不思議な関係だと思うが、それが自然な形なのかもしれない。


今夜は、家業の件で、顧問の税理士先生の事務所に父と一緒に訪問してミーティング。みっちりと打ち合わせをした後、二人でぶらぶらと駅前の居酒屋で積もる話を。

この年になると、父子二人の酒が染みる。
同じ大人同士であるけれど、やはりそこは父子でもある。

仕事も生き方も全然違うのだけど、僕の性格や生活習慣はやはり父の血を受け継いでいるようで、その話を今夜、父の前で初めてした。それはそれで何だか嬉しそうだった。親子でありながらお互いを認め合うような、なんだか不思議な関係だ。

ただ、とにかく酒が旨い。

コンセプトトレーラーと牛達の話


3月31日ということで、無事に期末を迎えた企業も多かったのでは。お疲れ様でした。当社の決算は5月末なので、自社的に忙しいということもなかったのですが、取引先関連の締め+増税前とあって、今月はどこで何をしていたのかも忘れてしまうくらいバタバタして、あっという間に過ぎ去って行きました。

でもこうして3月の全ての業務を終え、帰宅前の一時を駅構内のカフェで過ごしていると、脳みそのデフラグをしながら、様々な事案を冷静に考えることができますね。


幾つかのネタをYoutubeから。

ウォルマートのコンセプトトレーラーがかっこいい。
コンセプトモデルなので、実用車ではないらしいですが、いかにも”Advanced”です。外見もさることながら、コックピットがまるで飛行機だ。

Introducing the Walmart Advanced Vehicle Experience concept truck

ウォルマートと言えば、創業者サム・ウォルトンの「私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ (講談社プラスアルファ文庫)」を昔に読んでとても感銘を受けたことがあります。40年で、石油も自動車も抜いて世界一の売上高を誇る企業(2013年はロイヤル・ダッチ・シェルに次いで二位だが)を育て上げたサム・ウォルトン。単なるビジネス書ではなく、一個人のライフストーリー。


こちらは、Whatsより。

人という監獄から解放された牛。その喜ぶ姿にあなたは何を感じますか?

乳牛という役目を終えて死を待つばかりの牛25頭を引き取って育て始めたケルンの牧場主。牛達が喜びのあまり草原を飛び跳ねているのを見ると、考えさせられること多し。

“happy Cows” Kuhrettung Rhein Berg english subtitles / vacas liberadas

明日から4月ですね。
心機一転がんばりましょう!

それでは今日はこの辺で。

朝から夜まで地元で過ごす


一日のタスクを決め、朝から粛々とこなす日曜日。
ようやく落ち着いたかなと思った頃は既に薄暮の時間。

着替えて10kmランに。
スタート地点に戻る頃には真っ暗でしたが、ライトアップされた桜が迎えてくれました。

昨日はつぼみだったものも、春の嵐が落ち着いた頃には花を咲かせたようです。
いよいよ花見の季節ですね。

帰ってシャワーを浴びてから、「あしやいち・ナイト」へぶらりと出掛けました。

レフト・アローンを会場とした、芦屋の飲食店・小売店が主催するパーティーでした。イベントは大盛況。久しぶりに会う方から、いつもの方まで。初めて出会った方々も含めて、短い時間でしたがとても楽しく過ごすことができました。皆様ありがとうございました。良い出会いに感謝です。

お誘い下さった、ORGANIC VEGETABLE CA の福原さんに感謝。

さて4月ですね。
心機一転、がんばります。

半径300mの日常風景


出先から帰宅した後、ぶらぶらと散歩がてら近所のトラットリアへ。

一週間という短い期間でも、季節はちゃんと進んでいるようです。いつの間にやら桜が咲き始めていました。

トラットリア・ラ・バラッカでは、美濃豚のローストとパスタ、白ワインを少し。シンプルな味はいいですね。パルメザンチーズたっぷりのトマトソースも、大好きなこの店のサラダも。ドレッシングはオリーブオイルと塩とビネガーのみ。アクセントのアンチョビのかけらだけで十分ワインを飲めます。

自宅でも、サラダはハーブソルトとオリーブオイルだけの「塩党」です。肉もシンプルに岩塩のみ。やっぱり、Life is Simpleですよ(極端)

帰りは少しだけ遠回りして、芦屋川へ。
日が暮れた後にライトアップされた桜は、雨露がきらきらと光り美しかったです。

もうすぐ4月ですね。

新酒の季節になりました


桜のつぼみも膨らみ始め、新酒も市中に出回る季節になりました。

桜のつぼみ(芦屋川)

新酒の季節(ひやおろしではない、しぼりたてのもの)

先週から、日本酒を飲む機会が多いのですが、やはりウイスキーも欠かすことはできません(酔いどれ)。美味しい日本酒の新酒の後は、安定感のあるシングルモルト、ラフロイグや宮城峡で。

今夜は地元で打ち合わせの後にゆっくりと。
アサヒの「熟撰」と宮崎県延岡市土々呂町の「ととろ豚」をいただく。

春、最高です。

我ながら「気持ち悪い」という自覚はあるのだが


電車のことをお話しましょう。

僕は事情が許すのであれば、出来るだけ先頭車両に乗車します。
もちろん朝夜の通勤時は降車駅の階段付近の近くに乗るので、その限りではありません。

運転台の後ろから見える車窓の景色にはロマンがあります。目の前に広がる一直線に伸びたレール。まるで運転士になったような気持ち。
このレールの先には何があるのか。(答え:駅)

例えば、今日の風景。
JR神戸線。雄大ですね。
開放感にあふれています。

この写真の萌えポイントは、左側を走るレトロなL特急、福知山線から合流した「特急こうのとり」です。このタイプのL特急がまだ現役で走っているところにロマンがありますが、そんな名車を右後ろから、この角度で眺めることができるのは先頭車両だけです。ちなみにこのL特急ですが、たまに運転台に若くて美人な女性運転士が乗っていることがあります。レトロで無骨な巨大な鉄の車両にかわいい運転士。そんな時は眩暈がするほどの感動を覚えます。恋と言っても過言ではありません。

そして二枚目。
この写真の萌えポイントは、二つ。

一つ目は、鉄橋。
ああ「橋」の造形美よ。この橋の型式は「トラス橋」ですね。棒状の鋼材を三角形に組んで交点をピンで結ぶ構造です。先頭車両から見ると、橋がトンネルのように見えます。これがトラス橋の醍醐味です。

2つ目は、やはりL特急です。
一旦は「こうのとり」の前を走っていたのですが、この鉄橋で抜かれてしまいました。停車駅は大阪駅で同じはずなのに、微妙にスピードコントロールされているのですね。最終的には大阪駅までこのような形で並走となりました。
うーん、たまらん(何が)。

という訳で、たまには皆様も先頭車両に乗り、人工物の造形美に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

それでは今日はこの辺で。
気持ち悪いというクレームは受け付けません。

理念(理想的概念)とハードウエア、ソフトウエアの関係


サービス、プロダクトを生み出す時は、理念、つまり「こうなるべき」という理想的な概念が先行すべきで、そこには壮大なイマジネーションによって形成される哲学と、テクノロジーのエビデンスが必要になります。

まず「こうなるべき」という理念を生み出し、それに従うことはとても重要ですよね。大木の根がしっかり地面を掴んで離さず、さらに地中に深く広がっているのと同じように、理念がなければ木も大きくなりません。太くて真っ直ぐな幹を伸ばして枝葉を張り巡らせていくためには理念が必要です。そのような理念に添い、そしてブレることなく枝葉を広げている企業の代表格が「Google」であると思います。

Googleは「世界中の情報をインデックスする」ことを理念にしています。そのために、まずは高度な検索エンジンを開発しました。そしてインターネットの世界は今やGoogleの検索エンジンなくてはほぼ何も出来ないという状態になっています。次に彼らは、その「インデックス」した情報を元に、(大袈裟に言うと)人々の生活を変えようとしています。ハードウエアをオペレーションするOS(Android)を開発し、そしてハードウエアそのものも開発することによってです。例えば、自動運転カーであり、ロボティクスであり、Google Glassのようなウェアラブルデバイスですね。

例えばGoogle Glassは、単純に言うと、ハードウエア、OS、アプリケーションで成り立っています。OSという基盤で動くアプリケーションがWiFiやBluetoothを経由してインターネット上から情報を引っ張り、Google Glassを装着している人の眼前に情報を映し出します。

飛行機を見れば、運行状況や運賃を表示し、ランチ時にストリートを歩けば、近くにある評判の店をリコメンドし、ゴルフ場に行けば、ピンまでのヤーデージを表示してくれる。

これらは全てネット上の情報とアプリを搭載したハードウエアとのハイブリッドです。自動運転カーも同じですよね。GPSとグーグルマップの機能、渋滞情報のハイブリッドです。もしGoogleがこのようなウェアラブルな世界、ハードウエアとネットとの融合の実現を「理念」としていたのであれば、手始めに検索エンジンを開発してネット上の全ての情報をインデックスしたことは「エクセレント」の一言に付きます(スタンフォードの学生であったセルゲイとラリーがそこまで考えていたのかどうかは疑問ですが)。なぜなら、飛行機の運行状況も、お店の評判も、ゴルフ場の情報も、すべてネット上に流れている情報な訳ですから。

なお、Google Glassに関する情報は以下のニュース記事で参照可能です。

グーグル・グラスは「秘書」 生活して分かった存在価値
ウエアラブル端末時代の幕開け(1)(日経新聞 Tech Frontline)

「こうなればいいのに」「こうあるべきだよね」
理念を生み出すためには、自問自答を日々繰り返すこと、「なぜ」をたくさん作ることがいかに重要であるかということを、このような事例は考えさせてくれます。脳も心もクローズではいけない。オープンであるべきですよね。

あえて「逆光ニスト」と名乗りたい(技術的な話は抜きにして)


「夕陽ニスト」「夕焼けニスト」というネーミングを良く見聞きすることがあります。

夕陽の写真をブログやSNSにアップしている人は多く、皆さん、その魅力に惹かれているようです。夕陽はいいですよね。自然界が生み出す壮大なグラデーション、一日が終わろうとしている瞬間の物悲しさ、なんとも言えないノスタルジックな光景・・・空が一番美しく見える瞬間だと思います。

しかし、僕はあえて「夕陽ニスト」ではなく、「逆光ニスト」と名乗りたいと思います。太陽がまだ高い位置にあったとしも、逆光で撮影することで、とても良い味が出たりします。カメラには詳しくないし、撮影機材はiPhoneオンリーですので、技術的な裏付けは一切ありません(笑)

下記の写真は週末のジョギングの際に撮ったものです。
まだ陽は若干高めですが、逆光で撮影することでとても美しい写真になった(気が)します。

しかもこの時は10kmのタイムアタック中でしたので、ペースを落とす訳には行かず、走りながらパチリ。さすがiPhone、ぶれないですね。ちなみにこの時は、10km:46:58, 04:42/kmラップでした。

まだ太陽が高い時間でしたので、逆光ではなく順光で撮った写真はこちら。

目に映る実際の景色は、まだこんなに明るかったのです。
これぞ逆光マジック。

更に進化させると、こんな風にもなります。
以前Facebookにアップした、神戸の須磨水族館で撮影したピラルクの写真も紹介しましょう。
逆、裏、といった「反対」の極地。

このような写真を好んで撮影する人を「逆光裏面至上主義者(GUSS)」と呼びます(勝手につけた)

という訳で、今日は「逆光はいいよね」という、それだけのお話でした。

緊急時に重宝する荷物の多さ


あっという間に一週間が過ぎ去り、土曜日です。
気持ちの良い天気ですね。

さて、僕は仕事中はもちろん、プライベートで出掛ける時にもPCとイーモバは必ず持参しています。もはや身体の一部。まあ、どこに行くのも大抵同じバッグを持って行くので、せいぜい本のタイトルや資料が変わる程度で、中身は常に同じです。散髪に行くときも、歯医者に行くときも、持参物は変わらない。なぜそんなに重たいものを持ち歩くのか?と聞かれても、明確な答えを持ち合わせていません。なぜだろう。

まあ、外出先で少し時間が出来た時に本を読んだりメールチェックが出来るからでしょうか。持っていないと不安だからとか。もしかすると、ジプシーや遊牧民の血が流れているのかも。

さて、今日は、朝から歯の治療に行ったのは良いけれど、そういえば家の鍵を持っていないことに気づきました。先週、ジョギング中に落としてしまったのです。家族はピアノのレッスンに出かけているため、家に入ることができない。

そこで家族が帰ってくる時間までカフェで仕事をすることに。今、まさにそうしている瞬間ですが、こういう時に、荷物が多いと暇を持て余さなくて良いですね。

さて、今日のBGMのコーナーです。
(いつからシリーズ化したんや)

休日らしいアコースティック。
このまま、マイアミやナッソーに飛びたい気分になります。

Acoustic Alchemy – Playing for Time

それでは、皆様も良い週末を。

梅の花が咲き始めた


実家の梅の木、花がチラホラと咲き始めました。

いくら寒くても、3月になれば梅の木はつぼみをふくらませ、4月になれば桜の木は花を咲かせる。木々は季節のうつろいを良く知っていますね。


「三寒四温」という言葉があります。この言葉について、僕は今まで「寒さと温かさを繰り返しながら春に向かう」ということを意味していると思っていたのですが、本来の意味は違うようです。元々は、中国東北部や朝鮮半島北部の冬の気候を表してるようで、日本の冬でこの現象が起こるのは、年に一回くらいだそう。

しかし、最近では意味合いも変わって来ているようで、三省堂の四字熟語事典にも「気候がだんだん暖かくなる意にも用いる」とあるので、使い方としては間違っていない様ですが、知らずに使っている言葉って他にもきっとたくさんあるんでしょうね。たまには、四字熟語事典でもパラパラめくっておかないと。