受け皿は大きい方がいい。そして十分なスペースを空けておく方がいい

忙しい日々が続き、ブログの更新が少し空いてしまいました。この期間に何があったかというと、何も特別なことはありません。仕事して、走って、ゴルフをしていただけです。それだけといえばそれだけ。

その中でもちょっとしたイベントといえば、2/2に46歳になりました。コロナの影響で二年連続、日本国内で過ごす誕生日です。それまではこの時期、毎年シリコンバレーに出張していてカリフォルニアで誕生日を迎えていたのです。

思えば良くここまで生きてこれたなと思います。家族も子どもたちも元気だし、自分もまあまあ健康だし、なんとか生活も出来ている。すべては周りの皆さんのおかげです。自分の力だけでは何ひとつ出来ませんでした。

四捨五入して50歳。いよいよこれからは周りの皆さんと社会に対して恩返しをしていくフェーズに差し掛かってきたなと思っています。今年はまさにそのための始動の年、Design a better future, です。

そのために、昨年から自分が身軽でなければならないと思い、自由に動ける環境を作る準備を進めて来ました。そして自分のアンテナに「良いと思う」ものを同じ波長でキャッチしたものに対して自らのリソースを割くことができるよう、モノ・考え方、人間関係、環境を含め、いろんな意味で身辺整理も進めてきました。

時間と心に余裕を持ち、常にパツパツ・カツカツではなく、不要だと思うものは整理して、自分という「受け皿」に十分なスペースを空けておくこと。そして、「ここ」というところに集中してリソースを投下できるように動きました。

そうすると、空いた隙間をちゃんと埋めてくれる人やモノが出てくるんです。今本当に必要な人たちがすごいタイミングで現れる。不思議なものです。僕は専門家ではないので間違っているかもしれませんが、自分の解釈として、断捨離というのは古きを捨て、新しきを受け入れるということ以上に、自らをアップグレード、再構築するための手段なんだなと実感しています。願わくば、その結果として本当に大切な人たちを幸せにできるかもしれない。

泥のように苦しかった数年の期間を経て、見える景色も周りの環境も付き合う人たちも大きく変わってきました。空が明るく広くなり、気持ちも晴れやかです。もちろんこれから先、下の写真のショートホールのようにトラップがたくさんあるかもしれませんが、それすら楽しんで行こうと思っています。

最後に、誕生日に際してたくさんの方からメッセージをいただきました。皆さまのおかげで生かされています。いつも応援していただいて本当にありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日の一枚は、先日ラウンドした小野東洋ゴルフ倶楽部の名物12番ホールです。

2022年のテーマは「答えのない課題に対して全力で取り組む」

2022年、スタートしました。
このブログを始めてから今年で17年目に入ります。

さて、元日を迎えるとやはり一年のテーマを決めてしまいます。変化が速く予測ができない世の中ですから年始と年末では状況がガラリと変わっている可能性はありますが、それでもやはりテーマを決めるとそれが日々の生き方の軸になり、精度の良いコンパスのごとく進むべき方向をしっかり指し示してくれるものとなります。

昨年は「お金にならないことに全力投球」をテーマにしました。人の本性はピンチの時にこそ見えるものです。コロナ禍で伸びていく人と、過去にしがみついて没落していく人のコントラストをはっきりと見てしまったことが、このテーマを生みました。その結果、昨年は自分でも驚くほど多くの出会いやチャンスをいただき、過去最大にお金まわりが良い年になりました。(「年始には想像もしなかったような素晴らしいギフトをいただいた一年」 21/12/28ブログ参照)

こういう経験もあり、やはり一年のテーマを決めることが大切だと再認識したのです。

さて、前段が長くなりましたが今年のテーマはこちら。

答えのない課題に対して全力で取り組む

としたいと思います。
ちなみにサブタイトルは「人の目を気にせず、自分は自分の足で立つ」です。

なぜこのテーマを設定したのか。以下にその理由を記します。

技術、経済、政治といった分野は明確な答えを求めようとします。それはそれで良いと思うのですが、その答えは本当に正しいのでしょうか。少なくとも「正しい解」がないから、政権が入れ替わり、潰れる企業もあれば新しく生まれる企業もあり、様々な経営手法や管理手法が生まれては消えていくのではないでしょうか。

賢い人たちがあれこれ考え、日々死ぬ思いで働き、知恵を絞ってやってきた結果、様々な答えが生み出されてきたのですが、果たしてそれで世の中は良くなりましたかね。

人々の生活は豊かになりましたか?心に余裕は生まれましたか。教育費、学費のことを気にしないで良くなりましたか。老後の心配は尽きませんか。常にお金の心配をし続け、お金を稼ぐために身体を壊し、ストレスで病み、心身の健康を取り戻すためにその稼いだお金を消費しているだけではないでしょうか。ただ、ひたすら消耗する。すべてとはいいませんが、それが今の世の中ですし、過去の自分もそうでした。

技術、経営は僕の中で「仕事」として必ず取り組むべきことではあるものの、やはり自分の思考のベースは上記のような「答えのない問い」について今年も真剣に向き合い、考えて行きたいと思うのです。山積する社会課題にどう向き合うか。与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、人と比べてでもなく、自分はどう考えるか。その結果、何を行い、誰と行動するか。答えなんてなくていい。

そういう意味で、今年はより一層、人の目を気にしないで自分の考えをしっかりと持った生き方をしようと思っています。忖度一切なし。

自分の人生は自分のものだし、人の目を気にするものでもないし、お金のためと我慢して嫌な会社に勤め続けるようなものでもない。各々が自分の足でしっかりと立ち、考え、自分はこう生きると決めた人が強いと思うし、そういう人が本当に器が大きく、優しい人なんだろうと思います。だからどうかぜひ、みなさんも我慢しないでほしいのです。二つの選択肢があるとすれば、自分の気の向く方へ。愛か憎しみであれば愛のある方へ。

僕はまだまだこれからですが、課題もはっきり見えているからこそ、それに対してピンポイントで取り組むことができる。

2022年。

2月2日生まれの自分にとっては、2が並ぶ人生のターニングポイントの年になると思います。

Design a Better World.

少しでもより良い社会の実現に向けてお役に立てていただけるように精進していきますので、何かお手伝いできそうなことがあればどんどんお声掛けください。

皆様にとっても2022年が素晴らしい年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年末のゴルフ納め、ホームコース14番のティーグラウンドから見えた雲海です。

山の上での新生活はじまる

夏場の引っ越しは大変!!

いや〜ようやくこの週末、引っ越しが完了しました。

駅前の便利なマンションから山の上にある実家への引っ越しです。電車通学をしている娘たちは嫌がるかな〜って思ったら、ふたりとも「バスで駅まで行くのうれしい!」って。考え方は人それぞれですね。今朝の出勤時は同じ時間に家を出た長女と同じバスに乗って駅まで行きました。なんだか新鮮な感じで楽しかった。

実は、両親が田舎暮らしをしていた十数年前まで実家に住んでいたことがありまして。当時、長女は3歳で次女は1歳でした。このたび色々とありまして、十数年ぶりの帰還です。

この一ヶ月、引っ越しのためにキッチンやトイレ、洗面台をはじめ、床や壁紙などほとんどリフォームをしました。夏場の作業をがんばっていただいた業者のみなさまには大変感謝です。

通勤は不便になりますが、色々とメリットもあります。今までが便利過ぎたので、自分を鼓舞させるためにメリットとデメリットを列挙してみました。

■メリット
夜景が美しい
鳥のさえずりと川の流れの音で目覚めることができる
庭が広大
ホームコースのゴルフ場が近くなった(当社比15分短縮)
平地がないので、トレーニングに最高
登山道が近い
庭仕事、畑仕事できる

■デメリット
平地がない
海まで遠い
最寄り駅までバスで15分
(以前は自宅から改札まで徒歩3分)
どこに行くにも車
(時間があればランナーとしてもちろん足を使うが・・・)

芝生を貼ってアプローチ練習場など作ろうかな、など、色々と企んでいます。ランナーとしては山を走り回ったろうかな、とか。

まだまだ荷物でひっくり返っていますし、ダンボールも山積みですが、これから少しづつ片付けをしていきたいと思います。

ブログ開設17年目。この一年で自分が関わる世界が劇的に広がった理由を考えてみる

毎年6月はこのブログの誕生月です。
このブログを書き始めたのが、2005年の6月。

誕生してから丸16年になり、17年目に入りました。思えば長いことやってるものです。書き始めた当初、自分が20代だったなんて信じられません。あの頃、僕は29歳で、長女は生後6ヶ月でした。それが今や、ね。月日が経つのは早いものです。

ブログを書くことは今どき流行らないとは思いますが、僕個人として続けて来て良かったなと思うのは、29歳から今までの歩みがしっかりとログとして残っているということです。

その時どんなことを考え、選択し、決定してきたのか。その積み重ねで、仕事の幅が国内から海外に広がって行き、仕事の内容も変わり、できることも増え、セミナーや講演会や大学の授業に登壇し、自分の立場も、関わる会社の数も増え、走る距離も走る場所も、ゴルフの回数も一緒に回るメンバーも、出会う人々の数も、様々な勉強会やコミュニティを通じて生み出す価値も、本当に色んな変化が起こってきました。

それらすべてが、若い頃には想像もしなかったくらい素晴らしいものばかりです。一つだけ言えるのは、その当時の僕に今の僕はまったく想像できなかったということです。ここから学べることは「自分の価値観と意思決定の軸だけしっかりしておけば、別に目標なんて決めなくて良い。結果は必ずついてくる」ということです。

今年一年の振り返り

コロナ禍が深刻になり始めた昨年3月に激しく体調を崩してしまいました。飛行機で国内外を飛び回る出張生活の疲れが出たのか、それとも、コロナ禍による世の中の激変に身体が過剰反応してしまったのか分かりません。ただ、その時の苦しみの中で僕は勝手にこう言い聞かせていました。

ちなみに今は、自分の身体が色々とアップグレードする前の脱皮のような状態だと理解していて、捨てるものと、新しく身に着けるものの間(はざま)を楽しんでいる状態とでもいいましょうか。とにかく、過渡期なんだろうなあと日々実感しています。(2020/03/02)

【笑って読んでください】一番嫌な持病が再発した今日、思ったこと。今は身体が古きから新しきにアップグレードする過渡期なんだろうなあ。(2020/03/02 記事)

結局その後、4月は毎日のように微熱が続き(PCR検査は二回とも陰性)、わずか2ヶ月で体重が8kg減少しました。この期間は本当にまったく走れない日々が続きました。

でもようやく夏になり身体も回復してくると、そこから徐々に自分の考え方も、周りの環境も大きく良い方向に変化していきました。ああ、これが「アップグレード後の自分なのかな」と徐々に思えるようになってきました。今までの自分はどこか生き辛さを感じていたのですが、急に視界が開けたというか。そして、同じような価値観を持つ仲間がどんどん増えてきました。引き寄せられてるというのでしょうか。2019年〜2020年まで本当に苦しんだのですが、産みの苦しみを乗り越え、ようやくアップグレードできたようです。長かったし苦しかったけど、ようやく出口にたどり着いた。辛かったけど、諦めずに頑張ってきて良かった。

昨年末にはこのようなことを書いています。

枠にはめ込まれるという窮屈な価値観や、お金や土地や地位を持っている人がえらいという旧時代の価値観は消えてなくなります。「勝ち組、負け組」の定義は、その人が今、幸せと感じているかどうか。

所有よりもシェア。密よりも疎。囲い込みや制限よりも開放。物質的な幸福より精神的な充足。管理よりも信用、お金よりも人とのつながり。

今まで生きづらさを感じていた人が、これからは生きやすくなる理由について(2020/12/30 記事)

みんな違ってみんな良いという価値観。人を大切にし、働き方の選択ができる会社が伸びるということを書いた時、僕がすべきことはこれだなと確信しました。そして、今年2021年の年頭に掲げた目標は「儲からないことに一生懸命」というテーマです。そして、本当にそのことを実践してきました。

今年に入って母を亡くし、辛い日々もありましたが、春以降、すべてがうまく回るようになって来ました。それも劇的に。数えるとキリがありませんが、仕事はもちろんのこと、社会課題と国際問題を解決するために大学と行政が中心になって提言する勉強会に参画させていただいたり、ベンチャー企業やスタートアップスのアドバイザーの依頼も増えました。本気で変えたい、本気でこうありたい、という人たちのお役に立てることができるのは本当にありがたいことです。

そして、これらはコロナ禍による「オンライン・コミュニケーション」の中で生まれたものです。オンラインがここまで定着しなければ、僕は毎週のように東京に行かなければならなかったでしょう。でも、オンラインだからこそ、時間と場所を選ばず、様々な人と繋がることができました。

最近本当に思うのは、この大きな変化の中で、波に乗れた人と乗れなかった人の差があまりに開いてしまったことです。毎日笑顔でニコニコいる人と、暗い顔をして、こんなはずじゃないのにと眉間に皺を寄せている人にくっきり別れてしまいました。自分はどっちにいるでしょうか。何が間違っているのでしょうか。もし間違っているのなら、なぜ変われないのでしょうか。これはみんなが自問すべき課題だと思います。

僕はもうね、とにかく毎日ワクワクしています。
来年なんて一体どうなっているだろう。どんな素晴らしい未来が待ち受けているだろう。楽しみで仕方ありません。

そんなこんなで、17年目に入ったこのブログですが、まだまだ続けて行きたいと思っています。大した内容もなく、ネットの過疎にいるようなサイトですが、17年目もお付き合いいただければ幸いです。

6年ぶりに日本で年を重ねることができたのも何かの縁かもしれない

先日、母が70歳でなくなりました。

末期の膵臓がんと診断されてから、奇跡的な回復と体力で三年三ヶ月もがんばって生きてくれた母。その間にいろんなところを旅行し、たくさんの思い出を作ることができました。長い闘病生活、本当に良くがんばったと思います。たくさんの方からお悔やみや励ましのお言葉をいただき、感謝しております。とても心強かったです。ありがとうございました。

僕としてはコロナの影響で、なんと6年ぶりに日本で過ごす誕生日となりました。この時期は毎年カリフォルニアのサンノゼに滞在していて、時差の関係で誕生日を二回過ごすことができるということをネタにしていたのですが、今年はコロナの影響でそれもなし。

でも、そのお陰で母の側にずっと一緒にいることができました。本当に良かった。これも何かの因果というか縁なんでしょうかね。

45年前に僕を生んでくれた母が、僕が生まれた45年後になくなった。人生、長いようで短いものです。その一瞬の光のきらめきは切なくて、でも、本当に尊くて。

この年になるといろんな変化が周りで起きます。

さらに時代の変わり目ということもあります。ごまかしや上辺だけを取り繕うことが通用しなくなる、より本質的な世の中になっています。

今は前を向いて足元をしっかり固めつつ変化を続けて行こうと思っています。

芯の通った、骨太の人間になって強くありたい。そして、周りの人には優しくいたい。

この一年もどうぞよろしくお願いいたします。

45年前の母と僕

【2021年】事業は30%成長、プライベートではお金にならないことに全力投球

2021年、新年明けましたね。

元日の晴天率(関西地方)には毎年驚かされるばかりです。今日も最高の晴天で新年を迎えることができました。

昨年はコロナ禍の中、役員を務める2社とも数字を落とさずに売上高は前年比ほぼ100%、粗利は10%〜20%増という結果になりました。この状況の中、前期比利益増は本当によくがんばったと思います。同じ船に乗る会社のメンバー30名、そしてステークホルダー皆さまに感謝!2年前から仕込み始めているハードウエア事業は、好調な5G需要と企業の設備投資の回復を追い風に、2021年も好調を予想しています。ソフトウエアとクラウド事業は2021年が真価を問われる年になりそうです。4月には理系学生の新卒も入社。この調子で突っ走りましょうね!

そしてプライベートでは、ここ数年取り組んでいる「お金にならないことに全力投球」をさらに加速させます!儲からないことを一生懸命やりますよ!そのためのキーワードは先日投稿したブログより。

「所有よりもシェア。密よりも疎。囲い込みよりも開放。物質的な幸福より精神的な充足。管理よりも信用、お金よりも人とのつながり」

新しい時代を作るために同じ価値観を共有する人たちとの繋がり、コミュニティを益々大切にしていきます。いろんな意味で今年が資本主義のグレート・リセット元年になりそうです。

二つ目は、僕は変わらずここにいるよ、という安心感を与えることが出来る存在になりたいと思っています。VUCAの時代、不安が渦まく時代において、帰る場所という普遍的安心の場に自分自身がなる。そのためにはまず自分が強くならねばなりませんからね。組織という単位だけでなく、自分自身が強い個となることを目標としています。

今までの時代とこれからの時代の分水嶺。時代が変わる変動期。今年もいろんな意味で試され、揺さぶられると思います。ここはひとつ、皆さんと一緒におおいにがんばって行きたいと思います!

2021年が幸多い年になりますように!

「人の関心は、その人の本音に向かう」2020年のブログのアクセスランキングは、本音全開の記事が上位を締めました

人の関心は、その人の本音に向かう。

先日一緒に飲んでいた友人に「あなたが自己開示して本音で書いた記事は面白いよね。きっとアクセスも多いと思う」と言われましたが、確かにそういう記事のアクセスが多いのです。

より本質志向が加速し、個としての強さと多様な幸せの形が求められているこの時代。固定観念に縛られたり、過去の成功体験にすがっていてはやがて沈んでしまう。でも、そういうことをはっきり語るのは抵抗がある。今年投稿した100以上の記事のアクセス数を集計しながら「分かっているけど、なかなか言えない」という思いを、僕が代弁したような記事のアクセスが顕著に多いことが分かりました。

それでは、ランキングを発表してみます。

まずは仕事編。

【第一位】
社内での評価が低い・・・出世できない・・・その原因は何でしょう。答えは意外なほど簡単なんです。(2020/05/04)

リーダー・マネジメント層向けに書いた記事で、1000pvを超えました。シェアも多く、中には社内で回覧してくださった方もいらっしゃいました。指導された後、誰に相談しにいくかによってその人の素質を見定めることができます。また、優秀なマネジメントは、以下のパフォーマンスにより組織と働く人を幸せにします。

①利益を上げるための意思決定を迅速かつ正確に行うこと
②チームメンバーの士気を上げて彼らのパフォーマンスを上げること

【第二位】
ピンチの時こそ、その人の器の大きさが見える(2020/04/07)

950pvの記事です。コロナ禍によるロックダウンという今まで経験したことのない事態に直面した際、その人の器がはっきり見えました。特に企業のトップはこういう時にどう動くか、どう考えるか。それによってリーダーとしての資質が問われた時期でもありましたね。順調な時はみんな良いこと言うのですが、ピンチの時こそ、人の真価が問われるものです。

【第三位】
3, 変化に柔軟に対応するって、具体的にどうすればいいの?(2020/2/16)

今までのやり方が正しいか間違っているかは数字が判断します。優秀なリーダーは過去の成功体験に囚われたり投資回収を目的として優柔不断に事業を継続するのではなく、タイミングを見極めて迅速にピボットします。それが「変化に柔軟に対応する」ということです。第二位の記事と同様、900pvを超える記事となりました。

【第四位】
4, ビジネスに客観的視点と、ダメなら方針を変える柔軟性が必要な理由について考えてみる(2020/01/27)

サンフランシスコ行きの飛行機に搭乗する前に関空でエントリーした記事です。第三位の記事と同様の内容です。今年の僕のテーマは「ピボット」だったようですね。笑

【第五位】
5, ビジネスの世界において「がんばってます」が評価されない理由について(2020/10/20)

これもいろんなところで多くシェアしていただいた記事となりました。知的労働者の長時間労働に対する評価を全否定し、結果を生み出すための方法を書いた記事です。

「知的労働による結果が出なければ、やっている意味がありませんので、これはまったく評価の対象にはならないのです。(あるいは経営者が昭和な人間であれば、その古い価値観で気に入ってもらえるというのはあるかもしれませんが、決算の数字を見て直近3年右肩下がりなのであれば、時代に取り残されて淘汰されつつあるので別の意味で気をつけた方が良さそうです)」

「大切なのは、自分の仕事にゴールという旗を立てること」

この内容に共感をいただくこととなりました。


次に、プライベート編。
面白いことにプライベートの内容の自己開示も関心が高かったようです。

【第一位】
「・・・おおお、俺の英語通じたぞー!!!」(おじいさん)の嬉々とした表情に癒やされた毎月恒例の多国籍ゴルフ会(2020/09/13)

月イチラウンドしている外国人エグゼクティブたちとのラウンドの一コマ。普段外国人と触れ合うことのない三重県の名張カントリークラブのおっちゃんたちの嬉々とした笑顔に癒やされました。なんとこの記事が1200pvを記録し(なんで?)全体の第一となりました。笑

2, 【笑って読んでください】一番嫌な持病が再発した今日、思ったこと。今は身体が古きから新しきにアップグレードする過渡期なんだろうなあ。(2020/03/02)

昨年末からの体調不良に追い打ちをかけるように、メニエール病が再発した時の絶望を全力で吐き出した記事です。これも1000pvを超えました。あの頃のボロボロだった自分からようやく「アップグレード」が完了し、今は健康、快調!脱皮後の新しい自分を楽しむことが出来ています。明けない朝はない!ということですね。

あとは、PCR検査を受けた時の話とか(二回受けて、結果二回とも陰性)もアクセスが多い記事となりました。

いずれにしても、本音で語るということは大切なことです。
僕自身も自分が書いた記事を読み返して奮い立たされるということもあります。

来年も本音全開で、みなさまのお役に立てるような記事をエントリーしていく予定です!どうぞよろしくお願いいたします。

ゴールはどこにあるんでしょうね。 ゴールなんてないのかもしれませんね。呼吸をしっかり整えてこのブログも16年目に入ります。

このブログを書き始めたのが、2005年の6月。

誕生してから丸15年を迎え、16年目に入りました。思えば長いことやってるなあ。書き始めた当初、自分が20代だったなんて信じられません。あの頃、僕は29歳で、長女は6ヶ月でした。それが今や、ね。月日が経つのは早いものです。

元々怠惰な人間が、「日々成長」ということをどれだけ意識して実践できるか、ささやかな挑戦の日々が15年続き、16年目に入ろうとしています。何かを書くということは、何かを取り入れるということ。先日の呼吸の話「生きることは、はくこと。息をしっかりはく。(2020/06/11)」ではありませんが、インプットとアウトプットはもはや完全に習慣になり、ようやく質を意識できるレベルになったように思います。

年齢と共に得るものもあれば、失うものもあります。

2月2日生まれの僕にとって、今年2020年は「飛躍の年だ」と思い込んでいたのですが、出だしから体調面で盛大につまづいてしまいまして、今まで当たり前にできていたことが出来なくなるという非常にもどかしい現実に直面しました。もがき苦しみながら、得たものもあります。それは「受け入れる」ということ。100kmは走れないけど、5km走れるだけでも感謝じゃないか、80台では回れなくなったけど、100で回れたら上出来じゃないか。どういうわけか、そんな考え方にシフトしています。出来ることをコツコツと。そして、与えられたものに感謝すること。真理は普遍ですね。

ブログを書き始めてから今に至るまで、ずっと大切にしている言葉があります。

それは「日々を丁寧に塗りつぶす」ということ。

ビッグニュースがあった日も、何もなかった平凡な日も、その日を悔いなく生きれたか。生き切れたか。誰かの役に立てたか。明日をワクワクしながら寝床に入れたか。ほんの少しでも、1mmでも成長できたか。

ゴールはどこにあるんでしょうね。
ゴールなんてないのかもしれませんね。

でも、見えないゴールを見ているかのように、自分をぶらさず、目を見開いて一心に進んで行きたいと思っています。

相変わらず独り言のような日記に過ぎませんが、日々感じていることや思いや考えなどを稚拙な文章で少しづつ書き溜めた結果が、2万本以上の記事になりました。そして、僕はこれからもここで何かを書いていくつもりです。

16年目もどうぞよろしくお願いいたします。

アップグレード後の「新しい自分」が見え始めたような

皆さまには随分ご心配をお掛けしましたが、体調がかなり落ち着いてきました。

家族の支えはもちろんのこと、皆さまからの様々な形での励まし、本当に力になりました。ありがとうございました。身体がしんどい時、なんどメッセージを読み返したことか。

体調不良の原因となるストレスを軽減させるために、そもそも僕が感じている「ストレス」とは一体何なのか、真剣に考え、向き合ってきました。その、約三ヶ月間の低空飛行の期間は、身体はしんどかったけど、今振り返ると必要な時間だったのかもしれません。(ちなみに鬱にはなっていません)

最初は焦り、自暴自棄になりかけた時期もありましたが、「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」という言葉や、この低空飛行をくぐり抜けた先に「アップグレードした自分」に会えるという楽しみもあり、なんとかその時にできることをコツコツと重ねてきました。

タイミング良く(いや、世界的には決して良くはないのだけど)、新型コロナの影響で出張がなくなり移動や外泊がなくなったことも体調を回復させる大きな要因になったのかもしれません。

おかげさまで、ストレスを感じている根本原因も見つかりましたし、今からはそれを排除するために自分の進むべき道を開拓して行きます。もう道ははっきり見えた!

今までの自分の棚卸しをし、これから自分が何をしていくべきなのか、割とクリアになったら身体も軽くなります。いろんなシガラミがあり、大きな変化を遂げることもなく色々と続けてきた部分もありますが、本当にやるべきことがクリアに見えて、気持ちも整理でき、なんだかスッキリした!

まだおぼろげですが、アップグレード後の自分が見えてきた気がします。

2020年がようやく明けたかな!

独り言のような記事ですいません。ただ、応援いただいた皆さまには素直に感謝の気持ちを伝えたいと思います。

これからもよろしくお願い申し上げます。

2020年02月02日に44歳になりました。昨年と同じくモントレーのパブでハンバーガーです。

ちょうど一年前にこの写真を撮ったモントレーの、全く同じアイリッシュ・パブで、同じハンバーガーを注文して誕生日を過ごしています。

全然図ったわけでもないのに、なんの因果やら。そもそも、土曜日をどこで過ごそうかと考えた時に、闘病中の母と、看病の父のために、ペブルビーチゴルフリンクスのおそろいのキャップをお土産にプレゼントしようと思ったのがきっかけなのでした。そういや、昨年もモントレーに行ったなあ。

おかげ様で44歳の誕生日を迎えました。いつもと違うのは、今年は2020年02月02日というゾロ目に、2の倍数の44歳になったということです。何かいいことあるのかな。きっとあるよね。がんばっていれば、きっとご褒美もらえるよね、そう思うためのきっかけのようなものです(笑)

そして、厳密にいうと、今この瞬間のカリフォルニアはまだ2月1日ですので、もう一回誕生日を過ごすことができるのも、例年と同じです。

今年はクラムチャウダーを追加したんだった。
昨年と同じ、ロンドン・ブリッジ・バーガー

昨年の後半から体調を崩しがちで、なかなか本調子に戻らないままずーっとここまで来ていますが、やはり「気持ちを強く」することが一番の処方箋かなと思っています。

「今、この瞬間が一番若い」

その言葉をテーマに、今年も前のめりで倒れるまで走り続けたいと思います。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします!