその内の一人。
そんな時代が本当にやってくるかも、と思うような話題です。

本物のメーヴェの推進力は謎ですが、噴気の反動で推力を発生するエンジンを積んでおり、主に滑空によって飛行します。そんな夢の乗り物メーヴェを現代の技術で飛ばしてみようというプロジェクトが「オープンスカイプロジェクト」。このblogでも何度か紹介したことがありますが、youtubeに実際の飛行風景がアップされていたのでご紹介。

OpenSky3.0 trailer

機体が浮いた瞬間、鳥肌が立ちました。こういうプロジェクトは本当にロマンがあって、見る者を奮い立たせる力がありますね。感動。


映像と音楽とのインタラクションをテーマに、Starryworks社が7周年の記念Eventを行なっています。昔から付き合いのある彼らの取り組みを是非見てみたいと、打ち合わせ帰りにふらりと寄ってきました。

スペースの中央に設置されたターンテーブルで回る一枚のレコードが、映像、証明、音を支配しています。スクラッチをして遊んでみると面白い。顔認識技術やカメラに映る自分の映像がその場で取り込まれて音楽に合わせてランダムに再生されるなど、参加者が楽しめるような仕掛けがたくさん。この分野に興味がある人は是非行かれては。特に広告、広報、イベント関係者はお薦めです。

DANCE
開催期間:8/2〜4 12:00〜20:00
福島のPine brooklynにて

http://dance.starryworks.jp/