セレンディピティ


ちょっと山を超えた感じ。
米国のパートナーが来日していたこともあって今週はとにかくあっという間に過ぎて行きました。明日も仕事ですが土曜出勤は割とリラックスできます。


昨夜は神戸で飲んでいたのですが、元町辺りをぶらぶらと歩いていると、数年前まで通っていた英会話のスタジオが近くにあることに気付きました。アメリカ人のナイスガイが一人で教えているランゲージセンターで、レッスンというよりは仕事や世間話をしに行くような感じで、とても楽しく通っていました。

2年前から別の勉強を始めたことで週末になかなか時間が取れなくなったことと、仕事で英語を使う機会が飛躍的に増えたこともあり(今週なんかは英語、日本語が半々くらい)、ちょっと足が遠のいていたのでした。

折角近くに来たし、前を通ってみよう。まあ、深夜だから電気消えているだろうなあと思って近づくと、明かりが付いている。中を除くとバーカウンターが奥にあって、外人の兄ちゃん達が4人くらい座っている。

そういや、以前から、昼は英会話スタジオ、夜は皆が集まれるようにバーカウンター作りたいって言ってたことを思い出しました。折角だし入ろうと思っていると中の彼が先に僕の存在に気付き、数年ぶりの再会!既にかなり飲んでいたけれど、他のお客さんも交えてめっちゃ盛り上がりました。これぞセレンディピティ。


グランフロントの銀杏並木も色付いて来ました。

身近な生活の中で困っていることを解決するソリューションを考える


常日頃から、時間には「速度の変化」があると感じています。のんびりしていた(はず)山の生活から、都会での仕事の生活へ。ジェットコースターのような時間の流れにも体はすぐに順応するところが面白いところです。


決済サービスのSquareに続き、交通系サービスの UberやLyft が日本にも進出して注目される中、今後のビジネスチャンスは、行政がカバーできてないところにあるのではないかと考えています。もちろん、この分野については歴史的にも行政が運営していた事業の民営化という形で進展してきた分野ではありますが、今後はスマートフォンやウェアラブルといったデバイスとセンシング、データ解析による最適化によって益々面白いサービスが出て行くでしょうね。

もちろん、UberやLyft などのサービスには法的なハードルもたくさんありますが、これらをクリアして浸透して行けば介護分野とも連携できるかもしれないし、空いている時間にドライバーになれたりするので、多くの人の悩みの種である「一家の所得」も押し上げることができる。このようなシェアリングサービスの重要な要素は、時間と街の最適化と、収入のチャンネルが増えることによる所得の最適化に繋がることだと思います。

今後のビジネスチャンスは、飽和しているeコマースや便利ツールなどではなく、もっと人の生活に直結するインフラ(交通、住宅から、医療、子育て、介護、教育など)などにありそうです。アーリーアダプターは別にして、うちの両親などITに全然詳しくない人の暮らしを楽にするようなサービスが求められていますよね。

りんごと栗に囲まれて


さあ、今日は雨だし、こちらでゆっくりしようと思ったのに、先に来ていた両親に駆り出され、契約している立科のりんご農家さんのところへ・・・

しなのゴールド、しなのスイート、王林、ふじ。よりどり35kg分を分けていただきました。


そのまま上越自動車道に乗り、小布施町へ。
小布施町は紅葉真っ盛り。

ここは栗、ぶどうが名産です。
町には栗を原料にしたスイーツがいっぱい。

栗ジェラート

焼き栗

栗菓子で有名な「桜井甘精堂」本店。

人気の栗の木テラスで、モンブランと栗シュークリームを購入

小布施町は小京都のような町並みでなかなか良かったです。

こちらは八ヶ岳ベース近くの鹿の群れ。
こんな感じで初日があっという間に過ぎて行きました。

【八ヶ岳通信vol.1】技術とニーズがうまく重なった時に、企業は飛躍的に伸びる


ところ変われば視点も変わる。
という訳で、今、信州八ヶ岳の蓼科高原で更新中です。

明け方4時に起きて車を飛ばし、先ほど到着。
わずか4,5時間で標高1,000m、気温9度の森の中、庭をリスが走り回っている八ヶ岳ベースにいるのですから不思議な感じです。


天気予報の精度が上がっていることは喜ばしいことですが、時として恨めしく思うこともあります。予報ではこの三連休は全国的に雨模様。まさにその予報が的中し、こちらもあまり良い天気であるとは言えません。ちょっとくらい外れてくれても良かったのになー。「あ、間違えちゃいました、本当は晴れでした」とかにならないかな、とか。

庭木の手入れや家のメンテナンスなど、こちらでやることもたくさんあるのですが、外に出れないことも考えて本もたくさん持参しています。もちろんPCもネット環境もあるので仕事もばっちり。


昨日の記事でエントリーしましたが、この連休は視点を変えて物事を考えてみようと思っています。今のことではなく、先のことを真剣に。

日々の生活に追われていると、過去、現在、将来まで脈々と続くであろう「時間」という軸の上で、自分の存在と仕事の領域が、世界的な大きな潮流のどこに乗っかっているのか、特に「IT」という巨大なフィールドの上で、今何をすべきなのか、これからどうすべきなのか、そこで自分はどんな役割を果たすのか、などを考えることを忘れてしまいがちです。

そういう時こそ、例えば、Gartner の Tech Trend などをヒントに、今トレンドになっているテクノロジーがどのようにビジネスやサービスとして社会に浸透していくのか、今後どうなっていくべきなのか、といった「テック視点」と「社会性(マーケットニーズ)」、そして、「概念先行型のビジョン」の三軸で分析して行くことが必要だと考えています。そうじゃないと、今は良くても、遅かれ早かれ、この先、道に迷ってしまう。気付いた時には手遅れということにもなりかねません。

今歩いている道の足元を確認しつつ、俯瞰的な目線でゴールまでのどの地点に今いるのかを見る作業って、とても大切です。


仕事柄、日々色んな情報を目にします。

その中には、今このタイミングでテクノロジーとニーズが上手く重なって飛躍的に伸びていく企業のニュースもたくさんあります。そういう集団に共通しているのは、「審美眼」と「見極め」がとても優れているという点です。

テクノロジーは素晴らしくても、マーケットニーズがなければ、映画版ナウシカに出てくる朽ち果てた巨人兵のように「ちくしょう、早すぎたんだ」という風になってしまいますし、逆にニーズはあるのに、技術がまだ存在しなかったり、資本がなかったりすると、そのタイミングを逃してしまって何にもならないというパターンもあり得ます。

たまにはこうして場所を変え、山と森に囲まれた高原で視点を変えて物事を熟考しつつ、そのタイミングを逃さないように鍛えたいと思います。

風邪を一発で撃退したい時におすすめの動画


「ゾクッと来たらゴクッ」じゃないですが、ちょっと体調悪いかなと思った時に見ると一発で元気になる動画をご紹介します。

「コラコラ問答」「たこコラ問答」として有名な、長州と橋本の問答。わずか1分半の間に二人合わせて19回もコラと言います。

長州の「なにコラ、たこコラ!!」を

「風邪コラ、たこコラ!!」

と言い変えて唱えてみましょう。
風邪なんて一発で吹き飛ぶはずです。

それでは、今日も元気に参りましょう!

米国人記者に聞いた話から、英語とプレゼン能力は必須のビジネススキルということを再認識


週末からずっとバタバタしていて、なかなか記事を書く時間を取ることが出来ませんでした。普段は更新できない日はせいぜい中一日なのだけど、あっという間に三日分も穴を開けてしまいました。ホント、時間経つの早い。


昨夕、英語メディアの Tech in Asia の日本担当エディターのJさんが取材に来てくれて、Productの説明や、最近のStartupsの動向など、2時間たっぷり情報交換を行なったのですが、その中で、San Francisco と Tokyo で btrax Inc が主催する Japan night Ⅶ でのファイナリスト AgIC の名前が上がっていました。「彼らは超優秀だよ」と。

東大出身ベンチャーの AgIC は、家庭用プリンターで電子回路を印刷できる技術を製品化したり、電子回路を描けるマーカーペンのようなものを作っていたりして、今、Makers界隈のみならず有名になってますよね。東大系ベンチャーと言えば、Googleに買収されたロボティクスの SCHAFT を始め、超優秀な(当たり前か)Startupsがたくさん出ているという印象です。

Jさん曰く、Japan Night のようなPITCH大会では、サービスやTechはもちろん、プレゼン能力や英語力などがとても重要だけれども、元々 AgIC の清水さんは英語がめちゃくちゃ上手なうえ、更にネイティブの専門家にプレゼン方法の指導を受けていたので、ステージ上でもとても流暢で落ち着いており、他のスピーカーを抜きんでいたとのこと。ここまで徹底的にすべきなんですよね。

今後、このような大規模なPITCHコンテストはまだまだ増えていくでしょうし、当然、英語が主流になっているので、やはり、言語力+プレゼン力というのがビジネスの基本スキルになっていくでしょう。学生時代からこの2つのスキルを、英会話やディベートなどで鍛えておくと絶対に役立ちますね。


(写真はSan Francisco国際空港。本文とは関係ありません)

Innovation Weekend Osaka


昨年の Innovation Weekend Final 2013優勝させていただいたスタートアップスのピッチイベントの大阪大会。グランフロントのイノベーションハブで行われるので、行かない訳にはいかない。

久しぶりのこのピチピチの空気。
いや〜面白かった!

普段、目先のプロジェクトに追われている中で、Visionを見失いがち。でも、やはりこういうイベントに行くと刺激になるし、なんだか元気をもらえますね。お知り合いになれた皆様との出会いもとても嬉しかった。

スタートアップスというのは、斬新なアイデアをエグジット(バイアウトやIPO)に向かって短期間で集中して開発、ローンチを行う企業のことです。ただ起業しました、という会社とは全く性質が異なります。ここ、重要なポイントです。

当然、ただの起業とは、スピード感も「ヒリヒリ感」も違う訳です。そういうスリリングかつエキサイティングなことを行うスタートアップスはとても尊敬できるし、応援したいとも思います。サンフランシスコやシリコンバレーではスタートアップスが山のように生まれていますが、ここ大阪、京都、神戸でも日々、生まれているんですねえ。IT界隈に関わらず。

本当に、ビジネスって面白いなあ。

気を緩めると突然やってくる

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腰痛は突然やってくる。

突然今日のお昼に腰に激痛が。といってもギックリ腰まで行かず、二歩手前くらいなのでまだ大丈夫。助かった。

朝からアメリカの取引先とWEB-EXでつないだカンファレンスをニ時間していて会議室に閉じこもっていたからなのか、それとも前のめりにPCに顔を近づけ、会議に集中していたからなのか、その時は全く違和感がなかったのです。ところがランチに出た瞬間に、緊張感が解けて腰がガクンとなった感じ。アタタタ・・・あの何とも言えない痛み。ほんと持病とは言え、憂鬱ですわ。

今週末は山にもゴルフにも行かなければならないので、少し養生しなきゃです。


記事と写真は全く関係ありませんが、こちらは最高に旨い焼鳥。

旨味を凝縮させるために余分な水分を抜き、熟成を重ねた「フサンダージュをしたプレノワールの焼霜」です。北新地の焼鳥といえば、YAMATOですよ、皆さん。


 
 
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【レポ】新調したトレランシューズを試してみた


トレランシューズとして、NIKE Wild Trail を購入したので早速試してみました。

ランニングシューズもNIKEなので、履き慣れているという点と安心のサイズ感が決定打。山は通常トレッキングシューズで登るのだけど、やはり平坦なところでは走りたい。くるぶしまで隠れるミドルカットのトレッキングシューズでは、重たい上に足首が自由に曲がらず走りには不向きです。


ルートはいつもの、六甲山、高座の滝〜ロックガーデン〜風吹岩〜横池〜雨ヶ峠。今日のパートナーは、次女。体力は長女よりもあるので、お昼に出発しても十分に雨ヶ峠までの往復は大丈夫そうです。もちろん、最初から走る訳にも行かないので、今日は歩きながら履き心地をチェック。

さて、 NIKEのシューズを買う時の注意点ですが、足幅が狭いということ。サイズは通常履いている靴よりも一回り大きめを選びましょう。そういう意味では、何もNIKEにこだわる必要ないのですが、そこは好みというものですね。

柔らかい歩き心地と軽さは抜群。ソールもトレラン用なのでグリップして滑りません。山走にはぴったりです。他のメーカーを試したことがないのですが、お値打ちな買い物が出来たと思います。


さて、体力自慢の次女(小2)と二人だけの山は、かなりスムーズに距離を稼ぐことが出来ました。やっぱりシーズンですね、山にはハイカーがいっぱい。良い天気にも恵まれてとても楽しく登ることができました。

さあ。次の山はいつかな。
今から楽しみで仕方ありません。