太陽と木々とか

目立ちもせず、主張もせず、疲れたと愚痴もこぼさず、法則に従って連続する太陽と地球の運動と、光合成により命をつないでいく植物たち。自然の法則に拘束され、地球上という重力と大気の制約の中で生きる人間が、その短い歴史の中で様々な愛や絶望や欲望や思いの中で不可してきた、社会構造とか、経済構造とか、時間の概念とか、日曜日は安息日とか。これらに何か意味はあるのだろうかと考えるくらいに、夕焼け空はきれいでした。

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時間の概念って面白いもので、たまたま「地球の自転を一日」としただけで「地球が二回転すれば一日」でも良かったような気がします。

さあ、明日、明日、明日!

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[決める、実行する、評価する]決めるが多い週

今週も出会いと学びに溢れた一週間でした。

特にプロジェクト会議が多かったように思います。すごく単純なのですが、業務フローを「決める、実行する、評価する」に分解すると、「決める」が多い週でした。決め方にも色々あって、リーンキャンバスを使ったり、モックを作ったり、ブレストしながらホワイトボードに描いてみたり、飲みながら話したり。

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昨夜は米国からビジネスパートナーが来日し、会議の後に食事をしながら話をしていたのですが、コンピューターサイエンティストでありながら「技術力よりもホスピタリティ、サポート、信頼関係」を口酸っぱく強調する姿が印象的でした。

技術を持っていても信頼できない人はいる。逆に信頼関係がある人は、その技術も信頼できる。未来のテクニカルサポートのあり方についての青写真も興味深かったです。来週はこのチームとシリコンバレーでミーティングを行います。物事がどんどん進んで行きます。

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そしてこれから

関西地方は台風の影響もさほどなく良い天気に恵まれた週末でした。しかし場所によっては被害も出たようで手放しで喜ぶことはできませんね。ようやく、こちらは夕方から雨がポツポツと降り始めました。明日はどうなるのでしょうか。

先週末は知り合いが数人、日本で一番長い距離を誇る佐渡国際トライアスロン大会に出場し見事に完走を果たし、地元の芦屋浜ではアクアスロン大会が開催されて、こちらも知り合いが何人かエントリーしておられ、内お一人の見事なランを目の当たりにすることができました。皆が頑張っているのを見ると、自分も一日も早く腰を完治させて(もうほぼOKですが)、11月のハーフとフルに向けて体力を整えて行きたいと奮い立たされます。

(この土日は両日とも8kmづつリハビリランを行いました。暑かった!)
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夜は仲間たちと今夏最後のビアテラス。アルモニーアンブラッセ梅田です。湿った空気と高層ビル群がシンガポールを彷彿とさせました。
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明日からは二日間泊まり込みで、東京からパートナーを迎えて開発合宿です。今週もあっという間に過ぎていくんだろうなあ・・・

阪急梅田駅1階の[Le Vin Kohaku]にて。ここだけ切り取れば、まるでパリの街角のようですね。ブルーの青さが鮮やかです。
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[阿呆腰男放浪記]動けば何とかなる

昨日のブログで、

「今回はとにかく痛くても動くようにしています。」

と、ベテラン風を吹かせる発言をしましたが、そのとおりのことを実践しています。今朝も、起きるなり意識がぶっ飛ぶくらいの痛みを感じたのですが(実際夜中に何度も目が覚めましたが)、クライアントと姫路まで出張同行しました。動けばなんとかなるもんです。

我慢のご褒美が、姫路駅から真正面に見えた晴天の国宝・姫路城。

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クライアント一行に心配されながら、なんとかミッションを終え、そのまま大阪へ。痛くてもとにかく動く!を今回のテーマにしているものですから、遅めのランチは最近オープンしたばかりの「一蘭 梅田店」へ。この閉塞感溢れる自習室のようなカウンターとすぐに膝が壁にあたる小さいイスにやり場のない怒りを覚えつつ、完食。

これが阿呆腰男放浪記たるもんじゃい!!
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そしてすぐに行きつけの整骨院へ。

「うわあ・・・これは・・・」 
(これはってなんじゃい!)

「痛いでしょう・・・?」 
(ああ、痛いさ。意識が遠のくほど痛いさ!)

「この状態で良くあちこち動いてますねえ・・・」
(それが仕事、ビジネスマンっちゅうもんじゃろうが!)

「山を走るなんて想像できないですねえ・・・」
(趣味や、ほっとけ!)

そんなことを思いながら、いつもすんませんねえと感謝と恐縮を表しつつ、再来週に海外出張控えてるんで、集中して来るからよろしくネ。と爽やかに立ち去りました。ビジネスは戦争やといいますが、痛み止めが切れた後、帰りの駅でハイボールを注入するあたり、ほんまに阿呆やなあと我ながら思います。

という訳で明日も大体同じような動きになるでしょう。
秋らしい風が吹き始めているのがせめてもの救いです。

腰死に

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定期的にやってくる、ぎっくり腰。



5月にアメリカから帰国して以来三ヶ月強ぶりです。今朝、1mmも動けなくなりました。この土日、元気に山やロードを走り回っていたのが嘘のようですが、そういうものなんです。突然、急に、予告もなく来るのです。僕は数ヶ月に一度は激痛に襲われます。よく皆さん口を揃えて、

「ぎっくり腰は経験があるので痛みは分かりますよ!」

と気遣ってくれるのですが、年に何回も発症する僕からすると、人生の内で一、二回なんて・・・と斜に構えて見たりしてしまいます。お気遣いはとってもありがたいし嬉しいのですが、なんだかそんな風に思ってしまう自分が嫌になります。もう腰痛に関してはベテランというか、マスタークラスだと自負しています。もちろんヘルニアも持っています。

「ぎっくり腰」で会社を休むなんて、インフルエンザで40度の高熱が出ましたに比べると 「は?たかだか腰で?」 と思われてしまう風潮がありますが、両方を経験している者からすると、インフル40度の高熱とぎっくり腰では、後者の方が辛さは上であると断言できます。これより上を行くのは、メニエールによる目眩ですが、さすがのぎっくり腰もメニエールには勝てません。まあ、高熱よりしんどいのにはいろんな要素があるのですが、とにかく痛く、辛いのです。しかし腰痛って社会的立場はすごく下ですよね。

こうなると、普段、当たり前のようにできることが懐かしくなります。

会社に行きたい!
打ち合わせしたい!
飲みに行きたい!
山を走りたい!
河川敷を走りたい!
トイレにすぐ行けるようになりたい!

とはいえ、なんとか座れるようになると仕事はできます。頭はしっかりしているし、手は動くのでPCの操作や電話はできます。不思議なものです。会社にも、大阪での打ち合わせにも行くことはできないのに、メールを利用して、サンフランシスコや中国の深センとはリアルタイムにやり取りをしているのですから。時間や場所って何なんだろうと思いますよね。

今回はとにかく痛くても動くようにしています。鏡の前に立つと左に大きく身体が傾いていて気持ち悪いくらいですが、それでも歩いたり、ストレッチはしています。ギックリ腰=安静と言わますが、動けるなら動いた方が後々回復が早いとも効きます。とにかく、仕事の予定がビッシリなので、いつまでもこうしている訳には行きません。二週間後にはシリコンバレーに出張です。まったなし。とにかく治します。

こちらの写真は昨夜家族で行った焼肉屋ですが、この時はこうなるなんて予想すらしていませんでした。
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共通言語

シンガポールのビジネスパートナーとの会食の後、ラン仲間が集まる会合に参加させていただきました。いきなりの参加なのに、温かくお迎えいただいたのは「ランが好き」という共通項で結ばれているからに他なりません。

「結ばれる」

いい言葉ですね。なんだか愛情と絆を感じる言葉です。お誘いいただいたD様、ほぼ10年振りの再会嬉しかったです。そしてお会いした全ての皆さま、今日はありがとうございました。

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諦めることと、続けること

今日、友人から嬉しいニュースが飛び込んできました。
幾多の試練に直面しながらその都度乗り越え、もうだめかなと思った時に事業継続の道筋が立ったとのことでした。本当に嬉しいことです。

成功者の本には必ずといっていいほど「成功の秘訣は、成功するまで諦めないことだ」という趣旨の言葉が書かれています。紆余曲折あったとしても最終的に成功しているのだから当たり前と言えば当たり前のことだと思いますが、それが本になるということは、「成功」(定義はともかく)という果実を掴みとることが出来る人は意外と少ないということなのかもしれません。希少性の価値ですね。

とはいえ「成功するまで諦めない」ということと、方向転換、方針転換とは別の意味です。

事業やビジネス考えた時、実際の現場ではピボットしたり方向転換したりは日常的にやっているはずです。成功に対してあの手この手で向かっていく。どの球が当たるか分からないからバットを振り続ける。たまたまバットに当たった一本がホームランになるかもしれない。そう信じて続けることが「成功するまで諦めなかった」ということなんでしょうね。

下の写真は、わがまち芦屋に初上陸する「餃子の王将」です。まだオープン前の内装工事中のようですが、芦屋市は条例で派手な看板が禁止されているので、ロゴも地味目になっています。変わらない良さもあるけれど、変化に柔軟な良さもあるんですね。

成功のためには諦めずに、あの手この手が大切です。

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100を1にする作業

文章を書くということは、100を1にする作業なのだ

ここ数日、拡散されている幾つかの記事を見て学ばされました。一つはインプットの大切さを再認識させられたこの記事。

「文章を「書ける人」と「書けない人」のちがい」(huffingtonpost)

文章を書くということは、ゼロを1にする作業だと思われているかもしれないけれど、本当は目に見えない部分での膨大なインプットがあってこその一文。本当にそのとおりだと思います。これは仕事でも同じですよね。仕事と直結しない本や文献だとしても、どれだけ読めるか。その努力とインプットの総量によって、脳に蓄積される知識が増えます。最終的にアウトプットのパフォーマンスとクオリティが変わります。

話をしていて面白いな、この人はとても賢い人だなと思う人は、まず第一に膨大な知識のストックがあり、第二にそれらを上手にデフラグして整理整頓でき、第三に必要時にすぐに引き出せる人です。いずれにしてもインプットの作業を怠っていない人は知識があり、知識を適用する知恵を持ち合わせている人ということが出来ると思います。ああ忙しさにかまけてインプットが薄い今の自分を猛省します。

二つ目の記事はこちら。
少し長いインタビュー記事ですが、これはもう、全文読んでみてください。
「“大切なのは心の教育”「シンクロの母」井村雅代コーチ スペシャルインタビュー」(フィジーク・オンライン)

— 今日、井村先生の話を聞いていると技術的なトレーニングよりも、むしろ心のトレーニングが大切ということがわかりました。

そう。心のトレーニング。それがなかったら粘れない。いいとこまで行っても越えられないの。持ち物はシンクロだったら脚が長いほうがいいし、背も高い方がいい。

だけど、いっくら脚が長くても綺麗でも、ふにゃふにゃな気持ちの子はダメ。そんな子いっぱいいるよね。もったいない。先天的に持ち物の良い子で、心さえあればいいのにという子を今までに何人も見てきました。

でも、その子にとっては越えられないんだもん、心は・・・。子どもが育つ中でどんな人と出会ったか、どんな信念を持った親に育てられたかっていうのはその子の運命よね。子どもは親を選べないから気がつけばその親の子になっている。一本筋の通った親に育てられれば、子どもはそうやって育っていくし、やっぱり心が一番大事やね。

親として、僕は心の教育が出来ているだろうか。
そんなふうに学ばされました。

なんだか反省することばかり。
でも、学ばせてもらえてるんだという感謝の気持ちの方が大きいです。

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ソフトランディングとはならず

盆休みも明けて元気に仕事!! のはずが、なかなかうまく行かないのが人生というもの。
仕事の方は良いニュースも多いのですが、いかんせん身体が思うように言うことを聞いてくれません。夏バテということもあるのかもしれませんが、とにかく一年で一番好きな季節である秋を早く感じたいものです。

さて、ダイヤモンド・オンラインに興味深い記事がありましたのでシェアしておきます。

「SMAP解散に見る、優良組織崩壊のきっかけ」(DIAMOND ONLINE より)

経営に必要な4つの要素である、(1)戦略、(2)製品と生産プログラム、(3)人材、(4)財務、をそれぞれSMAPにあてはめて考察しています。アイドルグループと企業は違うという意見もあるかもしれませんが、組織論としてなかなか面白いし、うんうんと納得できる点もたくさんあったので是非ご一読を。知っていること、当たり前のことばかりかもしれませんが、失敗例を学びつつ、逆にこうすればうまく行くという成功へのヒントも得ることができます。

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よし、やってやる。

朝晩は布団なしでは寒くて寝れない高原から帰宅しました。最近は渋滞に縁がなく(ありがたい)、朝7時に八ヶ岳を後にしてすいすいと帰って来ました。関西の猛暑に慣れず、帰宅してからはグッタリでしたが、明日からの仕事に向けて思いを高めています。オリンピックの熱戦にもインスピレーションを受けています。

No Pain, No gain.

よし、やってやる!

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