打ち納め


年末は納め、年始は初める。

暦の上ではただ日付が変わるだけなのに、大晦日と元日では大きな違いがあります。締めくくって、また初める。切り替えという意味でもとても重要な事ですね。

そういう意味では、今日は「打ち納め」(また三日後には打ち初めなのですが)。今年も月に約一回ペースでラウンドしましたが、今日は打ち納めにふさわしい晴天、気の合う仲間と共にラウンドするのは最高でした。

IMG_2946

いよいよ明日は大晦日。

年を追う毎にグローバル化が進み、IT化しているといいつつ仕事の量は増える一方ですので、仕事だけは納めも初めも関係なく続きそうですが(ありがたい)、もし、少しでもゆっくり出来る時があれば、ここぞとばかりに骨休めをしたいと思います。

納会2015年


今日は仕事納めでした。
お取引先の皆様、今年一年大変お世話になりました。来年も変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

そして社内のみなさん。
今年もありがとうございました。見えない明日を過ごし、眠れぬ夜を越え、頭が割れそうなくらい知恵を絞り、それでも見えないものを見ているかのように毅然とし、いつも笑顔を忘れず、楽しい毎日を過ごしながら、よくがんばりました。

来年はもっとワクワク、楽しい一年になります。ええ、きっとそうなる。

「世界の変化のスピードがこれだけ速くなると、〈地図〉はもはや役に立たない。必要なのは〈コンパス〉です。そして素直で謙虚でありながら権威を疑うことなのです」
(MITメディア・ラボ 伊藤穰一所長)

目指すべき方向はぶらさず、正確なコンパスを持ちつつ、2016年もがんばっていきましょう。

ありがとうございました。

IMG_2938

IMG_2934

京都で日本人の親切にふれる

昨夜は飲み会の梯子、今日も米国からの来客を京都に迎えて早い時間からの会食です。スタートが早かったこともあり、この時間には解散して阪急電車の車窓から外を眺めつつ更新。今から地元の忘年会に参加しますよ。いやー年末ですね!

本題に入りますが、日本人の親切さに感動する出来事が短い時間で二度もありました。

サンフランシスコからクリスマスバケーションを利用して来日していた方々ですが宿に指輪を忘れたことが分かりました。早速、宿に電話をすると、指輪を探してくださり、なんと会食をしていた寿司屋まで指輪を届けてくださいました。彼らがラッキーだったのはもちろんですが、「どうして日本人はこんなに親切なの?考えられない」と感動しきり!

IMG_2919

真剣な眼差しで「この親切さはどこから来るのか?なぜなのか?」と尋ねられても答えに窮します。でも、そんなに感動してもらえると、日本人である僕たちもとてもうれしくなりますよね。
これが日本の「お・も・て・な・し」とお伝えしておきました。

そして「親切な出来事」は僕のところにもやってきてくれました。

ICOCAにチャージをして、そのまま改札でピッと入ろうとするとブブーっとエラー音が。ケースを見ると入っているはずのICOCAがないではありませんか。あれーなんでー?と思ってカバンから服のポケットからパンツの中まで全部探しても見当たらず。これはきっと落としたな・・・ひょっとしたらどなたか届けてくれているのでは・・・と駅員さんにたずねてみると、ICOCAを券売機から取り忘れていたらしくてどなたか親切な方が届けてくれていたようです。ICOCAなんて、財布と同じで使おうと思えばいくらでも使えるのに、なんて親切なんだ。

こういうことがあると、自分も人に親切にしようと思います。
親切は連鎖しますよね。

素敵な出来事が二度もあった京都の夕でした。

IMG_2918

IMG_2922

LINSINGER レール削正車

[ad#ad-2]
 
 
不定期ポスト、「シリーズ・働く電車」のコーナーです。

地元の駅で珍しい保線車両を見つけてしまいました。調べてみるとオーストリアのLINSINGER社のレール削正車とのこと。顔が実にオーストリア的というか欧州的でかっこいいですね。

IMG_2911

IMG_2912

レール削正とは、列車の走行によって摩耗したレール頭部を研磨することによって寿命を延ばし、騒音等を軽減することをいいます。この場所には、つい先日まで Plasser & Theurer社 のマルチプルタイタンパーが停まっていて、通勤の朝夜に見て楽しんでいたのですが、このようにまた違う種類の「働く電車」があると楽しみ倍増です。

世界はまだまだ知らないことだらけです。

[ad#ad-2]

ナチュラリストって言うのか


雨の一日は自宅でおとなしく仕事と読書。
午後から用事で出掛けるものの、夕方の17時前には既に真っ暗で、ああやっぱりこういう日は家に閉じこもった方がいいなと。

そういえばクレジットカードの会報誌が届いていたなと、封を開けて眺めて見ることにしました。旅の紀行記がたくさん掲載されている会報誌は、こういう日にはうってつけの読み物です。

IMG_2906

今回の特集はカナダ、オンタリオ。山と湖に囲まれたロッジでワインを飲みながら釣りをするなど、いかにもカナダ的。カナダはバンクーバーとその近郊にしか行ったことがないので、ロッキーやオンタリオは夢の地です。釣りも舟もしないけれど、山と森と湖には惹かれます。そういう意味では、この誌面で書かれている「ナチュラリスト」なのかもしれません。

ナチュラリスト。

意味としては、「自然に関心をもって、積極的に自然に親しむ人。また、自然の動植物を観察・研究する人。2 自然主義者。」と定義されるようです。僕は自然に哲学や理念や主張はないけれど、ただ自然の中に身を置いているだけで身体と心がリラックスするので、自然に親しみ、その中に身を置くように「自然と」しています。

FALCON9 着陸成功 のyoutube動画を何度もリピる


イーロン・マスク率いる SpaceX のFALCON9が帰還着陸に成功したというニュースにガッツポーズしました。(SpaceX、大型Falcon 9ロケットの着陸に初めて成功 – TechCrunchより)

FALCON9は、使い捨てではなく再利用を目的とした、垂直に離着陸が出来るロケットです。今まで何度も打ち上げられてきましたが、爆発、炎上を繰り返してきました。今回、史上初めて、宇宙空間に人工衛星11機を運搬し、その後、帰還して水平着陸に成功しました。

cwyy1dyu4aefuad

まさに歴史的瞬間です。この成功の裏側にどれだけの資金投入と、エンジニアの汗と涙、不屈の精神があったことか!リアル下町ロケットです。帝国重工の社長の言葉を思い出されます。

「開発に携わるものは少しのミスも許されない、極限状態のまま完璧なまでにミスをしないよう違いに2重、3重とチェックを重ねてその上で信頼を高めていかねばならん。ロケットをなめるな!」

Youtubeでは着陸に成功した時の管制室の喜びが投稿されていますが、まさに全員でガッツポーズ。下町ロケットでは僕もTVの前で何度もバンザイしましたが、今回も同じくPC画面の前でバンザイしました。人が喜ぶのはいい!アツい気持ちと、チーム一丸。これぞ、仕事の醍醐味です。

走れるうちは走っておけ


下町ロケット、最終回でしたね。

毎回必ず泣きながら見ていました。熱い気持ちと泥臭い努力の積み重ね。技術を信じ、誠実に困難に立ち向かうところに共感します。自分たちは佃製作所よりももっと小企業ですし、スマートなことは全然出来ずに、ただひたすら前にある壁を乗り越えながら泥臭くがんばっている会社なので、余計にそう思うのかもしれません。

いよいよ年末に近づいてきました。
まだまだ仕事が山積していますが、気合いと元気で走りたいと思います!

IMG_2837

こちらは先日ゆりかもめの先頭から見えた富士山。

富士山を見るとやっぱりアガります。結局三日間連続で最前列の席に座ることができました。

製品化とマネタイズ(量産化)


長い東京出張も終わり、最終の新幹線で帰阪中です。

土曜日だというのに指定席は満席、グリーン車ですら隣に人がいるという状況に、JR東海の株価を下支えするパワーを感じます。GUGENコンテスト2015の懇親会で酒を飲み、さらに秋葉原で会食をし、まだまだ疲れが取れないので、車内ハイボール。いやあ、うまい!!

IMG_2899


今回で三度目のGUGENですが、毎年スポンサーをさせていただいて感じるのは、製品試作までの障壁が年々下がっていること。センサーが多様化して安価になり、クラウドプラットフォームも充実し、いわゆるIoT製品の開発がとても容易になりました。すなわち、[アイデア]さえあればプロトタイプレベルのものは作れるということです。

一方、そこからのマネタイズ(量産化)の壁は依然として高く感じます。
日本では製品開発に資金が必要だったとしても、Silicon Valleyのように数億の投資がいきなり動くということはありません。少額の投資なのに色々と口を挟まれる場合も多くあります。まだまだ、量産化に成功したハードウエアスタートアップスはない(少なすぎて知らないだけかも)という状態が現状です。

我々も偉そうなことは言えませんが、世界を変える、イノベーションを起こす、そういうアイデアが、もっともっと出て来れば、日本はまだまだ世界のリーディングカントリーでいれるはずです。

とにもかくにも、皆さまお疲れ様でした。
お会い出来た皆様全てに感謝です。

IMG_2890

僕はなんてラッキーな人間なんだろう


毎日ゆりかもめに乗ってビッグサイトに向かうのですが、新交通は無人運転ですよね。この場合、神戸のポートライナーや六甲ライナーも同じですが一番前の席に座ればあたかも自分が運転しているかのようなシミューレション(錯覚)に陥る訳です。

気持ち悪い話で恐縮ですが、電車マニアとしてこんな素晴らしいことはありません。こうなると、ゆりかもめの先頭車両の一番前の座席は僕のような属性の人間にとっては激戦区となります。椅子取りゲームですね。

今回、僕はとてもラッキーなことに、二日連続でその激戦区席をゲットできているのです!

一日目
IMG_2787

二日目
IMG_2824

ああ、なんてラッキーなメンなんだろう!
気持ち悪いといわれようが何と言われようが、これだけで一日仕事を頑張ることができるのです。どうでも良い話で恐縮です。

もはや車というより、走るデバイス


今日から東京ビッグサイトで SEMI SEMICON Japan の特別展、World of IoT にQuadceptとして出展しています。
https://blog.quadcept.com/ja/semicon-japan-2015/

初日からたくさんの人に来場いただき、通常の展示会ではお会いできないような属性の方とも話が出来てとても有意義でした。

さて弊社の前には、テスラモータースのブースがあるのですが、やはり注目度は高く、朝から夕方まで引っ切り無しに見学者が訪れていてとても賑やかです。

スタッフの方々とも仲良くなり、色々と話を聞いていると、意外にもモーターショーなどには出展せず、このようなIoT系のイベントに積極的に実車を展示しているそう。まさに「車」ではなく、「走るコンピュータデバイス」とでもいいましょうか、そんなコンセプトが垣間見えます。ブースもとてもシンプルで、実車(Model S)が置いてあるだけで、パンフレットもカタログもPCも何もなし。ただ、車とパーテーションがあるのみ。スタッフの方は来場者のバーコードだけをスキャンし、あとはメールマーケティングで試乗会の案内などのアップデートを行うそうです。ノベルティもありません。モノがあって、モノがいいから、マーケティングも実にシンプル!

IMG_2792 (1)

社内もシンプルで、タッチパネルで全ての操作を行います。車高の調整、サンルーフの開閉もタッチパネルで直感的に。iPadを操作するのと同じです。

IMG_2820 (1)

IMG_2822

IMG_2818 (1)

ぶっちゃけ、欲しくなりました。
値段は別にして。笑